• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

元Gureのブログ一覧

2025年04月19日 イイね!

スゲェ特別感のあるスポーツ系旧車たち”ザ・ベストテン”

スゲェ特別感のあるスポーツ系旧車たち”ザ・ベストテン”
今回の”ベストテン”は旧車雑誌等ではありがちです💦

ただ、あくまで元Gure少年時代の60~70年代にうっかり見かけると発狂しそうだった特別感の際立つ”名車”をベストテン形式にしてみました、自己満ですがお暇潰しにお付き合い頂けると有難や(^^;

定義は国産車、当時ありふれたベースモデルや普及グレードが存在しほぼその頂点に立ち高性能、高額な故、ほぼ見る事のできなかったモデルとなりますんで宜しくどうぞ!


それでは早速行きましょー!今週の!?第10位!

【TA64型トヨタセリカ1800GT-TS(1982)】
alt

1982年、先に発売された3代目セリカTA63型の1800GT-T/GT-TR、第二次ハイパワー競争激化のこの時代、高性能は果たしてトヨタのDOHC戦略か日産のターボ攻勢か?で論争の繰り広げらる中、それに終止符を打つようにリリースされた国産市販初のDOHC+ターボで大きな話題を呼びました!

量販型のGT-T/GT-TRはクーペ、LBの両ボディに設定されますがGT-TSはボディ剛性の高いクーペのGT-Tをベースに装備を簡略化、当時のグループB参戦を目的としたホモロゲ取得のためのベースモデルとして市販されたのが1800GT-TSでした。

TA64セリカラリーモデル
alt

GT-TSはグループBの更なるエボリューションモデルとして20台の製造が許されたモノ、エンジンはベースの1.8L 3T-GTEU DOHCターボ 165psをベースに0.5㎜ボアップした4T-GTEUを搭載、出力などは3T-GTEUから不変ながら簡略装備と耐久力の高いRrリジット(GT-T/GT-TRは4独サス)、ウレタン製Frフェンダー等が施されたGT-TSは当時のラリーカーとしての最高パフォーマンスを誇るマシンでした!

ホモロゲのために産まれたGT-TS、走りのモデルで見かけはショボくラリー関係者しか手にしなかった極少数モデル、街で見かけるなんて事はほぼなくワタシは当時カローラ店勤務でしたのでGT-T/TRは散々乗りましたがGT-TSに関しては本社で受注したのを一度何かのついでに本社訪問した時に見かけたのが1度、後は後年何かのイベント参加車ってだけの幻的モデルでこの時は見かけ廉価版のセリカクーペを遠目に見て「もしかしてGT-TS?!?」と思いながら駆け寄り勘が当たった!と大興奮しましたっけ…

産まれた経緯からして特別感満載のGT-TS、見かけに派手さがなくあまり注目度はないかもしれませんが知る人ぞ知るこのモデル、天然車の残存は恐らくはないかもしれませんね。

続いて第9位!!

【M10A型マツダファミリアプレストロータリー(1970~1972)】
alt

1967年に登場した2代目ファミリアにはマツダの自信作であるロータリー(RE)エンジン搭載の第三弾としてコスモスポーツ、ルーチェREクーペに続くファミリアREセダン/REクーペ」が設定されして大いに注目を集めました!

RX100としてベースのファミリアが800~1200ccの純粋なファミリーモデルだったのに対しREは100psを誇る高性能を発揮、レシプロ2Lの実力を持つREはサーキットでもフェアディSRやスカイラインGTR、トヨタ1600GT等を向うに廻し善戦、この事からファミリアREは若者層に人気となりコスモやルーチェ等のように専用設計ではなくレシプロ量産のファミリアのボディを使いリーズナブルで提供され街で見かける度合いも当時は比較的多く”特別感”はあまり無かった印象…

しかしその後よりREの戦力UPの為70年にカペラ、71年にサバンナというより高性能なREカーが出現、ファミリアREはこれらに譲り影が薄くなります、1970年にファミリアシリーズのMCと共に”ファミリアプレスト”とサブネームが入りプレストにもREを設定、モノグレードだった以前のREからバリェーションを拡大、RE-TSS、RE-GSも設定しまだまだファミリアを売る気満々だったマツダ、しかしRE需要は少し足せば完全にカペラ、サバンナに手が届く事もありプレストREはファミリア時代nそこそこ生息したのに対しほぼ見かけない存在となりました…

REのアイコンである〇4連テールとセンターガーニッシュが”プレスト”の証!
alt

この時代、マツダはプレストに限らず新型車を出すと従来型車の売り上げが激減するという現象が頻発、装備も見かけもより豪華に充実したプレストRE、個人的にはファミリアRE時代より贔屓でしたがプレストのREを稀に見かけると興奮冷めやらない変なガキでしたねぇwww

プレストREは73年に廃盤、OILショックで致命的販売となったREで真っ先にリスト落ち、今となっては少数派故に残存もほぼないながらもプレミア価格での出物が稀に見受けられます、ある意味同時期のカペラサバンナよりも萌える存在かもしれません…

さぁ、8位行ってみましょー!

【E10型日産チェリーX-1・R(1972~1974)】
alt

日産が意欲的に放った同社初のFFモデルだった初代チェリー、1970年、まだまだFFが異端児扱いのこの時代にリリースしていますから如何に日産が当時先進的だった事をし示していますねー…

チェリーは当時の同クラス大衆車のサニー(B110)と部品共用しながらコストダウン、保守的なサニーよりややスポーティ路線に振りチェリー最高峰はサニー1200GXのA12型OHVツインキャブ80psを搭載するX-1、セダンとクーペに設定されます。
しかし当時は前衛的すぎるFF、まだ技術的な部分でトルクステアやFrヘビーが受け入れられず商業的には芳しいモノではなかった、このため72年にクーペX-1をベースにクラス初のオーバーフェンダーを備えるパフォーマンスモデルのX-1・Rを追加します!

僅か半年のモデルライフだった前期X-1・R
alt

しかしプレーンバックと呼ばれる独特なデザインが嫌われRの効果も虚しく街で遭遇する事はほぼナシ、コンサバなFRでより走りが楽しくスタイリッシュなB110サニークーペの人気とは裏腹、「チェリーなんて乗るのは変人」みたいな空気だったので極稀にチェリー、そしてバーフェンの姿を見かけたりすると大騒ぎでしたネ~w

72年、前期型時代にデビューしたR、しかしすぐにMCが入り僅か半年程度の前期R、今となっては残存はほぼ後期、前期は最早絶滅?って気がします。

盛り上がってまいりました(汗)第7位!!

【PR90系いすゞ117クーペ前期(1968~1972)】
alt

第7位はいすゞ117クーペ、117は大きく分けて前期、中期、後期と存在しますがここで取り上げるのは前期モデル。

有名な”ハンドメイド”と言われるのがこの前期型、元々ベースのセダンであるフローリアンは量産型だったのに対しJアローデザインの美しいクーペは月産60台という少量生産、美しくも複雑なボディ形状は当時の技術では量産ができずこのため同クラス車種の約2倍となる172万円という高額高級モデル故にまず遭遇する事ができないお宝クーペでした…。

しかし中期からは技術進歩で量産化、グレードも増やし廉価版も設定、中期~後期は比較的多く見れるモデルとなりましたが反面、前期の希少度はより高まります、ほぼスタイルは同じ、Frのウインカーがバンパー上(中~後期は下)、テールが中~後期は一文字タイプに対し左右独立の前期、うっかり中~後期だと大して注目せず通り過ぎた後に独立テールを拝み前期を確信した時には思わず手を叩く、そんな有難い存在だったと感じます(^^)v


どんどん行きます、第6位!!

【TE27/37カローラレビン、TE27/47スプリンタートレノ(1972~1975)】
alt
TE27カローラレビン前期

alt
TE27スプリンタートレノ前期

今でも大人気の27~37、47レビトレ、これは最早ワタシづれの説明なんて不要の超有名どころ!

27は当時のベースである2代目20系カローラ/スプリンターの一度目のMC後に追加されたのがセリカGT用の1.6L 2T-G型DOHCを詰め込んだモンスター、レビントレノ、カローラ/スプリンターでは中期ですがレビトレは前期/後期が存在します。

前期が1972~1973年、後期が1973~1974年のモデルでやはりラリーなど競技ベースが主流の”特殊”モデル、後期になると一般訴求も強く特に廉価版のOHV1.6Lを搭載するレビンJ/トレノJの存在もあり比較的見かけましたし現存の27もほぼ後期、しかし前期後期拘わらずカーキの20系を見ると思わず特徴であるオーバーフェンダーを探してしまう、そんな特別感満載な27レビトレでした!

1974年カローラ/スプリンターはFMCしカローラは3代目、スプリンターは2代目となりますが先代から引き続き2T-Gのレビトレはラインナップ、カローラは30系になりレビンはTE37、スプリンターは40系でTE47の型式となります。
alt
TE37カローラレビン

alt
TE47スプリンタートレノ

30、40では先代がボディ共用のFr/Rrリデザインだったのに対しカローラとスプリンターを差別化、基本のセダンもスタイリングを異にしスポーティモデルはカローラがHT、スプリンターがクーぺに変更、ボディも拡大され27の俊敏さはやや失われレビンはラリーには不向きの剛性の弱いHTボディという点が嫌われ人気はフェアレディZバリにライトが抉れるスタイリッシュなクーペボディのトレノに集中、トレノのみ豪華装備のトレノGTもリリース、27時代と違い解りやすいバーフェンという外見上での差別がなくあり触れていた30カローラ、40スプリンターでレビトレを見つけるのは結構難度高かった?昭和50年排ガス規制にパスできず1975年には37、47共に廃盤となり27より希少な存在になっておりますね、普及型の30、40系とレビトレの違いは見かけはほぼエンブレム違い程度しかなく見つけた時の喜びは27以上だったかもしれません(^^)


☆☆☆〜今週のスポットライト!!〜☆☆☆

今一歩、惜しくもベストテンに入らなかった特別感はこちら…

【A164A型ランサーセレステ2000GT(1979~1981)】
alt

ベストテン圏外ながら菱ヲタ元Gureの独断で11位にセレステ2000GTを持ってきました💦

セレステ晩年の1979年(デビューは1975年)、排ガス規制でスポーツグレードの1600ツインキャブのGSRを失い全体的なパワーダウン感を拭うために上級ギャランΣ/Λの4G52型アストロン80 105psを追加したセレステ2000GT、排気量UPでトルク増大で旧GSRのピーキーさはない代わり2Lのゆとりと豪華さをアピール!

しかしモデル末期で人気も低迷、少し足せばΣやΛに手が届く、2000とは言えGSRよりも10psダウンの出力で人気回復は得られずこれも街角で見かけるのは皆無、晩年といえど走っているのはグレード的には下となる1600GTや1600GTシステム80(ダイヤトーンオーディオ装備)が多くワタシも実車天然で見たのは2~3度、三菱好きにも大して話題にならなかったセレステ2000GT、デカールやエンブレムにそのグレード名を見つけた時には信じられない!!まで思ったモノですw


さぁ、ベストテンに戻ります!今週の第5位!!

【RT55型トヨタ1600GT(1967~1968)】
alt

専用ボディ、専用設計の高額高嶺の花であったトヨタ2000GT、その弟分として1967年に発売されたのがトヨタ1600GT…

2000GTと違い当時の量産車種、3代目RT50系コロナHTのボディを使い内外装もほぼコロナHT1500Sを流用、エンジンのみGTの名に相応しい9R型 DOHC+ソレックス×2 110psという高性能ユニットを搭載、後のトヨタDOHCの手法になるトヨタのベースエンジン(この場合は4R型エンジン)にヤマハがDOHCヘッドを載せるという共同開発は2000GT譲り、イメージリーダー的少量生産の2000GTに較べ一般訴求が強くサーキットデビューも行いSR311、ベレットGT、スカイラインGT-B等と共にサーキットを賑わせました!

