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2014年09月07日 イイね!

保存版・4HT ザ・ベストテン

保存版・4HT ザ・ベストテンデヘヘ(^^ゞ
まだ死んでなかったこの完全お遊び自己満企画!
相変わらず独断と偏見のベストテンですが珍車ばかりじゃ飽きられますからね(汗)
いつもコメ下さるお友達や善意の多くのファンを飽きさせないGureはネタ探しに頑張っております!!

てな訳で…前回2HT で解説させて頂いたHT(ハードトップ)の定義ですがこれがそのまま4HTにもあてはまります、但し当然ドアは4枚…

日本でのデビューは1973年の日産が初でしてこの頃はその“定義”に忠実に4枚のピラーレスでしたが後年は安全性の部分で…は後で付け加えられた大義名分、日本初の4HTを日産にさらわれた4HTをサル真似と言われないために後発メーカーがあえてやや異なる形式の4HTを発売、これが後年主流になってゆく本来はHTと言えない?ピラードHT=センターピラー付HTとなっていきます。

ピラードHTはHTとしての魅力は半減しますが実際、これが流行る80年代以降はエアコンの普及もあり窓をフルオープンするなんて事はまず有り得ずボディ強度をしっかり保てる形状が信頼性も呼びピラーレスHTの生みの親である日産ですら最後はこちらに傾いてゆきました。。。
それでも完全なるセダンよりは殆どのモデルが全高を低く抑えサッシュレスウィンドウでスポーティさをアピール、80~90年代ではどのモデルもこれを持っていたと言っていい程の人気車型だったのです。

その後時代はセダン型の衰退→ミニバン系が主流となる中、ただでさえセダンの需要が大幅減となりその亜流の4HTは2000年代初頭には衰退、現在ではこれを名乗るモデルは皆無という状況、ワタクシ個人的にも2HTに次ぐスタイリッシュな車型で好きだったのですがこれがなくなった頃からその時代のNEWカーの魅力も半減した感じがしましたね~…

と前置きが長いのもご愛嬌!? 4HTベストテン、ボチボチ行きます(^o^)丿

※このベストテンは単にワタクシの独断でスタイリングを主として集計しました。
また車名に○○・4ドアハードトップ(2HTの衰退後は単なるHTと名乗るモノも含む)と謳っているか否かに限らずフルオープンセンターピラーレス4HT、4ドアピラードHTに差別なくランクインさせてあります。

例によって輸入車は含ません、単にワタシの好みで順位付けましたのでご了承願います。
一部過去ベストテンブログで取り上げた車種と被る部分がありこれについては詳細を割愛またはそちらから一部コピペさせて頂いていますのでご了承下さい。

さぁ、今週の!?第10位!!

【8代目日産ブルーバード4HT U12型(1987~1991)】


U12ブルの4HT、先々代の910で十八番のセンターピラーレス4HTをブルもラインナップしましたがU12が最後のピラーレス、後続は時代の要請もありピラードHTとなっていますのでね、やはりHTらしいHT、安全性どうのでは当然分が悪いのは承知ですが本来の定義に忠実なこの形式にソソられてしまいます(^_^;)

U12の時代、近年の日産では一番輝いていた時期でブルに限らずどれも真面目に煮詰められてドライブが楽しくなるモデルが多かったですがU12もブルでは510、910に次ぐ名車だと思います!
この時代はWRCが人気でフルタイム4駆のハイパワーブームの最中、ブルにもこれに準じるモンスターが存在しましたが同時期にレガシィやギャランVR-4、セリカGT-Fourなどのスーパーモンスターが注目の的でブルのそれ(SSS-R)は気合の割に目立ちませんでしたが当時の日産の中では随一のジャジャ馬でした。
4HTにはそこまでのモンスターは与えられません、あくまでファッショナブル&スタイリッシュを望むユーザー層への訴求ですしね、そして剛性の低い4HTにはモンスターは必要なかった訳です。
しかしDOHC16VのI/CターボのCA18DETを搭載、SSS-Rのハイチューン185psの大パワーはないにせよこれでも充分ハイパワー、ライバルであるレガシィやギャランに較べても控えめな175psという数値でしたがアクセル踏めば俊敏なのは勿論、秀逸な脚とハンドリングは安心してフリ廻せ魅力溢れるモノでした。

大人気を博した910の影を引きずった先代U11=910の亡霊?から完全に決別、セダン/4HTとも欧州風のエレガントさを身に付けセダンは大人しめ、4HTは当時の日産4HTお約束の6ライト形式ながらそれまでのやたら角張ったペキペキさは皆無、流麗さと上品さを個人的には感じとても好感を持ちました!

続いて第9位!!

【8代目トヨタクラウン4HT S130型(1987 ~1991)】


現代でもクラウンと言えばこの130を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?バブル期のモデルでしたから高額ながらこれも当時はウジャウジャ溢れ老若男女が乗っていましたのでね、ワタシのような若くして所帯と子供まで持った貧困若者以外は「いつかはクラウン」ではなく「みーんなクラウン」って感じで当時は見飽きていたのと天邪鬼なワタクシ、多すぎるクルマと売れすぎる曲、強すぎる野球のチームは苦手でございまして130、興味なかったんですがデビューから30年近く経過した現在でも結構生き残っているだけあり耐久性もよくまた、4HTのそのスタイリングは今のクラウンよりも重厚感は上でクラウンらしいクラウンだと心から感じ9位ランクインとしました!

60年代のクラウンエイト以来のV8エンジンの搭載、初の3ナンバーワイドボディの誕生他書ききれない当時としては新しい魅力が満載だった130クラウン、これ以降のモデルはバブル崩壊によりクラウンと言えどもコストカットが目立ち始めましたし頑なに守り通したペリメーターフレームの廃止にコンセプト変更により(アスリート系メイン)スポーティさは増すも反面、安っぽさもつきまとうようになり(あくまで個人的主観)今でも時折街角で130HTに出会うと当時は気付かなかった魅力を感じてしまいます!

ベースのセダンやワゴン、バンが4HTより長生き、4HTはきっちり4年しか生存していないのに今でも見れるのはほぼ4HTのように感じます、この事が如何にこの130型4HTの人気、評判が高かったか!リアル世代以外の方にもご理解頂けると感じます…。

さぁ、8位行ってみましょー!

【7代目日産スカイライン4HT R31型(1985 ~1989)】


これは悩みました、過去ブログでもさんざん書きましたが7thスカイラインが出た時、一番ムカついたのが4HTでしたのでランクインさせるかさせまいか1昼夜悩みました(嘘!!)

ハコスカ~R30まで、スカイラインの象徴だったような2HTを消してまでラインナップさせた4HT、当時のスカGファンのみならず多くの自動車ファンからブーイングをもらった4HT、バブル期、そしてトヨタマークⅡ系の神がかり的人気で“ハイソカーブーム”を意識してR30までのスポーティさを薄め高級路線に振ったのがファンの顰蹙を買い慌てて2HTに代わるクーペを追加したという曰く付きな4HTなんですがね、当時は上級にローレルと言う立派な“ハイソ”が控えているのに何故にスカイラインに豪華な4HTがいるんか?と理解不能、この事からいい印象はなかったです。

しかし現代目線で見ると少なくともV系以後のスカイラインよりはよほど酷評だったR31 4HTでも充分スカイラインしてますし実は当時も罵りながらもほぼ同時期にデビューしているC32ローレルよりは密かに(カッコいいなー)なんて思っていたりして(^^ゞ
しかしですね、とてもリアルな頃はカーマニアを気取っていた立場で口が裂けても“R31 4HT、いいじゃん!”なんて言えない空気だったので30年間この思いは封印してきた!って訳ですわ(大袈裟ww)

R31デビューの85年と言えば日産はペキペキカクカクの全盛期、上はセドグロ(Y30)~下はブル(U11)まで全てが定規で描いたよなデザインの4HT群(セダンも)でしたがその中でもR31は当時は“堕落した”なんて思いながらもスカイラインらしさは随所に見て取れますしね、まっ、時代に翻弄されたスカイラインとも言えるでしょうし次期型のR32では4HT同形状ながら「スポーツセダン」と名乗りかつてのスポ-ティテイストの4枚に戻りましたからバブリー路線にスカイラインですら血迷った?という生き証人、V系以前のモデルとしては高級路線の希少なスカイラインとして記憶に留めたく8位としました!

盛り上がってまいりました(汗)第7位!!

【6代目日産ブルーバード4HT 910型(1982~1983)】


当時の“スーパースター”ジュリーを起用「ブルーバード、お前の時代だ!」のCMで一世を風靡した910ブルの4HT、ここで登場です(^_^)v

元祖4HTの日産でしたがこれは高級車専用車型っていうイメージ戦略もありファミリーカーのブルには頑なに採用を見送っていました、しかし910のあまりの人気でモデル後半になりながらもこれを追加、販売期間僅か2年に満たない希少存在ですが往時はそれでもかなり見かけたモノです!

長いことセダンとHT(またはクーペ)でやってきたブルが初の3車型(セダン/2HT/4HT)でラインナップ(バンやワゴン除く)、次期U11以降は2HTが廃盤となりましたからね、一番のワイドバリェーションを誇ったのもこの910の特徴でさすが稀代の人気車です。
79年に発売された910、圧倒的な販売はセダンでしたが2HTも少数派ながらセダンのクリーンなイメージを崩さずかつスポーティ、そして実用的にも充分使える(当時として)真面目さが好感を持て4HTはそのセダンと2HTのいい部分を折衷したかのような出来栄え!お得意のピラーレスHTはこの頃では既にRrドアのガラスフルオープンと謳いながらもは全開せず1/3程ウィンドゥが残るタイプになっていましたがそれでも充分エレガントでセダンよりは遊び心を感じ2HTよりはフォーマルと非常に後追加が成功したモデルだったと思います!
空前の人気と空前のワイドレンジを誇る910の中でも貴重な存在の4HTに敬意を評してこの順位を付けさせて頂きました!

どんどん行きます、第6位!!

【6代目日産ローレルC33型(1989~1993)】


C33ローレル、85年デビューした“エミサイティングドレッシー”カリーナEDによる空前のバブリー4HTブームに乗っかったモデルでしたね。

スカイラインすらも血迷わせた時代=バブル期のデビュー、それはローレルが培ってきた本流の4セダンと亜流の2又は4HTのラインナップという伝統を崩しカリーナEDの後追いという情けなさも当初感じましたが個人的にはやり過ぎ感を拭えなかったEDよりもこちらが好みで一時は購入も考えたのでこの順位としました!

従来の正統派の4HT=4シーター前提で後席も重視のモノからEDの思想がそうであったようにクーペや2HTの流れを基本とし2+2に更にRrドアを付けた!とういこの時代特有の4HTでして居住性や実用性は低かったですが歴代ローレルの中では一番好きですね、歴代及び後続の地味さを感じさせずさりげないスポーティさとエレガントなイメージがイイ!

ただコイツは未だに鬼キャンシャコタンがまだ生息、弄り倒して楽しいクルマなので走り屋峠族への根強い人気も理解できますがイメージ的にはこれが災いしてるかな?ノーマルオリジナルのC33は最近めっきり見なくなってしましましたが何も4ドアのラグジュアリーの重いヤツでやらずとも180やS13、または6発がいいならR32や33/34もあるんですかからローレルでやらなくても…

なーんて思いますがそこは個人の自由、ただ簡単にゴマメして潰すともう手に入りにくいクルマになってきてますしお乗りの方の溺愛を期待しちゃいますね ^^;

フッ素塗装の美しい2トーンにセンスある室内装飾、スタイルはイケイケなカリーナED的ながら年配者にも考慮した落ち着きも感じられローレルらしさも失っていない、この時代の日産はホント、抜群なセンスだったと改めて思います!


☆☆☆~今週のスポットライト!!~☆☆☆

今一歩、惜しくもベストテンに入らなかったモデルはこちら…

【2代目ダイハツオプティL800系(1998~2002)】


スミマセン、スポットライトにしながら正直このクルマ、好きでもないし興味もありません(汗)
では何故にここに?と申しますとこれは軽唯一の4HTという部分が大きく寄与し堂々11位とさせて頂いております!

ダイハツというメーカーは意外にも?流行に敏感で2HTが流行ればサブロク時代(1971年)のフェローMAXでやはり当時唯一の2HTを設定しましたし4HTが人気あればこの2代目オプティでもやらかしてくれましたしね、

フェローMAXにしてもオプティにしてもただでさえ狭く小さい軽のボディでいくら流行りでもHTまでこさえるか?というバカバカしさがいいですよ、堅実なスズキや三菱、スバルは絶対にやらない!?!?事もダイハツは平然とやるしで(笑)
2代目オプティ、限られたボディでは効率の良いHBが軽では当たり前な時代に小癪にも独立したトランクルームを持ちセミノッチの3BOXピラードHT!!
後席なんてサブロク時代を彷彿する狭さで絶対買いませんがこんなモデルでも生存できた時代もあったんですよね、まぁ、そんな事言ったらビートもカプチーノもAZ-3も存在でき得ませんでしたがこうした遊び心?余裕?が現在のコペンにも引き継がれてると考えられますし真面目で堅実なスズキと対照的なダイハツの軽、軽市場を2分する両雄の化かし合いはまだまだ続きそうですね(^。^)y-

さぁ、ベストテンに戻ります!今週の第5位!!

【4代目マークⅡ4HT後期/3代目チェイサー4HT後期X60系(1982~1984)及び初代クレスタX50系前期(1980~1982)】

↑マークⅡ

マークⅡとチェイサーについてはX60の後期限定、クレスタは前期X50系限定とさせてもらいました、その根拠は前後と内装意匠だけの好き嫌いです!

マークⅡ/チェイサーはたかがMCでしたがそのインパクトは当時絶大でこの後期がその後起きるハイソカーブーム、次期X70系の大人気の引き金になった!そう言っても過言でもない人気でした。
前期モデルは新たな兄弟であるクレスタの影に隠れるようにどちらも比較的地味な印象でしたが後期になりマークⅡは迫力のイーグルマスクやブラックテールを採用、チェイサーはスラントノーズを鋭くさせよりスポーティ度合いを強調、クレスタに奪われたお株を取り返すかのような大幅なイメージ変更でもありました。

スタイルは前期と当然同じながら両車彫りの深くなった顔付きは見違える派手さがあり加えてツインカム24 1G-GE新搭載というインパクトも加担し前期ではなかった憧れの気持ちを持たせるに充分だった後期X60系、今でもこれは憧れる存在と断言できこの順位にしました!

↓チェイサー


一方のクレスタは80年、まだマークⅡ/チェイサーが先代X40系だった時代に“次期マークⅡの先行モデル”として大注目されデビュー、クラシカルなX40に比較して80年代らしいスクエアなスタイリングが非常に新鮮でありまた呪うほどに排ガス対策以来シャンとしなかったM型エンジンに代わる1G-EU型エンジンもあの悪夢(排ガス規制)を忘れさせる程のインパクトでしたしね、そして独特なクリスタルカットの美しいテールに後年“ブタ目”と揶揄されたX40系の丸目2灯に対していかにも新しさを感じる角目4灯の引き締まった顔付きも非常に魅力的!

↓クレスタ


新車種クレスタは大成功し遅れてFMCしたマークⅡ/チェイサーをも上回る人気となり慌てたトヨタ、特に有力ディーラーP店からの抗議もあったとかなかったとか?で82年のMCでクレスタよりも本流であるマークⅡを際立たせるかのような変更が加えられクレスタは個性を弱めると同時にX60系へと本流と同列型式化、前期の特徴だった顔やテールの意匠は極一般的なモノに改められてしまい個人的にはクレスタの特徴が消え失せた感じがしこちらは前期50系限定の順位とさせて頂きました。

この3種の身内の争い、基本同じクルマですので甲乙は付けられませんが同じ5位の中でも優劣付けるならばマークⅡ(後期)→クレスタ(前期)→チェイサー(後期)ですかね~…

いよいよ上位に行きます、第4位!!

