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2016年04月05日 イイね!

保存版・ 珍車PART604

保存版・ 珍車PART604
珍車604ももうすっかりと見なくなったモデル。

トヨタとしては珍しく?マジメで商品企画からしっかりしたスタンスを取り発売後も地味ではありましたが堅実なサルーンとして一定の支持を得、街中でもそこそこ見れたモデルでした!


私もこれ売ってましたんでね、正直スタイルはイマイチでパッとしませんでしたが転がすと当時のトヨタらしくなく大衆迎合せず5ナンバーセダンとして使い勝手に優れ可能な限り室内を広くする設計者の努力が手に取るように解り煮つめて造られたクルマだと思います!

⇒『昭和59年(1984)2代目SV10型カムリ1800XTサルーン』!!

SV10の型式が示すようにカムリのネーミング的には2代目ながら初代がカリーナのボディを使うセリカの派生=セリカセダンであり型式もセリカ/カリーナのA(RA/TA)でしたしネーミングも正式には『セリカ・カムリ』、この事からSV10は実質的にはカムリとして独立=初代と捉えるのが本質だと思います。

セリカカムリが“セリカ4ドア”をコピーにしていたように味付けはセリカのスポーティな雰囲気を受け継ぐスポーティセダン、本来この役割はセリカ/カリーナが初代デビューした1970年からカリーナが担ってきましたが代を追うごとにカリーナはお買い得モデルの乱発などもありカローラ〜コロナ間を埋める中級ファミリーセダンというもう一方の側面が強くなりかつ79年に発売された日産ブルーバード910型(SSS系)が久々の“スポーツセダン”の性格を色濃く表し大人気を得たためカリーナのボディにチョチョイと手を加えトヨタ2000GTやMA45/55セリカXXのT字グリルを与えた非常にスポーティなエクステリアを持たせて910に対抗したモノでした。

↓“スポーツセダン”を銘打って79年にデビューしたセリカカムリ


セリカカムリは当初はコロナ/セリカ/カリーナから流用の12T-U/13T-UのOHVエンジンのみでデビュー、見せかけだけのスポーティでしたが80年には21R-Uの2000SOHC、18R-GEUの2000DOHC-EFI、3T-EUの1800OHV-EFIを一気に追加、21Rは高級モデル2000SE、18R-Gは兄弟でお馴染み2000GT、そして3Tは1800SXという布陣。

これらにはベースのカリーナですら与えられていないRrセミトレの脚廻りが与えられ4独の脚を日産にかなり遅れながらもこのクラスに採用、ライトスポーティのSXと当時トヨタの最大の武器であるDOHCはエクステリアにようやく追いつくスポーティな性能を得ておりこれには私も憧れましたねー…

しかし82年にFMC、SV10となった新生カムリは先代のイメージは全く継承されず新時代のFFサルーンに生まれ変わりました。

時代は既にこのクラスでもFF化の波に逆らえませんでしたがあくまで保守を貫くトヨタはFF化には慎重、初のFFモデルであったAL10ターセル/コルサがそうだったように主力のカローラはあくまでFRで残しAL10をまずパイロット的に出す、SV10もこれに倣い主力のコロナのパイロットモデルの役割をSV10に与えた訳ですね!

尚、SV10になってからは販売店違いの双子兄弟である『ビスタ』もラインナップ、暫く(〜5代目)までは兄弟モデルでしたがビスタ店の店名変更やら何やらで現在はカムリだけ存命です。

さて、現車ですがSV10は82〜86年までのモデルライフ、出品車は84年MC後の後期になりますね。

例によってマスクとテールの意匠違いですがこの頃になるとFFもかなり浸透してきており後期には前期になかった3S-GELUの16バルブDOHCが搭載されたりとワイドレンジ化したのが特徴。

↓総評3.5、実走行10万少し出た程度でまだまだ現役を続行できます!