ただこの構成が故、ベースのコロナHT5~60万の時代に4速のGT-4で96万、5速のGT-5なら100万円という高額設定が敬遠されトヨタの目論む広く普及はなされていません。

コロナとの違いはフェンダー左右にコロナにはないエアアウトレット(コロナはエンブレム)、そしてクオーターピラーの”1600GT-4又は1600GT-5”をあしらった2000GTと同タイプのマーク程度、遠目にはコロナHTと見分けができないモノでこれも前述のコロナとの関係もありほぼ見かける事のできない希少モデルもそんな中随分後年ですが一度GT-5を目撃した時には小躍りしたい気分になりました、あの時代、4速が当たり前の中でGT-5を買ったオーナー、尊敬できますナw

1600GTは僅か1年の短命でその系統は68年に登場したコロナマークⅡの1900GSS(RT72)に継承しています!


いよいよ上位に行きます、第4位!!

【PR91W型いすゞベレットGTR/GTタイプR(1969~1973)】
alt

1963年に発売され人気を得たいすゞベレット、翌64年にはスポーティな2ドアクーペボディのベレットGTを追加、まだまだ国産スポーツが少ない時代にベレGは大人気を得ました。

そんなベレットも元来はトラックメーカーで乗用車は片手間、このため他メーカーのような定期的FMCは難しくMC、大小の改良で9年の長寿モデルとなります。

この経緯の中、そろそろ人気に陰りが目立ってきた1969年、GTにテコ入れのため最強モデルのGTRを追加、117クーペ用に開発された1.6L G161W型DOHCソレックス×120psを搭載するハードバージョンで人気回復を狙いました。

70年のMCで名称をGTタイプRに変更、イメージカラーをオレンジとし派手なストライプ、Frには大径フォグを2個装備、従来型GTとは別格の迫力を備えるタイプR、しかしこの頃続々とデビューした新鋭スペシャリテモデル(トヨタセリカ、三菱ギャランGTO、マツダカペラRE、サバンナ)には設計の旧いベレットでは太刀打ちできず今では名車として誉れ高いタイプRも当時はこれら新鋭マシンの影に隠れ目立たない存在、派手な外観で比較的見分けのつきやす同車ながら当時GTはいても高額なタイプRはほぼ見ない、逆に年数を経た後年(近年)~現在の方が見かけるのも嬉しく感じますナ(^^)


いよいよベスト3に入ります!今週の第3位!!

【A53C型三菱コルトギャランGTO MR(1970~1973)】
alt

ワタクシの大好物、ギャランGTO、堂々3位ランクイン(^^;

いや、これは三菱マニア以外でも納得できるでしょ、何せ3年(実質的には2年)総生産台数835台という希少なMR、ただでさ夢中なGTOでMR見た日にゃ間違いなく発狂です💦

初期型のみに存在した希少三菱唯一の4G32AⅢ型1.6L DOHCソレックス×2 125psと言うハイスペックエンジンを搭載するMR、ライバルの同じテンロクDOHCのセリカ1600GT(115ps)、ベレGタイプR(120ps)を超えクラス最高のMAX200km/Hを誇る三菱のイメージリーダーでした。

しかしその高性能、少量生産が故にセリカやベレGより20~30万高額設定の為、ほぼ売れず往時街で見かけるのは普及モデルのMⅡ、このMⅡですらSOHCながらセリカGTと大差ない価格でGTOはセリカに撃沈したキライがありますねー…

期初度の高いMRは生廃止後4~5年で早くプレミアム化!
alt
alt

GTOは中期型の73年~のオバフェン付き2000GSRはメジャーな存在、SOHCながらMRと同等の性能を持ちながら安価で街中ではこちらの方が多くMRは当時実車目撃は1~2度の記憶、見かけはエンブレムとホイールリング、そしてボンネット上のダミーのエアスクープ、MRもベレGタイプR同様近年の方が見かけますが昔、数少ないMRを目撃した時の事は場所まで鮮明に憶えていますしインパクト強すぎでしたw


とうとう来ました!第2位!!

【KGC10/KPGC10/KPGC110日産スカイラインGT-R(1969~1973)】
alt
1969~1970 KGC10

alt
1970~1972 KPGC10

”特別感”と言えばこのベストワン、ツーに勝るモノはないでしょう、今も昔も皆憧れた第一世代のスカイラインGT-R、これも最早下手な解説は不要ですナ(汗)

先代プリンススカイラインS54Bの精神を受け継ぎ69年にプレミアムモデル的にデビューした当時はハコスカのR、常識外の直6 DOHC24バルブソレックス×3 160psというサーキットエンジンそのもののS20型エンジンを搭載、デビュー時はベースのスカイラインがセダンオンリーだったので当然セダンボディ、ただ普通のスカイラインと違うのはレース用ワイドタイヤが履けるようにスカイラインのアイディンティティだったサーフィンラインのあるRrフェンダーを無骨に切り欠きこれが大迫力、70年のMCで新設定されたHTにGT-Rは受け継がれHTになってからはやはり切り欠きフェンダーにRrのみオーバーフェンダーで武装、他にも快適装備簡略化、初期モデルはA級ライセンス保持者しか販売しなかったという伝説もありGT-Rは早くからプレミアム的存在、スカイランの普及モデル(GT/GT-X)が100万前後の時代にGT-Rは150万オーバー、これは当時の高級車セドリックグロアリアよりも高額で広く普及する筈もない、しかし人気車のスカイライン、やはり近年の方がRは見かける(ほぼGT系をカスタマイズしたR仕様と思われる)も往時でも何度かは見かけその度にさすがの菱ヲタのクソガキもノックアウトって感じでしたわw

そして73年のスカイラインのFMC、通称ケンメリと言われる4代目スカイラインにもGT-Rを設定、しかしデビュー直後に発表された昭和48年排ガス対策に適合できない事から生産台数僅か197台という”幻のGT-R”として有名、現在その価値は1億とも2億とも云われトヨタ2000GTと並び我が国の代表的プレミアム旧車なのはクルマ好きなら常識ですナ!
alt
KPGC110 1973

ケンメリRはハコスカよりも識別はラク、前後のバーフェン、R専用グリルとRrスポ等が装備されスマートさを強調していたケンメリの中でも異色のド迫力!

エンジンはハコスカ同様のS20型、本格バケットにアルミインパネと男心をくすぐるR専用装備は当時からGTやGT-Xにそれを組んだ”R仕様”もメジャーな存在でワタシが過去~現在比較的多く見かけたケンメリRは9割方この”R仕様”だと思います、それ位ある意味あり触れていたR仕様、ホントのケンメリRと確信目撃はかつて訪れていたイベントのみですねぇ。。。


さっ、オオトリですね!!第1位はこれでした!!

【S30型日産フェアレディZ 432(1969~1971)】
alt
Z432

これはもう誰もが納得!?でしょ、これも説明不要の王道Z432!!

69年にデビューしたS30Z、高性能&リーズナブルで世界中で人気となりました、そのTOPグレードがスカイラインGT-Rから移植のS20型エンジンを搭載するZ432、”4バルブ2カム、3キャブ”からネーミングされたZ432、普及型ZがセドグロやスカイラインのL20型エンジンを流用し安価で提供できたのに対しS20は少量生産の為高額化、これにより高性能ではあってもGT-R同様に”特殊車”扱いで滅多やたらに街中にいるような個体ではなく往時、その特徴であるエンブレム上の”432"とマグホイールを探しても見れた記憶はなく後年、仕事場のAA会場で目撃した際はチビリかけましたわwww

目撃したのは市販不可だったレース専用のZ432R仕様…
alt
Z432R

S30Zでメジャーなのは73年、432と入れ替わりでリリースされた240Z-G、これは432と異なり通常のZよりロングノーズ(通称Gノーズ)とされ前後オーバーフェンダーも装着、素のZと大差ない432より迫力があり人気ははこちらが上、GT-R同様仕様も含めてかつては多く見かけましたが天邪鬼には240Zよりも432、240は見かけは凄くてもSOHC、psも150ps、4バルブDOHCの160psだったS20には適わないとスペックマニアは今も思うのでした!


って事でランキングは以上となります、12位以下20位までの特別感旧車は下記の通りです!

12位:RT72型コロナマークⅡ1900GSS
13位:U12型ブルーバードSSS-R
14位:MZ20型ソアラエアロキャビン
15位:C53型ミラージュXYVYX(サイビクス)
16位:K10型マーチR
17位:E38A型ギャランVR4R
18位:R31型スカイラインGT-SR
19位:RX22型マークⅡ2000GSS
20位:E33A型ギャランAMG

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

如何でしたか?くまでワタクシ個人の思いです、ヒトそれぞれさまざまな”特別感”があって当然ですんでそれぞれご自分の”特別”を思ってみて下さい!

長文読破、お疲れさんでした(^o^)/
Posted at 2025/04/19 22:28:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | ザ・ベストテン | クルマ
2025年01月12日 イイね!

ブサイク”ザ・ベストテン”

ブサイク”ザ・ベストテン”今回の”ベストテン”はタイトル通りでそれ以上でも以下でもないっす…

これ、以前から温めていたネタですがクレームが怖いんでやらなかったですが意を決してやろうかと💦

ただ誤解なきように前置きすれば該当車種をけなす、ディスるとかの意図はない、性能がどうのこうのは二の次、ただ元Gureがあくまで個人の主観により”ブサイク”と思っているのを羅列しただけなのでもし該当車種のファン、好きで好きでタマらない、若しくは現オーナーなんだけど!って方には真にお見苦しいネタだと思いますがそこは太い気持ちで読み過ごしてやって下さい、くどいですがあくまで個人の主観です、デザインは主観によるものなので個人差も大きいのでそういう見方もあるんだ、程度に軽く読み流してくささいまし。

いつものように国産車限定です、トラック等は含まずあくまで乗用車(一部商用車)のみ対象にしています。

それでは早速行きましょー!今週の!?第10位!

【CR5/6/9W型三菱ディオン】
alt

残念ながらベストテン入りの我が三菱車(-_-;)

まぁ、これはどんなに菱贔屓でもブサイクで勘弁してくれ!と往時は思い見かける度に「ブサイクやなぁ~」と心で呟いていた気が…

日産と共にミニバン先駆の三菱、その先駆のシャリオが3ナンバーに移行しシャリオグランディスとなったのを受けて5ナンバーサイズミニバンとして2000年にデビュー、既存ミラージュディンゴをベースに3列化したNEWモデルでしたがデビュー直後に例の不祥事が発生、新型ながらもこれの影響が大きく他の三菱車同様に販売は低迷、それでも需要のあるカテゴリーなので2006年まで6年間ラインナップされていましたが1代限りで消滅、来てるカテゴリーながら前後して親分(?)のシャリオから発展したグランディスも廃盤になるという惨状でしたねぇ…。

まっ、個人的には無理矢理ディンゴをストレッチした間延びのスタイリング、共産圏のようなデザインのFr/Rr、仮に不祥事がなくてもこれは売れなかったでしょう、そう思う位ブサイクに感じますわ。


続いて第9位!!

【J50型日産スカイラインクロスオーバー】
alt

ウチの変人娘婿もかつて乗っていたスカイラインクロスオーバー、これは今のようにSUV全盛期ならばまだ受け入れられたかも?