【初代三菱ディアマンテF10~20系(1990~1997)】


菱ヲタGureの面目、ここで立てますたが何か?www

いやー、やはり4HTというモデルは古くから闘ってきたトヨタ日産には敵わない、特に無骨なスタイルが身上の菱車にとっては流麗&エレガントさをモットーとする4HTなんてのは一番苦手な部類ですからね、残念ながらベスト3には入れませんでした…

しかし!!この初代ディアマンテだけは別格!三菱が一番イイ時代のミドルカーでバブル時代という追い風もありそれまで両横綱のミドルクラスに1ランク下のギャランΣで戦う!という苦戦を強いられず飛ぶ鳥を落とす勢いとクロカンブームでパジェロやデリカで稼いだ?潤沢な資金で開発、ラインアップが許された3ナンバー専用ミドルのディマンテは時代の背景をうまく捉えた事にもより大人気を得ました。

87年デビューの個性的なマッチョスタイルが人気のE30ギャランと同じテイストの“うねるデザイン”を採用、税制改革で3ダッシュ車の税金が引き下げられたとほぼ同じ時期にオーバー2L、2500ccというそれまではなかった排気量がパワーと税金の上昇(2Lに対して)具合が庶民?の許容範囲上限にビンゴでそれまでの一般ピープルの実質的な上限であった2Lに対する余裕とステイタス度合いを高め満足度も当然上昇、これの成功で老舗のマークⅡ系やローレル他ライバルも慌てて2500をメインにするなどの現象を引き起こしたのも記憶に新しいです。

ギャランに較べ3ナンバー余裕のサイズはデザインも伸びやかでギャランのスポ-ティさに加えフォーマルさも演出、V6エンジンの搭載からなるイメージUPもツボ、またそれまでミドルクラスのFFはブルーバードマキシマやカムリプロミネントなどが出してきていましたがこのクラスはFR絶対主義!という前に評判は芳しくなかったのですがディマンテはFF(または4WD)+余裕のボディサイズ=4HTながらも広い室内がその固定概念を崩しFFミドルが市民権を得たモデルでもありました。

往時、マークⅡですら慌てさせた初代ディアマンテ、これも三菱の名車として推薦したい1台である事は言うまでもなく2大メーカーに強豪ひしめく中でも堂々4位を与えるに相応しいモノと信じて疑いません!

ベスト3に入ります!今週の第3位!!

【5代目トヨタマークⅡ4HT X70型(1984~1988)】


出ました!4HTのGX71グランデが代表的に売れまくりどこを見てもこればかりという時代がありました!統計見たわけではありません、あくまで憶測ですが数ある4HTの中でも一番これが売れたんじゃね?って程往時の生息数は他の追従を許さないモノがありました。

個人的には4HTの代表的存在がこのX70系マークⅡだと思いますし同じ思いのご同輩や80sマニアさんには多いのではないでしょうか!?
先代X60系のテイストをより進化させたX70系、時代を彩るフカフカのワインカラーのキャバクラシートやらクラスターS/W、クラウンから引き継ぐクリスタルピラーが人気の的で天邪鬼なワタシでも歴代マークⅡでは一番マークⅡらしい?モデルがこの型に感じます。
これは確かに色んな意味で良かった!長年憧れたフル装備の高級車ながら価格はただグラ(一番売れた1G-EU搭載の2000グランデ)なら200万チョイというリーズナブルさ!それがクラウンと大差ない装備を持っており逆に「クラウンはまだ早い」とか「クラウンでは仕事上弊害がある」という層には選びやすくまたそれまでカローラやコロナで辛抱してきた世代にはようやく成功した?なんていうステータスさも味わえるといった側面でも売れまくりしかも当時、カローラもコロナも高くなりほんの少しの努力でただグラに届くといった価格設定もうまかったです。
X30/40系から培ったパーソナル度も維持、カッコも申し分ない、高性能が欲しけりゃツインカム24やツインターボも揃っていましたし何より女ウケは最高でしたしね(笑)

一世を風靡した!と言うには違うモノがあるかもしれませんが間違いなく4HTの代表的車種として3位という高位置に挙げました(*^^)v

とうとう来ました!第2位!!

【3代目/4代目日産セドリック/グロリア4HT 230系(1973~1975)】


冒頭で記した日産が日本で初めて4HTをライナップしたモデル、堂々2位獲得!!

※ここからは過去の『高級車ベストテン』から一部抜粋とさせて頂きます。
~珍車コーナーでこの型を取り上げる度に記載していますが長いセドグロvsクラウンの激闘の中でクラウンを唯一打ち負かした230、当時のクラウンが日本人好みからは逸脱するスタイリングに変革し一気にファンを失ったのに対し130後期に流行の先端デザインを調和させながら日本人ウケする正統派の高級車らしいデザインを採用、今でもその美しいスタイリングは歴代モデルNo1の評価を得ています!

日本初のピラーレス4HTモデルも設定、高級車に新たな1ページを書き加えた事も忘れてはならずアクション人気ドラマ大都会や西部警察などでも活躍、これら番組の再放送も繰り返されリアル世代以外の若年層にも知られるモデルで今となってはその希少性、かつての勇姿、好評さからなるプレミア価値は高まるばかりと思われる“名車”ですのでここに登場願いました!

~と抜粋に付け加えてやはりこの後、4HTが人気車型になっていく火付けだった230の4HTは日本の自動車史に欠かす事ができないモノだと思います。
これを初めて見た時の衝撃はもう40年も前ながら未だに鮮烈に残り子供ながら憧れのアメリカのフルサイズカーのカッコ良さが遂に国産でも!という期待感を持てましたしこれからのモデル展開に非常に期待感をも与えてくれたのがこのクルマ、セダンのフォーマルさを維持しつつ2HTのスポーティさも味わえる夢の4HTにはいたいけな少年の目を惹きつけるのには充分以上の素敵なモデルでしたしたね~…

個人的にも数あるセドリックの中でも一番好きなモデルです!(^^)!

さっ、そしてオオトリ!今週のTOPを飾るのは…

【4代目/5代目日産セドリック/グロリア4HT 330系(1975~1979)】


スンマヘン、これも一部抜粋…(-_-;)

~好評だった230に当時日産の凝っていたインポルブメントデザイン、三次曲面なる新たなデザインを採用した330型、独特なそのデザインで新たな高級車象を訴求、デビュー時は他の日産車で同様デザインを採るモデル同じく不評ながら保守層に対応し若干インポルブメントを弱めたのが幸いし排ガス規制NAPSに対応したりと不利な時期のモデルながら健闘したモデルです。
日産にありがちなこれも製廃FMC後に非常に人気が上昇、本来ターゲットではない若者に人気で中古で値がこなれた330は80年代1、2を争う人気の改造ベースでありワタシの青春期ではシャコタンロッドが一番キまるクルマとして持て囃されました。今で言うVIPカーというカテゴリー?の先駆だと思います! ~

付け加えれば230のフォーマルさは薄れながらも派手さとカッコ良さはこちらが上かな?同時期のクラウン(S100系)がピラードHTだった事でどちらかといえばセダンとそう変わらないイメージだった事も4HT先駆のセドグロが際立っていましたしよく言えば正統的で落ち着きあるのがクラウン、派手で若々しくあったのがセドグロ、年配者にはクラウンのウケが良かったですがセドグロはヤングアダルト?的で今で言うチョイ悪的な魅力があり自分が選ぶなら若々しく見られたい!という意味でセドグロ330に圧倒的軍配を上げますネ!

セドグロとしてはスタイルや雰囲気は230が個人的に好きですが330も捨て難い、非常にこの1、2位は悩みましたが高級4HTというモデルを世間に実質的に広めた功績は330だったと思いますし4HT文化を築いた最大の功労車という事から堂々1位とさせて頂いた次第です!


ランキングは以上となります!

恒例、圏外は下記の通りとなりました。
11位:2代目ダイハツオプティL800系(1998~2002)
12位:6代目トヨタチェイサーX100系(1996~2001)
13位:7代目日産セドリック及び8代目グロリア4HT、シーマ含むY31型(1987~1991)
14位:8代目日産スカイラインスポーツセダンR32型(1989~1993)
15位:8代目日産ローレルC35型(1997~2002)
16位:6代目トヨタクラウン4HT S110系(1979~1983)
17位:7代目日産ブルーバード・マキシマU11型前期(1984~1986)
18位:5代目日産ローレル4HT C32型(1985~1989)
19位:2代目三菱ディアマンテ F30/40系(1995~2005)
20位:5代目トヨタチェイサー X90系(1992~1996)
21位:7代目トヨタマークⅡ4HT X90系(1992~1996)
22位:3代目三菱ギャランΣ/エテルナΣ4HT E10系(1984~1990)
23位:6代目日産セドリック及び7代目グロリア Y30型(1983~1987)
24位:3代目マツダルーチェ4HT LA系後期(1979~1981)
25位:8代目トヨタマークⅡ4HT X100系(1996~2000)
26位:5代目日産セドリック及び6代目グロリア 430型(1979~1983)
27位:初代ホンダアコードインスパイア及びインスパイア CB5/CC2/3型型(1989~1995)
28位:6代目トヨタマークⅡ及び5代目チェイサー X80型(1988~1992)
29位:4代目日産ローレル4HT C31型後期(1983~1985)
30位:5代目マツダルーチェ4HT HC系(1986~1995)

如何でしたか?毎回〆では書きますがクドイですがあくまでもこの企画はお遊び、『それは違うだろ?』とか『あれが入ってねーじゃん!!』的な反論もあるでしょうがこれはワタクシの基準、これを読んで皆様も独自なベストテンを楽しんで頂けたらと思います。
4ドアHT、かつての人気車型でセダン程堅すぎず2HT程チャラくもなく…っていう派手さは気恥ずかしい、しかしセダンの地味さもNG!!という一番ユーザーでは多いであろう層にはピッタリのモデルだったんですがね、人気車型だけあり各社各車、個性と工夫もあしらわれ現在では考えられな良いにつけ悪いにつけバラェtィに富んだ豊富なモデルラインナップが魅力でした。

ラインキング30位を振り返るとトヨタ日産がやはり多数、三菱やマツダ、ホンダもこの分野は伏兵的立場で時たま横綱を慌てさせるモデルも生み出しましたが元祖である日産にそしてそれをいつも睨んできたトヨタの4HTの歴史、経験には適わなかった印象が強くそれがランキングに現れた感じです…。

時代の移り変わりからその存在は遠い過去の事となりましたがこちらは2HTとは異なりピラードでしたらばセダン型の復活の如何によってはまた再来も有り得るか?と僅かな期待は捨てれません、現に欧州車などにはまだまだ残る車型ですしね、再び居住性や燃費(エコ)一辺倒ではなく“カッコ良さ”を追求する4HTの再来を願いこの辺で締めさせて頂きます!

おしまーーい(^^)/~~~
Posted at 2017/02/08 13:30:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | ザ・ベストテン | クルマ
2014年07月21日 イイね!

保存版・4枚(4ドアセダン)“ザ・ベストテン”

保存版・4枚(4ドアセダン)“ザ・ベストテン”
もうええっちゅうの?いやいや一度は止めかけたこの企画、卑怯な手を使いまだやりますよ(爆)

今回も独りよがりも大概にせーよ!!って感じですが4枚“ザ・ベストテンシリーズ”をやってみたいと思います(^^;)

その名の通りセダンのベストテン!昔は幼児に「自動車の絵を描いてごらん!」と言えば必ずセダンの絵を描いた位日本ではポピュラー車型だったんですがね、うちの末っ子(現在18才)位では幼い頃はまだ公式通りでしたが今の子供に同じ事言うとミニバンばかりの絵が出来上がるらしい…
時代ですねー、我々世代では寂しいと言うか情けないと言うかorz…

まっ、時代遅れと言われたら確かになんですがミニバンに較べデザインに自由度があり個性豊かだったセダン、どこかのCMじゃあーりませんが“セダン・イノベーション”、たまにはセダンに脚光を浴びて欲しいモノだと思います。

今では高級車以外でセダンが注目なんてほぼなくなりましたし売れないからメーカーも真剣な、真面目に煮詰めたセダンなんてない、強いて言えばマツダ位ですかね?特に高級とかハンパないスポーツ(インプやエボ)性とかをバックに持たない普通の?セダンを真面目に追求してるのって!?!?
さっ、愚痴はこの辺にして(汗)

早速行きましょー!

※このベストテンは単にワタクシの独断でスタイリングを主とし実際の使い勝手やスペース、質感等も考慮して集計しました。
またかつては「2ドアセダン」も少なからず多くの車種でラインアップされていましたが今回はセダンの本質である「4ドアセダン」に限っています。
例によって輸入車や軽自動車は含ませんし単にワタシの好みで順位付けましたのでご了承願います。


さぁ、今週の!?第10位!!

【4代目トヨタカローラセダンE70系(1979~1983)及び6代目E90系(1987~1991)】

↑E70系カローラセダン

かつてのファミリーカーの代名詞=カローラ!
80点主義とか誰にでも乗れるツまらんクルマとか色々悪口も言われたモノですが過去の功績を振り返るとこのクルマも間違いなく“名車”だと思います。
巨大なマーケットでしたのでこのクルマはあまり冒険はしてこなかったですしスタイリングも奇をてらわないオーソドックスなモノが多かったのでスタイルだけを見てそんなに好き嫌いが分かれるモデルではなかったと思います、皆さんもそれぞれ歴史が長く現行まで全11代に至るカローラ、心に残る1台がある筈!

ご承知の通りかつてのドル箱ですから一口にカローラと言っても様々な車型がある、セダンクーペは当たり前でスポーツワゴン風のLBや時代の流行に乗るHTやHB(FXやランクス)4HT(セレス)、ミニバン風味(スパシオ)とか数えたらキリがないですがね、ここはセダン特集?なのでワタシ的にランキングに入れたいカローラセダンを選出するとこの結果!

カローラは独断ですが大きく分けてFR時代のモノとFF世代=近年のモノでくくりそれぞれで選出したらやはりFRとしこの時代の究極の完成度だった70とFF世代のモノではそれまでのカローラの常識をあらゆる面で超えた90に絞られました…。

70は先代30~50系迄初代KE10から続いた所謂“80点主義”の設計の元、あらゆる部分で致命的な欠点がなく平均点以上の出来ながらもこの代償としてズバ抜けて“これは!”と思える秀逸さもない、だからこそ文字通り万人受けしあれだけの販売台数を達成しファミリーカーの代名詞にもなったのですが玄人的には刺激のない、何ともツまらんクルマというイメージ…
しかし70系はその思想から脱却、いや、基本は80点主義も守りながらあえて80点にこだわる事なく90点、100点取れるところは取ろう!とトヨタが真面目に研究したのが手に取るように分かる出来栄えだったと思います。
もちろん”リーズナブル”という使命は絶対ですし妥協を感じさせる部分もありますが先代までと較べその度合いは驚くほど少なくなっており70セダン、乗るたびに感心したモノです。

まず挙げたいのはハンドリング!先代まではココが一番酷かったのですが70になり当初は1300モデルのみでしたがスタ-レットKP61から継承したラック&ピニオンとなりシャープで現代の(当時として)水準以上のモノを得ており先代までに感じた直進性の不安定さ、クルマそのものがハンドルを切った後に直進を取り戻すのに鈍感だった一番嫌な点が劇的に改善、新エンジンA型エンジンや従来のK型の改良の末、非常にファミリーカーとしてパワーも燃費も秀逸なモノになった点、そしてシャーシや脚廻りにしても80年代に向かいしっかりしていましたしね、室内の広さもスクエアなデザインが功を奏しFR小型セダンとしては極限までの広さを実現、質感も上級グレードならば上級車に何ら遜色なかった!
弱かったのはボディのサビ位かな?この時代のトヨタ車はカローラに限らず「計画的陳腐化」というお題目が設計段階で盛り込まれておりコンピューターで計算されサビの発生もコントロールされていましたしね、これはユーザーとしては長く乗りたくてもこうした現象に頭悩ましましたが…


↑90系カローラセダン

一方の90はバブル期設計の賜物で全てがカローラらしくない、妥協や80点という概念を完全に無視じた質感がやはり魅力的!
バブルのベストセラー、GX71マークⅡを倣う高級な内装は無理してマークⅡやクラウンを買わなくとも!!と思わせるに充分な造り、FF第二世代のため先代80で感じたFFの悪癖も殆ど感じず90で完全にカローラはFRと決別したなーと思わせる完成度でした。

スタイリングもきっちりとした正当な3BOXであり各部装飾も高級感を持たせそれまでのカローラ=安物っていうイメージを払拭してくれましたねー…
このモデルからは狭角DOHCのハイメカツインカムの採用で非常にパワフルで俊足となりましたしこのようにあらゆる意味でカローラのイメージを根本的に変えたくれたインパクトは相当大きかったです!

以上の理由から70/90を厳選してランクINとしました!

続いて第9位!!