SV10になった時は既にカローラ店で営業やっていてコイツに最初に触れた時は正直、先代のイメージとはあまりにかけ離れてしまいガックリきたのを鮮明に憶えています。

あの素敵にさり気ない“大人のGT”的存在だったセリカカムリのスポーティさは皆無、見るからにファミリー然となってしまいスポーツ心は微塵もくすぐられませんでしたネ〜

しかし乗ってみると「ん?他のヨタ車と違う」という感触でまずダッシュの肉厚まで削ぎ落とし極限まで室内長にこだわりFr/Rrシート形状も工夫、見せかけギミックの得意なるトヨタにしてはセンターコンソロールにまで気を使い無駄なく効率的に広大な車室空間を追及している点にまず感心、エクステリアもトヨタらしくない地味な出で立ちながらスクエアなデザインに6ライト形式を採用し視界良好、見切りも非常に良く長時間の運転も苦にならない、そんな配慮がなされたマジメなクルマ造りをすぐに感じました!
「やればできるじゃん!トヨタ!」と思いましたがね(笑)

先代と違い決して速そうなイメージは皆無でしたが新エンジンでこのSV10でデビューしたレーザー1S 1800OHCエンジンは従来のOHVだった13Tとは較べモノにならない程軽快、設計が古く後付け排ガス対策された13Tのドライバビリティは目を覆うものがありましたが同じ1800か!と思うほど良く廻り気持ちのいいエンジン、旧型1800よりは格段にシャープな走りでしたね。

第2弾となるFFはAL10→20で採用した独特な縦置きFFとは異なり横置きFFとされ後にオーソドックスとなるFFの基本形を採用、トヨタらしくFFの悪癖は可能な限り現れないようにうまく造られていましたがトルクステアは若干意識させられましたし元気なエンジン+FFに13インチのタイヤはトルクを吸収しきれずに少し荒く乗ればホイルスピンとアンダーステアはお約束、当時はまだインチアップとかの文化なかったですからね、脚も少し腰砕けとストローク不足を感じました。
まぁ、これも後期になり特にツインカムモデルなどはタイヤ容量も上がりかなりマシにはなりましたが前期モデルは見かけと違い飛ばすとじゃじゃ馬の部分もありましたっけ〜…

↓FFを活かすためにセンターコンソロールを潔く廃したインテリアはトヨタとしては英断!!


SV10もデビュー時はトヨタ内でも孤高の?FFセダンでしたがこれ以降カローラ、コロナ、カリーナも続々とFF化、後期の時期には身内ライバルがひしめき苦戦を余儀なくされましたがサイズの異なるカローラはともかく、同じクラスにいるカリーナとコロナがスタイル優先な部分があったためそういう色気のないSV10は先発ながらも室内空間は一番、三菱ギャラン/エテルナΣFMCによりE10系になりこれも驚く広さでしたがΣが出るまではSV10が一番広かったと思います、Rrシートの足許は冗談抜きにセンチュリーより広かった(*^^)v

↓セダンらしい端正で無駄のないスタイルが後席の広大空間にも寄与していました!


今でこそミニバン文化でセダンの後席広さを競うなんてナンセンスかもしれませんがこの時代は大〜小までカタログには必ずそれを謳う記述がなされていたのも懐かしい…

↓外装評価は記載なしですが前後共問題なくC評価は間違いないでしょう!


人気車でもなく名声もなかったので落札額は希少車ながら解体価格+αでしたが機関にも大きな不具合もなく部品供給の不安を別とすればまだまだこれは現役で日常使用にも耐えうるレベルだと思います。

年式的に輸出は難しいので国内での存命が期待できそうなSV10カムリでした(^^)v
Posted at 2017/11/30 17:49:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2016年04月01日 イイね!

保存版・ 珍車PART602

保存版・ 珍車PART602 今回は街角天然珍(^^♪

⇒『昭和54〜56年4代目TE71型カローラセダン1600GT』!!

