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元Gureのブログ一覧

2023年05月18日 イイね!

珍車PART962

珍車PART962
珍車962、またAAにお珍しい逸品が出てきたんでご紹介(*^^)v

70年代後半~80年代前半はこれのパトカー、タクシー、ハイヤー等見ない日はなかったけどもうあれから半世紀近く、よくぞ残っていたモンだと相変わらず感心×2…


⇒『昭和50年(1975)MS80型5代目クラウン2000スーパーサルーン』!!


この型が残ってるのって結構珍しい気がする、昔はともかく今や人気のOLDクラウンのクジラことRS/MS60、70や昭和カブレのヤカラに未だ支持のある鬼クラことMS/GS/LS110に挟まれた5代目RS/MS80~100系、比較的残るのは後期100系の4HTかな?前期セダンはかなり珍しくワタシもかつてDラー勤務でスーパーDXを下取りして以来に見たかも、軽く40年前www

この型の時は悪夢の50~53年排ガス規制時代、74年にデビューした4代目はこの排ガス規制に手間取り79年までの5年間というこの時代4年がモデルライフが常識の中でロングライフだった…

何せ当時、先代のクジラが大不評、ライバルのセドグロ230が高級車の王道であった四隅をピーンと張る威風堂々のスタイルだったのに対しクジラはスピンドルシェイブと呼ばれたカプセルチックのヘンテコな?スタイル、トヨタとしてはかなり攻めていて”70年代の先端を行くデザイン”と売り込むも大コケ、このため4代目では先々代RS/MS50系時代に立ち返り再び王道スタイルに慌てて戻したという…

因みに長いクラウンvsセドグロの闘いで売り上げや人気で唯一セドグロに負けたのがこのクジラだったのは有名なお話(;^_^A

再び四隅を張りロングノーズ、ロングデッキの堂々とした直線美を取り戻した4代目S80(セダン)クラウン(HT系はS90、76年以降の51年規制モデルからボディに関わらずS100系となる)
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イメージキャラクターは歴代クラウンから引き継ぐ山村聰氏と吉永小百合さん!
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S50系時代に意匠を戻した点、新規に4ドアピラードHTを追加(他に2HTもアリ)等で再びクラウン人気は上昇、クジラで失いかけたオーナーを呼び戻すのに成功したって訳ですナ!

それでは現車、総評は3.5ながら内外はD、E/g不調や下回りの錆、マフラー破損、A/C冷えずとの事で慢心創意?ボディも再塗装からなる色むら等があるようでクラウンマニアのレストアを期待したいところ、ベースとしたらイイ個体に感じる…


インパネやシートの状態はソコソコって感じ、ハンドルが純正でないのが惜しいけどマニア垂涎のベンコラ6人乗りってのがソソられる!?
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登録がS50/6、この年限りで未対策車販売できなくなるのでトヨタは昭和50年、未対策モデルをクラウンに限らず大量に生産し市場に流し他社が既に規制もモデルを発売し未対策と併売している中、ギリギリまで未対策のみを販売したトヨタの姿勢、当時はかなり批判されたけど排ガス対策に手間取りブービーでパスしたトヨタの適合エンジンは目を覆いたくなる惨状で当時駆け込み未対策を購入したユーザーはそりゃもう大当たりって感じでしょうw

外見は塗装艶がなくなっているものの基本オリジナルで大きな傷、凹はなし、ホイールは社外品!
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後年伝統的なグレードとなる「ロイヤルサルーン」はこの代から採用、但し4代目では最上級2600のみでの設定で2000の最上級は現車のスーパーサルーン!
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当然無事落札、このご時世なのでやはり高額で店売りプライスは整備、加修すれば200は超えてくるのは確実、セドグロは旧車バブル前でも230~430はヤカラ人気から結構高額取引されていてクラウン、特にセダンは長い事解体価格+α程度だったものの今やこれもお宝になりましたナ(^^)/
Posted at 2023/05/18 18:42:39 | コメント(2) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2023年03月31日 イイね!

珍車PART958

珍車PART958
AA珍車、今回も70年代に白熱したトヨタのGTシリーズ(セリカ・コロナ・カリーナ)の影に隠れどこかマイナーな印象で同じDOHC 18R-Gエンジンを積みながら人気薄、当時のスポ車マニアからは結構な塩対応をされていたこのモデル!