【2代目マツダルーチェセダンLA系REエンジン搭載車前期モデル1972~1975)】


2代目ルーチェセダン!これはスタイルはさほど好物って訳ではなかったですが何たってその独特で迫力ある顔付きに魅せられてましたねー…
この時期のマツダは大体このような喰いつきそうなエゲツない顔?が得意でサバンナもカペラもこのテイスト、当然注目されたのはサバンナ(RX-3他)でしたがセダンでこの獰猛なマスクを付けたルーチェ、他が見向きもしない中(どちらかと言えばルーチェセダンは不人気)でワタシは結構惚れてました(笑)

大鷲をイメージしたスタイリングもサバンナやカペラのセダンより派手でスポーティ、そしてセダンながらに当時としては驚愕の135psという大パワーを有した13Bエンジン搭載のグランツーリスモ(73年追加、これ以下は12A型搭載)に羊狼的な印象で当時見かけると一人でテンション上げてた記憶がありますw
同時期のライバルであるコロナ、ブル、ギャランは当然ながら保守層が多い量販モデルだけありルーチェに較べたら平凡で如何にもファミリーセダン然としていましたがルーチェはセダンでもなかなか派手でカッコいい4枚にワタシの目には映りましたネ~
セダンの他にはHTとワゴン/バンの設定、勿論この顔このスタイルはHTの方が個人的には萌えましたが今見ると大人しい4枚でREってのがいぶし銀でイイ!

13BエンジンはマツダREの当時最高峰!10Aから始まって当時最速と言われたサバンナGTですら12A型と一回り小さく125ps止まりのエンジンだったところにそれを10psも上回るこのエンジンの初搭載車種!!この後13BはVIPカーのロードペーサーや高級パーソナルクーペの2代目コスモに搭載、そして後年にははマツダREの中心的エンジンになってゆきました。
ただ、これは前期型のREモデルの限定で9位,です、後期型はこの迫力あるマスクは大幅に意匠が変わりましたしレシプロ(1800)モデルもありましたがこの時期、REでないマツダなんてクリープを入れないコーヒーでしたので(古い例えやな~…汗)興味ナシです!

あっ、このルーチェセダンは名作ドラマ『探偵物語』や破天荒ドラマ『大激闘マッドポリス80』では大都会・西部警察の230STD並にスタント車輌として大活躍、REのこのセダンが破壊される度に「勿体無い!」を連発していたのも懐かしいです(笑)

さぁ、8位行ってみましょー!

【4代目日産ブルーバードU2000GT/GT-X 610型(1973 ~1976)】


これもハッキリ言えばこのサメ顔にやられました(笑)
現E39Aギャラン乗りですからね、昔からこういう迫力ある顔はタマランかったですわw

その顔に加えノーズのサイドにはサメのエラまでありましたしね(笑)その風体通り“サメブル”の愛称が有名なブルUGT系は正直なところ現役時も中古時も不人気車種、それは同じクラス、同じ性能に同じような値段で当時のカリスマ人気のケンメリ(ヨンメリ)が控えていた点が最大のマイナス要因、何せスカイライン人気は当時神がかり的でこのサメブルもその人気を妬んだブル扱いDラーからの要望でメーカーがラインナップしたものでしがたケンメリに比較してスマートさが皆無、厳つすぎる顔付きはせっかくのブル初6気筒ラインナップも当時大した話題にも上らず扱いDラー、かなり嘆いたとか嘆かないとか…!?
ガキの頃でも変態?天邪鬼?なGureですから巷で人気のケンメリには見向きもせず“逆スラント、2分割”にこの頃でも夢中でしたからね、スマートなのは認めますがどこかツルンとしたケンメリよりはこちらに夢中、元々ブルUは71年、1600/1800の4気筒ジョートノーズでデビュー、73年にこのGT系が追加されましたがかつてのS50スカイライン同様に鼻を伸ばしてL20を積むというワイルドさがスカイライン以上に衝撃的でした、まさかブルーバードにこの荒治療をやるとは!!って感じで…。

実際ヨンメリとサメのセダンを若き頃に何度も経験してますがほぼ同じクルマなのにサメの方が若干軽い分、加速も良かった!
バランス悪いロングノーズでしたから直線番長はケンメリと同等でしたが1tそこらでL20の搭載、GTならシングル115ps、GT-XならSUツイン125ps、どちらも充分なパフォーマンスを持っていました。
ルーチェセダン同様にこの頃はこうした無茶?なセダンも存在、現役時代もほぼHTの目撃でしたがこれもシブいセダンとしての存在感は個人的には印象に強く残っており堂々8位のランクインです!

盛り上がってまいりました(汗)第7位!!
【2代目いすゞジェミニJT150/190/600型(1985~1990)】


今ではトラック専業になってしまったいすゞですがかつては乗用車も生産、いすゞの乗用車はどれもモダーンで個性的、弱小メーカー故に生産期間が長めでモデル末期では「まだ造ってんの?」的な揶揄も多かったですが例えば117クーペや初代ピアッツア等のようにその時代としては稀に見る美しさ、最先端のボディデザインを採用して注目を集めたモノでした。
そんないすゞ車の中で記録的に売れたのがこの2代目FFジェミニ!アクロバット走行するCMが話題となり後にも先にもいすゞ乗用車の最多量販モデルです。

個人的にこのジェミニのセダンはとても美しくDOHCを搭載した画像のZZハンドリングbyロータスはマイカーに検討した程にそのスタイリングには惚れましたねー!

今で言うCセグのクルマなので小さく当時のカローラやサニーに較べても室内は狭い、ジェミニというクルマは歴代、これの前の初代もこれの後の3代目もどうしてこんなに狭いの?と思うほど特に後席の狭さはセダンとしては落第と感じましたがそれでも子供2人、中学生位までなら何とかファミリーセダンとして使えるか?と。
美しいデザインと引き換えなら多少狭いのも我慢するかと思える素晴らしさでした。
他にHBも存在しましたが個人的にはセダンに大きく軍配、ジェミニなら迷わずセダンと思っていましたねー。

小さいので運動性能はCMの通り抜群、何もDOHCでなくてもベースエンジンの1.5LSOHCやいすゞらしいDeエンジンモデルでもドライバビリティに非力感はなくFFをそう感じさせないシャープなハンドリングとしなやかな中でもしっかり踏ん張る脚廻りも魅力的、どこか田舎臭かった先代FRジェミニPF系や肥大化して何とも理解に苦しむスタイリングでいすゞの乗用車撤退を招いた次期型JT151/191/641型に挟まれた2代目ジェミニ、カローラやサニーを脅かす勢いで売れたのが何よりの証拠でいすゞNo1の名車だと信じています、マイナーメーカーでのこの検討に敬意を表して7位とさせた頂きました!

どんどん行きます、第6位!!

【初代三菱デボネアA30系(1982~1991)】

↑初期モデル(1964~1969)

前に上げた“高級車ザ・ベストテン”から一つ順位を上げてシーラカンスが再び登場!(笑)
いやー、詳細はそちらでも書いたので省きますがクドいですが5ナンバーでこの風格ですよ!22年も造ってたのでモデル中頃からはこのスタイリングがさんざんバカにされたましたが今振り返るとこのサイズでこの風格、他になかなかないですしね、Hブレッツナー(デザイナー)氏に敬意を払う訳ではないですが若かりし頃笑ってたのを謝りたいほど今みると見事です!

A30系は長年のモデルライフながら時代に応じた改良は幾度となされておりますが大きく分けると主に外観での識別となります。
三菱初の6気筒を搭載、三角窓にテールにデュアドロップ型サイドマーカー、Lテールを持つ初期型(64~69、この初期でもマーク変更、インパネ変更歴があります)、70年のMCで新開発サターン6 6G34型に換装しネーミングを『デボネア・エグセグティブ』に、型式をA31とした中期、そして73年以降は三角窓やLテールを廃止→サイコロテールの採用とターンシグナルなどのデザイン変更を行った後期、4気筒アストロン80 G54B型2600ccエンジンの最終型(76~86)となりますがマニア間では初期型がもうかなり希少ですし有難がられますがワタクシ的にはどのデボネアでも魅せられますネ。


↑後期モデル(1973~1976)

決して美しいまでは言いませんがセダンらしい風格と重厚なスタイルは6位の価値アリ!と誰が何と言おうがあると断言します(^^ゞ

☆☆☆~今週のスポットライト!!~☆☆☆

今一歩、惜しくもベストテンに入らなかったモデルはこちら…

【ホンダアコード(3代目)/ビガー(2代目)CA1~6型(1985~1989)】


前回のリトラベストテンで9位に入ったこのクルマ、今回はランク外ですが再び登場!
理由はやはりリトラを採用した他社ではやらなかった唯一の4ドアセダンって事ですかねー(クイントインテグラは同ホンダですので…)、これだけで充分カッコいい!!

リトラの項でも書きましたがともすれば軽いイメージ、しかもプレリュードやインテグラであれだけリトラ、リトラとやりながら廃れると一気に止めるホンダらしい?変わり身の早さが若干鼻につきますがある意味流行の最先端に乗り時代を的確に捉えたとも考えられますしね、当時のホンダの若い企画力、評価したいと思います。

さぁ、ベストテンに戻ります!今週の第5位!!

【3代目日産セドリックセダン及び4代目日産グロリアセダン230型(1971~1975)】


大都会・西部警察他70~80年代の刑事モノやアクション映画では欠かせない230セダン、ここにて登場!

個人的には永いセドグロの歴史の中でセダンとしての風格、認知度、そして各方面での活躍度ではコレが一番だと感じます。
ワタシ世代ではパトカーもタクシーも教習車もコレ、その上ドラマや映画でも大活躍、個人的な思いで恐縮ですが整備学校時代は教材でもありましたしね、高級車としては勿論、日本独特の高級セダンと言えばデボネアは当然、同時期の不人気くじらクラウンを上回る印象でこの順位としました!

いよいよ上位に行きます、第4位!!

【3代目トヨタクラウンセダンS50系(1967~1971)】


230セドグロと同じような内容でこれの一時代前?って感じで活躍したのがこのS50系クラウン、230が街角でも画面の中でも大活躍!の前任がこれにあたりますねー。
前期(画像)が67~69年、後期で69~71年、さすがにワタシもこの頃はいたいけな幼児ですのでネ、青春期の230より子供心に各方面でやたら見かけたS50は思い入れが深いです。

黒塗りのS50はとてもフォーマル、死んだオヤジが会社のクルマで時々乗って帰ってきたりして助手席ながら何度も乗り当時の家のクルマだったカローラ(KE10)と較べようもないM型6発の静かさ、トヨグライドのATに各パワー装置にウットリ、手動式で開けるカローラの三角窓と違いダイヤルを廻すとクルクル!と開く三角窓(まぁ、これとて手動でしたが窓に触れずに開けられるシステム?にやたら感動)には目がテンになったりと(笑)
このような思いと年代的な部分で230よりS50を上位としました!

ベスト3に入ります!今週の第3位!!

【3代目トヨタコロナマークⅡセダンX30/40系(1976~1980)】


ブタ目の愛称で今でもマニアには親しまれる3代目マークⅡ、当時はそんな愛称はなかったですが後年のマークⅡ人気はこれが火付け役でした~。

コロナマークⅡ、67年に初代T60/70系がデビューこの頃はコロナのスポーティモデルとしての位置付けで人気を得ますが2代目のX10/20の時代、前半は初代の立ち位置を継承するもセリカなどのラインナップもあり途中から6気等モデルのLシリーズをメイン化、ここからはスタイルはアメリカン調の派手派手ながら内装などはクラウンに準じる高級化がなされ何かハンパなイメージで人気もなかったのですが3代目になり外観と中身を高級路線に統一、ヨーロッパ調の当時でも古めかしいスタイリングが逆にフォーマルで正当なセダンとして認知され先代とは打って変わった大人気を博します!

X30/40にはHTもラインナップされますがこちらは性格上若々しくリファインされた兄弟双子のチェイサーの方が映えるイメージ(個人的見解)、マークⅡは絶対的にセダンが好きで後年マイカーにした程です。
マイカーにしたのはGX71が全盛期のバブル期でしたので愛車MX41グランデ、既に6年落ちでしたが内装や装備などは当時の”ハイソカー”に何ら遜色はなくさすがに動力性能では旧世代のM型エンジンでしたのでトロいのもいい加減にせーよ!って感じでしたが高級車に憧れた若き日の思いを充分満足させてくれたモノでした(^。^)y-
マークⅡがマークⅡらしくなった?初のマークⅡに敬意を表わし3代目のみのこの順位、後続のX50~X110までセダンはラインナップされていましたが個人的にはこれらはその時代に於いて最先端のセダンイメージリーダー的立場を得ましたが風格は潜めやや軽くなった印象、重厚感とフォーマルさではやはり3代目ブタ目クンが一番らしいと思っています。。。

とうとう来ました!第2位!!

【トヨタセリカカムリT40/50系(1980~1982)】


これです!2代目カリーナセダンをベースにトヨ2風のT字グリルを付けテールをカムテール(ダックテール)にしたたけでこれほどカッコ良くなるんか!と箱好きを夢中にさせた初代カムリ、堂々2位です(^^)/

2代目SV10以降は初代とは何も関連性のない新設計となり言わば”大きなカローラ”的になりスポ車好きの興味からは外れるモノとなりましたが初代は名前が示すように『セリカ』の仲間、当時のトヨタNo1の硬派だった走りのセリカ一族かぁ!!なんて思うと速い箱に夢中のド変態にはタマラン魅力がありました。

2L18R-GEU DOHC-EFI135psを積む最高峰2000GTはセリカ、カリーナ、コロナの2000GTよりも若々しくエキサイティングなイメージ、コロナカリーナにはなかったセリカGT同様の4独の脚廻りなど”セリカ4ドア”のコピーが頷けるモノ、ヒトによっては「カリーナのハリボテ」なんて言うヤツもいましたがそこはサイドのダクトやトランクに光る『CERICA』のエンブレムがまるで水戸黄門の印籠のような迫力を感じさせたモノです(爆)
まっ、確かにGTと普及型スポーティモデルのSX-EFI以外のベースモデル(LTやXT)や豪華モデル(XTスーパーエディション、SE)はカリーナのハリボテと言う意見は否めないと思いますがそれでもカッコ良ければイイ!少なくともワタシはこの順位を付ける位ですから数ある4ドアセダンの中でもかなり好きでしたねー。
勿論当時の常識であったFRのセダンとしての機能は充分及第点に達していましたしベースのカリーナがこれで高評価でしたからセリカカムリも同じくセダンとして恥じないクルマでした!

さっ、そしてオオトリ!今週のTOPを飾るのは…
今回も同率1位、2台をTOPに持ってきました、ワタシ的にはこの2台、甲乙付け難いんでご勘弁
を!!

①【3代目スカイラインセダンGC10型(1968~1972)及び6代目R30型(1981~1985)】

↑3代目スカイラインセダン

数あるスカイラインセダンの中でワタシが厳選したのはこの2台!!
恐らくはスカイラインマニアにも納得頂けるチョイスだと勝手に思ってますが…
ねー、なく子も黙るハコスカ、60年代というこの時代にセダンながらここまでスポ-テイでここまでワクワクさせてくれたクルマはこれ以外にはない!
勿論トヨタ2000GTを初めヨタ8やSP/SRフェアレデl、ホンダS、ベレGやコスモと同時期にいくらでも魅力的なモデルは存在しましたが子供の目ではどれも家族が乗る鈍重なイメージしかないかったセダンにGT-Rは勿論の事、高級車以外で6気筒を積むのはスカイラインが唯一の存在、幼な心にもセダンの可能性?を示してくれたハコスカ、当然の1位です!


↑6代目スカイライン

60年代の熱くするセダンがハコスカならば80年代はR30!!極めて正常な結論(^^ゞ

ハコスカの時代とは違いこの頃になると魅力的スポーツセダンは数多く存在しましたがやはりスカイラインはその頂点を譲る事ない魅力を発揮していました!
GT-R以来の4バルブDOHC RSの追加や前任ジャパンの時代に日産=ターボという印象を強烈に与えたL20ETのターボシリーズとスポ車好きの心をWで捉えたたモデル展開、RSには最終的には当時国産最高の205psという2Lではあり得ないFJエンジン+I/CターボのRSターボCの追加がなされ81年のデビューから85年のFMCまで常に話題に事欠く事なくスカイラインらしさをアピールしていましたねー。

R30セダンはスカイラインの代名詞だった“羊の皮を被る狼”としてはスタイリングはイケイケでしたのでその印象(2代目S54B時代)は程遠くなりましたが速い、エキサイティングだけではなくこのクラスのセダンとしての機能を充分持っていましたしトヨタ的万人ウケの良いモデルではありませんでしたがセダンとしての当時の役割”ファミリーユース”を価格的なものも含んで決して忘れていなかったのがアッパレです!