TE71は77年、先代TE51/55レビンとLB-GTで復活した2T-G(EU)を搭載した当時、唯一のテンロクDOHCモデルを79年のFMCにて2T-Gグレードを拡大、バン/ワゴンを除く70系カローラの持つボディ全てにDOHCを奢ったものです。

カローラin2T-Gは72年にレビンとして20系で登場していますがセダンでDOHCを搭載したのはこのTE71が初、セダン/HT/LBが1600GT、クーペのみ伝統のレビンを名乗りましたがレビンとGTのエクステリアや内装の味付けは一緒でした。

ワタシが初めて乗ったトヨタ車はこのTE71のレビン、学生時代にギャランGTOにてクルマデビュー、2台のGTOを乗り継ぎトヨタ販社に就職、メカの間はGTO乗ってましたがさすがに営業に廻されてからはまさか他社に乗っている訳にもいかず当時86デビュー後でしたが金ないのと86のスタイルがNGでしたしTE71レビンはウェッジが効く直線美が非常に好みでしたのでね、2T-GEU型DOHC-EFI115psは当時としては光り輝くスペックでしたしGTOに続きこれで腕を磨いたり弄る楽しさを教えてもらったクルマ…

↓3番目の愛車だったTE71レビン!


二十歳そこそこでしたしねー、当然この頃はセダンGTなんて眼中なくHTかレビンにしか目が行きませんでした。

市場としてもセダンのGTは殆ど売れずに売る側としても滅多にお目に掛からなかったなぁ…

ラリーストが稀に手にする位で当時はまだまだカローラセダン=絶対的大衆車/ファミリカーのイメージが強くラリーにしてもHTのGTの方が支持が多かったですしね、上級のコロナやカリーナは比較的早い時期、70年代前半からセダンGTをラインナップしていましたがファミリーイメージが強いカローラセダンは遅れに遅れようやく80年代1歩手前で登場でした。

現在はそのセダンGTのレア度が旧車としての人気ではレビン以上のものがありますが実際セダンGTが市民権を得たのはこれより2代後の90系からかな?それ以降は箱で速いクルマを好むマニアさんにはメジャーなセダンGTですがTE71、そしてAE82のセダンGTはこんな経過もあり数も出ておらず探すとなると大変、それでもFRという点からTE71の後期型GTはそこそこ残るも前期の丸目4灯はかなりの希少です!

個人的にも70のセダンは圧倒的に前期派!何せそれまでは4灯ヘッドライトという顔付は中級車以上のイメージだったので大衆車カローラは4つ目になった時は軽い衝撃、これだけで一気にカローラの立ち位置が上昇したようなイメージでした!

↓オリジナルのTE71セダン、GTマグタイプホイールと“DOHC-EFI”ロゴ入りストライプが只物でないカローラを主張!


↓後期は角目2灯式!


現車はパッと見だけですがホイールとベレGミラー、車高以外はオリジナルだと思います、30年超のボディはロッカーパネル等下部にややサビはあるものの綺麗、この70系の時代はまだまだ防錆技術がよろしくなく7〜8年もすればサビ→穴はお約束だったのですがこの個体は屋根保管だったか修正済の様子、醜い穴開きは確認できませんでした(*^^)v

↓ベレGミラーと恐らくロンシャンのA/Wに程よいローダウンがキまってますネ!


『山梨501』ナンバーですんで最近手に入れたモノでしょう、よくぞ見つけた前期GT、価格は3桁間違いないでしょうね〜…

やはり歳取りましたね、昔は見向きもしなかったセダンGT、今は萌え萌えしてしまいます(^_-)-☆
Posted at 2017/11/30 17:38:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2016年03月12日 イイね!

