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元Gureのブログ一覧

2019年10月01日 イイね!

珍車PART840

珍車PART840珍車840弾!!

これも珍しいですよ、何を隠そう(隠してないw)ワタクシ、コレ売ってました(笑)
いや、正確には扱い車種だっただけで営業やってた3年で1台も売れませんでしたわ、何せ売りにくいモデルでしたしウチの営業所で当時のベテランでも苦労、1ヵ月に1台売れればいい方でして…
Bigネームの割には外野が強豪揃い?だったんで当時でも滅多に街で見れなかったクルマです!

⇒『昭和60年(1985)3代目TA63型セリカLB1800GT-TR』!!

通称”ブラックマスク”の後期60型セリカ、これ、ワタシの名誉の為に云っておきますが前期型なら2台売ってますゼ、今でも憶えている旧2T-GEU搭載のLB1600GTを2台!

後期はヒラメ(クーペ)なら1800GT-Tを売ってますがブラックマスクのLBは在籍時ついに1台も売れずで(泣)

言い訳すればこの型の人気はやはりXX、同じボディを使うLBはショートノーズと当時は前期のポップUPライト、後期のドブに落ちたような真っ黒な顔がLBに関してはどうしてもXXと較べると見劣り、クーペなら車型違うのでまた異なる需要もありながらLB買うならその下であるTE71→AE86レビンにする方が圧倒的に多く金銭に余裕あるヒトは例えDOHCでなくともスタイリングだけでXXの2000Gとか低グレードでもLとかに行きましたんででね、XXとの違いを語れば元々客層が近いレビンに流れる、同じカローラ店扱いなんでそれでもレビンで売り上げ立てられるも最悪なのはカリーナ(A60)、コロナ(T140)に流れる事、敵は身内にアリ!てこんでペット店、トヨタ店と競うともうディーラーの体力(値引きや引き当て台数からなる会社の報奨金の差)からまず勝負にならない、大体LBでNGってのを86に商談変えても決まらないってのは86のスタイルがNGって方なんでね、同じ4A-Gや3T-GTEを積むカリーナ、コロナが最大のライバル、他には三菱のランタボ(A175A)やいすゞジェミニZZ(PF60)とよく競合したっけなぁ。。。

”リフトバック”としてはこちらが圧倒的に人気(3年間でワタシも二桁は売ってますw)だったGA/MA60系セリカXX!!


競技や走りを求める層にはボディ剛性の高いヒラメ(クーペ)が人気!!


と嘆きの思い出を語りますがあまりにもLB、特に後期型になってからの散々たる惨状に会社も他(AE86やXX)が売れれば文句も言わず売ってる側ですら問い合わせあると驚いたりとwww

そんな後期1800GT-TR、現生で出会うとは当時の営業マンとしては真に感慨深い訳であります!

知らん方は「1600GTはあの4A-G載ってるしスタイリングだって悪くない、オマケにHBだしそそこそこ売れんじゃネ!?」なーんて疑問もあるかと思いますが確かに当時の4A-Gの神通力は凄いながらそれはほぼAE86の代名詞、86嫌いや4枚マニアはカリーナ、2ドアでもスタイリングはコロナHTもカッコ良かったんでセリカLB、初代LBのあの一世風靡は見る影なかったのが実情で勿論地域差やDラーにもよるでしょうが関東地区ではそんな感じでしたね~、1800GT-T/-TRにせよ3T-GTEUを積む”鬼に金棒ツインカムにターボ”のコピーが冴えた日本初のツインカムターボでデビュー時は大きな話題となるも最早R30スカイラインRSターボやマツダのREターボデビュー後は大した売りにもならずで…

AE86や60カリーナ、140コロナの影に隠れがちだったA63セリカLB


さて、カビ生えた思い出話はこん位にして現車!

程度はかなり悪い様子で総評2の内外DEという内容、外装も痛みがそこそこあるしエンジンもヤバそう…


内装は徹底清掃で見れるレベルにはなるかな!?にしても劣化は隠せず残念なレベルって感じorz…

ダッシュ割れや色褪せ著しい内装


まっ、内外はいくらでも修復、加修はできるもエンジン不調が痛いですね、積み替えたいのは山々でも3T-GTなんてもうどこにもないでしょう、ここはまだまだ残る4A-Gとか3S-Gにスワップかな?