②【初代ギャランΣ前期A120/130A系(1976~1978)】

↑Σ前期モデル普及タイプ(1600カスタム~2000GSR)

アハハ、菱ヲタです、この結果は当然です!絶対!(汗)
そうは言っても当時、Σは非常に人気があり売れまくったのはご同輩ならご存知ですよね?
ギャランとしては3代目になるΣ、セダンとしてこれほどカッコいいスタイリングは他にないと思っています。

今見れば如何にも70年代チックかもしれませんがリアルな時代にこれほど背が低く戦闘的でバランスのいいデザインのセダンってなかった!
ワタクシの敬愛するギャランGTOを4ドア化したようなその若々しいスタイリング、ただGTOは当時発売6年になる旧型スポーツでしたのでその古ぼけた部分を巧みにリファイン、インテリアにもそれは生かされ三菱ファンには新しい中にも見慣れた安心感と他社にはない三菱らしい頑固さも感じウチのオヤジさんも初代ギャランやGTOに虜になったクチですからね、そのJrが未だにそれを継承すると言う…(笑)

Σはモデルレンジの少ない三菱ですからΣだけで他社上級のマークⅡ、ローレルもターゲットとした関係上、TOPモデルのスーパーサルーンは高級車と呼べる装備、出で立ちが与えられそれまで当時は忘れ去られたようなデボネアを別として三菱のイメージリーダー的存在感もあり萌えましたねー、うちのオヤジも元来スポモデルが好きだったのでツインキャブのΣGSRを選びかけましたがあまりの豪華さにスーパーサルーンを買った程でしたww
但し!Σは菱ヲタだけを夢中にさせただけでなく保守層をガッチリ抑えていたコロナ、ブルーバードのユーザーもその気にさせたのが凄い!
ライバル2車が排ガス規制で青色吐息ってのもありましたがこの時代保守的になり過ぎて新鮮さが薄れていた2強からユーザーを剥奪、三菱をNo3メーカーにのし上げた最大の功労者がこのΣで言うまでもなく現在まで続く歴代ギャランの中で最多販売を誇っています!

スカイラインと並ぶ1位、日産ファン、スカイラインマニアからはブーイングも来そうかもしれませんがΣ発売~前期丸目4灯モデルに関しては横綱コロナ、ブルを上回る人気を得た功績を称えてこの順位、Gureとしてはごく当たり前です !(^^)!
欠点を言えばスタイル優先の代わりにヘッドスペースが犠牲になりやや窮屈な印象があったかな?GTOやこれの後続でΣのHTであるΛならば許容できてもセダンであるΣではマイナスポイントと取る評論家もおりました。

あっ、後期(78~)は角目になってしまいイメージをかなり変えてますしこのMCから売り上げも低下しているので前期限定とさせて頂きました!


↑Σ前期スーパーサルーン(専用グリル)


ランキングは以上となります!

恒例、圏外は下記の通りとなりました。
11位:ホンダアコード(3代目)/ビガー(2代目)CA1~6型(1985~1989)
12位:2代目三菱ランサーEX A170系(1979~1987)
13位:6代目日産ブルーバードセダン 910型(1979~1983※TAXI用除く)
14位:3代目日産ブルーバードセダン 510型(1967~1972)
15位:初代三菱コルトギャランセダン A50型(1969~1973)
16位:初代日産プリメーラ P10型(1990~1995)
17位:10代目日産スカイラインセダン R34型(1998~2001)
18位:6代目三菱ギャラン E30系(1987~1992)
19位:7代目トヨタコロナセダン T140系(1982~1985※TAXI用除く)
20位:3代目トヨタカリーナセダン A60型(1981~1988)
21位:4代目日産スカイラインセダン 2000GT GC110型(1972~1977)
22位:3代目日産サニーセダン 310型(1977~1981)
23位:3代目トヨタカローラセダン E30/50系(1974~1979)
24位:2代目三菱ギャランΣ A160系(1980~1984)
25位:7代目マツダファミリアセダン BG型(1989~1994)
26位:5代目日産スカイラインセダン2000GT GC210型(1977~1981)
27位:6代目日産サニーセダン B13型(1990~1993)
28位:2代目トヨタセルシオ UCF20系(1994~2000)
29位:5代目日産サニーセダン B12型(1985~1989)
30位:5代目日産セドリックセダン/6代目グロリアセダン 430型(1979~1983)

※セダンと銘打ってもサッシュレスタイプのモデル(例:R32スカイライン、スバルレオーネ)等は形態としては4HTに属すと判断し選考からは省いています。  

如何でしたか?毎回〆では書きますがクドイですがあくまでもこの企画はお遊び、『それは違うだろ?』とか『あれが入ってねーじゃん!!』的な反論もあるでしょうがこれはワタクシの基準、これを読んで皆様も独自なベストテンを楽しんで頂けたらと思います。

4ドアセダン、かつての王道だっただけあり各社、各車に当たり前に設定していたので非常にこのベストテンは悩みましたがこうして挙げてみても順当かな?と我ながら思います。
現代ではミニバンにその存在を喰われ4ドアセダンなんてのは超高級以外ですとコロナ・カリーナの後釜のプレミオ・アリオンが何とか全てのセダンユーザーの受け皿となっている感じ、それだけパイが少なくなってしまったので致し方ない状況なのかもしれませんがやはりこうしてかつての勇姿を思い浮かべると忘れ去られた?ファミリーのためのセダン、夢があったように思いませんか!?
Posted at 2017/08/27 17:19:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | ザ・ベストテン | クルマ
2014年07月16日 イイね!

保存版・リトラ“ザ・ベストテン”

保存版・リトラ“ザ・ベストテン”
飽きもせずまだやります、THE独りよがりの好評(?)ベストテンシリーズ(^^;

今回は一時期ブームになりながらも輸出先の安全基準抵触が契機となりアッと言う間に姿を消したリトラクタブルヘッドライトモデルのベスト・テンをやってみたいなーと思います!

リトラ…ワタクシの世代は所謂スーパーカー世代ですのでね、子供の頃フェラーリやランボのこの姿を見てスポーツカーに憧れを持ったご同輩の多いのではないでしょうか?
何せ当時の日本(60~70年代)はモータリゼーションが一気に加速する時代ではありますが外車、特に欧州のスポーツカーなんて夢のまた夢って時代、高性能スポーツカーの象徴でもあるリトラなんていう装備、日本では67年発売のトヨタ2000GTしかなくこれにしても当時としては高嶺の花、実際庶民のカーライフにこれが浸透するのは2000GTの10年以上後になるマツダサバンナRX-7まで待たなければなりませんでした…。

wikiによりますとリトラの歴史は…

~非常に古い採用例では、アメリカの独立系メーカーであったコードが1935年から1937年の経営破綻まで少量生産した前輪駆動の高級車コード810・812がある。棺桶と言われたこのユニークなモデルのデザインはゴードン・ビューリグの手になる、空力よりもスタイリングの見地から導入された手法で、独立フェンダー頂部にヘッドライトを収納できた。
当時コードに追随した事例はほとんどなく、クライスラー系中級車のデソート1942年モデルが第2の事例となった。これもやはりスタイリングの新鮮味を狙ったものであったが、アメリカ車の1942年モデルは戦時体制で民生供給が中止されたことからデソートも生産中止、1946年の生産再開時には通常外付けライトにリデザインされてしまっている。~

の通り意外にも?アメ車が発端のようですね、今では国により常時点灯の規制がある、ライト点灯時の空気抵抗増大、コスト高、Fr部の重量増大等さまざまな要因から廃れたリトラですが日本では前述の初代RX-7を皮切りにブーム化、以後約20年渡り日本では”スーパースポーツ”で主に装備されましたがブームの火付け、マツダRX-7の2002年生産終了をもって日本からは姿を消してしまいました…

さて、前置き長いのもご愛嬌!早速ベストテンまいりましょー(^▽^

※このベストテンは単にワタクシの独断でスタイリングを主に集計しています、実際の人気や販売、評価は考慮せず単にワタシの好みで順位付けましたのでご了承願います。


さぁ、今週の!?第10位!!

【トヨタカローラⅡ(2代目)/ターセル/コルサ(3代目) リトラシリーズEL30系(1986~1990)】


これですよ(笑)
この時期のトヨタはイケイケでしたよねー、スポーツカーではなく2BOXの今で言うコンパクトカーにまでリトラ!大袈裟過ぎもいいところですが何気にワタクシ、コレ好きでしたので堂々ランクインです!

ご承知のようにカロⅡ/ターセル/コルサはカローラとスターレットの間に位置する大衆車、ランクで言えば下から2番目の悪く言えば安物グルマながらコストのかかるリトラモデルをラインナップ、バブルですよねー…
リトラは主にスポーツ系に装備、当時”HOTハッチ”ブームというのもあり特に若いFF世代には2BOXのハイパワーモデルが人気で各社これを取り揃えていましたがリトラをやったのはこれと日産パルサーのスポーツバージョンであるEXA位でしたね。

EL30ではSR、そしてターボモデル(GP=グランプリターボ)にこれを設定、元々直線基調でベースモデルもクリーンでシャープなEL30には非常に似合っていた顔でした。
リトラなんて流麗なクーペ、若しくはそれに準じる比較的大きく長いスタイリングでないと…と思っていましたからこれが最初出た時はビックリ!しかし意外にスポーツカーに較べて背の高い小さい2BOXモデルでも似合っていてしかもリーズナブル!子供騙しのオモチャ的装備ながらその出来栄えは個人的にはAE86~92間での兄貴分スプリンタートレノよりもお気に入りでしたね~

↓顔だけ見たらまるでスーパーカーの如くシャープ!


まっ、このようなクルマに“必要なし”と言われたらそれまでですがそんな身も蓋もない事言わずにまだまだ夢のあった90年代=バブル時代のこれも一つの象徴!
それにしてもトヨタもいい意味で若かったですよね~(^-^)


続いて第9位!!

【ホンダアコード(3代目)/ビガー(2代目)CA1~6型(1985~1989)】


これも「リトラ=スポーツカーのモノ!」という常識を破ったクルマ!

EL30同様にまさかのリトラ装備の4ドアセダン、ホンダは2代目プレリュードからリトラに参入?していますがこれが空前の大ヒットしましたからね、その勢いを言わばこれのセダン版であるアコード、そして姉妹車であるビガーにも採用、当時のホンダはF1参戦などで非常に若者に注目を浴びておりプレリュードを初めCR-Xやシビック、シティ等、若い感覚を前面に押し出す展開でNo3の足元を脅かしていましたしこの戦略はホンダにとっては大成功!ともすれば軽いイメージもありましたし”エンジン一流、ボディ3流”とまだ揶揄もされてはいましたが老舗にはない各車への展開が今日No2となるホンダの基礎を造ったと思います。

そんな時代でしたので本来何らリトラの必要ないセダンでもこれを装備、これにより先代までのどこか地味な印象のあったアコード/ビガーは途端に若々しい印象となり加えてPGM-FIのDOHC16バルブエンジンの搭載もあり稀に見る俊足セダンとして人気を博しました!

セダンの他に3HBの『エアロデッキ』も設定、こちらはワンダーシビックの3HBを大型化した独特なスタイリングが好き嫌いが別れそうお目にかかる事もなかったですが本来、スポーツ度という点ではこちらのイメージに分がある筈、それよりもセダンの方を見かけたのはバランスの取れたオーソドックスなセダンボディながらもリトラ装備!というホンダらしい若々しさが歓迎されたのかもしれませんね…。

↓初期は見かけだけ?のリトラでしたが後追加のDOHCモデル、ホンダスポーツの象徴『Si』も追加!


アコードはアメリカや北米、欧州でも大人気を博しましたが欧州の規制に合わせた固定ライトモデル『アコードCA』も日本市場に87年に追加、こちらは顔が変わった途端、個人的には平凡な、鈍重なセダンというイメージになってしまいましたからね、やはり3代目アコードはリトラに限ります!


さぁ、8位行ってみましょー!

【日産180SX S13型(1989~1998)】


世のスポーツモデルがほぼFR→FFに転換してゆく中、最後までFRレイアウトを守り当時は古臭いと言われながらもかつての王道であったエンジン縦置き、後輪駆動のこの180SXと姉妹車S13型シルビアこれが最大の個性で長きに渡って若い走り好きの世代の格好の教習車!?になっいました。

先代S12型シルビアの時代は姉妹車はガゼール、共に流行のリトラを纏うスポーツ入門車でしたが当時はなんとなくゴツく鈍重なイメージ、そしてホンダプレリュードの神がかり的人気の下で撃沈しましたがFMCで従来のクーペ=シルビアは固定ライト、そして従来のHBクーペが180SXとなった訳ですね!

クーペ→シルビアは固定ライトとなりジェントルで気品高いイメージに、そして後発でしたが180はリトラでイケイケの派手な出で立ち、当然180の人気が高くなると思われましたがシルビアはそれまでのデートカーの王道、プレリュードを迎え撃つ人気を博したのも今は昔…
ただ、シルビアは180より先に次期型3ナンバーのS14にFMCされこれのボディ肥大化を嫌った走り屋層には型遅れとなる180に注目、結果11年も造られる人気車となっています。

このような経緯から特に後半は峠族や一部暴走族にも好まれコテコテに弄られた固体ばかりになり決して好印象ではないのですが程よいパワーに素直な操縦性、そしてりーズナブルながら見かけはリトラのスーパースポーツ!180も今や非常に記憶に残るクルマになりました。


盛り上がってまいりました(汗)第7位!!

【三菱スタリオンA187A型(1982~1990)】


サバンナRX-7、コスモ、セリカXX、Z31フェアレディZ(セミリトラ)プレリュードとリトラを纏うスーパースポーツ(風?)モデルが続々デビューした70年代後半~80年代初頭、これに乗り遅れまいと三菱の回答がこのクルマでした。

80年に第2世代に移行したA160系ギャラン/エテルナΣ/Λのシャーシ、機構を使ったスタリオンですが三菱初のリトラモデル!
他社のクルマに較べるとせっかくリトラにしながらもそのイメージは三菱らしくただただ“ゴツい”という印象で今でこそその個性的デザインが見直されて旧車人気は非常に高いですが新車時~現役時代は評価の低いものでした。

ある意味三菱の真面目さが災いした思いっきりに欠けたデザインが不評の元でしたが今こんなに評価されるとはねー、リアルでスタリオン現役時を知るオールド菱ヲタとしては嬉しい限りです(笑)
当時は”ゴツい”“鈍重”と陰口を叩かれましたが今は“重厚”“迫力”と一部マニアからは持て囃されるスタリオン、意外に若いファンが多いらしく彼らにはこのスタイルが新鮮なのでしょうねー。

ラリー参戦用に固定ライト、ショ-トノーズのスタリンも存在しますがやはりリトラ顔の方がスタイル的には数倍カッコいい!
あくまで個人的意見ですがライトを開けてもスタリオンは迫力ありますしね、他は閉めてればカッコ良くても開けると皆カエルみたいな印象なので開けてもサマになるリトラ車、希少に思います!


どんどん行きます、第6位!!

【ホンダプレリュード2代目AB/BA1型及び3代目BA4、5、7型(1982~1991)】

↑2代目

日本初のリトラがトヨ2、そして久々にスポ車の象徴として採用したのがRX-7、そして81年のスーパースポーツセリカXX…
この3車はあくまで「特殊なクルマ」としての認識しかなく一般ユーザーには無縁と思われていました。
そんな中、別に大した背景も抜きん出る性能を持たずとも(このためリーズナブル!)リトラを採用して2代目にFMCしたプレリュードは大ヒット!新たに“デートカー”の愛称、カテゴリーを造るほど売れたこのクルマ、これにより爆発的にリトラ文化が広がった事は間違いないでしょう。
後追加でこの出で立ちに相応しいDOHCモデルも設定されましたがデビュー時はあくまで雰囲気勝負!RX-7やXXのように特別スポーツ度は売りにされませんでしたがホンダの上り調子の時代、ホントにこれはよく見かけました。
男臭い?スーパースポーツ→女性やカップルにも似合う素敵なクーペとしてのイメージ戦略もうまかったぁ…

こうした大成功もあり3代目も2代目のキープコンセプト、90年代に向かい3代目はよりシャープなスタイルとなりこちらは当初から高性能エンジンもラインナップ、当時の新技術の花形であった4WSも装備、2代目にない走りのイメージをも+、先代程の爆発的人気は得ませんでしたが個人的にはこちらのシャープさを感じるデザインがより好きでしたねー。


↑3代目

リトラを世に広めた功績、そしてスーパースポーツにも負けないカッコ良さを実現した2/3代目両
車を6位と致します!