保存版・珍車PART594

保存版・珍車PART594 コイツも天下の大トヨタさんのモデルとしてはなかなかのマイナー車!
まぁ、ダイハツ絡みですと最近でもデュエットとか大概はレアですがね、トヨタと言えども(;^_^A

このモデルはまだSUVなんて洒落た言い方はなかった時代、まだまだクロカン=漢のクルマ、特殊用途と見られる時代のモノでいかにもワイルドで男臭いですよね、まぁ、トヨタがそんなクロカンをランクル200やプラド、ハリアーをリリースしいつの間にかにクロカン→SUVに変化させとてもじゃないですが昔の本来の役割でダートやら道なき道を行くような走行はできない?何ための4駆か解らない本末転倒の高級SUVに変化させてしまいましたがまだこの頃は先駆の三菱ジープとかスズキジムニーに相通じる逞しさを感じられたモノです…

⇒『昭和56年(1981)初代LD10型ブリザード』!!

ブリザード、クロカンマニアじゃないと知らないかな?昨年復活の70ランクルが超人気でしたがこれ以前のライト級クロカンがブリザード!

まぁ、これはダイハツタフトが元ネタで子会社→親へのOEMで80年に発売されたモノでした。

ブリザードは現車の初代が80〜84年、2代目が84〜90年の2世代、初代がタフト、2代目がラガーと共にOEM供給でその後ランクルプラドに継承、今では完全に忘れ去られたモデルだと思います。

↓ブリザード元ネタのダイハツタフト


元ネタのタフトそのものも滅多に見ないクルマ、前述の通りまだまだこの手のクルマが“特殊”扱いでしたからね、致し方ないですがそれでもさすがトヨタの金看板でブリザードへ供給後はマニアなお方が時々転がしてましたかねー、それでも当時ある程度クロカンでメジャーなジープ、ジムニーには遠く及ばない目撃だったと思います。

出品車、貴重な中でもまた貴重な初代の初期モデル、これ以後トヨタ商法で2代目〜プラドと段々派手に高級に、良く言えば都会的に変貌してゆきますが初期モノは40ランクルの小型版みたいな出で立ちがイイ味出していたと個人的に思います!

↓RB評価、内外Cは年式とクルマの性格的には高評価です、実走9万?台がポイント高い!


出品車、クルマ的に仕方ないですが下廻りのサビは酷そう、この年代のトヨタ車(ダイハツも同様)は防錆があまり良くないのでひょっとしたら座ったら足許から路面こんにちは♪かもしれませんwww

ただ、機関的な不具合は記載ないですし優秀なL型ディーゼルエンジンは9万?程度じゃまだまだ現役、L型も末梢は長く造られましたしまだパーツ供給は大丈夫なのかな!?このエンジンは海外でも人気/信頼ありますからね、乗った感じはいかにも昔のDって感じで現代のDのようにクリーンでもないし煩いし伸びはないながらもトルクフルで扱い易いエンジン、いすゞや三菱ほどのタフさはないながらも乗用車メーカーのDエンジンとしてはなかなか優秀だった思いがあります。

↓トヨタ車とは思えない質素な室内がまだまだ俗化されておらず好感持てます!


ジムニーはあくまで軽の範疇、かと言ってジープでは大袈裟!という隙間を狙ったブリザード/タフト、RVの先駆みたいなイメージで一定の役割を果たしましたが大成功までいかなかったモデル、ジープやジムニーならマニアも多く極低年式でもある程度残っていますがブリザードはそうはいないでしょう、少なくとも関東ではも初代なんて四半世紀は目撃ない、愛知や三重、岐阜の山間部にはいるんかなぁ…!?!?