外装の荒れも酷いのでレストア前提ですナ、レストアベースなら素材としてはまだまだ充分の価値!





出品は関西圏、この状態なので希少車にも関わらず一桁の落札、これがイイ状態ならば新車時数が出てない分だけ結構なプレミアになるでしょう、この個体もバッチリと再生されまた流通の場に出てくるかもしれません、その時には3桁超えてくると思われます!

売ってた人間云うんだから間違いない、63のしかもブラックマスク、今だと川の中で砂金探すようなモンですよーだ(@^^)/~~~
Posted at 2019/10/01 21:47:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2019年07月31日 イイね!

珍車PART835

珍車PART835
出ましたブタ目!

かつての愛車なので思わずテンション上がりますw

ハイソブームの最大の功労車?だったマークⅡGX71(5代目)、アラフィフ世代なら誰しも憧れたこのクルマ人気の基礎を作ったのがコレでした…

⇒『昭和54年(1979)3代目MX41型マークⅡセダン2000グランデ』!!

超メジャーグレード名”グランデ”を初めて名乗ったのがこの3代目X30/40系(30=51年規制モデル/40=53年規制モデル)、従来型マークⅡ(世紀名称コロナマークⅡ 初代/2代目)から大きく羽ばたきクラウンに次ぐ高級車となったのもこの3代目から!

初代がコロナの高級(セダン)/スポーティ(HT)としてデビューしており当時(1968年)の市場はスポーティモデルが持て囃された時代であったためマークⅡはHTメイン展開のスポーティ色が濃かったモデル、2代目X10/20系にしても70年に発売され爆発的人気を得たセリカのイメージを与えられたアメリカン調の派手なスタイリング、初代も2代目も最上級には当時希少なDOHCエンジンを搭載しグランドツーリングカー的訴求も行われました(詳細は こちら をお暇ならご確認をw)しかし2代目の時代、ライバルのローレルと共にクラウンやセドリックに次ぐこのクラス(当時の言葉でハイオーナーカー=日産ローレルが初めて名乗る)、上級は最早6発を求められる時代に突入、これがマークⅡの場合、2代目デビューの72年からクラウンのM型6気筒エンジン搭載の最上級『L』を設定するもあくまでこれはイメージリーダー的存在、メインは4気筒でしたが73年頃から急激に高級化の波が訪れ特にライバルであるローレルが2代目C130デビュー、ローレルはセドリックに近いサイズとなりスタイリングも高級、セドリックに寄せたもモデルに変貌、対するマークⅡはどちらかと言えばコロナやセリカに近いサイズとイメージ、この事から人気はローレルに移り苦戦、しかしトヨタも黙っておらず73年、74年のマークⅡMC時に6気筒モデルのグレード充実→バリェーション化しローレルに対抗しました。

ただ、スタイリングがスポーティイメージ、内装は高級車というアンバランスさからローレルを打ち破る人気は獲得できないままローレル撃墜は76年にFMCした3代目に託されたって訳です!

現車となる3代目は従来のマークⅡのイメージを一新、落ち着いた欧州風スタイルのジャガーを彷彿させるスタイリングに変貌、先代6気筒のLシリーズ(LA、L、LG、LX)を更に上回る豪華装備の”グランデ”を設定、サイズ以外はクラウンと変わらぬ豪華絢爛さが大きな話題となり没人気だった2代目とは裏腹に高人気、高販売を達成しました。

当時は”フル装備”(エアコン、パワステ、パワーウィンドウ、カーステ)がまだまだ憧れの時代、誰しも料金所でクルクル手巻きで窓開閉が常識の中、ボタン一つでスマートにスーーッと窓開閉できるパワーウインドゥは高級車の証でしたしワタクシ元Gureも中古ながら初のP/WはこのMX41マークⅡでしたw

初の”フル装備”マイカーだったブタ目マークⅡグランデ!


ギャランGTO→TE71レビン等”豪華”には程遠い愛車遍歴、そして3台目の愛車のグランデ…目を見張る豪華な内装と当時はトヨタのみだった4AT、そしてウットリする?P/Wに納車時はかなりの興奮で何度も窓を開けたり閉めたりと(笑)

またまた前置きが長過ぎですナ(汗)それでは現車ですヨw

『鈴鹿532』のマニア3桁ナンバーのMX41、総評3点の内外DEという評価!