☆☆☆~今週のスポットライト!!~☆☆☆

今一歩、惜しくもベストテンに入らなかったモデルはこちら…

【初代ユーノスロードスターNC6/NC8型(1989~1998)】


ライトウェイトオープンの傑作、ご存知ロードスターが圏外とは何事だ!とお怒りのお方もおられると思いますがあくまで個人の趣向ですのでまぁ、堪えてつかーさいw
いやね、このクルマの楽しさは今更語るべくもなく熟知しています、初期はNC6は1600でアンダーパワーでしたがNC8は1800となり爆発的パワーって訳ではないながらも充分パワフル、軽いボディにFR駆動、楽しくない訳がなく大人の玩具として1台あると楽しいだろうなーとデビュー以来ずっと思っています!

ただやはり丸っこいスタイルがイマイチ好きになれないんですよねー。。。
スタイリング的にはシャープさを身につけた2/3代目が好み、但しこれはリトラではないので止む無くこの順位です。

初代には当時のマツダバブルの象徴?である“ユーノス”がネーミングに入ります、この頃のマツダはブクブクグネグネとしたバブリーチックなデザインになりファミリアもカペラ(→クロノス)もルーチェ(→センテイア)もそのテイストで苦手、ロドスタもこれら程のボテっと感はありませんでしたが軽快である筈のライトウェイトにしては若干重々しい感じがしましたのでね、ロドスタファンの方、スミマセンです(´∀`;A


さぁ、ベストテンに戻ります!今週の第5位!!

【初代トヨタスープラA70型(1988~1994)】


ご承知の通りスープラは元々は国内で『セリカXX』として発売されていたセリカの高級版の輸出名でしてセリカが85年にFFに転換した時に独立、3代目XX=スープラと国内モデルもネーミング変更が行われました。

初代XX(A40/50)がM型6発をセリカの鼻を伸ばして78年にデビュー、しかしこれはスカイラインGTのようにスポーツ性を高めるものではなく高級ツアラー的性格、これはこれで支持を得ましたが81年のソアラデビューでXXの性格はこちらに譲り2代目A60系はフェアレディZやRX-7に対向するスーパースポーツに転進、高級バージョンのソアラと性格を分け高い評価と人気を得ました。

スープラはそんな60XXの性格を継承し更にスーパースポーツぶりを高めZ同様にレースにも積極的に参加、グループAホモロゲ取得のための特別限定の『3.0GTターボA』や新開発ツインターボ280psの1JZ-GTE搭載の『GTツインターボR』等次々にスポーツカー好きのハートをくすぐるHOTバージョンを設定、個人的にはスタイルでは旧60XXが好きながらこれら熱いエンジンライナップにはスープラからは目が離せなかった!

他にもトヨタの代表的高性能エンジン(1G-GTE、1G-GEU、1G-EU、1G-FE)が載せられ例え廉価版でも満足できる性能を与えられた70スープラ、デビュー時は“トヨタ3000GT”と誇らしげにCMしていたこの時代はまだまだトヨタも走りに対する姿勢は貪欲でした。

真っ黒な3.0GTやモスグリーンの2.5GTツインターボRは今見ても惚れ惚れするカッコ良さ!
スポーツカーはこうでなくっちゃ!という見本をRX-7やZと同様感じさせてくれますよネ~…
いよいよ上位に行きます、第4位!!


【初代/2代目マツダサバンナRX-7/3代目アンフニ・マツダRX-7 SA22C、FC3S、FD3S型(1978~2002)】

↑初代RX-7

リトラを実質的に世に広めそしてトリを務めたRX-7、ここで登場です!

初代の出た78年、このセンセーショナルさは今でも鮮明に憶えています。
76~77年にかけて空前のスーパーカーブームが日本を覆い当時の子供(つまりはワタクシ…)らはこれの追っかけに夢中、日本がOILショックや排ガス規制でつまらんクルマばかり、スポ-ツカーなんて悪だ!という風潮をあざ笑うかの如くファラーリ、ランボルギーニ、マセラッテイ、デトマソにポルシェなど海外のスポーツカーに熱い視線が向けられていました!
その目線の先には当時日本には皆無のリトラクタブルヘッドライト!! これらのイベントでは単にライトを上げ下げするだけでスーパーカー少年からは歓声が上がり皆その目はキラキラ…
そんなブームの残像がまだ残る78年にSA22Cがデビュー、70年に製廃されたそれこそ日本のスーパーカー、トヨタ2000GT以来のリトラクタブルライトを8年ぶりに装備、この出で立ちだけで人気は沸騰しOILショック以来パッとしないマツダの救世主的役割もしました。

その出で立ちに相応するお得意のREエンジン、国内初のFrミッドシップ方式などスーパーカーに目を輝かせたモノ達を納得させるインパクトは絶大なモノがありましたねー…
そんなSAは7年の長寿、途中からはRE+ターボエンジンの搭載などテコ入れを行いますがこの頃は排ガス規制パニックから立ち直った日本、第二次ハイパワーブームを向かえデビュー時には日本のスーパーカーと言われたさすがのSAも後発ハイパワーライバルの中では色あせてゆき85年、第ニ世代のFC3S型にFMCします。


↑2代目RX-7

FCはエンジンを上級コスモやルーチェに積んでいた13BREに換装、シャーシも新設計され再び1級品の性能を与えられてデビュー、スタイル的にもプレスドアを採用したりオープン仕様のガブリオレを設定、また、より運動性能向上をさせる2シーターの∞(アンフィニ)モデルもデビュー、第二次ハパワーブームの先端に躍り出る本格的スポーツでした。
FCは85~91年の6年のモデルライフでしたがこの6年には当然ライバルもより進化、これに合わせるかのように91年には第三世代のFD3S型がデビューします。


↑3代目RX-7

FDでは当時のマツダ5チャンネル政策に合わせ71年デビュー以来名乗ってきた『サバンナ』の名を消し『アンフニRX-7』と改称、これは当時、マツダの代表的スポーツの名前を消すという行為に非常に抵抗ありましたがクルマそのものはより戦力UPしたマツダらしい玄人好みの秀作で好感が持てました、尚、冒頭申し上げた通り日本で最後までリトラで売っていたのもこのFDでしたのでRX-7=リトラとは切っても切れない関係ですよね!

個人的に言えばスタイルだけならFCが好物、しかしリトラを浸透させた功績はSAが一番でしたし「これでなくなるのかぁ」とシミジミとリトラのカッコ良さを印象付けてくれたFDもイイ!従って3代全てをこのランクとしました!


ベスト3に入ります!今週の第3位!!

【三菱GTO前期型Z15A/Z16A型(1990~1993)】


重い、曲がらない、止まらない、こけ脅し的装備(スイッチで排気音を変えられる「アクティブエグゾーストシステム」や可変リアスポイラー及びフロントスカート「アクティブエアロシステム」やブレーキダクト風装飾)から決して良くは言われないGTOですがワタシはスタイルだけなら国産指折りと思っています!

このスタイリングは今見ても秀逸、と言うかスーパーカーに負けていないと今でも思えるカッコ良さがこの順位に表われてます(笑)
性能、と言うより操縦性は決して褒められるクルマではなかったですがこのスタイリングはデカくて低くて押し出しも強く三菱らしいド迫力、加えて言えばスタリオン(先代にあたります)時代にはなかった流麗さも身につけ注目度はなかなかのものではないでしょうか…

今の三菱では絶対に出せないGTO、93年のMCで固定ライトになってしまい魅力は半減、やはりGTOは前期のリトラが一番好きでしたね~!!


とうとう来ました!第2位!!

【トヨタ2000GT MF10系(1967~1970)】


これは外せませんね!日本初のリトラ、幼少期にスポーツカーに興味を持つ原点になったクルマ…

今更ワタクシづれがクドコウド書く必要はないクルマ好きなら誰でも知っているトヨ2、さすがにリアルで売っていた頃でもそう街中を走るクルマではなく今も昔も幻的な存在、実際に自分で広い意味で触れる筈もないですが60年代、まだカローラやサニーがようやく産声を上げモータリゼーションがこれから動き出すヨチヨチ歩きの日本でこれだけのクルマをリリースしたトヨタの青春時代はとても輝いていたと思います。

絶対的生産台数の少なさからワタシの免許取った時=30年以上前でも既にプレミア価格でその頃でも500万、800万はザラ、現代では2000万とも3000万とも言われ下手すりゃ家より高い!!
それだけの価値は充分認めるのですがトヨタ単独開発ではない(ヤマハの手がかなりの度合いで入る)点、そして今も昔も投機目的、金持ちの高貴な趣味という印象が強い2000GTにやや反感もあり2位とさせて頂きました…


さっ、そしてオオトリ!今週のTOPを飾るのは…

今回も同率1位、2台をTOPに持ってきました、ワタシ的にはこの2台、甲乙付け難いんでご勘弁
を!!

①【ホンダNSX7前期NA-1型(1990~1996)】


このベストテンシリーズの最初の方でやった”カッコいいクルマ”ベストテンと同じ結果です(笑)
理由も同じなので飛んで頂くのも恐縮ですのでコピペで失礼します(^^)

~もうこれは文句なくカッコイイでしょ!出で立ちはフェラーリやランボにも負けない完全なるスーパーカーですしね、2シーターのMR、ALLアルミボディ、NA280ps、そして800万(デビュー時)という価格!どれもド肝を抜かれましたし性能的にはともかくこのスタイリングとパッケージングを上回る国産スポーツは未だ現れていないと思います!~

NSXもGTO同様に途中もMCで固定ライトとなってしまいましたがやはりこれもリトラでこそ!と思っています、海外需要が大きなポイントなのでGTOもNSXも致し方ないMCでしたが固定になった姿は両車共文字通り“取って付けた”感が強く個人的には最初から固定ライトのデザインでスラントノーズならまだしもリトラ→固定への変更は逆にブサイクさすら感じますので前期型限定の1位です!

②【トヨタセリカXX A60型(1981~1986)】


これもシリーズ冒頭の“1度やってみたい企画(憧れのクルマベストテン)で1位のクルマ、こうして憧れ、カッコイイと同様の結果になる事が如何にワタクシがリトラに特別な思いを持っているのがお分かりでしょう(笑)

そう、愛車遍歴見てもらえばお分かりの通りリトラ全盛時代は幼子3人抱えるパパさんでしたのでね、リトラのスポ-ツカーなんて買える立場でも金もありませんでしたからきっと永遠の憧れなのでしょう…

60XXはスープラの項で述べた通り先代40XXから大幅にコンセプトチェンジ、今見れば大した事ないかもしれませんが当時は2.8LDOHC 170ps(5M-GEU)や2.0L 24バルブDOHC160ps(1GGEU)、2.0Lターボ145ps/ICターボ160ps(M-TEU)ってのは充分スーパースポーツ!クルマ好き少年が免許取ったばかりの夢も希望もあり一番幸せな時に出た60XXは永遠の憧れですねー。

今回の同率1位、NSXはどう転んでも、中古でも買えない憧れ、XXは手にする寸前で諦めたという経緯がありワタシのクルマ道楽の中でも特別な存在、エッ?意外!?
アハハ、自己紹介で書いてる通り菱ヲタには違いないですがね、他社だってイイのはイイ!かっこイイものはカッコいいですって(^^)v

ランキングは以上となります!

恒例、圏外は下記の通り、尚、個人的にZ31型フェアレディZも大変好みですがセミリトラのため今回は大変悩みましたが対象外としました、前期バラード及びバラードスポーツCR-XやA60型セリカ前期、いすゞピアッツァも同じ理由で対象外。

※輸入車(逆輸入は除く)は除きますし国内モノでも市販車に限っています。

11位:初代ユーノスロードスターNC6/NC8型(1989~1998)
12位:3代目トヨタセリカクーペ/LB後期型 A60系(1983~1985)
13位:初代三菱エクリプスD20系(1989~1995)
14位:4代目日産シルビア/2代目ガゼールS12型(1983~1988)
15位:ホンダクイントインテグラAV/DA1/2型(1985~1989)
16位:日産EXA N13型(1986~1990)
17位:マツダファミリアアスティナ/ユーノス100 BG型(1989~1994)
18位:初代トヨタMR-2 AW10系(1984~1989)
19位:7代目トヨタスプリンタートレノAE90系(1987~1991)
20位:スバルアルシオーネAX4/AX7/AX9型(1985~1991)

如何でしたか?毎回〆では書きますがクドイですがあくまでもこの企画はお遊び、『それは違うだろ?』とか『あれが入ってねーじゃん!!』的な反論もあるでしょうがこれはワタクシの基準、これを読んで皆様も独自なベストテンを楽しんで頂けたらと思います。

やはりクルマの重要要素であるスタイル、特にスポーツカーでは…
今となっては無用のリトラですが燃費対策の極限数字を叩き出すだけのスタイルでは当然の結果ながらどこも似たり寄ったり!
バカバカしくとも夢や憧れを抱かせてくれた以上リトラモデルの勇姿、日本車の青春期だったと思います、2度と出ない?のでしょうがこのまま埋もれさすにはあまりにもカッコ良すぎやしませんかネ~…!?
Posted at 2016/11/14 02:26:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | ザ・ベストテン | クルマ
2014年06月18日 イイね!

保存版・小型ボントラ“ザ・ベストテン”

保存版・小型ボントラ“ザ・ベストテン” THE独りよがりの好評(?)ベストテンシリーズ!!

今回はあまり興味のある方はいないのを承知で堂々UP!(笑)
”ライトバンザ・ベストテン” “トラックザ・ベストテン”に次ぐ商用車シリーズである”小型ボントラザ・ベストテン”となります( ^-^)ノ

小型ボントラ、先日の珍車418のダットラの項でも書きましたがかつては国産商用の重要カテゴリー、特にまだまだ乗用よりも商用の需要、注目が高かった60年代~70年代にかけては各メーカーが競ってラインナップする程の重要カテゴリーであったのですがキャブオーバー型の台頭や軽トラックのサイズ拡大など逆風が吹き荒れ需要は縮小、相変わらず路面の悪い後進国では主に4駆にて現地生産、輸出とも好調ながら日本市場から撤退して10余年が経過、街角で見かける割合もかなり減ってきた昨今ですがかつては当たり前のようにクリーニング配送、灯油配送、各個人商店の看板背負ったボントラが大活躍!

50~2000年初頭に及ぶ50年以上に渡る庶民の生活の一躍を担ったこれらモデルにスポットを当ててみたいと思います!

尚、今回は小型(積載量500kg~1.5tクラス)に限定、中型(ジュピター等)や大型(TXD等)を除きますし小型でもあくまで”庶民生活を支える”にこだわりノーマルキャビン(シングルピック)を対象のランクとしWキャブやキングキャブはRV要素が強く”お遊び感覚”的見地のためランク対象とはしていません(シングルの4WDは含む)しいつものように国産メーカーのみとしています。
また、便せん上『ボントラ=ボンネットトラック』と記しますがボディがキャビンと荷台が一体である『ピックアップ』も含んでいます、本来”トラック”と言えるのは荷台が別体でフレーム付きを言いますが総じて”ボントラ”としていますのでご了承下さい。


さぁ、今週の!?第10位!!

【トヨタマスターライン/クラウンピックアップRS40/50系(1962~1971)】

↑62~67yマスターラインピックアップ(RS40)

若い年代ではまさか!と思われる方も多いと思いますが代表的高級車のクラウンにもかつてはピックアップが存在していました!

初代RS型~2代目S40型の時代はクラウンとは名乗らず『マスターライン』とされピックの他バンに関してもこの名称、即ち商用モデルはネーミングを分けていました。
ピックアップは初代~3代目までラインナップ、ちょうどまだまだ商用モデルの方が重要視されていた時代に符合しますネ!