↓FRPのハードトップモデル、そこは綺麗ながらボディは穴も含めサビは覚悟ですね、車検行けるレベルかどうかで…


ブリザードは当時新チャンネルとして立ち上げたトヨタビスタ店がメインのモデル、カローラ店にいたワタシからするとクレスタとブリザードだけが被らず売れ線のカムリ=ビスタSV10、カローラ?=ターセルAL20とは激しく競合するライバルでしたのでね、ビスタ店にはいい感情ないのですがブリザードは別に羨ましくはないながらも変わったの持ってていいなぁなんて思っていた懐かしい車種、まさか現生でまたこれを語れるとは思いませんでした(^^ゞ

↓ランクル40を彷彿させる顔付がいいですね、知らんヒトはパジェロJr/ioならぬランクルJrで通るかもw


出品はトヨタさんには遠い東からのお出まし、落札はこの状態でもそこそこ高く20万超え、多分貿易、それも部品取りかエンジン狙いかもしれませんが35年超のクロカン車、まだまだ海外なら充分もし現役ですしね、もう一花咲かせて欲しいモンです(*^^)v
Posted at 2017/11/30 16:26:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2016年02月27日 イイね!

保存版・珍車PART588

保存版・珍車PART588 スゲェですよ、コレ売ってたので良く知ってますwww
と言う訳で今回のお題はコレ…

⇒『昭和60年(1985)5代目AE80型カローラセダン1300DX』!!

80はFR+4A-Gの威力でレビン(AE86)こそ人気あるましたがハッキリ言ってセダンは失敗作、FFに変貌したのもありますが先代の好評70型カローラとは打って変わったスタイリングが評判悪く売る側は相当苦労したものです。

展示会でもお客から「ありゃま、何でこんなになっちゃったの?」と問われる事が数多く30年経っても未だに耳にこびりついていたりして('_')

まぁ、85年までは最大のライバルであるサニーもB11、これもヘンテコで売れませんでしたのでね、それに救われ80も売り上げNo1は崩さないでいられましたが最大の強敵jは同じ80のSEXYスプリンター!

これは6ライトの上品な出で立ちでカローラより若干高い価格設定ながらことスタイリングの点ではこちらの方が魅力、カローラ店のセールスとしてもお客様の仰る通り!内心「スプリンターの方がいいべ」と思いながらも必死に上司に泣きついて値段でお客を釣る、そんな思いでがコレを見ると蘇ります…

それにしても出品車、程度は決して芳しくないですが驚きのワンオーナー、テールに枯葉もとい、紅葉マークがこびり付いていますが40代で新車購入し今日まで慈しんできたのでしょうね、30年で走行11万?台というのも少走行、お年を召されてからはあまり乗らなかったのかな?と推測します。

↓外装評点ナシ、外装Cですが総合はワンオナ+少走行が効いて3点を確保!


ボディや内装にくたびれは当然ありますが安手の大衆車ですし逆にこの程度の痛みで済んでいるのが前オーナーさんの愛情を感じます、記録簿も一部きちんと保管してらっしゃるし…

しかしこれが1300DXという低グレードである事が感動ですよね〜、これ売ってる時でもそうは1300DXなんて出た記憶ない、せめてDXサルーンとかGLですし当時は景気も良かったのでほぼSEを売っていた記憶があります、勿論私が従事していた首都圏と地方のDラーでは売れ線も違いますがデータ等を見てもDXなんて社用車など法人需要が殆どでしたし。

記憶が確かならばDXはフェンダーミラー標準、ドアミラーはopだった気が?85年ですともしかしたらドアミラー標準だったかもしれませんが当時40代ならopだとしてもドアミラーを選択したのでしょうね。

1300は基本AL10ターセル/コルサからの2Aエンジン(2A-LU)、70の1300までは名機K型(4K-U)を搭載しておりこれはOHVとは思えない元気さが魅力で70の場合既にA型になっていた1500よりも1300がオモロかったので80になり廉価版A型になったのもガックリポイントながらDXは装備がなく軽いのもありましたし2Aも新しいエンジンだけあり吹け上がりは元気!DXは4速(MT)だともう1速ギアが欲しくなる程軽快な走りを示していました。

しかし低グレードに価値を見出すヒトは殆どいない、しかもある程度古くなれば真っ先に解体に出される大衆車の低グレードが30年後に残るってかなり凄い事ですって!!