D評価が示すようにシルバーMの外装の色褪せが酷いかな!?しかし内装はかつて憧れの高級感は健在、40年経過車としてはかなりいいコンディションを保っていますネ!




ドアアームレストに集中させたP/Wスイッチ、今ではこれがレギュラーですが当時日産やトヨタでもマークⅡ下級ではドア内張やセンターコンソロールに配されていましたがセンチュリー、クラウンと同様に木目パネルに集中させたこのS/Wが妙に高級感を煽りこれだけでステイタスを感じていた若き日が懐かしい(^^;

出品票によればOIL漏れ等不具合はあるもそう大事なものではなさそう、走行も実走行8万㎞台という奇跡的状態、それでも40年車ですから隠れた瑕疵は必ずあるとは思いますがブタ目も希少になってきた現代、軽いケア(塗装除く)で乗り出せそうなのでマニには垂涎でしょう。。。

チンスポや軽いローダウン?ワイドタイヤ等カスタマイズはなされていますがオリジナルの雰囲気も色濃く残すMX41グランデ、新車時からあえてクラシックな雰囲気が売りでしたが今見ると重厚な厳粛さすら感じる出で立ちに思えます!





最後にまだクドクド想い出記せばハイソに憧れていた時代、この見かけと内装には充分以上の満足感がありましたが美人は3日で飽きる!?スポーティな走りとは無縁なこのクルマ、静かだし乗り心地も最高なんだけどTTCの53年規制でパワーを奪われたM-EU型125psエンジンの非力さには閉口、まだ20代前半でしたしATも退屈、それでも我慢して1年乗りましたが最後は捨てるように売却したと言う…

出品は西、落札額はやはり高額、整備して乗り出しには3桁間違いない感じでしょう、あの時捨てるように後輩に一桁で売り払ったMX41も今や立派なビンテージカーになったんだなぁと感無量です(^^)/
Posted at 2019/07/31 22:26:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2019年05月21日 イイね!

珍車PART828

珍車PART828今回のお題はソアラなんすが現車に充る2代目20系は現役時代は初代10系のコンセプトを継ぎ大人気、ライバルは2代目F31レパードでしたが今とは裏腹にレパードなんぞ問題にならない評価と人気、販売を誇りましたがご存じの通り現在ではあぶない刑事の影響からF31レパードは超プレミアム!新車時のソアラvsレパードとは裏腹、逆転現象が起きていますよね、しかし現在の45歳以上位?20ソアラは憧れのクルマだった方も多いでしょう、今回はこの2代目ソアラの出品をご紹介。


⇒『平成元年(1989)2代目MZ20型ソアラ3000GT』!!

ワタシ世代に(50代)は初代の衝撃的デビューのインパクトが強くソアラと言えば初代!!と凝り固まっています(ワタシだけか!?w)が排ガス規制の暗いトンネルをようやく完全に抜け出した1981年デビューの初代ソアラ”未体験ゾーン”2.8L DOHC-6 170psという当時としては見た事のない大パワーとベンツ/BMにも引けを取らない豪華なパーソナルクーペ、いやー憧れました…

1981年(S56)に衝撃デビューでカーマニアの視線を独り占めにした初代ソアラ!


2代目20系は86年にデビュー、バブル景気に向う中で先代を凌ぐ豪華さと最新技術を詰め込みながらスタイリングは大人気の初代をキープコンセプト、大概国産車の場合はキープコンセプトって失敗しますがソアラだけは大成功、初代を超える販売台数や人気を得ました!

20系のモデルライフは86~91年、現車は88年MC以後の後期型となりソアラ人気ピークの頃だった感じ、出品車はある意味レアな?3.0GT、このテのクルマですから売れ線はより高グレード(TOPグレード)の3.0GT-LTDでしたので非LTDは往時もそれ程見かけなかった印象、エレクトロマルチビジョンやエアサス採用のLTDはバブル時代ではかなり見ましたがねー、しかし素の3.0GTでも当然ワタシなどは遥かに雲の上の存在、名機M型の最終進化版7M-GTE 3.0L DOHC I/Cターボ230psという当時国産最高のスペックは同じ、憧れましたよ、走り過ぎる姿を指咥えて見ていた小僧でした(笑)

それでは出品車、状態は結構イイ状態?一応評価は3.5付いておりますが軽微な事故歴ある様子、機関的にはOIL漏れ程度ですが外装B評価に較べ内装がDですので中があまり良くない感じです。

実走行11万㎞なら年式考えたら少走行、年式的に電子装備が怖いですが今や希少な7M-G搭載ですんで魅力的!