⇒『昭和50年(1975)2代目RX22型コロナマークⅡ2000GSS』!!


どうですかー、当時を知る世代にはマイナーな印象しかないでしょ!? 当時大人気の2000GT御三家と違いGTではなくGSSを名乗っていたのも今一つ”GT”ブームに乗れなかったキライもあるけど個人的にはそのいぶし銀的存在価値、結構好きだったりと…

GSSは初代マークⅡの途中から追加、トヨタ2000GT~1600GTですっかりDOHCを我が物としたトヨタDOHC第三弾として1969年に登場、この時何故かこのTOPグレードはGTとは名乗らず”GSS"とされこれ以降の後輩が”GT”を名乗り颯爽と人気モデルに成長する中、何か取り残された感じ?71年初のFMCで2代目になった時、GTに改称されるかと思いきやそのままGSSを継承したと言う…

初代GSSの1900cc10R型(後に8R-G型に改称)DOHCを2代目では2000ccに拡大した18R-G型に変更、当時2L最高psの145psを叩き出すスーパーエンジン、73年にコロナ、セリカ、74年にカリーナにも移植されそのパフォーマンスはこれら”後輩”により認知され81年のソアラ5M-GEUが出るまで、トヨタ、いや、国産ハードモデルの頂点に君臨したエンジン、同じ81年にマークⅡも4代目となりこの18R-Gの流れを継ぐ18R-GEUを積み今度こその?『2000GT』を設定するも既に3代目以降は高級車イメージに変化したマークⅡには不釣り合いという印象で全く売れずって感じ、つくづくマークⅡとGTというネーミングは相性悪いんだなぁと思ったモノ、まぁ、GX71時代に『GTツインターボ』が設定され高級と高性能をうまく融合させたツインターボは大成功だったけど。。。

マークⅡGSSについては ココ 内の~今週のスポットライト~コーナーで語ってるで今回の余談は別の視点からw

刑事ドラママニアの元GureとしてはマークⅡGSSと言えばこれ↓
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このメンバーでピンと来るヒトはやっぱマニアwww

そう、70年代の3大刑事ドラマと言われるGメン75、これのホントの初期に前期型(71~73年)のマークⅡGSSが劇用車で登場してたんですわ!

他の刑事ドラマが一人1台の覆面車で颯爽と出動するのが常なのに何故かGメンは↑のようにあの窮屈な2HTに大の男が4人(時には5人!)ぎゅうぎゅうになって駆け付けると言うw
子供心に「Gメン本部はクルマがないんだなぁ、気の毒に…」なんて思ったモンです(笑)

放送開始がその名の通り1975年なのに中古(71~73年)のGSSが活躍!
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と、またどうでもいい長い前置き(-_-;)

現車っすねw、評価ナシ(0)に内外C、出品票によれば燃料漏れとの事、事故もやってるみたいだし腐りもそこそこある感じなのでこの評価かな と。
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しかし内外Cというのは年式からしたら高得点、機関面をしっかりメンテすれば内外はこのままでも充分イケそう!
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この代のマークⅡはイヤーモデル制を取っており前期が前述の通り71~73年、中期が73~74年、後期が74~76年となり特に後期は顔面が大幅刷新されそれまでのイメージを大幅に変更した様相、しかしこのマークⅡは年数経るごとに人気が落ち後期型はあまり見かけなかった印象…

イメージカラーはモスグリーン、これに白いぶっといストライプに<GSS>と文字が入るのがシブく現車も綺麗な外観で当時のオーラを放つ!
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ホイール以外はオリジナル、さぞいい金額と思いきや人気絶版車のセリカやカリーナGTのような狂乱価格にはならず まぁ50年近く前のクルマならこの位はするか?的レベル、にしてもこれをキチンとメンテして販売するとなれば平気で300~400万にはなるんだろうけど…。

しかしGT御三家より圧倒的に販売台数の少ないGSS、マニアの過保護な動態保存を祈りたいモンですナ(^^)/
Posted at 2023/03/31 20:22:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2022年11月17日 イイね!