何せデビューは2009年、まだSUVなんて特殊なイメージがある中でのデビューだったしジジィ世代には低く長くスタイリッシュが代名詞であった”スカイライン”の名が冠されていた事にも抵抗がありましたねぇ、スカイラインの名じゃなく海外同様インフィニティ名ならばこのずんぐりむっくりも許せたかもしれない、出た時真っ先に「こんなん、スカイラインじゃない」と多くのご同輩が思ったのでは!?

現代ならばセダンの代名詞=クラウンですらSUVする訳なんで恐らく今出てきたらすんなりと受け入れられたかもしれん、しかしこれも2016年までラインアップしていましたが見かける度合いは娘婿以外には最後まで殆どなく商業的にも失敗、今に続くスカイラインの名を地に堕とした戦犯の1台かもしれません、まぁSUV嫌いのワタシとしては今出てきても到底好きにはなれないんでこの順位にしました!


さぁ、8位行ってみましょー!

【AB/AM/AF/AJ型2代目スバルレオーネ】
alt
(セダン前期)

alt
(HT後期)

出ました!大の苦手スバルレオーネ…

とか言ってるとおとろしいスバリストが怒鳴り込んでくるんで程々にしとかんと💦

三河の傘下入りする前のスバル(当時富士重工)は「ウチを解ってくれるユーザーにだけ売れればいい!」って感じで唯我独尊のクルマ造りをし前述の通りそれが要因で熱狂的スバリストを産んだ代わりに一般人にはとっつきにくいモデルが多かった、特に60~70年代はその傾向が強くスバル初の市販小型車のスバル1000~これの発展型初代レオーネもFFを活かした独特なスタイリング、しかしそれでも”ブサイク”と感じる程の醜さではなく”あぁ、スバルの哲学なんだなぁ、オレには理解できんけど”的に見れていました。

しかし1979年初のFMCで2代目となった新型レオーネは正直見るに堪えないブサイクさ、わざとカッコ悪くしてんじゃね?的にブヨっとしたフォルムに愛変わらずの異次元のロングW/B、HTに至っては本来流麗なスタイリッシュこそがHTやクーペな筈なのにセダンに輪を掛けたブヨブヨさ、ダルマちっくにボディ下が膨れ尻下がりのみっともないRrスタイルは到底受け入れられませんでしたねぇ、この企画が80年代までの限定なら文句なく1位を与えたい位、これを上回る”ブサイク”が90~現代でも数多く存在するんで8位としました!


盛り上がってまいりました(汗)第7位!!

【T11型3代目バイオレットリベルタ/2代目オースターJX/スタンザFX】
alt
(バイオレットリベルタセダン前期)

alt
(スタンザFX後期)

歴代に於いてド変態扱い(オレだけかw)のバイオレット3兄弟、その中でも酷かったのがバイオレットは2代目となるバイオレットリベルタ、オースター/スタンザはそれぞれ初FMCの2代目になるサブネームJX/FX…

80年代初頭、日産は他社に先駆けて”次世代は欧州的にFFが主流”とFR→FF転換を推進、その第一弾が当時上級大衆クラスのこのバイオレットファミリー。

それまでのファミリーがサニーやブルーバードの寄せ集めコンポーンネントだったのに対し新型はそれこそ欧州車を手本としFFの利点を最大限生かす居室優先のスタイリングを採用するもその出来栄えは従来にはない異端さ、前後を細く絞りキャビンを広く、室内もセンターコンソロールを廃し内張のアームレストさえドアにめり込ませるという徹底した合理主義で真面目に造られたのは理解できても保守的な日本人には受け入れられず笛吹けど踊らず的な状況でした、ワタシも一目見た時点で「ウワッ、何だこりゃ、ブサイク」と思いましたしねぇ、まぁこれも出てくるのが早すぎたキライはありますが…。

ただこのバイオレットファミリーのいけないところはポリシーのなさかなぁ、あまりの売れ行き不振で1981年の登場し2年でリベルタは廃盤、残るオースターJX/スタンザFXは酷評のデザインを振り返り中途半端のFrのみまるで上級のブルーバードのような角ばった幅広のデザインに変更、評判芳しくなくとも全体が丸み帯びた前期のデザインの方がまだバランスが取れ後期型の取って付けたような出で立ちはブサイクを更に磨きをかけた感じで完全にデザインが破綻、到底これも受け入れられなかったのは当時を知る方々で承知の事実、今回は7位のランクインとしました~!


どんどん行きます、第6位!!

【F15型日産ジューク】
alt

今は海外専用で2代目となったジューク、しかし初代は国内販売もなされ一定のファンはいたようです。

しかしアクの強いスタイリングはよく言えば個性的、悪く言えば醜悪?好き嫌いがハッキリ別れる出で立ちだと思います。

これも2010年にデビュー、まだSUV市場が開花していない時代なのでその分厚いサイドビューはスマートさのかけらもなく喰いつきそうな怪獣みたいなFrビュー、どうしてこんなカタチなん?的なテールランプとワタシ的には全てが受け入れ拒否!!って感じ、ただ聞くと好きなヒトは今も再販を望むなんて声もあるようでヒトの感性ってのは様々だなぁと思わせてくれるモデル、ワタシ的には全てがNGなんで6位という高順位とさせて頂きました!


☆☆☆〜今週のスポットライト!!〜☆☆☆

今一歩、惜しくもベストテンに入らなかったブサイクはこちら…

【B11型5代目日産サニーHBクーペ】
alt

このサにーのメインにはセダン、5ドアワゴン(カリフォルニア)が存在、こちらの2モデルは好きではないながらもデザイン的に破綻は免れていると感じHBクーペのみが対象で一応圏外とはしましたがこれも酷かった…

サにーのクーペモデルと言えば初代のB10で登場、2代目のB110や4代目のB310はサーキットでも大活躍した名車、3代目のB210も不思議なデザインながらもサニークーペのイメージを崩さない流麗さ、スポーティさが魅力!

しかしこのB11のHBクーペは背むしのように野暮ったくスポーティさのかけらもない、この時期の日産(1981年デビュー)はFFの転換する事しか頭になくバイオレットリベルタ同様にクーペと言えども居住性第一優先にした結果がカッコ良くもスポーティでもない野暮なクーペになってしまったと感じます、セダンはそこそこ売れるもクーペは惨敗、1983年には早くも廃盤になり2BOXのHBに切り替えられたってのも印象良くないですナ…。


さぁ、ベストテンに戻ります!今週の第5位!!

【NCP10系トヨタプラッツ】
alt

今ではすっかり市民権を失ったセダン型モデル、しかし20年前はセダンがまだまだ主流、2BOX(HB)、ミニバン、1BOX、SUV(RV)と車型はバラェティに富んでいましたがまだまだセダンがクルマの基本だった時代にデビューしたプラッツ!

このプラッツは主に保守的な年配層をターゲットにしたモデルで街で見かける同車もほぼお年寄りがハンドルを握っていた印象、2BOXの3/5ドアHBで人気の高かった初代ヴィッツ(1999)をベースにRrにトランクを設けてセダン化したのがプラッツ、この時代は前述の通り特に高年齢層にはセダン必須でしたので他社でもこうした2BOX→3BOX化した急造モデルが存在、古くは三菱ミラージュセダン/ランサーフィオーレやAL10/20系ターセル/コルサのセダン、プラッツと同年代ではホンダフィットアリア、ダイハツシャレードソシアル等々…

しかしこのプラッツも酷い、全体がクサビ形でウインド下端ラインも合わせてボディ後端に行くに従い切れ上がりスポーティな印象にしていたヴィッツのお尻に無理くりにトランクを付けたためボディライン全体が破綻、アリアやソシアルでもこの印象はあるもプラッツは見るに堪えない出来栄え、まぁ年寄りにデザインは二の次かもしれませんがもう少し何とかならんのか!と見かける度にぼやいていましたっけ、堂々5位です!


いよいよ上位に行きます、第4位!!

【4代目Y12型AD/3代目Y12型ウイングロード】
alt
(4代目AD=商用)

alt
(3代目ウイングロード=乗用)

2005年デビューの両車、さすがに乗用の方は古すぎて需要もなくなり現在廃盤になりましたが商用ADは未だ現役、HVもなければ普通のガソリンでも燃費や走行性能はライバルプロボックスには適わず積載効率でも負ける、果たしてADを選ぶ意味はまだあるんか?と疑問ですが存在するって事はあるんでしょう、現行はともかく20年に渡り販売されるADは街中でもよく見ますしね、まぁ値引きではトヨタに勝ってるんで貧乏企業ではまだご用達かな!?OEMのマツダファミリアバン、三菱ランサーカーゴも含めると世の生息台数はかなりのモンでしょう…

いやいやこれも出た時は見るのも不愉快になるほどのブサイクさ、Rrドアのルーフとドアサッシュ上バランスが変、芋虫のようなズングリさ、ウイングロードはガーニッシュのおかげでまだマシながらADなんてRrの面積に対し明らかに小さいテールランプ、テールゲートにオマケの如く付けられたバックライト、褒めるところがない位醜悪な出で立ちはつい最近まではオレ的には1位でした。

ADはこれの前、VY11までは元祖のサニーバンから継承する軽快で乗って楽しい商用バンでしたがVY12ではそれも失われ残念感しかない、見たくないけど未だ売ってて目に入る、ワタシにとっては憎まれっ子世に憚るですな〜www


いよいよベスト3に入ります!今週の第3位!!

【K151/161/162型初代スバルサンバー及びTT/TV/TW1~2型5代目サンバー/同ディアス】
alt
(初代)

alt
(5代目)

おとろしいスバリストさんに敬意を込めてサンバーは2モデルを3位ランクインですゾ!

いやいや、お仲間にもサンバーマニアがいるんで書きにくい事この上ないですがね、富士重工の名作としてはワタクシもリスペクトはしておりますよ、ただ見かけは嫌い、嫌なモノは嫌なんです…

”クチビル”が有名な初代サンバー、悪路や積載時に強いRR方式、他社に先がけてスペース効率に優れるキャブオーバーを採用するなど意欲作である事は大いに認めます、ただ…

いくら昔(1961年)とは言えこのデザインはないでしょ、子供が絵に描いたのをそのまま実車にしたような出で立ちはデザインなんて言う概念はないんでね?的なやっつけ感丸出し、今見ればユニークで個性的だとも思うもこの時代に産まれていても絶対選ばない、それは確信できますね~。

サンバーより早くキャブオーバーを纏ったくろがねベビーなどはオーソドックスで見れるデザイン、まぁベースの360にせよクチビルサンバーにせよこの頃のスバルにはデザインの概念、良くも悪くも他社とは大きな違いがあったんでしょうナ。

5代目、これはスバルオリジナル最後のサンバーとして今もマニアには人気が高い、伝統のRRで走破性の良さ、他社のアンダーフロアの軽トラ/軽バンに対して足元も広々、これはサンバー唯一で好きなヒトがハマるのも理解できます。

ただ…スタイルはどう見てもおかしいでしょ?あまりに取って付けたような鼻先、通常のキャブオーバーのタイヤ位置で鼻先だけミニバンの如く出っ張っている、これによりクラッシャブルゾーンと足元の余裕を確保しているのは充分理解するもデザインはどうしても理解できない、また反則ながらこれで長距離移動した事がありRRにより前が軽く船のようにフワフワと不安定で車酔いしないワタシですら気持ち悪くなった事があるんで余計印象が悪いんで3位という高順位、堪えてつかぁーさいw


とうとう来ました!第2位!!