ハコスカやケンメリ、ダルマやS30Zが残るのはある意味当たり前、現役時酷評され人気もなかった80カローラのDXの生存に乾杯、いや、完敗って感じ(;^_^A

↓Cレベル確保の室内は清掃で充分蘇りますね!しかしセミトリムってのが時代を感じさせますねぇ。。。


出品車は丁度MCが行われた85年のモデル=前期型最終になりますね。

80カローラは歴代カローラの中でも結構稀な“冒険”したモデル、何せ保守的なユーザーに大きく支持されたクルマなので大変革がご法度なモデルながら80は初のFF方式という事もありコンセプトはそのFFを生かす内容でまとめられており個人的にはNGだったスタイリングも車室や積載スペースを考慮した珍しく(?)トヨタとしたら真面目な設計でした。

皮肉にも結果はアンチョコに造った→旧70系(TE71)のシャシをキャリーオーバーし新エンジンをチョチョイと載せたFRのままのレビンGT/GTV/GT-アペックスは過大評価されマンガのおかげで現在も名車扱いになるほどのクルマになりました冒険しマジメに取り組んだセダンは特に次期90系が大人気でしたのでこれの代替えで死滅した印象、90年代半ばには不人気とは言え天下のカローラですからそれなりに見かけた80、ほぼ見れなくなっていましたっけ…

↓素バンパー、ガーニッシュなしの情けなさが今となってはより郷愁を誘いますなぁ…


汚れている印象ですがボディに大傷や凹もそうないようですね!

↓ホイールの錆とバンパーのヤレが目立ちますが磨き等で見違えるでしょう、オリジナルって点も評価高し!


出品は西、落札額は立派で二桁オーバー!

輸出は年式的に考えにくいですしね、国内業者の落札かな?

まぁ、80セダンも昔よりは見直されておりイベント等でも見かけますしUSDM風に弄ると結構見れるかもしれない、個人的には7このままリフレッシュしてオリジナルで乗って欲しいですがとにかく希少80の希少1300DXの生存に拍手です(^^)/
Posted at 2017/11/29 20:45:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2016年02月17日 イイね!

保存版・珍車PART584

保存版・珍車PART584 今回は結構ド級見つけちゃいました、人気車ですが後期は悪名高き排ガス対策モデルなので人気薄でしたので新車販売後、対策初期のこの年代のモデルは出来悪く再販される事は少なく(されても1度程度)前期型が今や‟絶版車”として高額取引される中、あまり注目もされず上記の事情から残存も少ない…
そんな不運な対策モデルの生き残りが出ていましたぁ(^^♪


⇒『昭和51年(1976)初代RA28型セリカLB2000ST』!!(グレード推測)

泣くマニアも黙る?LBですよLB!!

ワタシが免許取得した80年代初頭、LBはケンメリやブタケツに並ぶ超人気車、GTに限りますがこの時代、DOHCは神でしたのでね、コロナ、カリーナ、カロスプのトヨタDOHC軍団はどれも人気高でしたがLBは群を抜いていました。

初代LBは73年〜77年のラインナップでしたが人気があったのは75年までの未対策モデル、2L 18R-G 145psと1.6L 2T-G 115psの2モデルとも持て囃されますが76年以降のTTC=50年排ガス規制モデルはあまりのパワーダウンで人気は蚊帳の外に近かった…

排ガス規制が行われれ2T-Gは廃止、18R-Gは酸化触媒を主体とする装置による適合が行われましたがDOHC+ソレックス2基は守るもスペックは10ps低下の130ps(未対策はハイオクで145ps、レギュラーですと140psの公表)にダウン、しかしそのダウン感はとても10ps程度のレベルではなく吹け上がりは喘息のようになり加速も息継ぎしますしとても未対策の18R-Gを知る身では受け入れられない代物、こんなデキでしたので市場の評価も悪く年式はこちらが新しくても未対策モデルより極端に安いプライスとなってしまいそれでもあえてTTCを選ぶ人間は少なく大多数が早々の潰しの憂き目に遭っていると思われます。

ワタシもトヨタディーラー時代、扱いでしたのでそれなりにLBの下取りはしましたが未対策なら廉価な1600STでも安いながら値段付けれましたが対策車は…

DOHCのGTでよほど程度が良ければ取る→自社販売はせず業販って感じでした。

↓内装E、外装Cですが総合は3付いてますからそこそこの価値はある感じ!


出品車、グレード表記がないですが76年モデルは2000ST/2000GT、GTVが存在、型式だけですとどちらか判断できませんが現車の内装の意匠がオリジナルならSTだと思います、GTは繊維張りシート、STはビニールレザーでしたし。
ただ、シートをST他に移植している可能性もあるし数少ないGTVの可能性もありますんでエンジン見ないと正確なところは判別不能ですがワタシが出品店なら‟GT”(或いはGTV)は大きなアピールになるので何を削っても書くと思うんですよね(^^ゞ

しかしメッキのタルボ型ミラーはリモコン式の形状でこれはGTの装備、STorGTVはスポーツミラーでしたのでop装着か7GTの可能性も捨てきれず…

逆にこれがSTorGTVでしたらより希少、GTVはともかくSTなんて80年代にほぼ消えてますから。

↓75年の排ガス適合時にMCされたインパネも未対策時代よりは現代的ながら迫力は半減…


内装E評価なのでそこそこ荒れているとは思いますが画像の限り大きな割れやシート破れはなく清掃でCレベルにはなる感じですかねー、75年の主にボディ拡大(ノーズ=排ガス規制補器装置を収めるため)時にインパネも一新され現代に続くマルチユースレバー(ワイパー、ライトS/W)が採用され当時としては非常に新しさは感じながら精悍さは前期(〜中期)に及ばずこれもガッカリポイントだったかな!?

出品モデルは当時注目されたopの激突吸収バンパー(5マイルバンパー)付、輸出用ではこれが義務付けれていましたので対米輸出でも人気高かったセリカLBに真っ先に装備されました。

従来型のボディ埋め込み式バンパーがセリカの特徴でしたがこのBigサイズの5マイルバンパーもなかなかの迫力、まだ出だしの頃はウレタンではなくアブソーバー内臓のアイアンバンパーでしたしね、走りはトロくても見かけは前期以上の威圧感がありました。

ただ、このバンパーのおかげと前期で人気だった5本バナナテールがMCされタンク給油口移動ににより5マイルバンパー車はナンバープレーとが車体中央に移動されておりこの処理は?でした、ギャランGTOをパクったながらも5本テールのリアスタイルも人気の一因だったのでこれも残念に思うファンは意外に多かったです。

↓オリジナルではテールランプ周辺もブラックアウトされています、Rrビュー問題ナシですね!


しかしこれもよく残ってました!

ワンオーナーとの事ですから5桁メーターながら恐らく距離も実メーターでしょう、40年近い前のクルマが9万?ですから近年ではほぼお飾りでしょうね、大きな問題はヒーター不良程度、こんなもんは冬に乗らなければ気にならんしwww

↓塗装は1〜2回はやってますね、オリジナルにはないカラーですが現況大丈夫そうです!


出品は東、落札は名車セリカLBとしては安く三桁の半分にも満たないですがこれも加修かけて店頭並べたら三桁近くにはなる事でしょう、仮にDOHCでしたら三桁突破は間違いないですね(^_-)-☆

発売期間も2年程度、前期に較べ著しい販売減でなかなか現代の残存も見れない後期型LB、よくぞ現れてくれました(^^)/
Posted at 2017/11/29 20:20:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ

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「完成度はさすがトヨタ車ながら憂鬱さも!? http://cvw.jp/b/2682511/48690483/
何シテル?   10/03 00:17
元GureのHNで活動、かつて二拠点生活していた時代や現在の本拠でののクルマ弄り記、また自己満全開の独自の企画モノをUP! 社会に出てディーラーメカ→営業...

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