珍車PART949

珍車PART949
AA珍車、今回も”こんなん出ましたけど”的よく残ってたシリーズですナ(^^;

大衆車の典型、出ると売れまくりパッと広がりある時を境に一気にいなくなる、さすがかつてのベストセラー、カローラでもこの2代目のセダン、最もその大衆車を色濃く表す世代、ホント、よく残ってたモノと感心…


⇒『昭和46年(1971)2代目KE20型カローラ4ドアセダン1200DX』!!

いやはや、マジで大衆車の鏡のような当時、最も普及したであろう4セダンの1200DX、往時は勿論、後年だって誰もその価値なんてものは認めず早いと5年?長くても10年経過でほぼ葬られたモデル、実際ワタシがカローラでセールスやってた40年前だって下取りで入ったのは数える程度、当時売っていた70/80の下取りはメインは30~50系で初代KE10が1度、20も2~3台だったような記憶…。

出品車はヤンチャにカスタマイズされているもかなりの美車、評価点も高く50年超えの月日、これを大事にしてきた物好きってやはりいるんだよなぁ、いや、悪口でなくて感心してるってこんでw

20カローラ、ワタシの子供頃は向う3軒両隣?は大袈裟でも普段の生活の中に普通に溶け込む位どこの家の車庫にもあった印象、カローラ、サニー、ファミリアなんてのは70年代の風景には当たり前に存在してましたよね、ご同輩!変人の家にスバル1000とかコルト1000Fとか停まっていたようなwww

我が家も一時この20カローラ、ご多分に漏れず乗っていた時代がありKE10からの代替え、子供心に尻が垂れ下がり丸っこい20のセダンって嫌いで大反対した覚えががあるけどクソガキの意見等当然の如く無視され最初の車検が来る2年間だけ愛車だった、黄色の1200HI-DXという出品車よりは1グレード上で当時のカローラのスポーツモデルを除く最高峰ってだけ見栄張り小僧は溜飲を下げたけどw
(※20カローラのグレード序列:1200STD<1200/1400DX<1200/1400HI-DX・1200/1400/1600SL<1200/1400/1600SR<レビンJ<レビン)

20はやはりクーペがカッコ良くて買うときクーペにして欲しいと直訴したながら前のKE10が2ドアセダン→カローラスプリンター(クーペ)だったので乗降性が悪く不便だから却下!当時こうした理由でスタイル優先のクーペやHTはファミリー層にはなかなか浸透しなかった訳でウチがセダンを選んだんも当然のの成り行きなんだけどガキの自分には悔しくて×2…

20カローラのクーペ(前期)、名車27レビンの原型!
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クーペは我々世代ではカローラNo1の名車、27レビンの原型、後年仕事柄何度も乗るもライバル、B110サニーに較べるとハンドリングはダルだし重量感もあり軽快さは負けるもののツインキャブの3K-B(1200)やT-B/2T-B(1400/1600)はOHVの割によく回るし70~86ps程度ながら7、800㎏のボディ、充分な動力性能で下取りやお客のクルマで廻して遊んだモンです(汗)

当時はまだ27レビンは未経験だったんでそれの原型SLやSRでもこれだけ速いんだから2T-G ソレックス2 DOHC 115psを積む27レビン、乗れる日を楽しみにしたりと、そしてカローラ店を辞める寸前に遂に下取りでその夢が叶う訳ながら動力性能だけはもうピカイチ、ただハンドルは石のように重いしそれに輪をかけて重い2T-G載せてるもんだからFrヘビーが顕著、乗りこなすには腕も重要でとにかく”じゃじゃ馬”という言葉がピッタリという代物、小さなクルマに大パワーを載せるという簡単にモンスターを造る常套手段はこの27レビン/トレノが元祖的存在かな?これの前にマツダのファミリアREがあったけどあれはただエンジンだけハイパワー、まっすぐ走れない程のシャーシや脚の強度不足も顕著でそれに較べりゃ27はやや完成度は高かったと思うけど万人向けトヨタとしてはこの27や後年のMR-2(AW11)などをよくリリースしたなぁとその乗り味を思い出すと今更感心…。