個人的にはさすがの初代マスターのピックなんて博物館以外では見たことありません、時代的に幼少期に目撃している筈ですが記憶にはまったくないので語る事もできずまた、初代=観音開きは歴史的価値は充分認めていますが純粋にスタイリングはあまり好きでないので除外、よって10位にランクインは2代目S40型と3代目S50型を対象にします(^^;


↑67~71yクラウンピックアップ(RS50)

初代クラウンはともかく2代目からは”高級車”を詠うモデルである事はご承知の通りですがライバルのプリンスは自他共に認める高級車メーカーでしたので間違ってもグロリアにコマーシャルカーは設定しませし日産セドリックもバンはラインナップするもトラックモデルは実績あるダットサントラックに任せて未設定、なので唯一の”ハイクラスピックアップ”だった訳です。

現在ではその希少性からかなりの高額、しかもカスタム族には羨望の的でもありますが現役~後年は”似つかわしくない” ”不相応”といった印象。
40も50も以前触れた事ありますが商用なので当然贅沢装備の類はなく内外装ともタクシーモデルのように質素、しかし雰囲気は間違いなくクラウンでありトラックにしては豪華なイメージ!
40/50で代表的なクラウンの顔、M型6気筒は搭載されずR型1.9Lの4気筒搭載というのもいかにもトラックでしたが豪華な頭に荷台付きっていう意外性がソソります。
商用と言えども手を抜かずRS50ではスタイリングの特徴であったサンダーウェーブラインまでピックにも表現!お洒落で乗用テイストな商用車でしたしほぼセダンとシルエットは変わらず2ドアであることと荷台がある事だけが違うWピックも存在していたのが驚きです…。

71年のクジラ(S60/70型)へのFMC時にハイラックスなどのデビューや道路事情の進歩もありクラウンピックの役目を終え今ではよほどのマニアでないとその存在を知る、憶えている者も少ないと思います、現行でピンクラ(ピンクのクラウン)話題を集めましたがこんなものよりよほど“クラウンのトラック”の方が衝撃的でないですか?皆さん…

こんなクラウンピックに堂々ランクインの名誉を与えたいと思います!

続いて第9位!!

【初代及び2代目ファミリアトラック(1964~1978)】

↑初代ファミアリアトラック(ピックアップ64~67y)

今や日産ADバンのOEMのみ名前の残るマツダの代表的ファミリーカー、ファミリアですがこれもデビューの初代~2代目には時代を反映するトラック(ピックアップ)モデルが存在していました。

ワタシの育った関東ではこのクラス、牛乳屋さんとか米屋さんが愛用していた印象が強いのですがやはりサニトラ、パブトラが主流でファミリアは滅多になかったです。
それでも稀に変わった?商店さんとか近所のナショナル(懐かしい~。。。)電気屋が使っていたのを憶えてます、しかも初代と2代目で。

ファミリアは元々バンで初代がデビュー、トラックは翌年追加、セダン同様のフラットデッキスタイルのボディはバン/セダンのセンスを壊しておらずワタシも海外珍車で取り上げましたが800ccの小さなボントラ、多分今の軽トラの方があらゆる面で大きく使い勝手も上でしょうが幼少期の記憶しかないので久々に見てみたいものです。


↑2代目ファミリアトラック(67~78y)

2代目はベースのファミリアセダン系と同時にFMC、こちらも近代的スタイルが評判だった2代目ファミリアの美しさ、先進的デザインを踏襲、これは後年下取りで乗った事ありますが1Lに格上げされたエンジンはトルク重視の元気のあるもの、たまたま乗ったモデルが脚が抜けていたと思いますがハンドリングがどんだけ遊ぶ?って感じで運転のしにくさだけが記憶にありますが2代目に関してはサニトラやパブトラに遜色ない…は大袈裟にしてもそこそこ見かけました。

2代目に関してはベースの生産が長期だったのもあるかと思います、ベースが70年から”プレスト”のサブネームが付けられ大幅改良、車幅拡大などのBigチェンジを受ける中、サブネームも与えられず僅かなフェイスリフトだけで11年間生産されておりライバルほどの長寿ではありませんでしたが(サニトラ、パブトラは共に20年前後の生産)”第3のボントラ”として記憶に残っているので9位と致しました!

さぁ、8位行ってみましょー!

【2代目日野→トヨタブリスカH100型(1965~1968)】


『ブリスカ』!!凄い名前ですよねー(笑)
何を隠そうこのインパクトある名前の小型ボントラを幼少期、亡父から教えられいつまでも頭に残っている印象的なネーミングのクルマなので堂々8位とさせて頂きました!

ブリスカは初代が1961(S36)のデビュー、まだトヨタ傘下に属す前の日野自動車がダットラに対抗して出した小型ボントラ、さすがに初代はワタシも写真でしか知りません、当時の乗用コンテッサ900を彷彿させる面構えですがコンテッサはRR、ブリスカはこれの900ccエンジンを流用しながらのFRトラックでした。

そして2代目は65年、やはり2代目となったコンテッサ1300のイメージを反映した洒落たスタイリングとなり非常にブサイクだった初代ブリスカからは見違えるデザインに。
2代目はリネン屋さんだったかな?当時住んでいた横浜の街で青いカラーのパネルバンをよく見かけ子供でしたので「あっ、コンテッサトラックだ!」と叫んでいたようです(笑)

66年に日野がトヨタと合併、ここから『日野ブリスカ→トヨタブリスカ』となりますが68年には廃盤、その後FMCという形でトヨタハイラックスがデビュー、こちらの知名度が非常に高くなり現在”ブリスカ”を知る人間はもうそう多くはないと思います、文献などによると単なるメーカー名変更にも様々な涙(被吸収側の日野の目線)があったようで今では忘れされれた旧日野のボントラ、久しぶりのスポットライトを当ててみました (^▽^)

盛り上がってまいりました(汗)第7位!!

【2代目40型/3代目140型日産ジュニア(1962~1983)】

↑2代目ジュニア40型

ジュニア、これは日産が放った小型ボントラとしては重量級大型?の1.5tクラスのモノ、初代は1956年という大昔ですのでワタシも写真以外では馴染みがないので語れませんので対象はやはり幼少~青年期に存在した2代目(62~70y)と3代目最終(70~83y)のモデルを7位としています。
2代目ジュニアもデビューは大昔ですが8年造ってましたので幼年期にはよく見たモデル、イメージ的には上の画像のような旧式レッカー!って感じがあります。
日産の旧ワークスカラーである青と赤、白に塗り分けられたレッカーから“○○整備工場”とドアに書かれた姿を思い浮かべますし実際トミカか何かのミニカーでもこの車型があった筈。

当時の日産はプリンスを合併した事により最大のボントララインナップを形成、日産製の伝統のダットラにこのジュニアにサニトラ、旧プリンスのマイラーなどがありましたが最大級がジュニア、子供の目にはボンネット型としては異様にデカいタイヤ、厳つい表情に怖さを覚えましたがいかにも”トラック”的な頼もしさがありましたねー、3回位MCして顔を変えてますがどれも怖い!!画像は最終モデルでこれでも一番柔和になったものでした。
セドリッククラスのトラックと言えばいいでしょうか?初代は事実初代H30型セドの1.9Lエンジンを搭載していました。


↑3代目シュニアH140型

70年にFMC、83年までの13年の長寿だった3代目H140はワタシの若い頃はまだ普通に街中で見れました。

縦グロHA30型グロリアを彷彿させる丸目縦4灯ライトはとても洒落た顔になり先代までの厳つさは消え馴染み易さを感じたかな?積載力はアップ、2t積みまで対応していたと思います。
このジュニアは名作『北の国から』で黒板五郎の愛車として活躍したので印象にある方も多いと思います、ダットラやハイラックス程の普及ではありませんでしたが若い頃住んでいた風呂なしアパートの近くの銭湯がこれ使っていてよく廃材を積んで出入りしていたのを思い出しますし電電公社(今のNTT)の工事車輌のイメージもあったりします。

旧型商用として今やイベントでも大注目のようですがホント、普通にいたんですがね、元々がさほど多くは普及していない分83年まで売っていた割には早々と90年代では見かけないモデルでした~…。

どんどん行きます、第6位!!

【いすゞワスプKR10型(1963~1972)】


ワスプ、これも知らない方が多いでしょうねー…

いすゞの60年代の人気車種、ベレットのトラックモデル。
しかし外見こそベレットの頭を付けるトラックでしたが独立した梯子シャーシを持つ本格的“トラック”モデル、ダットラを標的に当時業界3位だったいすゞが放った小型ボントラでしたがワタシの生息地、神奈川県にはいすゞ工場が藤沢・川崎と当時2つもあり比較的いすゞ車は多かったながらワスプなんて滅多に見ませんでした。

ただ親類のクルマ好きの叔父がベレGに乗っていた事もあり稀に走ってくるワスプを見るともう狂喜乱舞の変な子供だった事は間違いないですね(o゚v゚)
見慣れたカッコイイ2ドアクーペのベレGの後ろ半部がトラックになってる!! と言うのがとても珍妙に見えてテンション上がった記憶があります。

実際のワスプの目撃なんて両手に余るモノでしたが我が神奈川県産の小型ボントラに敬意を評し、また幼少期に盛り上げてくれたワスプ、妙に印象にありこの順位としました!

名前も何かおもろかったんでしょうね、これの上のクラス、ジュニアやトヨタスタウトに対抗したエルフならぬ「エルフィン」というボントラも存在しましたがこれはワスプ以上に見た記憶がありません、いすゞらしくディーゼルをメイン化した点が当時まだDeに理解が浅かった日本での敗因に繋がったようです。


☆☆☆~今週のスポットライト!!~☆☆☆
今一歩、惜しくもベストテンに入らなかったモデルはこちら…

【2代目トヨタスタウトRK101型(1977~1981)】


スタウトは戦後から続くトヨタライトラックであったAB/SG/RK型の流れを含む1.5t~2t級のボントラ、日産ジュニアやプリンスマイラーのライバルでした。

これの2代目が一番記憶に残りやはりジュニア同様にレッカーや消防の印象ですかねー…
トヨエースやダイナなどのキャブオーバーが主流になる中、3代目を最終とし86年まで生存、但し3代目は3代目ハイラックスとボディ共用していましたし特に印象にはなくまた、2代目以前のモデルは古過ぎてやはり印象にはないので2代目のみの限定!

2代目は初代D30型セドリックのように逆反りした=Frラップアラウンドゥのスタイルが最大の特徴、このウィンドウに合わせて三角窓(後期型のみ)も逆三角の個性的出で立ちはかなりの印象を残してくれています。
50年代のアメ車の雰囲気?エアインテーク調のターンシグナルなど今見れば非常にユニークな顔立ち。
これも3度ほどのMCを受け初期は丸目2灯、中期から4灯になり後期ではそれまで強面グリルだったデザインをスマートに変更、67y~がこのモデルで2代目最終の81年までありましたから一番多く見かけたモノでした(画像のモデル)
ジュニアより多く見かけましたが個人的にはジュニアの強面さにより強い印象がありますしここまでご紹介してきたモデルよりは珍度は欠けるイメージなので圏外11位としました~。


さぁ、ベストテンに戻ります!今週の第5位!!
【初代いすゞファスター(ロデオ含む 1972~1980)及び3代目ファスター(ロデオ含む 1988~
1994)】

↑初代ファスター


↑初代ファスターロデオ

ファスターはセダンのベレットとは裏腹に殆ど普及しなかったワスプの後継として72年にデビュー、ベレットがダメなら後発のフローリアンで!って感じでフローリアンの頭を付けた小型ボントラでした。
デビューからの人気や普及は大してワスプと変わらず元であるフローリアンが没人気でしたから致し方ないのかと…
しかしこれは海外にてシボレーのトラックとして売っていた関係上、藤沢工場の周辺ではRrゲートに“シボレー”の文字の入る左ハンドルが臨番で走る姿も数多く見かけそれは国内モデルにはないカッコ良さ!ダットラやハイラックスもそうですが小型ボントラってやはりアメリカ仕様が一番キまる感じに個人的にはします。

70年代後半に起きたピックアップブームを捕らえいすゞはファスターに4WDモデルを追加、これをファスターロデオとしますがブサイクな?フローリアントラックの車高が上がり画像のようなopのハードトップを纏う姿はとてもカッコ良くそれまでバカにしていたファスターの見違えるその様は非常に衝撃的でしたねー。

ベースのフローリアンがこの頃既に個人タクシー/教習車専用になり78年からは不相応な角目4灯にしたり迷走を始めた中で丸目2灯の大人しい出で立ちは米仕様ジボレーフェイス、三角窓もフローリアンは70年代も後半になるにも関わらず相変わらずでしたがファスターはこれを廃してでスッキリし乗用フローリアンのセンスないMCには嫌悪感すら当時抱きましたがファスターにはこれを持たずに済みました(笑)


↑3代目ファスター

ファスターは80~88年が2代目モデルでしたがこれはツルンとした素っ気ないモデルで個人的には好きではないデザイン、これといって何の特徴もなくやはりこれも輸出モデルはソソられますが国内向けは無関心、市場的にも同様だったようで例え神奈川でも滅多に見ず殆ど印象にはないのでこれを飛ばし3代目ファスター(ロデオ)を5位に入れます!

3代目からは2駆をファスター、4駆をロデオとネーミングを分けましたが実質同じクルマ、時代の流れから3代目はDeエンジンのみの設定になりいすゞ自慢のミューやビッグホーンにも搭載された2.8L直噴4JB1型を搭載、これは何度かトラックを扱うようになって乗りましたが非常に力強く4駆でもパワー不足は皆無、2駆でしたら”速い”レベルでした。
3代目の時期は全体的にボントラ需要が減退していく中で国内では既にダットラとハイラックスのほぼ2強の様相を示しこのモデルも商業的には国内に於いては成功ではなかったですがベレット(ワスプ)、フローアン、オリジナルときてこのモデルはRVのミューの頭を付けておりミュー、なかなかのお洒落なデザインでしたのでかなりカッコいいトラックだと個人的には感じます。

いすゞのデザインは非常に先進的ですしね、ミュー=3代目ファスターも今でも古さを感じさせずお洒落、この顔に後ろが古典的な高床3方開きとかになると非常にミスマッチなスタイリングでしたが神奈川のプロパン屋では比較的目にする事ができました、さすがにもういませんが…

いよいよ上位に行きます、第4位!!

【初代/2代目トヨタハイラックスN10/20/30・40系(1968~1983)】

↑初代N10系(1968~1972)

前述の日野→トヨタブリスカのFMC版が初代ハイラックス、強敵ダットラにスタウトではやや大柄でしたのでマイナーからメジャーのモデルになったブリスカを一新したものですがエンジンはトヨタのR型搭載、製作は日野自でした。

このハイラックスはブリスカと較べ非常にスマートで高速時代に対応したパワーアップもなされスタウトのイメージを現代風の表現したヘッドライト上のスモールの意匠である顔つきが特徴。
この型は特に郵便車のイメージが強く実物も子供の読む「働くクルマ」的図鑑?もほぼこのハイラックス、郵便車が描かれていた気がします。
ブリスカ時代からすると飛躍的に販売も伸びさすがトヨタブランドになると違う!と子供心に強く印象に残っています…。


↑2代目N20系(1972~1978)

ボントラとしては5年という短い寿命でしたがこの2代目では全てが乗用車感覚を売りにした2L18R型搭載モデルの『ハイウエイ』が印象的、フォグランプを標準装備しストライプが入り当時一番お洒落なボントラに感じました。
コロナやマークⅡでお馴染みの18R型搭載が萌えポイント、当時のダットラに2Lガソリンモデルは未設定でしたのでね、乗った事はありませんが軽量ボディの2Lボントラ、さぞ楽しかったろうと推測します!


↑3代目N30・40系

ハイラックスと聞くとこの型を思い浮かべるご同輩も多いと思います!

何はともあれ3代目はボントラ初の4WDモデルのラインナップ(79y)が最大の特徴で当時としては異様に背高の4WDはド迫力、スタイルそのものは初代~2代目のように特徴もさほどない平凡なモノで2駆の純仕事仕様などは殆ど目立たない地味さ、しかし4WDに関しては前述の理由からその存在感は相当なモノで4駆ピックアップブームにも乗り街ではかなり見かけました。
ビックフットなどの改造はこれの次期型でデビューしたハイラックスサーフの印象が強いながらこの3代目シングルキャブでもオフロード競技などで見られその走破性に驚かせてくれナンパなサーフよりいかにも”漢”って感じのこれの4WDは非常に印象的でした。

以上3モデルのハイラックスを4位とします。

ベスト3に入ります!今週の第3位!!