画像でみる限りシート焼けはあるもインパネ等に問題はなさそう!


20系ソアラと言えば最後の方(1989年)に500台限定で追加されたエアロキャビンですよね、やっぱりw
たかがルーフを電動開閉させる為にオリジナルの美しいデザインをブチ壊しホントに500台売れたの?って位不評でしたが今やこれもその希少度からあれば凄い金額になっている様子、冒頭で触れたvsレパードの件といいエアロキャビンといい評価や評判の様変わり、世の中面白いモンですナ(^^;)

B評価という年式勘案すると奇跡的な美車、A/W以外はオリジナル度も高い!


程よいローダウンとBBS?も決まっており当時スーパーホワイトⅡでなければソアラではない!まで言われた20系でシブい色もいいかもしれません!


ソアラ、一世を風靡し国産車の歴史に重要な1ページを飾るモノと思いますが次期30系で10→20系で培ったソアラのイメージを大幅に変更し不評、続く40系はガラリと変わるオープンボディになりいつしかそれもレクサスブランドとなってしまい消滅、2ドアパーソナルモデルの衰退も要因でしたが10→20系のコンセプトを正常進化させて生き続けていたらどんな高級クーペになっていただろう?と時折思ったりもします、あれ程のインパクトあった”ソアラ”ブランドを棄て去ったトヨタ、何とも勿体無い事したなぁ と思うのはワタシだけでしょうかネ!?!?

出品は中部地区、それなりの高額にはなっておりますがライバルのF31レパードのキチガイじみた金額にはなっておらず常識的範囲の金額とだけ言っておきましょー(^^)/
Posted at 2019/05/21 21:21:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2019年05月07日 イイね!

珍車PART827

珍車PART827珍車827弾、コレも昔買いかけたっけなぁ(^^;)

1957年~2001年、全11代を数えるコロナの中で一番スタイリッシュでカッコ良かった!
何せコロナと言えば現車の7代目T140系以外はどれも典型的オヤジ車ってイメージ、トヨタを代表する小型セダンで日産ブルーバードと激烈な戦いを演じ”BC戦争”なる言葉も生み出しましたが140以外はどれもブルーバードの方が若々しくスポーティな印象でしたよね。


⇒『昭和59年(1984)7代目TT142型コロナT1800GT-TR』!!

従来のコロナから突然変異?した140系コロナ、この代から本格的にセリカやカリーナと兄弟化が進んだせいもありますがそれまでのオッサン専属の立ち位置のコロナが兄弟車よりもイケイケの訴求、スタイリングも妙に尖鋭的になり当時これがデビューした時、少なくないヒトが「コロナ、どうしちゃったの!?」と思う程の変わりよう、140系は82年デビューでほぼ同時にセリカ、カリーナも3代目にFMC、3モデルとも似たイメージながらも個人的にはコロナがセダン/HTともに一番まとまっていて当時10代のハナタレをも惹きつける魅力が凄かった!

何故に?こうなったかと言えばライバルのブルーバードが1979年の910デビューにより空前の大ヒットを飛ばしておりその要因はコロナ(先代T130)と較べ先進性、スポーティ度、オシャレさでは1枚も2枚も上を行きキャラクターには当時絶大な人気=スーパースターだったジュリー(沢田研二)を起用した点、80年にはクラスNo1の売り上げを記録しコロナはすっかり霞んでしまったので対ブル対策として名誉挽回を掛けて一気に若返りスポーティなイメージにと寄せた訳です。

ジュリーに対抗してキャラには2代目007=ジェームスボンドのR・ムーア氏を起用!