【ZE1型初代ホンダインサイト】
alt

初代インサイト、ホンダ初のHVなんで燃費重視の空力優先デザインはある程度理解はできる、実際ボディ上半分はかつての名車CR-Xを彷彿させる流麗さで上だけみればブサイクどころかカッコイイとさえ思う、しかし全てぶち壊すRrフェンダーの処理、昔あった遊園地の豆自動車じゃあるまいしいくら何でもやり過ぎって感じで嫌悪感しかなく何かの間違いでこれを手にしたらRrフェンダー、Rrタイヤに合わせてカットするのは間違いない、その位受け付けないデザインなんで2位としています!

空力重視は解るもこの処理でどんだけ空力が有利になるのか?どんだけ燃費が良くなるのか?例えこれにより10㎞以上低燃費だとしても絶対選ばない自信がありまするw


さっ、オオトリですね!!第1位はこれでした!!

【BH型8代目ファミリアNEO/4代目同フォードレーザー】


(ファミリアNEO)

alt
(4代目レーザー)

かつてのマツダの屋台骨だったファミリア、7代目まで各代で進化し質感もアップ、特に5代目BD型ではファミリアに乗るのがトレンド!という時期が確かにあり一躍その名を轟かせるモノになりました。

1994年に8代目BH型がデビュー、しかしこのBHはこれまでのファミリアとは違いマツダの業績悪化やバブル崩壊の波に逆らえずコストダウン1本槍となりやや残念な出来栄え。

そんな中、これまで若者を中心に訴求しBG型以来人気の高かった3HBはBHでは攻めに攻めたデザインに変貌、新たにHBのみNEOというネーミングまで付けコストダウンを感じさせない攻めぶりでした、しかし…

当時提携していた米・フォードの意向が強いのかアメリカン的な大雑把で首を傾げるデザイン、出た瞬間からこれは日本人にはウケないわ!と直感できるヘンテコさは同じ時代でも群を抜いていたかも!?
当時のマツダは他にもランティス、FD型RX-7、センティア等独創的で日本車離れしたデザインが多かったながらこのNEOだけはどう見てもFrとRrスタイルがアンバランス、勿論個性的ではありましたが今風に言えば”クセ強”って感じでしょう、恐らくこれ買ったヒトは兄弟車のレーザーを合わせても極少数?あまりに売れずご多分に漏れずNEOは2年程で消滅、代わってコンサバな先祖返り的2BOXのHBに変更される程ワタシ以外でも嫌われたモノでした、尚レーザーの方はモデルライフの4年きっちり存在したも実車の目撃って1度位かも!?まぁNEOにしても2~3回しか記憶ないんでね、忌み嫌われ度は相当なモノで堂々1位と致しました!


って事でランキングは以上となります、12位以下20位までのブサイクモデルは下記の通りです!

12位:JY32型日産レパードJフェリー
13位:G300系ダイハツパイザー
14位:2代目410型日産ブルーバード
15位:3代目JT151/191型いすゞジェミニ
16位:9代目U13型日産ブルーバードセダン
17位:RJ1/2型スバルR1
18位:5代目V50系トヨタビスタ
19位:4代目K13型日産マーチ
20位:2代目S11/12型三菱デボネアV

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

如何でしたか?何度も書きますがそこらのオッサンの一意見です、該当車種のオーナーさん、ファンの方にはお見苦しブログでしょうが笑って見過ごしてやって下さい、スバル率、日産率が高いのはあくまで偶然ですから~(;'∀')

長文読破、お疲れさんでした(^o^)/
Posted at 2025/01/12 21:42:42 | コメント(3) | トラックバック(0) | ザ・ベストテン | クルマ
2024年07月25日 イイね!

軒先貸して母屋を取られた!?昇格サブネーム”ザ・ベストテン”

軒先貸して母屋を取られた!?昇格サブネーム”ザ・ベストテン”

今回の”ベストテン”はタイトルに表すように本来のネーミングに高級化やイメージ一新を主としてサブネームを与えたのは良いモノのそのサブネームがまるで出世魚のように?主ネームを置き去りにしてサブネームがファーストに昇格した10(11)選をやってみたいと…


まぁ、これにランク付けってのも無理があるんでサブネーム→ファーストネームに昇格、元々のネーミングを上回る昇格ネームが長きに渡り親しまれたモデルを高順位にしたいと思います!



定義は例によって国産4輪の乗用車のみ、国内廃盤海外継続中のネーミングは除き同一ネーミングでもタクシー用、バン/トラック等が乗用モデル廃盤後も継続されていた場合は含まずあくまでメインの乗用モデル限定やっていきますのでお暇な方お付き合いくださいまし(^^;

それでは早速行きましょー!今週の!?第10位!

【マツダサバンナ→サバンナRX-7→アンフニRX-7】

安価なスペシャリティスポーツとしてデビュー、RX-7のサブネーム付記と共に日本を代表するピュアスポーツに生まれ変わった唯一無二のロータリースポーツ

サバンナ
alt
1971年(S46)~1978(S53)
全1代(S102/124)ファーストネーム期間7年
※画像はS102サバンナ

サバンナRX-7
alt
1978年(S53)~1992(H4)
全2代(SA.FC)ファースト+サブネーム期間14年
※画像はSA22CサバンナRX-7

アンフニRX-7→RX-7
alt
1992年(H4)~2003(H15)
全3代(FD)昇格ネーム期間11年
※FD3SアンフニRX-7


続いて第9位!!

【日産バイオレット→バイオレットオースター→オースター】
バイオレット~オースターは不人気モデルの代表だったが思い切ってオースターから完全にネーミングチェンジしたプリメーラは人気急上昇。

バイオレット
alt
1973年(S48)~1977(S52)
全1代(710)ファーストネーム期間4年
※画像は710バイオレット

バイオレットオースター
alt
1977年(S52)~1978(S53)
全1代(710)ファースト+サブネーム期間1年
※画像はA10バイオレットオースター

オースター
alt
1978年(S53)~1990(H2)
全3代(A10/T11/T12)昇格ネーム期間12年
※画像はT12オースター


さぁ、8位行ってみましょー!

【トヨタコロナマークⅡ→マークⅡ→マークX】
コロナの先行モデルとしてコロナマークⅡとしてデビュー、後に単独車種となり10代目を境に10を表すXをⅡから変更した。

コロナマークⅡ
alt
1968年(S43)~1984(S59)
全4代(T60・70/X10・20/X30/40/X60)ファーストネーム期間16年
※画像はT70コロナマークⅡ

マークⅡ
alt
1984年(S59)~2004(H16)
全5代(X70/X80/X90/X100/X110)昇格ネーム期間20年
※画像はX70マークⅡ

マークX
alt
2004(H16)~2020(R2)
全2代(X120/X130)変更昇格ネーム16年
※画像はX130マークX

盛り上がってまいりました(汗)第7位!!

【いすゞフローリアン→フローリアンアスカ→アスカ】

フローリアン
alt
1967(S42)~1982(S57)
全1代(PA)ファーストネーム期間15年
※画像はPA20フローリアン

フローリアンアスカ
alt
1983年(S58)~1984(S59)
全1代(JJ)ファースト+サブネーム期間1年
※画像はJJ110フローリアンアスカ

アスカ
alt
1984年(S59)~1990(H2) OEM1990(H2)~2002(H14)
全5代(JJ110・120/510/BCK・BCL・BCM/CJ1/CJ2・3)昇格ネーム期間18年
※画像はJJ120アスカ


どんどん行きます、第6位!!
【トヨタコロナ→コロナプレミオ→プレミオ】

コロナはトヨタ車でクラウンに次ぐ老舗ネーミング、ファースト+サブネーム時代を含め40年超えのBIGネームが11代目のFMCでいとも簡単にネーミングチェンジされた時は驚きました…

コロナ
alt
1957年(S34)~1996(H8)
全10代(T10/T20・30/T40・50/T80・90/T100・110・120/T130/T140/T150・160/T170/T190)ファーストネーム期間39年
※画像はT40系コロナ

コロナプレミオ
alt
1996年(H8)~2001(H13)
全1代(T210)ファースト+サブネーム期間5年
※画像はT210系コロナプレミオ

プレミオ
alt
2001~2021(H13~R4)
全2代(T240/260)昇格ネーム期間20年
※画像はT260系プレミオ


☆☆☆〜今週のスポットライト!!〜☆☆☆

今一歩、惜しくもベストテンに入らなかった絶対いる装備はこちら…

【ダイハツフェロー→フェローMAX→MAXクオーレ→クオーレ】

ダイハツかつての代表的な車種、クオーレ以後もミラ、ミライースと七変化的にネーミングを変えるも基本のポリシーは持ち続ける庶民的軽自動車。

フェロー
alt
1966(S41)~1970(S45)
全1代(L37)ファーストネーム期間4年
※画像はL37フェロー

フェローMAX
alt
1970年(S45)~1977(S52)
全1代(L38)ファースト+サブネーム(①)期間7年
※画像はL38フェローMAX

MAXクオーレ

1977年(S52)~1980(S55)
全1代(L40S)ファースト+サブネーム(⓶)期間3年
※画像はL40SMAXクオーレ

クオーレ
alt
1980年(S55)~1989(H1)
全2代(L55S/L70S)昇格ネーム期間9年
※L55Sクオーレ


さぁ、ベストテンに戻ります!今週の第5位!!

トヨタパブリカ→パブリカスターレット→スターレット】

元々はパブリカのクーペ、4ドアセダンに与えられたネーミングがスターレット、78年のFMCによりスターレットに統一。

パブリカ
alt
1961年(S36)~1978(S53)
全2代(P10/20・30/50)ファーストネーム期間17年
※画像はP10系パブリカ

パブリカスターレット
alt
1973年(S36)~1978(S53)
全1代(P40/50)ファースト+サブネーム期間5年
※画像はP40系パブリカスターレット

スターレット
alt
1978年(S53)~1999(H11)
全4代(P60・70・80・90)昇格ネーム期間21年
※画像はP70系スターレット




いよいよ上位に行きます、第4位!!

【いすゞベレット→ベレットジェミニ→ジェミニ】

乗用車撤退前のいすゞ代表的乗用車で凝った造り、独特な味付けから根強いファンが多い。

ベレット
alt
1963(S38)~1974(S49)
全1代(PR)ファーストネーム期間10年
※画像はPR90ベレットGTタイプR

ベレットジェミニ
alt
1974年(S49)~1975(S50)
全1代(PF50)ファースト+サブネーム期間1年
※画像はPF50ベレットジェミニ

ジェミニ
alt
1975年(S50)~1993(H5) OEM1993(H5)~2000(H12)
全5代(PF50・60/JT150・190・600/JT151・191・641/MJ1~3/MJ3~4)昇格ネーム期間25年
※画像はJT150ジェミニ


ベスト3に入ります!第3位!!

【トヨタカローラ→カローラスプリンター→スプリンター】
トヨタの代表的ファミリーカー、初代カローラの派生クーペモデルでカローラスプリンターが追加、カローラ初のFMCによりスプリンターは独立車種となる。

カローラ
alt
1966年(S41)~1970(S45)
全1代(E10)ファーストネーム期間4年
※画像はE10系カローラ

カローラスプリンター
alt
1968年(S43)~1970(S45)
全1代(E15)ファースト+サブネーム期間3年
※画像はE15系カローラスプリンター

スプリンター
alt
1970年(S45)~2000(H12)
全7代(E20・30・40・60/70/80/90/100/110)昇格ネーム期間30年
※画像はE70系スプリンター


とうとう来ました!第2位!!