さて出品車、総評4の内外Cという立派な内容、5桁メーターで走行は不明扱いになるだろうけど記録などで実走行が確認できたなら4万㎞台なんてもう奇跡モノ!
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ダッシュ割れも見受けられず綺麗な内装でほぼオリジナルを保つ、2本スポークのステアリングがDX以下の特徴でHI-DX以上は3本スポークとダッシュが木目となる!
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20カローラは70年~74年(一部75年)のモデルライフで2回のMCがあり前期。中期、後期が存在、現車は71年の中期型縦桟グリルと前期が赤一色のテールだったモノに対しアンバーが入るのが特徴、カスタマイズはされているものの基本はオリジナルを維持する希少な存在!
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シャコタン、A/W、スポイラーまでやりながら平型のフェンダーミラーをそのままとしているのが憎い!ボディはALLペンなんでしょうがこんな綺麗な20カローラは他にないんでない?って感じ。
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車検付きで『名古屋3桁』ナンバー、出品地もナンバー通り、落札額は驚きの3桁超え!!

世が世なら解体費用取られていたような20カローラ、さすが半世紀をも超えると化けますわな、永くそんな時代を過ごしてきてほぼ淘汰された20カローラに幸あれ!

(^^)/
Posted at 2022/11/17 20:27:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2022年11月03日 イイね!

珍車PART948

珍車PART948

AA珍車、第948弾!

今回のはワタシのトヨタ営業時代に"売る楽しさ"を教えてくれたと言ってもいいかな?とにかくカローラ店在籍時代はよう稼がせくれたわw

⇒『1986年(昭和61年)初代AL20型カローラⅡ5ドア1300ウィンディ』!!

出品モデルの86年には既に退社しておるんでワタシが扱ったのは82~84年の前期型、いやーこれは面白い位に売れた(^-^)v

78年にカローラⅡの元祖となるトヨタ初のFFモデル『ターセル』『コルサ』がデビュー、FF先発のホンダ(シビック)や日産(チェリー→パルサー)、三菱(ミラージュ)がFFの利点を生かし横方向の室内の余裕をアピールしたのに対しトヨタはW/Bを長く取り縦方向の広さをアピール、これは富士重がスバル1000~レオーネでやった施策、これはこれで従来型FRの同クラスに較べたら確かに広く余裕も大きい、しかし代償にシビックやパルサー、ミラージュがバランス取れたスタイルだったのに対しスバルやトヨタのそれは妙に胴長でバランスが破綻したヘンテコりんなスタイルが災い、スバル同様に不評を呼びトヨタという販売の神様メーカーとしては異例な失敗となりホントに初代ターセル/コルサは箸にも棒にもかからんかったは言い過ぎか?w

♪~あぁー、広さのコルサ~ ♪~ロングロングターセル~ なんつぅマヌケなCMも本当、トヨタ、売る気あんのか?なんて思ったもの(笑)

トヨタ初FFの初代ターセルコルサは縦置きエンジンに2階建てミッションとロングW/Bと気合い入れて頑張るも鳴かず飛ばずの失敗作!?
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何でも1等賞じゃなきゃ気が済まないトヨタはそんなターセルコルサをFMC、従来ターセルをカローラ店で売っていた(コルサはトヨペット店)モノを新設トヨタビスタ店に移しカローラ店向けには三つ子となるカローラⅡを新設定、当時2BOX王者の80年デビュー、BD型マツダファミリアを徹底研究/ターゲットとし2階建てミッションや縦置きFFは先代を踏襲するも出で立ちは゛トヨタ版ファミリア”と言われる程!

結果ファミリアの神的人気に徐々に肉薄、最終的にはトヨタの販売力を生かしファミリアをうっちゃるという先代の頃が信じられない人気モデルとなる訳で…

特に新設のカローラⅡは三つ子の中でも一番若者に振ったモデル、ターセルコルサが先代の悪いイメージが残る中シリーズトップの人気ぶり、テニスブームだったこの時代にテニス界の人気者Jマッケンローをキャラクターに据えたのも成功、スポーツモデルのSRを中心にカローラⅡは若い世代のみならず中高年のセカンドカー需要も少なからず吸収、83年に80系にFMCした5代目カローラのセダンがFF転換と個性的スタイルで酷評、これに替わるファミリーユースでの引合いもありカローラでコケた分ただでは起きないトヨタさん、見事にその失敗?をカローラⅡで埋めたという…