しかし140系はFR→FFの移行期のモデル、デビュー2年足らずで5HB限定ながら8代目となる150系FFコロナが登場し140と併売しますが以降トヨタは時代がFFに流れるのに合わせFF版に注力、FR版はややおざなり感があったのは拭えなかったですねー…

それでもデビュー10ヶ月で長年コロナのTOPグレードとして君臨していた2000GT(18R-GDOHCエンジン搭載)を廃版として史上初のDOHCターボとなる1800GT-T/GT-TRを追加、83年のMCでは従来1.6LDOHCはセリカ/カリーナに任せ未設定だったところにAE86でデビューした新開発4バルブDOHCの4A-GEを搭載する1600GT/GT-Rもラインナップ、このようにFR版はスポーツモデルと廉価版を主として一般訴求はFFにと移行、特に85年にFFにも4セダンを追加以後はこの色彩が濃くなりました。

出品車は83年MC後の後期型GT-TR、日産がGT-Rの呪縛に苦しみ当時4気筒のRSにこのグレードを付けられない中、なんのしがらみのないトヨタはいとも簡単にR文字をセリカ/カリーナ/コロナにラインナップ、日産の拘りをよそにRが付くとP/SやP/W等当時の言葉で言うフル装備の豪華仕様という内容ながら当時大注目だったのは3T-GTEU型DOHCターボ165ps!!

このエンジンは使い古されたT型エンジンがベース、長い事トヨタのテンロクGTを支えた2T-G型DOHCエンジンをベースに1.8LにスケールUP、ターボ装着による燃焼効率UPのためツインプラグ化、トルク、馬力は申し分ないながら実際には当時4バルブ化の流れの中で旧態化した2バルブ、重いT型ブロックという点が災いしあまり芳しい評価ではなかった…

82年に”鬼に金棒、ツインカムにターボ”と大々的に謳ってデビューした1800GT-T/GT-TR(画像は84年~後期型)


特に83年の4A-G搭載の1600GT系がデビュー以後、絶対パワーでは勝ってもレスポンス、スムーズさでは新設計の4A-Gには敵わずGT系で出た比率では1600が高かった様子、ワタシもどちらも乗った経験ありますがAE86と違い重量級のコロナやカリーナでは1800の方が乗っていれば絶対速かった、この時代なんでドッカンターボですからねぇ、体感的にはターボ加給が掛かった時のGは4A-Gでは味わえない、その代わり出足やハンドリングの軽快感は1600が勝る、操って愉しいのはやはり1600かな?まぁ、当時でもその4A-Gの恩恵を愉しむならレビン/トレノを選んだ方がいいや!とは思いましたがね、どうしても4Aだとオーバーウェイト感が拭えない、反面、コロナクラスなら豪華装備もあるし軽々しい4A-Gの音質より重厚な3T-GTの音、好きでしたしワタシが狙ったのはHTの1800GT-TRでしたネ。

走行約20万㎞m、それなりの不具合は出ており評価3、内外Dという出品車


OIL漏れやP/Sポンプ?冷却系もNGなようなのでそれなりの金は掛かりそうですが先記の通り140は4A-Gの方が多く出ていたので現在1800GT-Tが残っているのは超希少、マニアなら直してでも飛びつきたいんではないでしょうか!?

T型ブロックは重い分かなりの頑強さが取り柄、エンジンそのものは20万㎞位ならまだ大丈夫でしょうが部品が出るのかが問題、P/Sポンプやラジエーターは絶望的でしょうがまだ何とかなるかな、一番怖いのはATなんでトルコンがどうかですねぇ。

D評価ですが清掃次第ではかなりイイ感じになりそうな室内、A60系セリカ/カリーナやセリカXXとイメージが重なる機能的デザインが懐かしい!


外装、退色しやすい赤ながら艶も残りALLペンまでは必要ない感じ!個人的には唯一X30/40マークⅡのようなこのテールランプがイマイチでしたが…


純正鉄ッチンに至るまでオリジナル、ATですし荒く乗られた印象はないですね、当時”ミニソアラ(MZ/GZ10系)”と称されたスタイリッシュさは今見ても惚れますw


1600 4A-Gならばその後のFR走り屋人気もありまだ何とか残る(と言ってもほぼカリーナですが…)も3T-GT搭載はもう何台もないんじゃないんかな!?仕事柄あらゆるAA会場出入りしていてもまず1800は見かけないですからねー、何とかこれも満身創痍を克服して路上復帰して欲しいと願います、出品は東、落札はそれなりのプレミアは付いていますがATという点がマイナスでしょう、3桁には遠く及ばずってところでした(^^)/
Posted at 2019/05/07 20:02:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2019年04月18日 イイね!