【日産セドリックシーマ/グロリアシーマ→シーマ】
バブル最盛期にセドグロの上級バージョンでデビューしたセドグロシーマ、母体とは似て非なる出で立ちが富裕層の心を掴み2代目以後にシーマ単独名義となる。

セドリックシーマ/グロリアシーマ
alt
1988年(S63)~1991(H3)
全1代(Y31)ファーストネーム期間3年
※画像はY31セドリックシーマ

シーマ
alt
1991年(H3)~2022(R4)
全4代(Y32/Y33/F50/Y51)昇格ネーム期間31年
※画像はY51シーマ


さっ、オオトリですね!!第1位はもうこれしかナイでしょう!!

【三菱500/コルト→コルトギャラン→ギャラン
かつての三菱重要基幹車種、コルトから始まりギャランになり様々なサブネームモデルが存在した(例:GTO/クーペFTO、L等)
※別系統車種の同一ネーミングは除く(例:2002年のZ21/23コルト、2007年のギャランフォルティス等)

コルト
alt
1960年(S35)~1970(S45)
全31代(A10)ファーストネーム期間10年
※画像はA20コルト1000

コルトギャラン
alt
1969年(S44)~1973(S48)
全1代(A51A/52A)ファースト+サブネーム期間4年
※画像はA51Aコルトギャラン

ギャラン
alt
1973年(S48)~2005(H17)
全7代(A112A~117A/A121~133/A161~167A/E12A~17A/E31A~39A/E52A~E84A/EA・EC1~7A昇格ネーム期間32年
※画像はE30系ギャラン


ランキングは以上となります、他にも出世魚?ネーミングチェンジしているモデルも数多いですが基本、元々のネームを受け継ぎながら発展したもの、また老舗ネームは名乗りながら元祖とは系譜が繋がらないモノは省いておりますので…

長文読破、お疲れさんでした(^o^)/

Posted at 2024/07/25 22:14:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | ザ・ベストテン | クルマ
2024年05月26日 イイね!

昭和~令和の大勝負!?トヨタvs日産ライバル列伝”ザ・ベストテン”

昭和~令和の大勝負!?トヨタvs日産ライバル列伝”ザ・ベストテン”今回の”ベストテン”はかつて西の横綱、東の横綱と言われラインナップ車種にはお互い必ずライバルをぶつけ特に昭和の時代は熾烈な闘いを見せていたトヨタvs日産のライバル対決をベストテン形式でご紹介したいと…(^^;

いやいや、令和の現代でも一部車種にその流れは受け継いでいるものの近年の日産の不振やトヨタに対抗する力の低下等でライバル対決は日産に変わってトヨタの標的はホンダに重点を置いていますがトヨタ、日産のいい悪いでなく、どちらが好きか否かではなくかつてのトヨタvs日産に心躍らせてその闘いを観ていた御仁も多いかと思います!



今回は昭和の、平成の、そして令和の?名勝負をワタクシの印象に大きく残り個人的趣向も含んだ闘いを振り返ります、かなりの長文ですのでご了承下さい!


それでは早速行きましょー!今週の!?第10位!

【トヨタハイラックスvs日産ダットサントラック】
alt
初代RK10系ハイラックス(1968~1972)

alt
5代目520型日産ダットサントラック(1965~1972)

トヨタvs日産は何も乗用車だけではなくあらゆる車型まで及び60~70年代ではまだ両社が日野や日産ディーゼル等をグループに持たない時代でははマイクロや中型~バスまでラインナップして火花を散らせていました…。

そんな中でも中小企業や個人商店で重宝されていたのがボンネットトラック、今の軽トラが拡大の一途によりボントラ文化は廃れましたがこの時代360ccの旧々規格の軽トラは商工業(商業)を支えるには役不足、まだマイカー文化が根付く以前は乗用より商用がメイン、そんな中戦前よりボントラとして親しまれたダットサントラックの支持は大きく長い事この市場を独占、勿論トヨタも三菱もいすゞも対抗馬は出すもダットラの知名度に撃沈していました。

そんな中、日野自動車を60年代に傘下に収めたトヨタは旧日野のボントラである「ブリスカ」を発展改良したハイラックスを68年にデビューさせ本格的にダットラ追撃態勢に入りました、ダットラの高い壁はなかなか崩す事ができず70年代後半に訪れたRVブームにより両社4駆モデル、Wキャブを設定、これによりようやくハイラックにも脚光浴びるようになるも本来の役割である純商用ボントラとしてはやはりダットラ優性、ダットラは海外専売となりながらも惜しくも2021年に廃盤、ハイラックスは乗用SUVテイストのWキャブのみの国内ラインナップとしており前述の通り軽トラにその立場を奪われたままながら2000年代のボントラ最終までダットラが市場支持では上回っておりましたが結果的にハイラックスが生き延びたという結果に。

しかし商用モデルではvsトヨタで日産が勝利した数少ない例として10位にランクインさせました!

※ライバルとしての系譜
トヨタ:ハイラックス(K10~125系)
ラインナップ期間 1968(昭和43年)~トラック2004(平成16年)、Wキャブ現行
日産:ダットサントラック(10T~D22型)
ラインナップ期間1935(昭和10年)~国内2002(平成14年)、海外2021年

続いて第9位!!
【トヨタパブリカ/同スターレット/スターレットvs日産チェリー/チェリーF-Ⅱパルサー】
alt
2代目トヨタKP/UP30系パブリカ(1968~1978)

alt
初代日産E10型チェリー(1970~1974)

パブリカが1961年に先発発売、まだまだマイカーなんて夢のまた夢の時代に今で言うエントリーカー(コンパクトカー)、当時の言葉で入門車として”パブリック・カー=庶民のクルマ”の意味を訴求してデビュー、当時の庶民の足であった軽自動車より余裕と高性能を持ちながら上級小型車よりも格段にリーズナブル、発売当初はそのキャラクターが不評ながら年々豪華さを加味、1969年には2代目がデビューし”マイカー”の普及が高まり1970年に日産は新型車となるチェリーにてパブリカに対抗します、既にカローラvsサニー、コロナvsブルーバードの熾烈なライバル合戦が始まってはいましたが一番庶民に近いベーシックカ―のライバル対決は価値も高く9位ランクイン!

尚、パブリカvsチェリーの詳細については こちら と こちら をご参照願います。



alt
5代目トヨタEP90系スターレット

alt
5代目日産N15系パルサー

パブリカvsチェリーで始まったこのライバル対決、互いにネーミングチェンジが行われパブリカはスターレット、ヴィッツを経由し現在ではヤリスとして存在、しかし日産はチェリー→パルサーに変更後、そのパルサーは入門コンパクトの座を降りブルーバードの名を冠するシルフィへと2000年に立ち位置を変えこの闘いは終焉となります、現行ヤリスには日産は系譜の異なるノートが一応ライバル(本来廃盤となったマーチが相手)となるもチェリー~パルサーとは系譜違い、他社のホンダフィット、マツダ2等が色濃いです!

※ライバルとしての系譜
トヨタ:パブリカ(KP/UP30)→パブリカスターレット(KP40)→スターレット(KP61/EP70~90)
ラインナップ期間 1969(昭和44年)~1999(平成11年)
日産:チェリー(E10)→チェリーF-Ⅱ(F10/11)→パルサー(N10~15)
ラインナップ期間1970(昭和45年)~2000(平成12年)

さぁ、8位行ってみましょー!

【トヨタライトエース/タウンエース/マスターエースサーフ/ライトエースノア/タウンエースノア/ヴォクシー/ノア/エクスファイアvs日産サニーキャブ/チェリーキャブ/同バネット/ダットサンバネット/バネットラルゴ/バネットセレナ/ラルゴ/セレナ】
alt
2代目トヨタYR20系タウンエース(1976~1999)

alt
2代目日産GC22型バネットラルゴ(1986~1993)

この対決は元々は商用バンから始まります、今で言うミニバン、かつての1BOX乗用の概念のなかった時代、積載効率に優れた1BOXバンが70年代より小型バンの主流になっいきます。

そんな中トヨタはライトエース、タウンエースを次々に発売、日産はこれらよりわずかに先発のサニーキャブ/チェリーキャブで応戦、そんな中70年代後半から始まる多人数乗車の1BOXワゴンブームが始まりトヨタは個人ユース特化の両モデルの乗用バージョンを設定、日産は商用ベースながら乗用要素を拡大したバネットシリーズを新発売、サニー/チェリーキャブ時代から継承するサニーバネット、チェリーバネット、そして新設定のダットサンバネットの三つ子体制となりました。

トヨタはバン主体の頃からライトエースを下級、タウンエースを上級(後年に統一)設定しておりこれに対応するべく日産はバネットをライトエース、そしてvsタウンエース用にバネットラルゴを設定し熾烈な1BOX競争に突入、上位のハイエースvsキャラバンよりリーズナブルでファミリーユースが強いこのカテゴリーも大いに盛り上がり両車出世魚の如く車名変更や車種統合を繰り返しながら現在のノア/ボクシーvsセレナに継承されています!

alt
4代目トヨタR90系ノア(2022~現在)

alt
6代目日産C28型セレナ(2022~現在)

※ライバルとしての系譜
トヨタ:ライトエース(M10~M30/40)・タウンエース(R10~R20/30)・ライトエースとタウンエースと双子化(R20/R30)→ライトエースノア/タウンエースノア(R40/50)→ヴォクシー/ノア(2007~現在)
ラインナップ期間 1970(昭和45年)~現行
日産:チェリーキャブ/サニーキャブ(C20))→サニー/チェリー/ダットサンバネット(C120)→バネット/同ラルゴ(C120~GC22)→セレナ/ラルゴ(C23/W30)→セレナ(C24~現在)
ラインナップ期間1969(昭和44年)~現行

※尚現在ではトヨタがダイハツ製純商用として「タウンエース」を、日産がやはり純商用の「バネット」をラインナップしておりこちらもライバル関係ですが2000年代の商用乗用分離により生まれた車種で系譜が異なる(正確にはこちらが本筋)ので割愛しました。


盛り上がってまいりました(汗)第7位!!

【トヨタチェイサー/ヴェロッサvs日産スカイライン】
alt
初代トヨタX30/40系チェイサー(1977~1981)

alt
5代目日産GC210型スカイライン(1977~1981)

この対決は数少ない日産の勝利!伝統的人気モデルのスカイライン、2代目、1964年に「GT」追加後70年代まで独走態勢、77年にトヨタは絶対王者のスカイラインを止めるべく刺客を送り込みそれがマークⅡの兄弟車であるチェイサーでした。

マークⅡは元祖ハイオーナーカーのローレルが標的でその性格上高級路線、兼ねてからローレルを高級、スカイラインをスポーティとし互いのユーザー層を分けうまくコントロールしていた日産、両車コンポーネンツや基本設計を共通化させながらもスタイリングや味付けには独自性を持たせたのに対しチェイサーは足回りにやや硬め内外を若々しくデザインしただけの急造モデル、生い立ちから成長過程に於いてスカイラインには比較しようもなくチェイサー、最終X100系でマークⅡより更にスポーツ度を増したモデルでようやくスカイラインに肉薄するも後続のヴェロッサ含めてスカイライン撃沈の野望を成し遂げる事なく2004年のヴェロッサ廃盤でこの闘いは集結、かつてより大幅に性格を変えながらもスカイラインはセダンモデルの衰退期にも関わらず未だ健在ですから日産の快勝といっていいでしょう…

alt
6代目トヨタX100系チェイサー

alt
10代目日産R34型スカイライン(1998~2002)

※ライバルとしての系譜
トヨタ:チェイサー(X30/X40~X100)→ヴェロッサ(X110)
ラインナップ期間 1977(昭和52年)~2004(平成16年)
日産:スカイライン(C210~R34))
ラインナップ期間1977(昭和52年)~2002(平成14年)

どんどん行きます、第6位!!