【三菱フォルテ(1976~1986)】

↑前期型フォルテ(海外仕様L200)

出ました、菱ヲタGureとしてはここにフォルテを持ってきました!(笑)
これも三菱ファンでないと知らないかも?フォルティス(現行ギャランフォルティス)が出た時に真っ先にかつてのボントラを思い浮かべた方は相当な菱ヲタですゾo(^▽^)o

フォルテは三菱が放った本格的ボントラの第一号で過去にコルトのピックアップや中型トラックで有名だったジュピターの小型版ジュピタージュニアなど極短期間の生産されたボントラはありましたが伝統のダットラやブリスカ、マツダのプロシード等に対抗できる本格モデルは長い事ラインナップされずフォルテのデビュー時は結構個人的に注目しました。
何たってベースをFR時代の初代ギャランΣにしているのでパワートレーンもこれの流用、スタイリングもセダンらしかぬスポーティなデザインから当時大人気だったΣのイメージが強く別名“Σトラック”と呼んでいたほどでした。
ただ、やはり後発だけありダットラやハイラックスのシュアを喰う事はできずマイナーボントラの印象は最後まで消えませんでしたがパジェロの元祖とも言える4WDモデルを80年に追加、ハイラックス4WDに対抗して背高の精悍なスタイルは菱ファンというのを差し引いても三菱らしいゴツさがたまらなかったです!


↑後期4WD

83年以降は角目のグリルにMC、イメージはΣからランサーセレステを彷彿させやや迫力は減りましたがマニアはこの4駆にA30デボネアのボディを載せたりとおもろい弄りをしているのを見かけます。
尚、この4駆のパワートレインは初代パジェロやデリカスターワゴン4WDに生かされ後のRVブームを牽引する三菱の原動力となった点も見逃せない、マイナーながら意外と重要なモデルだったんすヨ!

純粋なボントラとしてのモデルはフォルテだけ、後続のストラーダや近年のトライトンはRV/クロカン要素が強いWキャブのモデルですので三菱にとってもマニアにとっても希少なフォルテ、ワタシならではの3位獲得です!

とうとう来ました!第2位!!

今回のランキングはこの2位で悩みました、どちらもワタクシの幼年期~青年期に一番、当たり前
に見かけていたモデルですのでここは甲乙付け難く同率2位としました!
【2代目サニートラックB120型(1971~1994)及び2代目パブリカトラックP30系(1969~1988)】

↑2代目B120サニートラック


↑2代目KP30型パブリカピックアップ

この2車については以前 ココ にて詳しく解説していますのでご興味ある方はこちらを…

サニトラとパブトラ、この2台は商用車としては何だかんだ言っても庶民に一番密着してきたモデルだと思います。
灯油ローリーに商店の小口配送など軽トラが旧規格の時代には普通車ならではの積載力と共にベースが大衆車という事もあり乗用車感覚で気軽に乗れ親しみ易いモデル、その甲斐あり共に永い事市場に存在、高い知名度からかつてはファミリアやコルトのトラックも存在しながらこれらを撃沈させサニトラで23年、パブトラが19年という年月を基本をそのまま、またベースの乗用が何度となくFMCをするのを尻目に安定した売り上げを示したのは大したモノ!
飽きっぽい日本人の前でこれらの長期存在はある意味偉業に思いませんか…!?

製廃の早かったパブトラはさすがにもう見るのも稀になりましたがサニトラはまだまだ多いですよね、名車B110がベースなだけに走り屋さんからも未だに人気のサニトラ、かなり輸出されてしまっていますが製廃から既に20年経ちながらもコレだけ見れるのは如何に多く売れたかの証でボトムボントラのベストセラーと言っていいでしょう…

この2モデルに共通するのがそれぞれ走りが極端に楽しかった事でトラックからなる軽量ボディにFR、そして素生のいい名機と言われた共にOHVである事が信じられないA型エンジン(サニー)とK型エンジン(パブリカ)、乗用は同じエンジンでもより規制値が厳しく本来のパワーをかなりスポイルしていましたが商用故に規制が緩く乗用よりも排ガス規制後も元気な走りを見せてくれたのが若い世代の走り屋層にも注目された点でした。

このキャビンですからドラポジは窮屈、タイト以外何者でもないですがその事が逆に”ソレ”らしく感じさせたのも事実、本来の純粋なトラックとしての現役を退いた後に走りで見直され取引もされた事から比較的生き残っているのでしょう、現在の軽トラには適いませんがそれにはない沢山の魅力のある商用車だったと自信を持って2位としました~。

さっ、そしてオオトリ!今週のTOPを飾るのは…

【7代目日産ダットサントラック620型(1972~1979)】


ワタシのブログ~珍車シリーズ~でも結構取り上げたダットラ、ボントラで日本で一番普及、ベストセラーボントラでしてこれにはさすがのトヨタも適わなかった位知名度、人気は安定しておりサニトラ/パブトラの上級車として軽トラにその座を追われるまで一人で頑張ってきたモデルです。

歴史は古く初代は戦前の1935年との事!さすがにここまでくればクラシックカーの範疇、この伝統がダットラの安定した立ち位置を築いていたのは言うまでもありません!
1935年から国内廃盤となる2002年まで実に67年、全10代を数えるダットラで選んだのがこの620型です(^.^)v
個人的にこの620程カッコいいボントラはなかった!!と言い切れるモデル、商用トラックにこれほどデザインに力を入れる例も滅多になくく同じ思いの方も多いのでしょう、カスタムベースなどでも未だ1、2を争う人気だと思います。

ダットラは3代目からブルーバード前身のダットサン110型セダン、これの発展型310型ブルーバード以降これのパーツ流用が多く言うなればブルーバードトラック、対象とした7代目620は当時の610型ブルーバードUのテイストでしたが丸味帯びたデザインのブルUに対し直線基調をプラス、ドア部には流行のサンダーウェーブラインがさりげなく入りとてもスタイリッシュ、テールもありきたりのトラックテールではなく乗用車のようにデザインが施されるコンビネージョンランプが620のRrビューをとても商用車とは思えない雰囲気を醸し出していました!

↓この洒落たテールがカスタマイズ派の心を惹き付ける?


620は海外でも非常に売れたモデル、体の大きい米人のためにキングキャブというシート後ろに小物置きスペースを設けリクライニングも可能とした”ビッグキャビン”も設定、積載能力(寸法)は劣るも居住スペースはそれまでのボントラには見られない余裕をもたらしオペラウィンドゥをあしらった外見も非常にカッコ良かったですねー。
他にボディ車型はそれこそ乗用テイストの2ドアWキャタブが存在していました。

とにかくこの620は70年代~90年代、いや、未だ山梨や他の排ガス規制に掛からない地方ではではまだ見れるほどの人気ボントラですし前述の通りこれほど心に残っている商用車もないので1位とさせて頂きました!


ランキングは以上です、ここからはいつものように圏外11位~20位をご紹介!

11位:2代目RK101型トヨタスタウト(1977~1981)
12位:初代~3代目マツダプロシード(1965~2000)
13位:初代トヨタコロナラインピックアップ(1960~1964)
14位:6代目520型ダットサントラック(1965~1972)
15位:トヨタコロナマークⅡピックアップ(1968~1972)
16位:三菱ジュピタージュニア(1963~1964)
17位:2代目プリンス/日産プリンスマイラー(1965~1970)
18位:初代B20型サニートラック(1967~1971)
19位:9代目D21型ダットサントラック(1985~1997)
20位:初代UP10/20系パブリカピックアップ(1964~1969)

如何でしたか?毎回〆では書きますがあくまでもこの企画はお遊び、『それは違うだろ?』とか『あれが入ってねーじゃん!!』的な反論もあるでしょうがこれはワタクシの基準、これを読んで皆様も独自なベストテンを楽しんで頂けたらと思います。

大衆車や高級車と違い意外に車種はバラけたように思います、如何に昔はボントラに各社が期待をかけ世に送り出したモデルが多かったかがここからも読み取れますね!
今や軽トラに完全に淘汰された小型ボンネットトラック、幼少期にまず最初に触れた”働くくクルマ”でしたしね、ボンネットトラックというデザインの相違が出しにくい車型であるにも関わらず各社個性を最大限に表現、現代の軽トラやキャブオーバーなんてどれも金太郎飴ですがこの古き良き時代、商用トラックと言えど真剣に自社のカラーを訴えたこの時代の各メーカーに敬意を表して終わりにしたいと思います。

いつものように…長文読破に感謝します(^.^)/
Posted at 2016/10/26 17:34:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | ザ・ベストテン | クルマ
2014年06月06日 イイね!

保存版・大衆車“ザ・ベストテン”

保存版・大衆車“ザ・ベストテン”
性懲りもなくまだやるワンパターン企画“ザ・ベストテン”!!
今回は『大衆車』をお題にしてみました~(*^^)v

“大衆車”、もう現代では死語ですよねー、いつ頃までこれ言っていたかな?と振り返ると90年代の後半、それまでのファミリーセダンがワンボックスやミニバンに取って代った時期…?
いやいやその頃でも使っていない、断定はできませんが多分90年代の半ば位までかな!?と感じます。

言い始めはマイカー元年と言われた初代B10サニーやKE10カローラがデビューした65~66年、軽自動車から一般庶民に広がった“マイカー”という文化はこの2台の出現により“1億総マイカー族”と云われる程爆発的に普及、浸透した事により広く一般大衆が求めた(求められた)クルマという事から【大衆車】と呼ばれるようになった訳ですネ!

別のいい方ならばお馴染“ファミリーカー”なのでしょうしこれは今でも聴く言葉、個人的Gure的分類で恐縮ですが『大衆車』と『ファミリーカー』って似て非なるモノ、もちろん広いククリで言えばファミリーカーの中に大衆車は含まれますが大衆車と言えるのは原則正統なる3BOXの2/4ドアセダン、悪くても2BOXでもHBでないもの、排気量は1L~せいぜいこれをスケールUPした1.6L位の普通のエンジンを搭載したモデルだと思っています^_^;
このためツインキャブやらDOHCやらインジェクションのスポーツグレードなんてとんでもない、あくまで普及型エンジンを載せ現役時代はそこらじゅうに生息、下手すりゃ向こう三軒両隣が色違いの同じクルマなんて事も決して少なくなかった70年代が主流になりますかね?

80年代以降はこれに被る“ファミリーカー”である2BOXのハッチバックモデルも台頭、大衆車と呼ばれた車群からもこれの派生は産まれましたがココでは前述の定義に従ったベストテンでやってみたいと思います!


さぁ、今週の!?第10位!!

【マツダグランドファミリアSTC型他(1971~1978)】


グランドファミリア(Gファミリア)、40代以上の方しか分からないでしょうね(汗)
このクルマは71年、コスモ→ファミリア→ルーチェ→カペラに続きマツダRE政策第5弾目のモデルでそのパフォーマンスを最大限にアピールするサバンナのレシプロ版としてラインナップされました!

ボディはスポーティなクーペと保守的な4ドアセダン、他にバンと当時の車型のオーソドックスなバリェーションを揃えています(いずれもサバンナとボディ共用、但しサバンナはバン→ワゴンとしてラインナップ)
当時大衆車カテゴリーには歴史を持つファミリアが存在しておりましたので正直デビュー時のGファミリアはパッとしない存在、排ガス規制やOILショック前夜でまだまだ日本が1psでも上、10㎞でもMAXスピードが高い方がイイ車と信じられていた時代に出で立ちだけはサバンナの派手派手さを持ちながらファミリアプレストのレシプロ1.3L 87psと言う何の変哲もない、速くも何ともないエンジンを搭載したGファミリアは上級になるためファミリアよりは車輛価格は高いしサバンナのような劇的アピールもなくどっち付かずの半端なイメージが新型車であるにも関わらず注目、話題は同時発売のサバンナに集中、極端に言えば殆ど見向きもされないモデルでした…。

そんな不幸な?Gファミリアですが73年のOILショックで燃費が著しく悪いREは大打撃を受けサバンナもレースでの大活躍を他所に売れ行き、人気は激減、そして下級の大衆市場ではネームバリューのあった従来型ファミリア(2代目)が67年発売から既に6年を経過し商品力が衰えた事などがGファミリアには幸いしこの頃からクーペはサバンナの影武者的に、そしてセダンはファミリアセダンに代るマツダの代表的大衆車として見直されこの頃から街行く同車の姿を多く見かけるようになりRE普及を前提に車種展開を行っていたマツダのある意味?救世主の如く売れ行きが伸び始めファミリアのターゲットであるカロ-ラやサニーよりも元々ひと回り余裕のあるボディを持っていたのも幸いし上級指向のフユーザーには一定の注目と評価を得ていました。

何せOILショック以前は軽とこのGファミリア以外ではREを大々的にアピールしてきたマツダ車の中で唯一“レシプロ”専用として売っていましたからね、ガソリン喰い、スポ-ティが昨日までとは180度変わってこれが“罪悪”と言われるマスゴミのネガティブキャンペーンの中、この影響をモロに被り苦しむマツダの一筋の希望だった訳です。

この事から以後充実化が図られより余裕のある1.5Lモデルの追加(後に1.6Lへ格上げ)や大規模なMCなどで商品力を高め77年までの永い寿命を生き10年ぶりにFMCした3代目ファミリアデビューまでマツダの大衆車部門を守り切ったGファミリア、数奇な運命、人(車)生を歩んだモデルとして世間とは逆に忘れられない1台なので堂々10位とさせて頂きました(*^^)v


続いて第9位!!

【三菱初代ランサーA70/140系(1973~1979)】


三菱が本格的に大衆車市場に参戦したのがこの初代ランサー、それまではコルトシリーズで1L前後の排気量モデルも存在しましたが60年初頭の設計で新鋭カローラ/サニーには全く歯が立たず細々とコルト、そして69年発売のコルトギャラン(A50系)の低グレードでこれらと張り合いますがギャランはライバルよりは一段車格は上、値段的にも不利であり73年のこれのFMCで一気に2Lクラスへの格上げに伴い空きの出来た下のクラスにランサーを投入、この頃にはライバルも1Lで始まりながら年々にグレードUPで1200/1400が主流化、ランサーもここにターゲットを据えて本格参戦しました。
しかし菱ヲタをこれほど自認するGureですが初代ランサーはラリーで一世を風靡した1600GSRは別格としてとても好きになれないモデル、70年代になりそれ以前のデザインは無いに等しかった三菱がギャラン、同GTOやFTO、ミニカ70等でデザイン的に大変革を見せ大歓迎していた最中、ランサーは60年代チックのカエルのように飛び出た目玉、何のしゃれっ気もないスタイリングは朴訥で田舎臭くまた60年代の三菱に戻ってしまったかのようでガックリが第一印象でした。

しかしギャラン譲りのパワフルなサターンエンジンやネプチューンエンジン、軽量ボディ、ハンドリングには定評あった三菱らしくシャープなドライブフィール、大衆車として合格であるリーズナブルさと大人4人がしっかり座れる室内と充分なトランクルームはあまりスタイリングに五月蠅い事を言わないこの類のユーザーには概ね好評でカローラ、サニーに次ぐ大衆車第3位の売り上を記録、ラリーばかりが注目された走りのランサーですがそのイメージ戦略は成功し少し腕に覚えのある?玄人ユーザーが選ぶ大衆車としての地位を安定させていました!

排ガス規制の混乱もありこのランサーも6年間ラインナップされましたが最後まで“玄人好み”の味は失わず一定の販売量を確保したのは立派!個人的には数ある三菱車の中でもあまり萌えないモデルですが高度成長期に“三菱車”の拡販に貢献したのは事実なので敬意を表して9位
に挙げました!!


さぁ、8位行ってみましょー!

【ダイハツコンパーノベルリーナF30/40系(1963~1970)】


このモデルは正確に言えば“大衆車”という言葉が産まれる以前、63年に発売した老舗?のファミリーカーでした。
この頃のダイハツはトヨタグループ参入前の独自なる立派なメーカー、50年代は庶民の足として持て囃された軽自動車でしたが60年代になると各高速道路の開通もありましたし何より平均の4人家族で乗るには寸法的に辛い…という不満がチラホラ聴こえ始めた頃、時の通産省から提唱された“国民車構想”を具体化する研究を各社行い一つの着地点として従来の軽よりワンサイズ余裕を持たせ排気量は700~800ccという回答を各社具体化、それがトヨタパブリカ(UP10700cc)、マツダファミリア(初代 800cc)、そしてこのダイハツコンパーノベルリーナ(800cc)でした!

まだまだ貨客兼用車=バンを平日は仕事、週末はレジャーと使い分ける文化がある時代(要は乗用専用なんて“贅沢は敵”の考えが残っていた時代)でしたからパブリカは除きファミリアもコンパーノもこのバン型からスタート、両者ともにこれの売上が順調である事を見極めてセダン版を出してゆきました。

そんなコンパーノベルリーナ(コンパーノだけですとバン/トラックのネーミング、ベルリーナがセダンを表します)パブリカが当初、あまりにも質素過ぎて失敗気味の中でP・ファリナによるモダーンなスタイル、欧州車のように洒落た内装が人気を呼びファミリアとともにマイカーブームの前夜に広く“普通車”というカテゴリーを庶民に提唱した功績は大きくこれらの成功が後のサニー、カローラを産んだと言っても語弊はないでしょう。

マイカー元年の前後にはこれに呼応するべく排気量を1Lにまで拡大、激戦にも敢えて飛び込み2大メーカーの狭間で一定の評価を得たのも立派!創意工夫に溢れ大企業下請け前のダイハツの底力を感じさせるモデルであり現在ではマイナーメーカーではありますがコンパーノベルリーナ、8位は相応しい立位置だと自負します!(^^)!


盛り上がってまいりました(汗)第7位!!

【6代目日産サニーB12型(1985~1990)】


“トラッド・サニー”で有名なこの型、第2世代(FF)サニーの中では在任時期が丁度バブルに向かう好景気の最中でしたので売れまくり街角を走りまわっていました。

65年に“大衆車”の火付け役になった初代B10型サニーから常にライバルのカローラと切磋琢磨、代を追うごとに大型化し豪華にもなり81年の5代目B11からは新世代の大衆車としてライバルに先んじてFF化を断行、残念ながらB11の時代はまだ早過ぎたキライもありまだFRだったライバルの後塵を仰ぐ結果となりましたがFFが浸透した85年のFMCでデビューしたB12は古臭くも日本人には安心して手の出せるオーソドックスなスタイル、幅広い車種展開、マーチ以上ブルーバード(オースター/スタンザ)以下の保守的立位置を忠実に守りながら先進性もアピール、この時期カローラも強かったながら先代B11で水をあけられたシュアを取り戻す実力を発揮し国
内のみならず海外では『セントラ』の名前で全世界に広く普及、個人的にも嫌味がなくクリーンなスタイリングがツボでした!

そんなB12ですからもちろん大衆車に要求される機能は完璧、クーペやワゴン(カリフォルニア)や高性能ツインカムエンジンやDe等も充実していましたがメインである1.3/1.5Lエンジンは万人に何のストレスを感じさせる事なく扱え役割を充分以上に果たしたモデルだと思います。

歴代サニーの中でもTOPクラスの評価を得ているB12、強力ライバルが多く7位としましたがそれ以上の順位でもこれはおかしくないです(*^^)v


どんどん行きます、第6位!!

【2代目マツダファミリアFA3型他(1967~1977)】


コンパーノベルリーナと共に大衆車ブーム第一ラウンドである800ccクラス普及の王者となったファミリアは67年、先代で1LまでスケールUPしましたがこの時のFMCでサイズ拡大と後発サニーカローラに先んじて1.2Lをラインナップ(従来型1Lもアリ)、イタリアンな洒落たスタイルはRrホイルハウスをハーフにしたりボディ一体式バンパーなどデザインにはお遊びながら目新しさも取り入れ幼少だったワタクシ、失礼ながら単なる田舎のイチメーカーとしか認識しかなかったマツダ(当時東洋工業)の作品と知ってかなりの衝撃を受けたのを憶えています。

この後コスモスポーツやルーチェREでその認識は完全に打ち消されましたが初代ファミリア時代はいい悪いは別にして50年代の古臭いフラットデッキスタイルを用いどことなく垢抜けなかった印象があり2代目デビューでは他に類を見ない新しさに目を見張ったモノです。

この型のファミリアはどうしてもハイパォーマンス、身の丈に合わない“ファミリアRE”につい目が行ってしまいますがレシプロの素のファミリアも前述の近代的スタイル、当時の強力ライバルにはない余裕の排気量でこの時代の大衆車に求められるモノ以上の魅力があったと思います!

ただこのファミリアは永く作り過ぎましたね~(+o+)
マツダとういメーカー事情から70年のカペラ、71年にサバンナ/Gファミリアと立て続けに新型車をラインナップした関係上、ファミリアにまで手が廻らなくなり余裕が出たか?と思えた73年にはマツダにとっては地獄のOILショックが到来、70年にサブネームに『プレスト』を付けて大規模MC、73年にはボディ拡大等の手は入れますが既にデビューから73年でも6年を経過、この間にカローラサニーは2度のFMCを断行、三菱からはランサーという新ライバルがデビュー、スバルも1000/ff-1/1300GをレオーネシリーズにFMCして臨戦態勢を整える中、ファミリアは忘れ去られた存在になってゆきます…。

まっ、10位の項で申し上げたようにこれの代役はGファミリアが立派に勤めましたのでファミリアを酷評する気は毛頭ございません、しかし不幸な出来事がなく順調なるFMCでボディ拡大などの小細工ではなく新型ファミリアが出ていたら当時のパニック前のマツダならきっと魅力的なモデルになったろうな~ と妄想します!


☆☆☆~今週のスポットライト!!~☆☆☆
今一歩、惜しくもベストテンに入らなかったモデルはこちら…

【富士重工スバルレオーネ(初代1971~1979)】


前々回のマイナー&変態車“ザ・ベストテン”で堂々8位にランクインした初代レオーネ、今回は惜しくも圏外ですがベスト11は大健闘!!

そちらでも書きましたが決して万人受けではなかったスバル1000/ff-1/1300Gの精神を継続しながら流行も取り入れ何とか特殊?なスバリスト以外にも拡販しようと頑張った富士重、結果これも成功とは言えないモデルになってしまいましたが大メーカーに負けない車型展開や幅広い搭載エンジン、そしてFF先駆のスバルらしくこだわった造りからなる大衆車レベルを超える室内空間と走破性、パイオニアである4駆セダンのラインナップは雪国大衆車の地位を欲しいままにしていましたしね、レガシィ、インプ前の富士重1のメジャーなレオーネ、先代に比較できない知名度を残し実力的には大衆車を超えた大衆車であったと思います!


さぁ、ベストテンに戻ります!今週の第5位!!

【初代トヨタパブリカ800UP20系(1966~1969)】


クラウン、コロナで着々と乗用車市場で存在感を示していた昭和30年代前半のトヨタ、“国民車構想”提唱をチャンスに捉えこれの具体化に着手、その回答がこの初代パブリカであり従来の庶民の足であった軽自動車に代る普及を目指しました。

内容の割には軽とほぼ変わらない廉価さで一気の普及を目論みますが世は高度成長期、せっかく軽を卒業し普通車に乗る層には少しでも立派に見え贅沢さも感じたい、それが当時の庶民の夢だった事から発売直後のパブリカは低価格実現のため無駄な装飾や贅沢装備の一切ないシンプルさが受け入れられず商業的にはパッとしませんでした。

うちにも初期UP10があり幼児ながら憶えているのは水平対向の空冷2気筒エンジンは冬場はクランク棒でないとかからずやっとかかっても白煙モクモクで♪パパパパ~ンとやたら五月蠅くそこらにある軽となんら代りに無い代物って感じでした…。

そんな中、後発のコンパーノベルリーナやファミリアが軽にはない華やかな雰囲気を得てデビュー、人気を得て行くのに慌てたトヨタ、パブリカにまず内外装の充実化を施した“DX”を追加、その後の66年には大幅改良しエンジンを100ccパワーUPしライバルに遜色ない800ccとし基本ボディはそのままながらFrとRrの意匠を大幅に高級感を与えたUP20系にBigマイナーを行いました。
このMCは大成功、見栄も走りも良くなったパブリカは前年発売された元祖大衆車であるサニーをUP20直後に新発売したカローラで挟み打ちする作戦を取りこれが当り1000ccのサニーに“+100ccの余裕”でカローラを訴求、それでも価格的に難を示すユーザーには排気量が小さいのみで装備面では何らカローラサニーに劣らないパブリカを提案、UP10時代には考えられない急激な販売増を実現しました!

大衆車とういう言葉の無い時期に試行錯誤したUP10と大衆車ブームにMCされたUP20、どちらも基本同じクルマなのですがより庶民に訴求力を高めたUP20が5位に相応しいと思います、軽の代替だけでなくあくまで庶民に夢も与える、そんな“大衆車”に合致するのはやはりUP20だと思いますのでこれ限定の順位とします!


いよいよ上位に行きます、第4位!!

【6代目トヨタカローラE90型(1987~1991)】


第2世代No1のサニーがB12ならカローラのそれは間違いなくこの6代目90系だと思います。

90カローラ、従来型カローラの有名な所謂80点主義を返上、クラス最高を目指し開発されただけありその品質、仕上がりはデビュー時、「これがカローラか!」と思わせる程の出来映えで多くのヒトが持っていた“カローラ”に対する概念を変えたモデルでした。
B12とほぼ同時期でやはりバブルに向かう好景気の時代でもあった事もあり上級マークⅡやグレードによってはクラウンをも彷彿させれる豪華さには初代KE10から知るカローラユーザーには驚きのモノ!車型、搭載エンジンやグレードなど全ての面で他社をリード、売れに売れまくり品質の良さを実証するかのように現在でも流通の場には少なくない数が出てきます。

開発資金が潤沢の中で最高のクオリティを与えられた90系、数あるカローラの中でもこれは販売・実力ともNo1だったと感じます。
この頃になると“大衆車”という言葉も風前の灯、ここまで立派になった90カローラには似つかわしくない言葉でもありましたがそれとしての役割は十二分に果たしたのは言うまでもありません!


ベスト3に入ります!今週の第3位!!
【4代目トヨタカローラE70系(1979~1983)】


カローラが続きます^_^;
E90が第2世代の最高のカローラだとしたらFRの第一世代のカローラの中ではコレがNo1だと信じて疑いませんネ!

エンジンの一部や思想には初代KE10から継承する部分も多々ありましたが確実に進化、進歩、もはやこのクラスでFRを採る事が限界であった時代にその古典的レイアウトの中、大衆車として最高の内容を与えられていたと感じます。

ワタクシ、これ売ってましたからね、先代の当時旧態以前としたE30~50系と較べサイズこそ僅かに拡大していますが同じFRレイアウトとしては比較にならないRrの居住性やトランクの積載力には30との圧倒的設計年度の開きを痛感した反面、同じFRでここまで進化するか!と驚愕、スタイルも個人的に好みの直線基調でスッキリと嫌味のない味が好きでしたしね、次期E80型にFMCした時はFF化された80に当然広さの面では敵わないながらも敢えて変える程の恩恵も感じず勿論激戦区ですのでFF化は必須ではありましたがこのクラスのFRセダンの極限をも実現した70、名作だと思います。
90より順位が上なのはワタクシの独断、てか単にワタシがFR世代である事が大きく影響していますネ(^^ゞ


とうとう来ました!第2位!!
【2代目サニーB110型(1970~1973)】


B110サニー、個人的には全てのサニーの中でこれがNo1だと思っています。

B110は軽量、癖がなく素直な特性のドライブ特性、オーソドックスなFR機構、名機と言わしめたOHVとは思えないパフォーマンスを持ちつつ低燃費のA12型エンジンなど数えきれない魅力がつまったクルマ、素性がいい事から競技でも大活躍したので現在ではかつての代表的大衆車としてよりスポーティなクルマ、弄り甲斐のあるクルマ!として持て囃されついついそのスポーツ感性にばかり目が行きがちですが大衆車としてもなかなか秀逸でデビュー時“隣のクルマが小さく見えまぁす”とKE10カローラを揶揄したように当時としてはクラス最高の居住空間を提供、2/4ドアセダンに若者向きクーペ、コマーシャルカーとしてバンとトラック、そして高級指向のエクセレント1400(L14型搭載)もラインナップ、我儘なユーザーのライフスタイル、好みに可能な限り応える努力は激戦区での辛さと日産の頑張りを感じ取れたモノです。

どの車型でもどのエンジンでも万人に難なく扱え何らストレスを与えない出来映えは当然ですがライバルのカローラに較べそれだけではなくドライブする楽しさ、悦びを与えておりカローラよりも退屈さを感じさせずかつ経済性も上回り販売では追い付けずともクルマとして、大衆車としては同時期の20カローラを上回っていたと思っています。

販売力で負けより戦闘力Upの為、僅か3年で次期型にバトンタッチされてしまいそのせいかGXなどのスポ-ツグレードを除き比較的早く市場から消えてしまった感もありますが今となっては勿体無い話ですよね~…(+o+)


さっ、そしてオオトリ!今週のTOPを飾るのは!!

【初代トヨタカローラKE10型(1966~1970)】


大衆車の代名詞であるカローラ、それを名乗ったのはB10サニーが先かこのカローラが先かは論争の分かれるところですが一番その言葉を言われパッと思い浮かぶのはKE10に相違ないでしょう…

軽量ボディと元気な1Lエンジン、シンプルさで一般庶民にアピールしたB10サニーに対しその戦略をじっくり研究、後発のためサニーに欠けていた“豪華イメージ”そしてそれを具体的な形とした1.1Lエンジンの搭載、シンプルなノッチバックセダンのサニーに対しグラマラスなセミファストバックの流麗なスタイルでデビューしたKE10はサニーを圧勝、当時子供ながらに見ていたワタシら世代は小さく、何となく貧相に見えたサニーよりカローラに注目した御同輩、多いと思います。

後年この2車を乗り較べれば100ccの余裕どころか絶対数値は100cc低いサニーの方が走りは上で軽量さと元気なA型エンジンの実力を思い知りましたが当時、見た目で判断する日本人、特に大きく贅沢に憧れた高度成長期でしたのでトヨタの作戦勝ちはアッパレ!だったと思います。

これはパブリカ700での失敗を活かしたトヨタの戦略でカローラ以後410ブルに対するコロナのHT作戦、ローレルに対するマークⅡ、年月が開きますがレパードに対するソアラ等にも展開、60~90年代、いや、現在に於いても独特なトヨタ商法は全てはこのKE10から!!という気がします。

1位という順位、クルマ、大衆車としてサニーが劣っていた訳ではありませんがあの時代、誰でもクルマが持てる、豪華で高性能なクルマが買えるという庶民の夢を実現したという面ではやはりB10はKE10には劣るかな~って感じのレベルですので日産ファンの方、どうぞご勘弁を!
マイカー元年=大衆車の生誕=カローラというイメージ、もちろんそれが“サニー”と思う方もいれば“スバル1000”と思う方もいます(笑)
しかし圧倒的販売台数の優位さが当時のKE10の神的存在は資料として残っていますしね、1位をこれとするのは異存はないかと?考えます<(_ _)>


ランキングは以上です、ここからはいつものように圏外11位~20位をご紹介!
11位:初代スバルレオーネ(1971~1979)
12位:初代B10サニー(1965~1970)
13位:初代ホンダシビック(1972~1979)
14位:2代目E20型カローラ(1970~1975)
15位:スバル1000(1966~1968)
16位:3代目E30/50型カローラ(1974~1979)
17位:初代KP40系スターレットセダン/ダイハツコンソルテセダン(1972~1978)
18位:4代目B310型サニー(1977~1981)
19位:ホンダ1300 77(1968~1972)
20位:初代E10型チェリー(1970~1974)

如何でしたか?毎回〆では書きますがあくまでもこの企画はお遊び、『それは違うだろ?』とか『あれが入ってねーじゃん!!』的な反論もあるでしょうがこれはワタクシの基準、これを読んで皆様も独自なベストテンを楽しんで頂けたらと思います。

今回は当然の成り行き?ですが代名詞になる程にイメージの強いカローラまたはサニー一色って感じになってしまいました^^;

冒頭申し上げたように90年代半ば以降はその“大衆車”という言葉も聴かれなくなりましたのでこの時期からのカローラ、またはサニーを見てもその言葉は浮かばないのですがやはり60~80年代の両車にはこの代名詞がこびりついていますね~。

11位以下はスバルやホンダも入ってきます、KE10カローラと一見似通っていても全然違うスバル1000(~レオーネ)は違った意味での存在感は強かったですしOILショック到来と共に終焉したハイパワーブーム時代では考えられなかった間逆のタイプの初代シビックもこのお題からやや外れる2BOXながら(初期はHBではなかったのでギリOK!?)当時絶大な普及を見せ固定概念があった“大衆車”像の新しい姿を提案されたように感じました。

と言う訳でまたベストテンは思いついたらやります、今度は何だろう?って思いつかなかったらやりませ~~ん(笑)

長文読破、心よりお疲れ様です(^.^)/
Posted at 2016/10/25 17:56:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | ザ・ベストテン | クルマ

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