珍車PART823

珍車PART823
おぉ、まだいた2代目AL20型コルサ!これは過去D時代の取り扱い(カロⅡでしたが…)だったんで超絶懐かしいなぁ、コレ、売れに売れたんで儲けさせてくれましたっけ。

正確に言えばこのAL20は既に3代目EL30がデビューした後、セダン4WDのみ旧型を継続したモデルで年式の昭和61年ですら古ぼけた印象、しかし4WDがまだまだ‟特殊なクルマ”時代のモデルでしたしシャシ共有していた『スプリンターカリブ』が現役でしたんでね、北国需要を考えながらも次期型開発までの需要とのバランスを考え旧型を残したという訳でした。(そこら辺の事情は こちら をご参照下さいませ)

⇒『昭和61年(1986)2(3)代目コルサセダン4WD EXサルーン』!!

今ではスターレットと共にヴィッツにまとめられたコルサ、マイナーなクルマなんでカローラⅡは知ってても今の若い世代は知らんかもしれませんねぇ…

コルサは何気にトヨタにとってはエポックなクルマ、1978年(S53)に兄弟車であるターセルと共にトヨタ初のFFとしてデビュー、既にこのクラスでFFパイオニアのスバル(スバル1000→レオーネ)や日産(チェリー→パルサー)、王者・ホンダシビック、新鋭三菱ミラージュに対抗させる目的…

ライバルが横幅の余裕を強調したのに対し保守層が多いトヨタは極力従来のFRからの違和感をなくす目的でコルサ(ターセル)はFFながらエンジン縦置き方式、ロングホイールベースで長さを強調、ダックスフンドのように胴長のスタイリングはトヨタの主張に間違いはないながらも真面目過ぎて地味な出で立ちは”あちゃー”って感じでしたし販売も芳しくなかったので次期型では当時の大人気車であるBD型ファミリアを強く意識したデザインに変貌、相変わらず縦置き二階建てミッションというコストのかかる造りではありましたがスクエアなスタイリングが好評、カローラ店の営業やっていた時代に登場したので冒頭申し上げた通り、当時80型カローラが不評の中、それをカバーする位売れたモノです!

ワタシの年代だと♪~あぁ~、広さのコルサぁ~のCMソングが今も耳に残りますw(
32:20から初代コルサCM)


初代AL10コルサ


コルサとターセルにはHBとセダンが用意されますがカローラⅡは若年層対象という事で2BOXのHBモデルのみで最終EL50型までこれは不変、このため地味目なセダンは主に高年齢層に支持を得ましたが現車2代目でセダン(とカリブ)にパートタイム方式の4WDを追加、三菱スバルが提唱していた「生活4駆」にこの頃からトヨタや日産も注目し始め北国需要を狙ったモノ、このため車高を上げ悪路にも対応できるサマは異様さも感じられるモノでしたが従来はセダンタイプの4駆はスバルのみだったのに対し一気に選択肢が広がった時代でもあります。

上記の事からセダンモデル、2WDはともかく4駆はまず首都圏で見かける事は少なくスキーなどを趣味とする首都圏オーナーはよりRV要素が強いカリブに支持が多くこちらは比較的見かけましたがコルサ/ターセルのセダン4WD、いたら振り返るレベルでしたねー。

それでは現車ですが総合RA、内外Eという年式並みの内容、室内やエンジンの痛みもそこそこあり整備にはそれなりの持ち出しがかかりそうながら実走6万㎞台っていうのは注目点かもしれません!


クルマの性格上雪国使用かもしれませんしサビ他下回りはかなりのチェックは必要でしょうし言っても当時は安手の大衆車、造りもそれなりなので今後の活躍はどうなの?って気がしますが今となってはかなりの希少車、あれほど多く生息していたAL20カローラⅡですらもうほぼ絶滅である現代でより少ないコルサセダン4WDにどなたか愛の手を!!って思いますナw

E評価の室内ですが醜いシート&内張破れやダッシュ割れはなさそうで清掃すれば結構綺麗になるでしょう!




ボディのヤレ、痛みも結構出ていますが33年前のクルマとしてはまずまずでしょう!





希少もモデルである事は間違いない、捜してもまず出てこないクルマながら不人気でしたし落札額は解体価格程度、部品取りって言ってももうAL20なんてないでしょうし貿易にも出ない、費用掛けて再生?って程のクルマでもないしこのまま解体送りって気もしますがマニア、と言うか変態に近いトヨタマニアの手に収まるのを願いたいモノですネ(^^)/ 
Posted at 2019/04/18 20:31:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ

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「続・究極の自己満💦 http://cvw.jp/b/2682511/48492836/
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