【トヨタハイエース/グランビア/グランドハイエース/ハイエースレジアス/アルファード/ヴェルファイアvs日産キャラバン/ホーミー/同エルグランド/エルグランド】
alt
4代目トヨタH100系ハイエース(1989~2004)

alt
3代目日産E24型キャラバン/ホーミー(1986~2001)

この闘いもタウンエース他vsバネット他と同じく商用バンから始まりました。

ハイエースは67年、キャラバン/ホーミーが73年のデビューながらvsハイエースとしてはキャラバン以前の旧プリンス時代のホーミーやキャブスターが善戦、そしてこれらを統合したのがキャラバンで販売店違いの双子としてホーミーが設定されます。

こちらも乗用1BOXブームにより商用メインから徐々に乗用も充実、商用ではハイエースに分があるも乗用ではキャラバン/ホーミーも支持を伸ばし互角の闘い、デザインや性能的にも末期にはV6高性能エンジンを搭載するキャラバン/ホーミーが若い世代には高人気、対するハイエースは保守的な年配層に支持を得るというカタチでした。

そんなライバル対決に圧倒的に差を付けたのが1997年のキャラバンエルグランド/ホーミーエルグランド、トヨタは日産に先んじて商用とは決別した乗用専用設計とした高級ミニバンのグランビアをデビューさせるもその2年後、後発エルグランドに撃沈、その要因はスタイリングや細部のデザインに押し出しと迫力がエルグラが圧倒的に上回り従来型ハイエースとミニバン化した以外ほぼ印象が変わらなかったグランビアが撃沈という結果、しかしトヨタ側も黙ってはおらずグランビアの5ナンバーバージョンのハイエースレジアスやスポーツバージョンのツーリングハイエース、グランビアをより高級化したグランドハイエース等次々に上級ミニバンを兄弟に加えますが当時のエルグランド人気には手が付けられない状況で苦戦しましました。

alt
初代トヨタCH10/20系グランビア(1995~2002)

alt
初代日産E50型エルグランド(1997~2002)

2000年代初頭の今後メイン化するであろう高級ミニバンに掛けるトヨタの執念はすさまじく2002年、グランビアファミリーを廃盤とし新たにアルファードを発売、2代目では兄弟車ヴェルファイアを追加、一方の日産は初代途中でキャラバン/ホーミーのファーストネームを廃止しエルグランド単独に変更、2代目を挟み現行型が2010年にデビュー以降放置状態となりかつての名声を失い圧倒的劣勢となり現在に至っております!

※ライバルとしての系譜
トヨタ:ハイエース(H10~H100)→グランビア/グランドハイエース/ハイエースレジアス/ツーリングハイエース→アルファード/ヴェルファイア
ラインナップ期間 1967(昭和42年)~現在(2004 平成16年以降乗用メインモデルとして現行まで継続)
日産:キャラバン/ホーミー(E20~E24)→同エルグランド(E25)→エルグランド(E25~現在)
ラインナップ期間1973(昭和48年)~1997(平成9年)(2002 平成14年以降乗用メインモデルとして現行まで継続)

※尚現在でもトヨタがハイエース、日産がキャラバンを商用特化として継続しておりますがアルファード/ヴェルファイア、キャラバンとは系譜は共通ながら完全に別車種として分離しているので6位の順位からは割愛しています。



☆☆☆〜今週のスポットライト!!〜☆☆☆

今一歩、惜しくもベストテンに入らなかった絶対いる装備はこちら…

【トヨタセリカXX/スープラ/GRスープラvs日産フェアレディZ】
alt
2代目A60系セリカXX(1981~1986)

alt
3代目Z31型フェアレディZ(1983~1989)

この闘いを惜しくも圏外としては2車の生い立ちに決定的違いがある為、しっかしながらトヨター日産を代表するスポーツモデルとして現在でもカーマニア以外でも認知されている事は間違いなく厳密に言えば本格的スポーツカーとして設計リリースされたZと普及型カリーナとシャシ共有したスペシャリティのセリカの派生モデルであったXX、後のスープラはライバルとは言えない?ながらもトヨタ日産のスポーツモデルとしては現在に於いても他に選択肢がないのが実情なのでこの順位としました。

Zは前身のダットサンスポーツ~フェアレディを経て1969年よりフェアレディZとしてリリース、暫くこの分野は独走態勢でしたが真のライバルとしては78年にマツダのサバンナRX-7がデビュー、そして第二次ハイパワー競争時代の80年代に入り78年に既発売セリカの高級版であるXXをスポーツマインドに振り新生2代目XXを対抗馬としトヨタは用意、86年以降元々海外名だったスープラに改名、2002年に一旦スープラは廃盤後2019年にGRスープラとして復活しています。

短期間の中断はありながらもほぼ継続しているZ、スポーツモデル人気が衰退する中でも日産の矜持を示すかのようなZに掛ける情熱は日産ファンでなくても感心するものがありブーム衰退と共に廃盤、そしてコスト面の問題からBMWと協業となっている現在のスープラ、この闘いでは個人の判断に委ねますがワタクシ個人としてはZに軍配を上げたい、そう感じますね~。

※ライバルとしての系譜
トヨタ:2代目セリカXX(A60)→スープラ(A70/80)→GRスープラ(DB)
ラインナップ期間 1981(昭和56年)~2002(平成14年)、2019(令和元年)~現在
日産:フェアレディZ(S30~RZ34)
ラインナップ期間 1969(昭和44年)~2000(平成12年)、2002(平成14年)~現在


さぁ、ベストテンに戻ります!今週の第5位!!

【トヨタソアラvs日産レパード(2代目まで)】
alt
初代Z10系トヨタソアラ(1981~1986)

alt
初代F30型日産レパード/レパードTR-X(1980~1986)

こちら でも取り上げたライバル対決、詳細は飛んで見て下さいませw

レパードにより火がつけられた高級パーソナルクーペ対決、初代~2代目と後発ソアラが圧勝、レパードが3代目になると最早ソアラに勝ち目なしと踏んだかのように迷走が始まり海外版インフニティの高級セダンに方針転換したりその後はセドグロの三つ子になったりでレパードはキャラが確定しないまま終了、依ってこの対決はお互い2ドア高級クーペ(レパードには初代のみ4ドアも存在)としての闘いで往時はソアラの完勝でした!

ただ皮肉にもTVドラマの影響もあり2代目レパードは年々再評価が高まり現在では2代目ソアラを上回る人気と支持を得て居るのはご承知の通りです。

※ライバルとしての系譜
トヨタ:初代~2代目ソアラ(Z10/20)
ラインナップ期間 1981(昭和56年)~1991(平成3年)
日産:初代レパード/同TR-X(F30)~2代目レパード(F31)
ラインナップ期間 1980(昭和55年)~1992(平成3年)


いよいよ上位に行きます、第4位!!

【トヨタコロナマークⅡ/マークⅡ/マークXvs日産ローレル/ティアナ】
alt
初代RT60/70系トヨタコロナマークⅡ(1968~1972)

alt
初代C30型ローレル(1968~1972)

この闘いも長った…

まず先陣切ったのは日産、オーナーカー需要が高まりだした60年代後半、まだ一般には馴染みのなかったセドリックの下級にタクハイや公用車にはなり得ない一般訴求のブルーバードの1クラス上に”ハイオーナーカー”としてローレルを設定します。
ローレルは旧プリンスが企画していたプリンススカイラインの上級モデルをそのまま日産が引き継ぎ発売、富裕層にアピールした新カテゴリーのクルマとして人気を集めます、そうなると後出しジャンケン得意のトヨタはこれに対抗するモデルとして従来のコロナをベースに車格を上げ急造したコロナマークⅡをすぐさま発売、朴訥で真面目、プリンスの魂を込めたローレルは流行の2HTを持つマークⅡにリードされてしまいローレルも70年にHTを追加するなど熾烈な闘いが始まりました!

しかし代を追う事にマークⅡとローレルの支持の差が広がり80年代のハイソカーブームの時期に高級モデルとしては致命的なATの差でマークⅡが大差を付けます、70年代後半から4速AT化したマークⅡ、80年代になってようやく3AT→4ATとなるローレル、この僅かな年月の違いがその後圧倒的な両車の差を産んでしまった訳ですね…。

クルマの出来は4AT登場後のローレルとマークⅡに差はなかったと感じるもやはり高級車の味付けという面ではトヨタに長けた部分があり2000年代の最終モデルまでライバル関係は継続しましたがトヨタの、特にバブル期のその差は歴然、しかしセダンタイプモデルの需要減退の煽りを受けローレルはその後ティアナに名を変えるも2020年に廃盤、マークⅡは84年以降コロナのファーストネームが外れトヨタマークⅡに、そして2004年にマークXにネーミングチェンジするも2020年に廃盤、この長い闘いもトヨタの勝利により終結しています。

alt
9代目X110系トヨタマークⅡ(2000~2004)

alt
8代目C35型日産ローレル(1997~2003)

※ライバルとしての系譜
トヨタ:初代~9代目コロナマークⅡ/マークⅡ(T60/70~X110)→初代~2代目マークX(X120~130)
ラインナップ期間 1968(昭和43年)~2020(令和2年)
日産:初代~8代目ローレル(C30~C35)→初代~3代目ティアナ(J31/J32/L33)
ラインナップ期間 1968(昭和43年)~2020(令和2年)


ベスト3に入ります!トヨタvs日産の3大勝負に入ってまいりました!

【トヨタクラウンvs日産セドリック/フーガ】
alt
4代目S60/70系トヨタクラウン(1971~1974)

alt
3代目230型日産セドリック(1971~1975)

この闘いも老舗ではありましたが日産側の撤退により今ではクラウンのみが健在、そのクラウンもかなり以前とは趣を変えながらもそろそろデビュー70年にもなろうとしている訳でココは完全にトヨタの圧勝でしょう…

1955年に初代クラウン発売、1960年初代セドリックが発売、他に旧プリンスからグロリア、三菱からデボネア、マツダからロードペーサー、いすゞからベレルといったフルサイズ高級サルーンが矢継ぎ早にデビューするも実質高級車市場をクラウンとセドリック(3代目以降はグロリアを吸収)が二分、その歴代ではほぼクラウンが勝利するも唯一冒険した4代目クラウン、通称”クジラ”が酷評でセドリックに王座を譲り87年のY31セドリックに肉薄された以外余裕で圧勝、マークⅡvsローレルの項でもお伝えした3AT→4ATのリリース時期も勿論日産側に不利でしたしこのクラスでは富裕層=保守層がほぼ、地味=気品と捉えられるクラウンが優位で若々しい=軽薄の印象に捉えられる事の多かったセドリックが不利、この構図は前述の2例を除き不変でしたねぇ…。

この対決、2004年にセドリックが一般訴求モデルが「フーガ」にネ―ミング変更以後も継続しますが2022年、高級車市場から日産が撤退し終焉、伝統的なクラウンvsセドリックの闘いが終わったのも時代の流れでしょうか?日産派としてはただただ残念な事柄だと思います。

alt
8代目S130系トヨタクラウン(4HT 1987~1991 セダン1987~1995)

alt
7代目Y31型日産セドリック(4HT 1987~1991、セダン1987~2014)

※ライバルとしての系譜
トヨタ:初代~現行クラウン(S10~S30型)
ラインナップ期間 1955(昭和30年)~現在
日産:初代~10代目セドリック(D30~Y34)→初代~2代目フーガ(Y50~Y51)
ラインナップ期間 1960(昭和35年)~2022(令和4年)


とうとう来ました!第2位!!