JマッケンローのカローラⅡSRはとにかくよう売れた!
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カローラⅡ発売以降約2年後にセールス移動して現場で闘う?元Gure、人生初にヒトにモノを売る事になる訳ながらカローラⅡときたら発表展示会で突っ立ってりゃ4台位簡単に売れる、てかお客さんから下さい!に近い勢いで来てくれたんでね、まぁ、安車だから手当ては大した事なかったけどカローラやセリカ、カムリなんかは夜討ち朝駆けしてやっと売れるって時に立ってりゃ売れるんだから台数ノルマ稼ぎにはホント、貢献して頂きやしたw

またまた懐かしい若き日の回顧録で前置きが長い💦

そろそろ現車を確認!
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86年となるとAL20の最終モデル、お買い得仕様の「ウィンディ」は後続EL30で原田知世ちゃんのCMで認知されるも20時代も女性ユーザーやセカンド需要に引合いが多かった。

出品車は実働の3万キロ代、走らな過ぎって感じだけどメンテはきちんと受けていた感じでヤレも少なく機関面にも問題ない様子。

総評は36年落ちではまず付かない3.5点評価、外装記載はなしながら内装もC評価なので年式としたら極上の部類!

廉価版DXにこのチェック柄シートにしただけで飛ぶように売れたウィンディの懐かしい内装、C評価納得の綺麗さ!
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シートの破れはご愛嬌?元々安手仕立てのシートなんでこの程度の痛みは少走行の証!
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AL20は主にスポーティーな3ドアHBが人気ありワタシもかなり売ったが80カローラで悩むファミリー層に5ドアを提案すると結構受け入れられたのも懐かしい、最上級の1500SEで80カローラの下位グレードGL位の金額だったんでカローラより小さいけど高級ですよ!が殺し文句、まぁまだまだ保守的なお客さんは多く3BOXのセダンじゃないとと言うお客には必死に80を勧めたのは言うまでもないけど80セダン、ダメだったからなぁ、カリーナやターセルやコルサにはセダンもあったから逃げられた苦い経験は勿論あるけれど…。

記載のない外装も悪くはなく評価B位かな?
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大キズや凹もなし、PP部の劣化位の状況でホイールに至るまでオリジナル!
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出品地はお膝元、これも格安足車の悲しい性で往時はウヨウヨながらせいぜい1回~2回の再販後死に絶えたという有り様、90年代半ばにはもう見かけなくなってきたいたAL20、落札額も一桁+αってところでプレミアなんて程遠いながらワタシにとっては初の商売上でお世話になった思い入れあるモデル、まだ生き残りがいてホント、泪目になりまする(嘘www)
(^^)v
Posted at 2022/11/03 20:29:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2022年08月15日 イイね!

珍車PART942

珍車PART942あまりにもヒマな盆休み、TVばっかも飽き昨日は現実の過去モノ整理、今日はみんカラ過去ブログのサルベージなんぞやってヒマ潰し、相変わらずの酷暑で外出る気もせんしでひたすらの引き籠り(;^_^A

な訳でライフワークのAA珍車やってみっかな‼ とw
他にヤル事ねーんか?って感じだけどハイ、やる事ねぇっす、こう暑いとクルマ弄りもできんしで。

当然AAもリアルでは盆休み、なので取り溜めたモノから一つ‥・。

今回の主役は今もこのクルマ/ネーミングが現役だったら確実に風評被害を受けるでしょうなぁ…

⇒『昭和52年(1977)5代目RT122型コロナセダン2000SL』!!

コロナ、若い世代はもう知らんでしょう、40代以上なら懐かしいクルマ、しかしコロナはトヨタではクラウンに次ぐ歴史を誇り1957年(昭和32年)、対ダットサン210(後のブルーバード)用にデビュー以来、世が高度成長期を驀進する60~80年代にはトヨタの基幹車種として重要視されたモデル、一時はクラウンに次ぐ上級車種でもありながら年代が進むにつれより上級車種としてマークⅡ兄弟やカムリ等が設定されたのに伴い80年代後半から下級のカリーナやセリカと共用化を行い2001年の『コロナ・プレミオ』を最後に廃盤、そりゃ製廃からもう20年にもなると知らん世代が増えても仕方ないですわな(汗)

90年代まで、一つのクルマ人生のモデルとしてスターレット/カローラから始まり→コロナ→マークⅡ→クラウンにステップUP!というのが定設の時代、この過程におられた方々のこれらの車種が街中をウヨウヨしてたモンですw

かつては重要基幹車種だっただけあり過去のコロナはエポックなモデルも多く3代目では国産初の2ドアHTモデルを設定し大人気を博したのは有名なお話…

国産初の2ドアHTをラインナップに加えたRT50型3代目コロナHT、これ以降80年代まで2HTブームとなりこれの火付け役だった!
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他にも第一次スポーツカーブームでは1.6Lクラス唯一のDOHCエンジンを搭載した『トヨタ1600GT』がコロナHTのボディを使うなどファミリー層以外にも注目を集め今回の出品車である5代目では”交通戦争”と言われた時代に即して安全性を高め予防安全をセールスポイントとし故障個所を事前に知らせるOKモニター、日本で初めて輸出用の大型バンパー(激突吸収バンパー)を装備、これはアメリカで法規制されていた時速5マイル以下では車体=乗員に損傷を負わせない建前の大型アイアンバンパーでありこれを纏うコロナは安全性のみならず見た目の迫力も増し5代目コロナ以降、トヨタ車(他社も追従)に続々と採用されたりと。
尚、この安全アピールからマニア間では”安全コロナ”にニックネームで親しまれていますナ!

”予防安全”安全性を積極アピールした5代目コロナのCM
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財前教授もとい、故・田宮二郎氏が安全性を謳いあげた5代目コロナ(後期120系)
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5代目時代でも最後まであった”オッサン車”イメージが既に定着するもスポーティなHTボディも存在、HTパイオニアとして君臨!
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それでは現車、5代目コロナとしては前期最終となる1977年モデル、76年まで型式T100、50→51年規制適合を機に120系に改番され77年にはMCされた後期モデルに継承される53年規制クリアを済ませ78年には約1年少々の後期から時期型T130系にバトンタッチ、前期が73年~77年に対し後期が短命だったのは排ガス対策の混乱期だった為。

現車、実走行5万㎞台っていうのが恐れ入る、45年経過でこの距離、ガレージにいる方が長かった!?
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ノークレコーナー出品なので評価点はナシ、実働、無事故との事ながら現車確認必須!画像の限り内外とも年式からするとかなりイイ感じ、内装C外装Cレベルってとこかな!?

SLグレードのため元Gureご贔屓の連続(6連)メーターが懐かしい室内!
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貴重なのはこの個体、当時はまだまだMT一択といっても過言ではない時代にATである点、時代的に当然トルコン3ATであり”出だしが悪い、加速が悪い、燃費が悪い”と嫌われたATモデルながらトヨタは”E-AT”として5代目コロナではアピール、電子制御を採り入れかつ今では当たり前なMTモードを備える画期的ATとしてアピールするも普及には至らずで…

外装もこのままでまだ乗れそうな状態、今となっては懐かしい衝撃吸収バンパー装着モデル!
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現車は排ガス対策TTCモデルであるためグレード的にはスポーツモデルのSL、これは未対策時代であれ標準エンジン2L 18R型をツインキャブやEFIで武装し出力を高めていたもTTC以降は装備や意匠のみスポーツグレードの体面は保つも標準グレードのDXやGLと同一の18R-U型とされ排ガス浄化装置に出力を取られその走行性能は極悪となりコロナに限らずこの時期のトヨタ車はGTと名の付くモノはかろうじてDOHCを搭載して体面を保つもこれ以下であったSL、ST、SR、GSL等の各車グレードは見かけ倒しグレードに成り下がり酷評されたりしたモンです…。

トランクリッド左に輝く?『TTC』エンブレム、これは鈍足の表示と嫌われ外される事も珍しくなかった!
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出品は北関東、落札額は驚く高額ではなく店頭に並んでも3桁には乗らんでしょう、GTが現存していたならばこれもプレミア価格には相違ないも今となってはGTでもSLでも安全コロナが残っている事が超希少、量販車種だったんであれほど溢れいた割にやはりほぼ土に還った感じですナ~。
(^^)/
Posted at 2022/08/15 17:38:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ

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「オウチ弄り記 2025.6/14 http://cvw.jp/b/2682511/48485636/
何シテル?   06/14 18:18
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