【トヨタコロナ/コロナプレミオ/プレミオvs日産ブルーバード】
alt
3代目T40/50系トヨタ(トヨペット)コロナ(1964~1970)

alt
3代目510型日産ブルーバード(1967~1973)

”BC戦争”という言葉まで産まれたコロナvsブルーバード、共にトヨタ、日産の重要基幹車種であり当時の小型車の代名詞でした。

こちらは先発したのは日産、従来型ダットサン110~210型の発展型として初めてブルーバードを名のるのが1959年、一方のコロナは当時唯一の小型訴求モデルだったダットサン210のライバルとして1957年に誕生してるので正確なBC戦争は1959年勃発となります。

ブルーバードは戦前からの小型車技術を引き継ぐモデル、コロナは先発クラウンのパーツを多用した急造車種、この事から初代~2代目コロナは苦戦しますが3代目でボクシーなアローラインを纏い日本初の2HTも設定するというトピックもあり新型コロナ(RT40)がブルーバードを超える支持を集めブルーバードも510型3代目にチェンジしコロナを迎え撃ち熾烈な販売合戦が繰り広げられ先の”BC戦争”と呼ばれる事となりました。

その後コロナは保守層に支えられ安定した人気、一方のブルーバードはコロナよりスポーティに振るも代によっての浮き沈みが激しく長い闘いの通算ではコロナの安定感が上回っていたでしょう、モデルによって(910、U12)などコロナ以上に人気を博すモデルも存在しましたが通算での印象ではコロナの勝利って感じです。

尚コロナは11代目からコロナプレミオに改名、以後プレミオ単独名義となって2021年まで存続、セダンモデル衰退により廃盤となっています。

ブルーバードはコロナに先駆け2001年に廃盤、以後格下のパルサー発展モデルを「ブルーバードシルフィ」としてネーミングは残るも車種の系譜としては繋がらない為BC戦争は2001年終結という事になりますね。

alt
11代目T210系コロナプレミオ(1996~2001)

alt
10代目U14型ブルーバード(1996~2001)

※ライバルとしての系譜
トヨタ:初代~11代目コロナ/コロナプレミオ(ST10~T210系)
ラインナップ期間 1957(昭和32年)~2001(平成13年)
日産:初代~10代目ブルーバード(310~U14)
ラインナップ期間 1959(昭和34年)~2001(平成13年)


さっ、オオトリですね!!第1位はもうこれしかナイでしょう!!

【トヨタカローラ/カローラアクシオvs日産サニー/ティーダラティオ/ラティオ】
alt
初代KE10系トヨタカローラ(1966~1970)

alt
初代B10型日産サニー(1965~1970)

このライバル対決は大してクルマに興味のない人間でも知っている、それほど有名なライバル対決ではないでしょうか…?

この闘いもお決まりのトヨタ後出しジャンケン、このベストテンで日産が先発、トヨタが後追いで勝利というパターンが多くトヨタ先発はパブリカとクラウンが例外…

この対決は数々の名キャッチコピーも産まれ先発した1Lのサニーに対し1.1Lでデビューしたカローラが”プラス100ccの余裕”、初のMCでヒト廻り車体サイズを拡大したサニーが”隣のクルマが小さく見えます”等今でも年配クルマ好きには語り継がれています!

カロ―ラが10代目でサブネームに「アクシオ」を命名、現行型でも併売されており現行は「カローラ」のまま、一方2006年にサニーがネーミングチェンジ、ティーダラティオ→ラティオとなりますが2016年にラティオも廃止、この時点でカローラとの長い闘いに終止符が打たれています。

切磋琢磨し数々の兄弟車種や派生車種(カローラはスプリンターやFX、ランクス等)(サニーはローレルスピリットやNXクーペ等)を産み熾烈なこのカテゴリーで2強を最後まで維持した功績は国産車の歴史では外せない出来事であると言っていいでしょう。
alt
8代目E120/130系カローラ(2000~2006)

alt
9代目B13型サニー(1998~2006)


※ライバルとしての系譜
トヨタ:初代~現行カローラ/カローラアクシオ(KE10~E210系)
ラインナップ期間 1966(昭和41年)~現在)
日産:初代~9代目サニー(B10~B15)→ティーダラティオ(SC11)→ラティオ(N17)
ラインナップ期間 1965(昭和40年)~2016(平成28年)


ランキングは以上となります、12位以下20位までのトヨタvs日産ライバル対決は下記の通りです!

12位:トヨタクラウンマジェスタvs日産シーマ
13位:トヨタカリーナ/アリオンvs日産バイオレット/オースター/スタンザ/プリメーラ
14位:トヨタパブリカトラックvs日産サニートラック
15位:トヨタクラウンエイト/センチュリーvs日産セドリックスペシャル/プレジデント
16位:トヨタセリカ/カレンvs日産シルビア/ガゼール/180SX
17位:トヨタプロボックス/サクシードvs日産ADバン
18位:トヨタセルシオvs日産インフィニティQ45
19位:トヨタランドクルーザーvs日産パトロール/サファリ
20位:トヨタトヨエース/ダイナvs日産キャブオール/アトラス

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

如何でしたか?本来ライバル対決に順位とか関係ないですが個人的にこの対決は面白かった!印象に残った!という意味でランキング形式としました。

こうして挙げてみるとなかなかの名勝負?もありあの頃の、他社含めたクルマ界のギラギラしたお互いのラインナップはどれも熱かった!とダイナミックな時代を振り返る昭和男の懐古趣味でしたw

長文読破、お疲れさんでした(^o^)/

Posted at 2024/05/26 03:06:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | ザ・ベストテン | クルマ
2024年01月21日 イイね!

これは絶対いるでしょ!必要装備品”ザ・ベストテン”

 これは絶対いるでしょ!必要装備品”ザ・ベストテン”
前回ベストテン”こんなモノいらない!不要装備品”ザ・ベストテン”の姉妹編って事で(^^;

いやー、現代のクルマ、装備テンコ盛りでそれこそ「こんなのお節介以外何物でもない」って装備が多いながらいやいや、これないと困るでしょ?って装備も勿論ある、日本の車が普及した実質的創世記の1960年代では夢の装備だったものが今では必需品にもなっている事が多くもしかしたら前回、そして前述の”お節介装備”も必需とされる日が来るかもしれんですね~、その分人間の運転に対する意識やスキルは一層低下し事故だらけ…ってそんな将来にはなって欲しくはないですが(-_-;)

まっ、今回のお題にもヒトによってはお節介、不要と感じる方もいると思いますが例によってワタクシの独断と偏見にてベストテン形式で選んでます、承服できん!と思われる御仁もいるかとは思いますが遊び道楽ブログなんでそこは目くじら立てずに宜しくどうぞ…。

それでは早速行きましょー!今週の!?第10位!

【電動格納&角度調整ミラー】
alt

これについては装備率4~5割位?商用車や軽やコンパクトの低グレード、2~4tクラスのトラックではまだまだ未装備(但し左側格納のみ装備というのがトラックでは多い)も多い感じ…

自分しか運転しなければ角度調整は不要かもしれませんが不特定多数が乗るようなクルマだとあれば便利、未装備でも昔のフェンダーミラー時代のようにイチイチ降りて行って適当に調整し運転席戻って確認、合ってなけりゃまた外に出てなんて面倒な事やらなくても助手席の窓開けてチョイっと角度合わせれば問題ない(トラックの場合は昔ながらですがw)ながらも人間、一度ラクを覚えるとこれすら面倒なんでね、今や必需でしょうが何故か不特定多数が乗る社有車のバンやトラックでは未装備の低グレードが多いんですわ、ドアミラーに変わりたての頃、ミラー内側に調整用レバーが出ていたこれを捻ると角度が変わるって簡易的なモノもあったので低グレード、こんなのでも付けてくれよと仕事でこれらクルマ乗ると思いますがねぇ、まぁマイカー限定でしか乗らない方には解らん苦労でしょうし。

電動格納(電格)については絶対いるでしょ、ちょっとした路駐やスーパー他の決して広くない駐車場では必需、隣のクルマの乗降への配慮+自車の破損防止でボタン一つで格納できるこの装備、元々は日産はC32ローレルで実用化、これが出た時には感動する位便利と思ったモノですが今やあって当たり前、いちいち降りてから両側をバタンと手動で格納するのは不便は当然スマートじゃないしこれは商用や低グレード問わず100パーの普及を節に願いたいですナ!


続いて第9位!!

【水温計】
alt

最近ではスポーツモデル以外はどんどんこれを廃止し警告灯?切り替わっていますね、勿論警告ランプでも事は足りてるんですが昔ながらの人間としてはアナログでメーターによる水温確認ができないとどことなく不安…

まぁ、元々アナログでも純正水温計はある程度アバウトなのでサーキット走行とかするなら別あつらいの本格的水温計を備えるべきですがそれでもアナログメーターでも一般的街乗りならクルマの冷却状態が把握できるのはランプに較べ格段に上、比較的新しいクルマならランプでもいいけどワタシのような商売柄古いクルマやポンコツ、トラックなんかを乗る身としては特に夏場、このメーターがあるとないとじゃ運転している時の安心感は格段に違う、新車時は不要でもクルマってのは長く使う訳だし古くなった時の事を思うとアナログメーターの装備は消してはならない、そう思いますナ!


さぁ、8位行ってみましょー!

【パワーウィンドウ(P/W)】
alt

これはワタシら若い頃の憧れ装備品、80年代では高級車しか装備されないステータスさを感じさせる快適装備でしたが今や商用車(但し前席にみとか)やトラック、かつては信じられない軽自動車でも当たり前に装備されるモノになりましたナ、普及率は90%以上?軽トラや軽バンの最高グレード以下では昔ながらのレギュレターハンドルも残っていますが…

まぁ、これはかつてのようにP/Wと手動を造り分けるとコストが掛かるので全グレードP/Wにした方が大量生産の上でコスト削減と合理化の名の元に90年代以降は常識化しました古い人間としては昔、安車に乗っていた頃、稀にP/Wに乗ると物珍しくて用もないのに窓を開け閉めしてウットリしていた若かりし時代を思い出したりでw

手動は手動でキーをONにせずとも窓開閉ができたりと便利な部分もあるけど換気で運転席以外を開けたり閉めたり等利便性では最早P/Wに勝るものはナシ、エアコンやETCが普及した現代で昔に較べそう窓開閉する事も減った現代ながらない方が珍しいP/W、今や贅沢装備ではないしあって当たり前!なければないで何とかなるけど是非とも欲しい装備ですナw


盛り上がってまいりました(汗)第7位!!

【ETC】
alt

これについてはどうなんでしょう、もう装着率9割以上になってるかな?

首都高や圏央道等では既にETCでしか乗れない入路もあるし東名、中央等の1級高速でもETC専用のスマートインターも増殖中、ETCも2000年代に入り出たしの頃、電車で言えば自動改札機の機械代をユーザーに負担させるのはけいからん!的な議論もありましたがそれを負担しても昔のように走行中に小銭入れをまさぐり硬貨を用意、料金所でいちいち支払う億劫さと較べると格段に便利なんで2010年代に入る頃にはもう殆どのクルマが装備、ワタシなど商売上回送などで稀にETC使わずあえて旧式の現金で乗る事もある身だとやはりこの利便性は機械代やセットアップ料金払ってでも代えがたいものがあると実感じます。

ただ首都圏の高速料金所ではETCレーンがド渋滞、一般レーンガラガラなんて逆転現象も今や珍しくもなくなりこれ見かける度に”本末転倒だなぁ…”とは思いますね、今のように敢えて40㎞以下に走行速度を抑えるのも疑問だしより使い易い、便利なETCの今後にも期待したいモンですナ!

どんどん行きます、第6位!!

【バックアイカメラ】
alt

これについては必要とする車種限定で行きたいと思います、今や猫も杓子もこれ付き始めてますが軽だとかコンパクトにはやり過ぎって気がしますナ、これがなきゃバックできんなら免許取るな!クルマ乗るな!とまた書きますわ(-_-;)

軽やコンパクトなんで大概がH/Bなんだし手を伸ばせばそこにRr先端がある(やや大袈裟な表現)のにこんなもん必要か?よほど自分の目、感覚の方が信用できる!とか書くとまた反感買うんかなw

これはやはりトラック等、箱車や積載物で後方確認ができないクルマ限定の必要装備としたい、元々はこれらトラック用に開発された商品だったし便利なのは解るがこれを乗用車に転用したした頃からパーキング等でやたら駐車に時間掛かるクルマが多くなった気がする、なにやってんだ?とドライバー見ると大概はダッシュの真ん中見ながら不器用にバックするオン〇が増殖、その度に決め台詞の”免許取るな!”を心で呟くのはワタシだけでしょうか!?!?www



☆☆☆〜今週のスポットライト!!〜☆☆☆

今一歩、惜しくもベストテンに入らなかった絶対いる装備はこちら…

【ドリンクフォルダー】
alt

絶対必要か!?と言うよりもあれば嬉しい装備って事で圏外としました…

これについては標準装備率は現在8割位かな?アフターマーケットでも様々なモノが出回っているし純正装備品より使い勝手が良く純正を使わずにそちらを愛用するって言う方も多いでしょう。

これも普及しだしたのは90年代からかな、昔はアフター品の代表格で当初はドアとガラスの間に差し込んで使う形式、その後エアコンルーバーに取り付ける、汎用センターアームレスト一体型とか様々な形式なモノが登場、そんなに皆後付けで補うなら最初から付けましょー!って感じで標準装備化、言わば便利グッズの元祖みたいな感じに思いますが如何でしょうか…!?

ドライブは勿論仕事中でも水分補給しながら運転は当たり前、何気ない装備ながらこれがないとなるとペットボトルや缶の置き場もなく非常に困る、中には悪用してここにビールを置いてなんて不届き者もおるみたいですがそんな”運転不適格者”を除き是非とも未来永劫残って欲しい装備、ただメーカー純正は使い勝手がよろしくないモノも散見され今やエアバックや安全基準の関係で装備する場所、位置も開発者が頭を悩める場所でそこに使い勝手まで求められると厳しいモノがあるかもしれません、ペットボトルのサイズも昔とは違い多種多彩で全てに対応させるとなるとこんなモノでも開発側は結構頭悩ますモノかもしれませんが”これはイイ!”と思える完璧なドリンクホルダー、見てみたいモンですナ(笑)


さぁ、ベストテンに戻ります!今週の第5位!!

【Rrワイパー】
alt

これについては賛否両論あろうかと思います、なくても困らんしないクルマ乗ってればそれで慣れてしまいあえて必要ないと思う方もいるでしょう…

しかし長年これで慣れてしまうとやはりないクルマ乗ると不便、悪天候の後退時は勿論の事、ワタシなんかは常に雨天時、安全の為(と言えば格好付きましが実は高速でブッ飛ぶ時は後方のパト確認で重要なんでwww)必需品と言って差し支えないでしょう。

昔のようにRrガラスが寝た、所謂クーペ形式が減りRrガラスが垂直になってきているのでさほど昔のような有難みを感じないと言う意見も聞きますがHBなどトランクがないタイプだとボディやRrタイヤからの巻き上げで汚れる度合いは酷く雨天時、走行中に常時動かす事は少ないけど走り出す前に2~3回Rrワイパー動かしてからってのが儀式になっているんでたまにないクルマ乗ると不安なんですよねぇ。見栄えが悪い等で取っ払ってペットボトルの蓋被せてるのをたまに見ると「何故に安全性をわざわざ放棄するんだろ?」と不思議に思います、1gでも軽量化が必要なレースカー以外取る意味が解らんと疑問に思うのはやはり古い人間の感覚なんでしょうかねぇ、まぁ、好き好きである事は勿論承知ですが(笑)


いよいよ上位に行きます、第4位!!

【マニュアルトランスミッション(MT)】
alt

今や新車販売の95%以上がATなんて記事が出るともはやMTは死滅するのみ?最近のATはプロがMTに乗ってもコンピューター制御のATの方が速い訳だし免許取得もAT限定がほぼ、以前はマイカーはATでも会社のクルマがMTってのも多くワタシも子供らが免許取る時、これを理由にMTで取らせたものでしたが今や社有車でもATが主力、トラックですら大型までATが普及しておりそんな理由でMT免許を薦める事はできない、既にMTは実用という部分では役目を完全に終え趣味の領域でしか選択される事はないですね、昭和の人間には淋しい限りですが…

しかしクルマを操る愉しさ、快感、運転の基本であるMT操作、いるいらないじゃなくそこにはクルマ好きからしたらロマンがある、クルマなんて道具、ラクに気楽に目的地に行ければイイ的な昨今の風潮には逆行するもそれでも一定数MT派は存在する、AT比率がMTを上回った90年代、かつてのレコードがCDに、VHSがHDDに一気に切り替わったのとは異なり風前の灯とはなりながらもスポーツモデルをこよなく愛するマニアには絶対的支持が高いMTモデル、どんなにATが今後進化しようとも未来永劫に残って欲しい装備、てか機構だと今でも時代遅れのMTを転がす身としては強く願いますナ!


ベスト3に入ります!今週の(もうええって)第3位!!

【エアバッグ】
alt

これについては業界最大の安全装備大ヒット作だと思います、子供の頃、モーターショーでトヨタや日産、ホンダが『ESV』として未来はこんな安全なクルマになるんだ!と感激しながらそれら参考出品車を見ていたのも遠い昔、これの装備により大怪我や命の危険を助けられたって人間も多いと感じますし余計なモノ(例えばオートライト)なんかを義務化するよりも全席+サイドエアバッグも義務化するべき!とも思います。

ワタシも一度、原付きヨロヨロ婆さんを避ける為やむなく車幅制限のポールに激突させエアバックが開く経験してますがもしこれがなければと思うとゾッとします、昔これがない時代はハンドルや助手席ではダッシュに頭や胸打ちつけて重症なんて事が多かったので死亡が重症、重症が軽傷、軽傷が無傷と事故による被害軽減に大いに役立っているエアバック、できれば歩行者用やバイク乗車時の有効的なエアバックが開発→普及する事を願って止みません。

最早エアバック未装備のクルマはないですが運転席のみなんていう低グレードやトラックにはまだ散見されます、運転者と助手席で命の重さが違う筈なくこんなところでコスト低減は?に思いますね、人数分エアバック装備ができないなら定員減らすとかの事はやっていいと思いますがどうでしょうか…!?!?


とうとう来ました!第2位!!

【パワーステアリング(P/S)】
alt

これも今や装備されていないクルマ、ワタシ知る限りはないですね(一部特殊車両、レーシングカーを除く)

昔ながらの油圧、最近メインとなっている電動、いずれにせよパワーステアリングがなければ多分今のドライバー人口の1/10位しかクルマ運転できないんでは?よほどの怪力、力自慢でないと現代の重くなったクルマ、せいぜい軽位で登録車はほぼFFだし走行はできても車庫入れ等据え切りできるのは何人いるか?のレベルに感じます。

特にトラックは大小に関わらず積載とエンジン搭載位置の関係で走行すら難しい、さすがにP/Sのない時代のトラック知る程の爺ではないですが以前AA会場でいすゞTXD(60年前のボンネット大型トラック)を移動で転がす際、岩のように重く廻らないハンドルに往生した経験があります、~昔のヒトは凄かったなぁ、こんなので1日仕事してやんだ~とそりゃもう感心しまくりでw

80年代中頃までは軽は勿論、登録車ですら高グレードでないとP/S装備なんてなくて4気筒でも重いDOHCのトヨタGT系や6発のM型や日産L20なんかを積む高グレード以下のノンP/Sなんて力の有り余る若い時代でも苦労、走行中はダイレクトで路面状況が伝わるノンP/Sの味が好みながら車庫入れではとにかく苦労した懐かしい想い出、とか言いながら1年前まで持っていた92年式ミニカダンガンはノンP/Sだったんで軽だからまだ何とかなるもウチの息子なんで若いくせに音を上げていましたしねw、とにかく今やこれナシなんて考えられない装備なんで堂々2位としました!


さっ、オオトリですね!!第1位はこれでした!!

【エアコン(A/C)】
alt

A/Cレス、これも特殊車両や競技車輛以外ではもうないでしょう…

街行くクルマの装着率は100%でしょう、免許取った80年代初頭ですら70パー位は行ってたと思うし40年前と較べ温暖化による異常な高温続出の現代において今やA/Cは快適装備でなく”生命維持装備”と言っても過言ではないでしょうね。

哀しいかな中古扱う仕事してると稀にA/Cブッ壊れたクルマを転がす羽目になる事もあり夏場だともう地獄、頭ボーッとして正常な判断にも差し支える危険もありナニがなくてもA/Cだけは欲しいというのは正直なところ、また昔話で恐縮ながら最初に乗ったギャランGTOなんてA/Cなんて無かったし仕事で乗るクルマでも70年代車なんてA/C付なんて稀、ダッシュタイプのクーラーですら有難くエアコンと違い除湿しないから窓は曇るわ渋滞で停まればアイドルUPしないからアクセルを踏んでないと涼しくないわそりゃ涼むのも苦労したモンです、それでもあの頃はなくても何とかなっていたけど今の亜熱帯気候化化した日本では必要不可欠、自信を持って1位としました(*^^)v

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

如何でしたか?いる、いらない、反対賛同それぞれだとは思いますが挙げた装備が全てないとしたら貴殿はクルマ乗りますか?と小1時間問いたいですネw

快適装備、安全装備、必需品、様々ですが究極の快適装備(装置?)である自動運転や自動ブレーキが100%信用できるって訳でもない現状、余計な、見当違いな安全装備で車両価格がUPするのは勘弁ながらエアバックやABS、TCR等、命を守るこれら装備はより発展させヒューマンエラーを極力カバーできる進化に期待したい、そして人間をダラけさる、ラクさせるための快適装備の開発よりもや優先させるべきだと考えます、価値観、そして快適度はヒトそれぞれですがドライバーやそれ以外、歩行者や交通弱者(自転車やバイク)を含み命を守る装備の進化で車両価格が上昇するなら致し方ないと思いますが皆さんはどう思われますか!?


長文読破、お疲れさんでした(^o^)/
Posted at 2024/01/21 16:11:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | ザ・ベストテン | クルマ

プロフィール

「ラッシュの買取りとPC新調(^^; http://cvw.jp/b/2682511/48478176/
何シテル?   06/09 21:43
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

12345 6 7
8 9 1011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

リンク・クリップ

あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/16 22:31:38
《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:21
あのクルマの系譜・その2~三菱ランサー編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:05

愛車一覧

三菱 ランサーエボリューションIV 三菱 ランサーエボリューションIV
2015年導入、当時凝っていた菱旧車集めの1台で一時息子に乗らせながら共同所有、2022 ...
三菱 eKスポーツ 三菱 eKスポーツ
2023年11月より愛用、常に2~3周遅れで三菱軽を愉しむワタクシ、パジェロミニVR-Ⅱ ...
ヤマハ XJR1300 ヤマハ XJR1300
単車らしいオーソドックスな80年代風ネイキッドスタイルはやはりワタシの年代には刺さる!! ...
スズキ ジムニーシエラ スズキ ジムニーシエラ
次男坊が初購入の新車!我が家として平成9年のエボⅣ以来24年ぶりの新車迎い入れ! 次男 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation