• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

元Gureのブログ一覧

2023年01月10日 イイね!

復活を切に望むモデル”ザ・ベストテン”

復活を切に望むモデル”ザ・ベストテン”
久々のベストテンっす、ハイ(^^;

今回は是非とも復活して欲しいモデルのベストテンなんぞをやってみます、このテの企画は雑誌やネット記事でも散見されるけど自分なりの見解を持って復活を望みたい!そんな思いをまとめてみたんでお暇な方お付き合いよろしくですぅ。

定義としては従来通り国産モデルのみ、車型やカテゴリーに制限はナシ、但しどう考えてもこりゃ復活は明らかに無理だべ(法規や社会情勢等々)ってのは除外、とか言いながらワタシなりの解釈と独断で選んでおり好物のスポーツモデル中心になっておりますんで…

※あくまでも妄想お遊びです、実現可能性は低い上で語っておりますんで気楽に読み流しておくんなさいましw

それでは早速行きましょー!今週の!?第10位!!

【ホンダS2000】
alt

美人薄明と言う言葉を送りたいホンダS2000、生産終了から早14年、将来全EV化を表明しているホンダだからこそ内燃機関最後の打ち上げ花火的に復活して欲しい!

S2000デビューの時のように約30年ぶりのFRホンダスポーツ!という絶大なインパクトはないかもしれんが様々な改良を繰り返した完成形のV-TECで準ガソリンスポーツでの復活を希望、NSXのように富裕層以外入手不可ってプレミアムカーではなく高くても400~500万位で市場に出て欲しいモンですな!

実際新たにFRプラットフォームを造り専用エンジンやパーツの開発、それに反するであろう販売台数になってしまうのは容易に予測できるしそんな利益にならん仕事を今のホンダがやるとは思えないけどいち早く全EV化を打ち出したホンダの”さらば内燃機関”というイベント的に台数限定やパッと咲きパッと散るでもいい、最後にかつてエンジン屋と言われたホンダの気概を見せて欲しい、そんな風に思う。

続いて第9位!!

【トヨタスターレット】
alt

「スターレット」のネーミングは新興国のモデルで復活しているも国内では既にいにしえの名前、今回復活を望みたいのは1978~1984年にラインナップされていた2代目KP61的なスターレット!

KP61を引っ張り出すとまたジジィの懐古妄想と取られるのは承知、しかし今の50~60代のクルマ好きの教科書的存在だったKP61的なモデルが出れば若者のクルマ離れを食い止める武器にもなると思う、普及型の普通のエンジンながら軽量FRで安価、純粋に運転の愉しさを気軽に味わえる、そんなKP61、今となってはやはりFRプラットフォームや軽量化を阻む各法令や安全装備の義務などあの頃のようなクルマを造るのは現実味のない事であり自動ブレーキどころかマスターバックすら無かった(廉価グレード)KP61が今出ても贅沢、家電化に慣れた現代の若者にはウケないかもしれんけど大トヨタさんなら採算度外視でも高い壁は乗り越えられる筈、1.3~1.5Lで軽量FR、別にGRヤリスみたいな大袈裟なエンジンや外観じゃなくてもいい、車両価格150~200万で出せないモンかね?悦ぶのは爺だけだ!と技術者からブーイングが出るような事も言ってみたくなる今日この頃w

さぁ、8位行ってみましょー!

【日産セドリック/グロリア】
alt

後続のフーガもシーマを消えた日産、思えばこのセドリック/グロリアを無くした辺りから雲行き怪しくなったような…!?

セダンが壊滅状態の今、何を言っちょるん!!って感じかもしれんけどまがりなりにもクラウンが死守する高級セダンのカテゴリー、絶滅危惧なカテゴリーだけに老舗のセド/グロの名前を持つ高級セダン、是非とも日産から復活して欲しいモノです。

これに関してはクラウンやレクサスに対抗できる新開発のハイブリットでも得意のeパワーでもいい、1960年代~2000年初頭までは当たり前だった”クラウンvsセド/グロ”の構図、再来が日産の元気を回復してくれるように思う、フーガと名を変えFMCもロクにせず放置の挙句に製廃ではあまりにも哀しい、プレジデントもシーマも消えた今、日産の高級車に対する気概を見せて欲しい、海外ばかり目を向けんでかつてのセド/グロ、そして国内のかつての日産ファンはそんな復活のセド/グロ、暖かい拍手で迎えると思うけどどうでしょうか!?

盛り上がってまいりました(汗)第7位!!

【三菱スタリオン】
alt

これに関しては無さそうでありそうな?そんな思い…

近年一時期、グループの日産フェアレディZのプラットフォームを使って新生GTOが開発される!という満更眉唾でもない噂が流れたけど例のNMKVのディズ/ek燃費偽装でそれが白紙になったというもの、どこまでこの情報が正しいかは三菱/日産の限られたヒトしか知らんだろうけど菱バカにとっては天にも昇る?噂であったのは相違ないw

当時の三菱は例のポカからまだ立ち直れず当時の社長の意向もありスポーツモデルの開発などご法度の時期、しかしいいか悪いかは別としても日産と一緒になった事から上述のような事もやろうと思えばできた筈、アンチ三菱は相変わらず多いからZに較べその売り上げは絶望的だし哀しいけど完全姉弟のバッジチェンジ的にし開発費をかけないGTOなら可能じゃね?と思ったけどねぇ~…。

仮にそんな計画がくすぶっているんだとしたらZベースならGTOじゃないでしょう、FRなんだから三菱最後のFRスポーツである「スタリオン」の名前を使うべき、昔の名前を使うのが得意な三菱、重量級でV6エンジン横置き4WDのGTOより縦置きFRレイアウトだったスタリオンの名前の方がすんなり入ってくる、そんな風に思うのはワタシだけでしょうか…!?

今度のZが名車S30を彷彿させる仕上がりになってるんでねぇ、三菱版も顔とテールに三菱らしい”ゴツさ”を醸し出す迫力の出で立ちを期待したいモンです!

どんどん行きます、第6位!!

【トヨタMR-2】
alt

これも時折復活の噂が出るけどどうなんでしょう、トヨタだから間違ってもEVでの復活ってのはないだろうし1.3L~1.6L位+ハイブリッドのMR、そう、あのAW11のような他車パーツを上手く使いできる限り安価でライトウェイトMRを出して欲しい、ヤリスやカローラのHVシステムを流用し新開発のMR車台、そこに各種安全装備は必需としてもベースモデルにはA/C、P/S以外の贅沢装備を省き250~300万位でできんもんですかねトヨタさん、GR86やGRヤリスなんかよりもクルマ好きにはウケると思うだけどMRってのが難しい?それをかつてやってのけたんだからあの頃の在野精神を思い出し業界TOPだからこそのリリースを期待したい、こんなモデルを今出せるのはトヨタ以外にはないでしょうし。

☆☆☆〜今週のスポットライト!!〜☆☆☆

今一歩、惜しくもベストテンに入らなかった復活を望むモデルはこちら…

【マツダサバンナ(RX-7)】
alt

サバンナ、またはRX-ナンチャラは解らんけどどうやらマツダはREをレンジエクステンダーとして復活、スポーツカーボディになると言われてるんで多分?かつてのRX-7やRX-8に近いような魅力的なクルマがもうそこまで来てるんでしょう…

この企画は矛盾するけど出て欲しいけど可能性は0に近いってのは上位なんでね、過去の名車に近いモデルの可能性があるマツダ製REスポーツはこの圏外順位、強いて言えばGT-Rを破った栄光のネーミング”サバンナ”を名乗って復活して欲しい、それこそオッサンの回顧妄想も大概にせーよ!だけどRE復活というビジョンがあるモデルだからこそそこには拘りたい、実際デビューしても買えるのは富裕層のクルマ好きオッサンだろうしそうした層に対するネーミングは大事にせにゃwww

さぁ、ベストテンに戻ります!今週の第5位!!

【日産シルビア/180SX】
alt

これも時々復活の噂が出るけどまぁ無理でしょう、様々なクリアする問題が多すぎるしあの売れまくったS13だって怪我の功名?当時でも時代遅れのS12から継承するFRシャーシを使用しガワだけバブリー時代に合わせてアップデート、他社がこのカテゴリーを時代の要請から次々にFF化してゆく中で最後までFRで通したのが安価でFRスポーツを味わえるという手軽さから爆発的ヒットとなった訳で当時でも時代遅れ、その分安価で乗ってるのは10代20代、ハイパワーって訳ではないながらFR世代にはオーソドックスな挙動が魅力、但し当時ワタシも30代入っていてこのクルマは発売時のデートカー戦略とは裏腹にスポ根系一色で大量に出回った分捨て値のボロもタップリあったし”ガキのクルマ”的印象でとてもいい大人ふが乗れる代物ではなかった、今となってみれば好んで乗りたいと思うけどw

alt

まず今の日産には勿論シャーシもなければエンジンもない、デカいか小さいかしかないしFRなんて夢のまた夢?セレナみたく1.3L程度でeパワーで走る、なんてのはシルビア/180のファンは許せない事でしょう、やはりこのクルマはガソリン臭い体育会系の”THE・内燃機”を希望したい、S2000同様、着々とEVシフトする日産だからこそこれも最後の打ち上げ花火!的に一瞬でもいいから復活しないもんかねぇ とは思うけどセド/グロ以上に難しいであろう事は理解しておりますが夢見る夢夫はシルビア/180復活を描いていたいですナ。

いよいよ上位に行きます、第4位!!

【トヨタセリカ】
alt

まぁこれはある意味復活してる?旧86、GR86がFR時代のセリカを継承していると無理矢理に思う事はできるんだけどねぇ…

86は50代60代には思い入れ強い”セリカ”の名前を使わなかったのが残念!って感じ、そりゃキャラクターはかつてのセリカとは大幅に違うしスバル嚙んでるし水平対向なんて載せられた日にゃセリカを名乗ってなくて正解!とも思える、しかし86を見てるとかつてウジャウジャ、今少数派のスポーツカー好きの熱い視線を浴びているのは間違いない、そんな部分から86がセリカでも個人的には許せるかなぁと。

しかしやはりセリカはセリカの矜持で出て欲しい、またヤマハの手を借りてもいいでしょう、2L級でHVでも構わん、直4積んだ最後のFRセリカ、A60系みたいなFRモデルを86の下に安価で出してくれると若者/オッサン、皆幸せ!になれると思うけど(^^♪

ベスト3に入ります!今週の(もうええって)第3位!!

【トヨタソアラ/日産レパード他高級パーソナルクーペ(マツダユーノスコスモ/ホンダレジェンドクーペ/三菱ギャランΛ/いすゞピアッツア)】
alt

バブル崩壊以降、国産では壊滅したこのカテゴリー、時代は流れとにかく居住性第一主義の現代ではまず復活の可能性はないでしょう。

しかし誰しも居住空間だけ求めている訳ではない、上質な内外装に二人だけが快適に過ごせるキャビンとドライバビリティ、それを求める層は少ないながら今も存在する、輸入クーペモデルやレクサスRC/LFEなんかがいい例だし…

これに関しては既にそうだけど富裕層向けで1000万2000万でも致し方ない、ほぼ手にできないクルマとして現GT-RやNSX的存在になるだろうけど我が日本のトヨタ、日産他にもそんな贅沢なクルマが存在する!ってだけで元気出ませんか?

ソアラ、レパードが現役の頃、確かに日本は元気があり夢があり明るかった、例え自分に縁がないモデルでも国産でもこんなクルマが存在するんだ!という誇りを持てたイイ時代、ニッポンを元気にするカンフル剤になり得るんじゃないかな?
alt

バブルの亡霊を見ているのは間違いないけど日本人にもう一度あの元気と自信を持って欲しい、それに一役買うのがソアラやレパードのような存在かとも思います、勿論その前に賃上げやら景気対策、やる事はたくさんあるけど…。

とうとう来ました!第2位!!

【三菱ランサーエボリューション/ギャランVR-4】
alt

これに関しても出る出る詐欺の如く何度となくネットでガセネタが渦巻いてる、菱バカとしてはイチイチそれに反応してしまうけど現実、もうここまで時代が環境/EV推進になってしまうと難しいかなぁ?

いや、しかし三菱得意のPHEVを生かせばまだ可能性はある、アウトランダーにエボの技術は継承されているしPHEVによりかつての4G63のような野性的エンジン開発の必要もない、ただやはりエボ/VR-4を名乗る以上は破格のスペックは欲しいけど。

懸案はランサー、ギャランというベースセダンがとっくにない点、しかしもはやセダンはかつてのようにファミリーや業務使用など万能であっても仕方ない、その部分はどうあがいてもミニバンやSUVには勝てないのだから低重心とカッチリしたドライブ特性、イザとなればある程度の荷物と大人4人はラクに乗れるスポーツモデル(セダン)と割り切ればいい、なので「ランサー」「ギャラン」はベースがない以上このネーミングは必要なく単に「三菱エボリューション」「三菱VR-4」でもいい、勿論オッサン世代には前者の方がウケはいいけど(笑)
alt
alt

三菱にとってのスポーツセダンの代名詞はエボリューションかVR-4、どちらになるかはネットのガセネタでも様々だけど老若男女、知名度からしたらエボリューションかなぁ?とにかくこれも噂になる位だから三菱の今後の業績によって可能性0ではない話、ワタシの生きているウチに復活が見れたらいいんだけどネ(汗)

さっ、オオトリですね!!第1位はこれでした!!

【日産スカイラインGT-R】
alt

スカイラインもGT-Rも現役じゃねーか、コラ!! とお怒りの日産マニアの方々、この1位は「スカイラインGT-R」として復活を望みたいって事なんでご理解賜りたい。

今のスカイライン、そしてGT-R、若い世代には全然特別な感慨はない様子、スカイラインはただのオッサンセダン、GT-Rはスーパーカーと並ぶプレミアムな現実味のないクルマ、そんな受け取り方が多いような気がします、R34まで培われたスカイライン/同GT-Rの安価ながら運転そのものを愉しめるスポーティなクルマ、レース常勝で日本車の可能性を高めてくれるスーパースポーツという古き良きスカイラインのあのイメージは遠くに行ってしまった…

そこで原点に立ち返ってワタシ的には2位のエボリューション/VR-4で述べたのと同様に”元祖スポーツセダン”としてスカイラインGT-Rの復活を希望したい、そんな思いを持ちます。
alt

V35やR35になってからこっち、皆が知るスカイラインはどっかに行ってしまった、”羊の皮を被る狼”と言われた見かけは平凡なセダンながら実力は海外スポーツにも負けない実力、それがスカイラインGT-Rの最大の魅力で下級モデルや排ガス対策時代にはそれも絵に描いた餅て時もあったながらR32でGT-Rが復活してR34までかつてのS54B、GC10(ハコスカ)、GC110(ケンメリ)時代、TOPにGT-R(S54B時代はGT-B)を頂き”無敵のセダン”(HTやクーペ含む)を誇ったスカイラインの伝統を再現して欲しい。
現GT-Rのエンジン、機構をV37に移植でもいい、できればプロパイロットとか余計なモノは省いて純粋なスポーツセダンとし価格もできる限り抑える、現スカイラインはセダンしかないけどそれで充分、過去同様に普及型セダンをベースにすれば多少なりとも値段も抑えられるでしょ、元々GT-B/GT-Rが出た頃はセダンだったのだしそこに立ち返りましょうよ、日産さん!

って事でランキングは以上となります、12位以下20位までの復活を望むモデルは下記の通りです!

12位:ダイハツミラTR-XX
13位:トヨタカローラレビン
14位:三菱パジェロ/パジェロミニ
15位:三菱コルトor日産マーチ(どちらかがOEMにて)
16位:ホンダアクティトラック
17位:軽規格の三菱i-MIVE
18位:ホンダプレリュード
19位:RRのスズキセルボ
20位:日産プリメーラorブルーバード

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

如何でしたか?妄想ながら100歩譲って復活したら非常に魅力溢れるラインナップだと思いませんか?
ってこれはワタシの基準、アレも欲しいこれも復活と言い出せばキリないし今のクルマ業界が置かれている状況は80年代、90年代のようにはいかずあくまでもオッサンの懐古妄想ですがせめて行使夢物語でも語っていないと哀しくなる現状、皆さんもどうぞご自分なりの妄想ベストテンをしてみて下さい、一時ですが楽しいですヨ(笑)

長文読破、お疲れさんでした(^o^)/
Posted at 2023/01/10 13:27:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | ザ・ベストテン | クルマ
2022年09月04日 イイね!

往時と評価が一変、化けモデル”ザ・ベストテン”

往時と評価が一変、化けモデル”ザ・ベストテン”
ハイ、またまた下らんお遊び企画(^^;

今回は新車販売時~中古流通時代、市場の評判が芳しくなく所謂”失敗作”と言われながらも現代で再評価されかつては一桁で取引されていたようなモデルが究極のお宝へ上り詰めた車種をベストテン形式で取り上げようと…

一口に言えば”化けた”って感じでしょうがその化け具合も単に太古になり希少度が増したモノもあれば主にスタイリングが要因で往時はクソ扱いされながらも後年その個性的デザインが見直され再評価に繋がったモノもある、この記事の趣旨としては主に後者を取り上げます、新車時から大人気で持て囃されたモデル、または対局に新車時も泣かず飛ばず、今でも再評価されずくすぶっている、単に年数が進み期希少度だけでプレミアムが付いているようなモノは除きます、どんなに不人気でも50年も経過すれば価格はおのずと高くなりますんでw

定義としては例によって国産車対象、二輪/四輪、乗用/商用、軽/登録車全てを対象にしております、あくまでもワタシの私見ですのでその辺よろしゅうに<(_ _)>」

それでは早速参りましょー、今週の!?第10位!!

【3代目日産サニー1200 B210型(1973~1977)
alt 
1200セダンGL

FR時代のサニーはバンやトラック含めてその走りの質の高さから往時のファミリー層向けという趣旨から外れた走り屋層に人気、しかし往時に関しては使い捨ての安価な大衆車という事もあり中古流通時代は極端に安価になりそれが功を制しリーズナブルにFR&軽快な走りを気軽に楽しめるエントリーモデルとしてサニーは新車時よりも中古になるとこれら若い世代に歓迎されると言った事が90年代まで定設化されておりました…。

しかしそんな中、3代目B210だけは例外、初代B10、2代目B110、4代目310がプレミア化していく中、210を飛び越えた後続310がもう数が少なくなった初代~2/4代目の代わりとして90年代には大人気、210は310も少なくなりこれら歴代の商用(バン、トラック)まで手を付けこれらもなくなってきた辺りにもうFRサニーは210しか残っていない!という時期になりようやく再評価される始末、これらが起きたのは2000年代中頃からなんで製廃以来四半世紀経過しておりFRサニーの中ではかなりの遅咲きですわな。

alt
クーペ1200GX

特に人気の的である110/310がもう絶望的になり仕方なく?210にすっか!!的に消去法で選ばれる現代、とは言っても既に初期型からはもう50年近く経過、注目された頃は人気がなかったからこそそこそこ程度のいい個体も残っていたながら今ではそれも絶望的になり90年代まで金貰ってもいらねー!ってサマが信じられないようなプレミア化しておりその時代を知る世代にはただ驚くばかり。

サニーにはB110~210時代には1400~1600のエクセレントシリーズも存在するも軽量でレスポンス抜群のA12型エンジンの1200シリーズのみが往時も後年も人気、このためエクセレントは早々に潰され残存は今ではあるかないか?のレベル、その存在すら忘れ去られたような現在、対象は1200シリーズのみとしました。


続いて第9位!!

【初代いすゞピアッツアJR120/130型 (1981~1991)】
alt

今では117クーペに次ぐいすゞの名車として崇められる初代ピアッツアも往時はさんざんな評判でした。

不幸だったのはまだドアミラー解禁前のデビューだった為、奇才Jアローの天才的デザインがフェンダーミラーのおかげで台無しになっていた点、そして当時第二次ハイパワーブームの最中で各社から競うように高性能モデルが乱立している中でスタイリングだけは一新されながらもシャーシは先代117、エンジンは60年代のベレットから引き継ぐ旧態化という部分からピアッツア人気は不調、販売も芳しいものではなかった…

スタイルもいすゞというメーカーは117にしろこのピアッツアにしろジェミニにせよ非常に個性が強く時代の2歩くらい先を行くデザインであり当たれば117やいすゞ乗用最多販売を誇った2代目ジェミニのような成功もあるも初代ピアッツアは未来的志向が強く空気抵抗を徹底的に追及したそのツルンとしたスタイリングが”マヨネーズ”という有難くないニックネームまで冠されとのも不評の要因、高額パーソナルクーペという地位を117から継承するもソアラやレパード、コスモ等の後発高級クーペには無力と言っても良いほどの存在。

しかしこれも2000年代を過ぎると81年では受け入れられなかったデザインが見直されようやく時代がピアッツアに追いついたって感じでジワジワ価格上昇、いすゞが乗用車撤退、2代目ピアッツアのジェミニと共用化などもあり初代ピアッツアは注目され始めました、元々が不人気で台数が出ていないのもあり熱烈いすゞマニアには117クーペと人気を2分する人気ぶり、今も程度の良い個体が出ると一般受けではないながらもマニアック層に訴求力は高く”マヨネーズ”とバカにしていた時代が信じられないプレミア車に上り詰めましたネ(*^^)v


さぁ、8位行ってみましょー!

【カワサキKH250/400 (1976~1980)】
alt

ここで2輪が入ります!

今ではカワサキ名車の1,2を争うKH、伝説のバイク、マッハシリーズの末裔であるKH250、殺人バイク、未亡人製造機と言われたマッハⅢ500SSの後続であるKH500や400と共に現在300万~400万の値をつけるサマは4輪以上に往時を知る世代には驚愕でしょう…

60年代の先述の500SSを皮切りに2st3気筒で中型~大型(但し当時は中型免許=現在の普通二輪免許が存在しないため中型や大型の概念はなし)クラスにSSシリーズとして登場、主戦場のアメリカでの排ガス規制の問題から徐々のマイルド化が行われるも2stトリプルの鮮烈な排気音と存在感は高く国内ライダーにも大人気、特に大排気量の500/750はシャーシとエンジンパワーが見合わないある意味危険な乗り味が持て囃されたものでした。

その思想を受け継いだのが末裔である250SSとその上級350SS、排気量に見合いその性格はかなり抑えられるもクラス唯一のマルチシリンダーは注目を集めるに充分で250~750のSSシリーズは現代でも伝説化される人気モデルです。

76年、排ガス問題で750を廃止後、SS→KHにシリーズ名を変更、350を400にスケールUPし500の廃止と2stトリプルの終焉に向かいます、この頃になるとライバル各社から新鋭250/400が続々デビュー、75年創設の自動二輪中型免許制度により一躍脚光を浴びるこのクラスに各社、経営資源を集中させます。
このためKHは一気に古臭い前時代のバイクに転落、既に日本でも排ガス問題が取り座沙汰され2stが時代遅れ感満載になりカワサキ自身も4stの新鋭であるZ系に舵を切り始めます。

この頃になるとKHは”原チャリにも負ける出だし”と言われる程戦闘力を失くし70年代後半では投げ売り状態、30万程度の車両価格から一声10万引きとか首都圏では友人3人で買えば3台まとめて50万!なんてセールもやったり在庫裁きにも苦労するほどの没人気となってしまい当時あのロケット音を響かせて走るKHに乗ってると恥ずかしいなんて思いもしたもんです(笑)

しかしKH、その強烈な個性と何よりその排気音に魅せられ忘れられないファンは数多く80年代後半には早くもプレミア化、末期は金くれてもいらねぇ!!なんて不名誉な事言われた同じモデルか?と思える程化けた今の存在、ホントのお宝ってのはKHの事だなや~とつくづく思います!


盛り上がってまいりました(汗)第7位!!

【初代三菱デボネア A30系(1964~1986年】
alt

シーラカンスデボネア、FMCせず新車販売期間を22年と当時としては異例な長期だった事もありこのニックネームで呼ばれました、何せ後半では「まだ造ってんの?」と蔑まれるクルマでもありモデルライフの2/3(中期~最終)は一般訴求を諦め三菱グループ重役専用車でもあったのでデビュー時ライバルとして定めたトヨタクラウン、日産セドリック、同グロリアが次々にリファインし日本の高級車市場をリードする中、唯我独尊の存在感は異例で往時は専門家からも最早商品力はナシ、いつまで造るつもりか!等酷評されたものでした。

しかしその2世代も3世代も古いデザインが90年代には早くも見直されアメリカングラフティから抜け出たような出で立ちからローライダー等にカスタマイズする文化も現れ始めました、皮肉にも古過ぎるスタイリングが新車時は酷評されながら一気にその古めかしさ故に再評価されるという珍しい例の始まりとなりこのデボネア以降、似たような境遇でモデルライフを終えたY30セドグロバン/ワゴンやGX70マークⅡワゴン等がデボネア同様のアメリカかぶれに持て囃されるようになりましたね(笑)

90年代から火の付いたデボネアプレミアムはそれから30年を経過しより個体が少なくなり継続どころか高値安定という感じ、あの頃の酷評、菱マニアとして耳を洗いたい気分だった頃が懐かしいですわw


どんどん行きます、第6位!!

【2代目日産ローレルセダン C130型(1972~1977)】
alt

80年代初頭には主にやんちゃ系に絶大な人気を誇っていた2代目ローレルのHT、通称ブタケツは今では天文学的?プレミアム車になりそんじゃそこらの富裕層でも手が出ない存在になっているのはご承知の通りですよね!

そのHTの影に隠れて最近まで忘れられていた同じ2代目130ローレルのセダンも近年ジワリと高額化、ワタシ世代が若い頃、「フッ、セダンなんて!!」と問題外の脳内が今でも残るんで現在のプライスを見るとただ驚くばかり…

クルマ的にはHTと何ら性能差や高級度も差がないローレルセダンでしたがやはりあのアメリカンナイズされた派手なスタイリングのHTにに較べるとあまりにも無個性で大人し過ぎる出で立ちは往時没人気、同じ年式、グレードでも中古価格はHTとセダンでは天と地ほど差があるっての珍しい存在、ライバルのマークⅡや同門のスカイラインがセダンとHTでもそう大差ない人気だったのに対しローレルはその差別は凄まじかった。

こんな訳でセダンは早々に商品価値を失い残存はかなり少ない、しかしその性格から残っていれば程度がよく大事にされてきた個体も多く早くから珍走に好まれたHTとは対照的で以前は没個性に捉われた出で立ちも現代では立派に個性的なガメラルックにセダンを見直したマニアも多い様子です!


☆☆☆〜今週のスポットライト!!〜☆☆☆

今一歩、惜しくもベストテンに入らなかったキャッチフレーズはこちら…

【3代目グロリア A30型(1967~1971)】
alt
セダン2000GL

タテグロの愛称で今も親しまれる3代目グロリア、亡きプリンス自工が最後に設計した本当の意味での最後のグロリアですね~。

これもデビュー時は既に日産と合併しており「日産プリンスグロリア」が正式名称ながら設計は合併前の旧プリンス、天皇御料車「プリンスロイヤル」の納入実績がある老舗プリンスがそのロイヤルルックを採用した気品ある高級車でした。

しかし日産との合併噂によるメーカーへの不安や後々のメンテ面での先行き不透明さから2代目まで好調だったグロリアの販売は鈍化、クラウン、セドリック、そして新鋭デボネアやいすゞベレル等の追撃もあり特に後半、高級車を二つ抱える事になった日産はセドリックとの共用化を進めプリンスの矜持が薄まりファンからは尚更否定されるモノとなってしまいました。

ただでさえ寝落ちの激しい高級車、中古として出回る70~80年代初頭はクラウンやセドリックが値段付く段階で既にグロリアは商品価値ナシの判断がなされます、しかし80年代後半になるとデボネア同様にそのアメリカンなスタイリングが往時を知らない若い世代に人気となりサーファー等にはボードを積める利点から商用バンも大人気、セダン以上に数少ないバンはかなりのプレミアムになっていますねぇ。
alt
バン

現在のような旧車爆上がりになる前からデボネアと共に人気上昇したタテグロ、現在はこれらに続けとばかりにクジラクラウンや130セドリック等旧い高級車もプレミア化してきていますがその中でも王者的雰囲気を醸し出すタテグロ、高校の先輩が解体屋で買ってきてホッドロッドにして乗り回していたのが懐かしい、そんな”お手軽”時代があったのが今となっては信じられませんナ!


さぁ、ベストテンに戻ります!今週の第5位!!

【スズキGT380/550/750】
alt
GT380

再び2輪!

今でも名前の残るスズキ2輪の基幹ネーミングである”GS(GSX)”、その前任シリーズがGT!!

GTはスズキの得意だった2st3気筒を武器にしたロードスポーツでGT380(通称サンパチ)、GT550、GT750の3シリーズと並列2st小排気量のGT100/125/185/250で展開するもメインは380~750、これらはライバルとなるカワサキのSS/KHほどピーキーではなく重厚感を醸し出す大人の2stバイクとしてスズキマニアには好評でした。

しかしKHの項で述べたようにこれも排ガス問題から550と750は早々に4stの新設計、GS550/GS750に切り替えられ380以下のGT100~250は改名されてRGシリーズとなり中型需要の伸びでまだまだ販売が見込めるGT380のみGTとして最後まで残されるも後続の新設計4stモデルのGS400がデビュー、サンパチも根強いマニアの為にGS400と併売されるも一般訴求力は既に終えておりKH同様に時代遅れ感満載、当時のインプレ記事でもKHと共に酷評が見受けられました。

一足先に姿を消した550/750、550はGTシリーズでその半端な排気量から一番の不人気で2010年代になりその希少度からようやくプレミア化、750は当時珍しい水冷2stトリプルという個性で90年代からその希少性が認知されており今ではプレミア化しています。
ただ550は当然、750も当時の大型免許の難関さから売れなかったモデル、750は王者であるホンダのCBやカワサキのZの陰に隠れる存在、水冷からなるその巨体とヘビー級の重さが災いし80年代ではポンコツバイク扱いでしたがいまでは王者に肩を並べる人気ぶり”ウォーターバッファロー”愛称も広く浸透しましたネ!
alt
GT750

カワサキよりジェントルで大人な分、強烈なインパクトさに欠けたGT、遅咲きながら現代の天文学的金額は唖然とするしかありませぬ。。。



いよいよ上位に行きます、第4位!!

【3代目カローラレビン前期TE37型 (1974~1975)】
alt

カローラとしては3代目、レビンとしては2代目になるTE37も長い間陽の目を見なかったモデル。

当時は希少のDOHCエンジンを大衆車カローラに乗せ安価に高性能を味わえるとしてモータースポーツ~街乗り派まで若者に高い人気を誇った初代レビン、兄弟車のスプリンタートレノと共にFMC直後から既にプレミアム化、TE37の時代にちょうど排ガス対策が厳しくなったのもあり未対策の初代TE27型は当時~現在に至るまで伝説的な人気を誇りますネ。

ただ、74年にカローラシリーズのFMCで2代目になったレビン、TE27がスプリンターと共用ボディの双子だったのに対しオリジナルティを高めベースモデルがスプリンターがクーペ、カローラはHTとなりイメージを大幅に異にします。

S30Z似の洒落たFrマスクに流麗なクーペボディのトレノ(スプリンター)はFMC後も大きく重くなりながらも概ね好調でしたがHT化したレビン(カローラ)はそのスタイリングがどこか野暮ったくトレノを下回り芳しくない結果、当時の日産的インポブルメントデザインがただでさえTE27に較べ大きく重くなり走りを犠牲にした点をこのスタイリングが拍車を掛け更にHTボディで強度が甘い点も競技等では避けられTE27で培った人気は急降下、加えてデビュー翌年には排ガス対策の為カタログ落ちとなりTE37は僅か1年少々で終売を迎えます。

しかし77年には搭載していた2T-GエンジンをEFI化、排ガス対策が施されレビンは復活するもボディはスプリンタークーペのFrフェイスを変更したモノとし2代目後期レビンTE51~55として発売、酷評だったTE37の汚名をこれにより返上したという…

この事が後々まで響いたのと絶対数が少ない事もありメジャー級の知名度を誇るレビンの中でも近年まで忘れ去られた存在、FR時代のレビン(TE27/37/51/55/71/AE86)の中でも目立たず地味で中古市場でも殆どで回る事のなかってたTE37、最近はどこにいたの?って感じで現れたモノは27に次ぐ高額プライスでかつては「27はいいけど37はなぁ…」と言われたTE37、今では化けておりますナ、まあこれに関しては数がないプレミアムに近いながら酷評だったHTスタイルもシブいと見直されてきたのも事実に思います!


ベスト3に入ります!今週の(もうええって)第3位!!

【初代マツダサバンナクーペ S102/124系 (1971~1978)】
alt

これも今や400万とも500万とも言われる所謂RX-3サバンナですが往時はOILショックによる極悪燃費とレースで常勝スカイラインGT-Rを打ち負かした事や獰猛な出で立ちからなる暴走族ご用達という負なるイメージでメーカー自ら積極的に回収し再販せずに潰しまくったという悲運の名車ですナ。尚、サバンナにはセダンとワゴンも存在しますが販売のメインは当時からクーペ、セダンは多分もう残存はない、ワゴンもそれに近いと思われクーペ主体の記事とします(セダン/ワゴンが仮に出ればクーペを上回る希少価値と推測します)

新車販売時に不幸なOILショックに見舞われデビュー時はRE初搭載のコスモスポーツ以来の本格REカーとして注目されるも極悪燃費で評判はだだ下がり、排ガス対策期にもかかりスポーツカーを否定する時代となり卓越した高性能さ故に不人気で下取り価格も付かない、店並べても売れないという時代が長く続きそんなサバンナをマツダのみが金額を付ける=マツダ地獄の典型としても知られます。

しかし後続のRX-7でREは見直され並み居るスポーツモデルが排ガス対策で牙を失った時期でもREパワーを余す事なく発揮するサバンナは90年代頃から見直されプレミアムに向けて徐々に金額が上がる、しかし既にこの頃に残存するサバンナは皆無に近い状況でその希少度が更にUP、現代では手の届かない存在となっておりますね~。

アクションドラマで潰しまくられたサバンナ、今見れば罰当たり?そんな悲運のGTカーに敬意を表し第3位獲得っす♪


とうとう来ました!第2位!!

【4代目トヨタクラウンRS/MS60・70系(1971~1975)】
alt
セダン

レア旧車として今や飛ぶ鳥を落とす勢いのくじらクラウン、堂々2位!!

個人的には今も昔も好みではないデザインなんですが何故か今くじらがアつい!?
クラウン史上最大の失敗作、長い歴史で唯一ライバルのセドグロに販売を上回れたという不名誉な記録が残るくじら、しかし当時、クラウンという重大な基幹車種で未来を見据えたと堂々言い放ち独創的なスタイリングで冒険したトヨタの意気込みは凄い、結果日産に惨敗し後期型で従来の高級車イメージに寄せる慌てぶりは見ていて滑稽でしたがw

当時の高級車、実際クラウンも先代のS50、後続のS80~100系に関してはお約束通りの四隅をピーンと張る堂々とした気品あるスタイリング、しかしくじらはスピンドルシェイブと言われる丸っこいカプセル的近未来スタイルが特徴的、これが当時の高級車ユーザーには強い拒絶反応を起こされこれまで国産高級車のパイオニアとしてきたクラウンの支持、人気を急落、クラウン史上最大の失敗作と言われる所以です。
alt
HT

しかしそんなくじらも現代では特徴的な個性溢れるヘンテコな?スタイルが一回りも二回りもした今の時代にそぐうのか旧車市場では高い人気、未だにこの出で立ちが好きなれない古い人間なので往時の二桁位違う現在の売値を見ると開いた口がふさがらなくなってしまいますナ!


さっ、オオトリですね!!第1位はこれでした!!

【4代目日産ブルーバードU2000GT/GT-X 610型 1973~1976年】
alt
セダン2000GT

1位はこれしかない!!って感じでしょう、何せつい15年位前までは箸にも棒にもかからないような不遇を味い続けていたモデル、それが10年位前からは徐々にジワジワと値段が上がり始め今や驚く高額ぶり、ワタクシ昔から人気はなくとも好きなクルマで10年前山梨で60万で売っていたのをじっくり見た事がある、あの時思い切って買っておけば!なーんて今のサメブルの値段を見ると激しく後悔したりとw

往時、スカイラインGTの神的人気からブルーバード取扱店からの要望によって造られたサメブル、スカG、130ローレルと揃ってL20 6気筒トリオで日産の売りではありましたがスカGは言うに及ばず、ローレルもHTを主体に高い人気を示す中でサメブルはジリ貧、このため再販もロクになされず80年代、スカGローレルが神的人気、プレミア化していく中見向きもされずに潰しまくられたという代物、元々ブルーバードに6気筒は不釣り合いという論調が多くサメブル以後の810ブルG6やU11マキシマ等も不発、晩年は背伸びせず4気筒モデル専属になったブルーバードの哀しい?歴史のモデルかもしれません…

ニックネームの通りサメの顔のような押し出しの強いFrマスクとロングノーズは4気筒版の通常の610ブルーバードUとは大幅に異なるイメージ、これが仇になり4気筒はそこそこ売れるも値段の被る2000GT系はほぼスカGに流れると言う憂き目、ワタシ等偏屈はツルンとしたスカG(ケンメリ)よりは厳ついサメブルの方に惹かれましたが世は猫も杓子もケンメリの時代、中古時にしてもほぼ同じクルマながらケンメリ相場の半分以下で買えたサメブルは見栄を気にしない貧乏学生のみが乗っていた感じw
alt

HT2000GT-X

そんな事からサメブルの残存はケンメリやローレルに較べ絶望的、太古という以外にに不人気と言う部分で80年代にはほぼ潰されたので今や希少度はケンメリ以上で程度によってはそれらより高額になっているのもあるのでね、そのプライスを見る目を疑うばかりでリストラされて落ちぶれたサラリーマンが前澤や孫正義になって現れた?チョッと違うか?だけどその化けっぷりに適うモデルは他にないでしょう…

ランキングは以上となります!

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

如何でしたか?ライザップの使用前使用後みたいなモデルばかりですが一寸先は闇、当時”こんなモン”とぞんざいに扱ったクルマ達が化けるのを見ると悔しいの同時に遅い春が来て良かったとも思えるもんです(^-^;

長文読破、お疲れさんでした(^o^)/
Posted at 2022/09/04 19:08:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | ザ・ベストテン | クルマ
2022年08月07日 イイね!

ちょっと前まで見かけるも今スッカリいなくなったクルマ”ザ・ベストテン”

ちょっと前まで見かけるも今スッカリいなくなったクルマ”ザ・ベストテン”ってタイトル長ぇーちゅうの(^^;

飽きずに驀進する?ベストテンシリーズ、今回はタイトル通りついこないだまでは飽きる程見かけ街を当り前のように走っていたながら「あれっ?どこ行った!?」的に今では無かった事のように見なくなってしまったクルマ達をベストテン形式で振り返ってみようと…

現役時、飽きるほど見かけた=高人気で販売台数も大量とうい図式が成立するのでやはり広く万人にウケるにファミリーカーが多い、かつては安牌な4ドアセダン、若い世代にはハッチバックモデル、家族向けにミニバン(以前は1BOXワゴン)、セカンド需要に軽自動車等がが多い印象ですね。

定義としては国産車のみ、商用は一部を除きカウント無し、4輪のみのチョイスでちょっと前(まで見かけた)=10年程度、対象車は終売から概ね20~25年程度経過したモデルとしています、従ってかつてブームが訪れやたら増殖し一気に消えたハイソカー、HOTハッチ、RVモデル等、既に25年以上経っているので対象外としています。
以前は11年超えると1年車検(登録車のみ)となっていましたのでそのタイミングで乗り換え→解体が多かった、現代では例え50年経っても2年車検取れるも政府の悪法により13年、18年超えるとペナルティが課せられる事から希少価値や古くなっても商品価値の残るスポーツモデルを除き車齢13年以上のクルマ、生き残りにくいご時世なので使い捨てが性であるちょい古な廉価モデル、ファミリーモデルにもたまには焦点を当ててやろうという企画です!

それでは早速参りましょー、今週の!?第10位!!

【トヨタ初代bB NCP30系 2000~2005年】
alt

初代bB、ついこないだまではやたら見かけましたよねぇ、最終で2005年になるので当然既に13年経過の重課税対象、これが適用される2018年前後から一気にいなくなった気がします…。

ビジュアルからして少しヤンチャな兄ちゃん姉ちゃんやタチの悪い輩が多く乗ってた印象ながら四角いボディで着座が高く見切りが良かったのもあり意外に爺さん婆さんも乗ってたりしてメーカーは若者向きとして売り出しながらも嬉しい誤算?老若男女に広く普及したモデルでしたよね。

初代の人気から2005年には2代目がデビュー、子会社のダイハツクー、スバルにデックスとしてOEM供給されますが初代のスッキリとしたプレーンなデザインからゴテゴテとやり過ぎた感満載になり人気急落、2016年にはモデル廃止となっています。

初代は人気があり再販、再々販位まで商品価値は失わず10年超えても何とか値段は付く状況でしたが総合的に若者の使用が多く程度が一概にして悪いモノが多い、1NZエンジンの頑強さを示すように距離も特に地方出の個体は10万㎞どころか20万㎞超えモデルも普通に流通しておりました…。


続いて第9位!!

【三菱8代目ミニカ H42/47A・V型 1998~2011年】
alt

このミニカもついこないだまで街を忙し気に走っていましたがもうほぼ見かけなくなりました…。

1962年から49年に渡り三菱の軽自動車代表格として存在したミニカ、ハイゼットやサンバーに次ぐ軽長寿ブランド、最終モデルのH40V系が2011年に製廃となり既に10年を超えてきてかつては日本で一番安いクルマとして公用車や銀行の集金車などの社用車需要も高くこれらは最後まで残った4ナンバーの商用モデル、5ナンバー乗用は2007年にekワゴンにその役目を引き継ぎ先にカタログ落ちしており既にこの時点で軽乗用の主役はハイト系に移行、これによりビジネスユーズ、フリート需要に特化した訳です。

その残るミニカバンもそろそろ重課税対象の年数になりかろうじてまだ残る個体もこれから一気に姿を消すと思われます、アルトバンやミラバンも消えた今、昔ながらの軽ボンバンも終焉の時代なのでしょうが”一番安いクルマ”としての存在価値、まだまだあると思うのは私だけ!?

さぁ、8位行ってみましょー!

【トヨタ初代ヴィッツNCP/NLP10系 1999~2005年】
alt

トヨタのボトムを長い事請け負ったスターレットに代わってデビューしたヴィッツ、そのヴィッツも現行型からは海外名と同一の「ヤリス」に改められヴィッツとしては都合3代で終了していますが中でも一番ウヨウヨ生息していたのがこの初代10系、ファミリーも多く10位のbBやプロボックス/サクシードは兄弟でプロサクに関しては未だ現役!

この10ヴィッツも最終から13年以上経過で重課税で一気に姿を消していますね、ただでさえ回転の早い使い捨て感のあるコンパクトモデル、新型がが出れば真っ先に買い替えとなり再販はせいぜい1回位で潰しの運命、この類は概ね2回目の車検程度で商品価値ナシとされる哀しい性でヴィッツもあれほど見かけない日はなかったながら初代~2代目ですらもう走ってるのを滅多に見なくなっています、勿論地方によりまだまだ現役の個体もあるのは当然ながらトヨタ車は貿易にも強く程度のいい中古は輸出で持って行かれるので大切にされているオーナー車以外での残存は意外に少なかったりします。

盛り上がってまいりました(汗)第7位!!

【スバル2代目レガシーツーリングワゴン BG型 1991~1998年】
alt

スバル、当時の富士重の瀕死状態を救った初代レガシーの成功から飛ぶ鳥を落とす勢いを得た富士重が第2世代としたBGレガシーツーリングワゴンは初代を上回る大成功を納めました!

初代BF型がステーションワゴンの概念を変えワゴンブームの火付け役になり”王者”とまで言われこの成功を地に堕とす訳にはいかない富士重はBGもより完成度、質感を高めBFの代替え需要に留まらず当時のRVブームによる多積載を好むワゴンフリークが競って求める人気っぷり、街で見かけるステーションワゴンは猫も杓子もレガシーという時期が確かにありました。

ワゴン最強だったBGも終売から早24年、ステーションワゴンブームも過去のモノとなりさすがに残存も少なくなりましたが弟分のインプGC等と較べると例えGTやGT-Bであってもそれほどのプレミア価格ってレベルではなく程度のいいモノがあれば今ならまだリーズナブルに手に入れる事ができると思います、今後はこれも価格上昇になる名車には相違ないと思われるので生粋スバリストさん、今が最後のチャンス!?に思います!

どんどん行きます、第6位!!

【ホンダ初代ステップワゴン/S-MX RF/RH1・2型 1996~2001・2002年】
alt
初代ステップワゴン

alt
S-MX

初代ステップとS-MX、これも売れましたよねぇ…

ステップに関しては現在のミニバンの走りであるFF方式を初採用しそれまで床が高く乗降性に難があると言われた多人数乗車ワゴンのが概念を変え若者~ファミリー層に広く人気となり90年後半のレジャーシーンでは欠かせない存在だったかもしれません。

一方のS-MX、ステップの兄弟でショートホイルベースとした派生車種、ファミリー層が主ターゲットのステップとは違い若向きなエクステリアとカップル対象とした不健全な装備などから”動くラブホテル”の異名まであるあまり印象のよろしくないクルマ、しかしS-MXは若者層に人気がありトヨタもbBという対抗馬を出す程で年配層はあまりこのクルマに関わりたくなかったという方々も多いでしょうがbBと並んで一つの若者文化?を築いたのも確か、ステップも若々しい外観から一部では下痢便マフラーに安っぽいエアロで弄るのがS-MXと共にやや頭のネジがぶっ飛んだ輩には大層人気、ワタシの勝手な印象ながらカタギじゃない〇ンピラ風情がS-MX、DQNファミリーが改造ステップという印象が未だ残ってますがこうした不愉快なクルマももう見なくなりスッキリしてるところですなw

☆☆☆〜今週のスポットライト!!〜☆☆☆

今一歩、惜しくもベストテンに入らなかった今スッカリいなくなったクルマはこちら…

【三菱レグナムEA/EC系 1996~2002年】
alt

BFレガシーでステーションワゴンカテゴリーで富士重独り勝ちの様相を呈していた90年代後半、レガシーの勢いを止めるべくトヨタからカルディナ、日産からアベニールサリュー、マツダからカペラワゴン、そして三菱はセダンの8代目ギャランの発売と同時にそれをベースとしたワゴンのレグナムをvsレガシーとして発売しました。

結果、レガシーの勢いを阻止できるモデルは最後まで現れなかった訳ですがカルディナはトヨタという強大な販売力を活かして善戦、レグナムもまだ不祥事前のイケイケ時代だった事も併せて世界初のガソリン直噴GDIエンジンを売りにしたのが功を制しレガシー-カルディナに次ぐワゴン第三勢力となりライバルと較べ一回り大きい3ナンバーボディ、ギャランで認知度高いスポーティなVR-4の設定も有り主にライバルより若い層や新しモノ好きには人気となり一時期は数多く見かけました!

しかしその後の三菱不祥事と欠陥エンジンとレッテルを貼られGDIエンジン搭載車が殆どのラインナップだった事もあり2000年を過ぎた頃から急速に人気は低下、まだ13年にならない2010年頃でも殆ど見る事ができなくなってしまいました、このような内容からベストテン圏外としております。

さぁ、ベストテンに戻ります!今週の第5位!!

【ホンダ初代フィットGD1・2・3・4型 2001~2007年】
alt

2000年前後から起こるコンパクトカーブーム、これの代表的人気コンパクトであったトヨタのヴィッツと売上で双璧を為したのがホンダの新星、初代フィットでした。

フィットは新車種ながら従来のシティ→ロゴの代替わりモデル、それまでホンダボトムのこれら車種が初代シティを除き販売、知名度とも芳しくなかった事からイチからコンパクトを見直しかつての大人気ボトムだったシビック並みの存在感を持たせる事に成功、初代フィットも2000年代の街中では当たり前にいる光景が日常でした…。

2007年には当時の世界記録である最多販売台数を計上、全世界累計で200万台を達成する偉業も成し遂げましたがこれもヴィッツ同様、使い捨てされる運命のカテゴリー車、終売から15年となってるのでめっきりと数を減らしヴィッツと違い貿易には弱いので潰される個体が多いと推測されます。

いよいよ上位に行きます、第4位!!

【日産初代E50型エルグランド(キャラバンエルグランド/ホーミーエルグランド 1997~2002年※OEMにていすゞファーゴフィリー/フィリーも存在】
alt

現在の上級オラオラミニバンの元祖がこの初代エルグラ、当初は前モデル継承でキャラバン/ホーミーのメインネームが付くものでした。

従来型高級1BOXであるキャラバン/ホーミー、そしてライバルのハイエースワゴンから一線を画し初の”高級ミニバン”として登場、1BOXのアンダーフロア搭載エンジンを前置きミッドシップとしFR/4WD駆動方式でLクラスミニバンを謳う余裕ある室内と高級装備が大人気を集め特に走行性能的にも商用バンベースの従来型1BOXとは比較にならない安定感を示しその後のトヨタアルファード、ホンダエリシオン等の登場も呼ぶ元祖となった訳で高額車ながら月販1万台オーバーという時期もありデビュー時は憧れのクルマNo1とも言われた程…

高いクルマだけあり比較的近年まで残っていた印象ながら終売から最早20年、大排気量故に重課税の負担も重く現在ではエルグラに代わる一強であるアルファードが天下を取りさすがにこの2~3年、見る影も無くなっ感が強いですねー。

ベスト3に入ります!今週の(もうええって)第3位!!

【日産2代目セレナ C24型 1999~2005 ラルゴW30型 1993~1999】
alt
2代目セレナC24型

alt
ラルゴW30型

1BOX→ミニバン移行期、過渡期に存在した初代セレナ、ラルゴ、従来の1BOX同様にアンダーフロアの基本FRモデルという親しみと新たにクラッシャブルゾーンを設けたボディ形状が注目されライバルのトヨタがこの時点では旧態化した1BOXボディのタウンエース/ライトエースだった事もあり日産の先進性が注目を集め人気、販売も前代のバネット/同ラルゴを大幅に上回る成功を納めました!

ただ、セレナに関しては鼻がある分似たようなサイズの旧バネットやライバルに較べ車室が狭いという欠点もありこれを補うワイドボディのラルゴの方が人気が高く特にスポーティグレードのハイウェイスターは若い層をに人気を得ました。
C23セレナはその欠点から街で溢れかえる程の成功とは言えないながらラルゴは見ない日がない位普及した時期もあります。

1999年、セレナとラルゴを統合しライバルのステップワゴンの好調な売り上げを阻止すべく新星セレナ(2代目)は駆動をFF化、ボディも拡大し旧W30ラルゴ以上の居室空間を実現、トヨタのタウンエース/ライトエースがミニバン風にFMCしてノアとなってはいたものの相変わらずのFR駆動だった為居室空間ではステップと共に有利で広さを求める層はステップかセレナの2択の状況、価格もリーズナブル同士であったステップに負けず劣らず普及しました。

これも終売から20年以上経過、2Lが基本なので重課税といっても大きな負担ではないながら今や売れ線のこのカテゴリー、5~6年ごとに新型がリリースされているので生き残りは少なくこの4~5年で全く見なくなったモデル、W30ラルゴに至ってはあれほどいたのにどこ行った?って感じでこちらはオーバー2Lだった事もあり比較的早い時期に姿を見せなくなってしまいました。

とうとう来ました!第2位!!

【マツダ初代DW系/2代目DY系デミオ 1996~2002・2002~2007年】
alt
初代DW系デミオ

alt
2代目DY系デミオ

今やマツダ2と名前を変えてしまったデミオ、マツダ2現行の途中までデミオを名乗っていたので都合4代の生存、その中でも売れたのは初代DW系、それに次ぐのが2代目DY系といった感じ…。

DWはデビュー当時、無謀な5チャンネル政策の失敗からなるマツダ何度目かの瀕死の時期、開発費の工面すら厳しい中、従来型オートザムレビューの車台を使ってこのカテゴリーにはなかった斬新なコンパクトワゴンを提唱、見かけの割にワゴンの肩書通り高い積載力とお洒落なエクステリアでマツダの危機を救う救世主となり東日本では弱かったマツダブランドを高める役割も果たしスターレット、マーチ、シビック、ミラージュ等伝統的な強いコンパクトカテゴリー群で唯一のコンパクトワゴンとして善戦、DWデミオも当時はかなり見かけたモノでした。

2002年のFMCで2代目DY型がデビュー、DWほどのインパクトはなく話題性も乏しいながら売れまくっていたDWの代替え需要もあり安定した人気を継続、DW程ではないにせよDYも特に女性や若者ユーザーが多く”マツダ地獄”を知らない世代ではデミオは人気でした!

DWは既に20年、DYも13年を超えてきてDWはもう死滅状態、DYですらほぼ見かけなくなってきています、コンパクトカテゴリーながらあまりの減りっぷりが激しく堂々2位としましたw

さっ、オオトリですね!!第1位はこれでした!!

【トヨタ9代目カローラ E120/130系 2000~2006年・3代目カローラワゴン E100系 1991~2002年】
alt
9代目カローラ

alt
3代目カローラワゴン

プリウス以前の世界最量販であったカローラ、近年はまた新たな訴求を行い存在感健在ながらこれも使い捨て感が高い大衆モデルの為FMCサイクルが長くなったとは言えせいぜい現役は2世代位前が主、3世代前となるいくら最多販売車種と言えどもめっきり見れなくなります。

特にカローラはトヨタブランドの強みで後進国始め貿易にも人気で旧くなってもライバルでは考えられない高額取引がなされるので2世代、3世代前のモデルがあれほど多く居たにも関わらずめっきり見なくなってしまいます。

120系カローラ、110系までの従来のカローラのイメージを壊す冒険的車種で丁度セダン人気が衰退しだした頃のモデル、このため往時もワゴンのフィルダーの方が多く見かけセダンは社用車や老人専用化しつつありました、貿易にも先代の110系より人気は低く取引はフィルダーが主だった印象、それだけ110迄のカローラ=セダンイメージが薄れる程少ない120セダンでしたがお年寄りに大切に使われ少走行の個体も時折出現しこれらが高値で取引された時期もありましたが終売から既に16年、さすがカローラだけありに人気は絶頂期に較べると弱かったながらも2~3年前までは市場にも結構出てきましたが最近ではかなり数減らし貿易メインは次期140型に移ってきています。

110系ワゴンは”カロゴン”の愛称もありワゴンブームに乗り高い人気を誇ったモデル、ワゴンとしては3代目(70→90→110)、カローラでは7代目モデル。

同じボディの商用バンと共に120系フィルダーやプロボックス/サクシードに継承する2002年までという長きに渡るモデルライフ、バンを含め相当な普及でしたが無事な個体は全て海外に渡り?今や見かければレア車といった感アリ!

110、120系共に見飽きたという時代が嘘のように無くなってしまった、その落差の激しさから1位と致しました。

ランキングは以上となります、12位以下20位までのスッカリいなくなったモデルは下記の通りです!

12位:日産2代目/3代目マーチ K11型 1991~2002年/K12型 2002~2010年
13位:トヨタ4代目ハイエース H100系 1989~2004年
14位:スズキ2代目ワゴンR MS系 1998~2003年/3代目MH系 2003~2008年
15位:ホンダ2代目オデッセイ RA6~9型 1999~2003年
16位:トヨタ初代ウィッシュ ZNE10/ANE10G/ANE11W系 2003~ 2009年
17位:三菱シャリオグランディス N80/N90系 1997~2003年
18位:トヨタタウンエースノア/ライトエースノア R40系 1997~2001年(バン2008年)※OEMでダイハツデルタワゴンも存在
19位:スバル初代インプレッサ GC/GF系 1992年~ 2000年
20位:日産セドリック営業車 Y31型 1987年~2014年

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

如何でしたか?こうして振り返ってみるどれもつい最近まで当たり前のように存在していた車種が「そう言えば見かけなくなったなぁ」と思い当たるモデルも多いと思います、往時、売れに売れ飽きるほど見かけたのもあり記憶には鮮明に残っているので言われてそう言えば…なんてクルマもある、特に今回のお題は忘れ去られるような”普通のクルマ”ばかりなのでこうした企画の中で今一度その雄姿を思い浮かべて頂けたら幸いです(笑)

長文読破、お疲れさんでした(^o^)/
Posted at 2022/08/07 23:05:01 | コメント(3) | トラックバック(0) | ザ・ベストテン | クルマ
2022年07月25日 イイね!

今も忘れない!キャッチフレーズ”ザ・ベストテン”

今も忘れない!キャッチフレーズ”ザ・ベストテン”

究極のお遊び企画のベストテンシリーズ、今回は以前やった 心に残るCMキャラクター“ザ・ベストテン” に関連性アリ!? また似たような事やりよって!!かもしれませんがアレはCMキャラ、今回はキャッチフレーズなんで似て非なるモノってこんでwww

しかしCM等のキャッチフレーズってクルマに限らず特にTVCMで流されHITすると凄いインパクト、その商品見るとキャッチフレーズが入るCMソングが頭よぎったり思わず口ずさんだりしたりしませんか?皆さんにもそんな商品、きっとあると思います。



今回はワタシらしくそれをクルマのキャッチフレーズに特化してベストテンにしてみました、もう30年、40年経過しながらも未だに頭にこびりついている、そんなキャッチフレーズを振り返ります♪

定義は国産乗用車のみ、このような内容なんで各年代による差が激しいと思います、10代と60・70代ではその思いに大差があって当然、なので50代後半ののワタシなりのランクとなりますのでご了承願います!

それでは早速参りましょー、今週の!?第10位!!

【~夢のスカGターボ~(5代目GC211型日産スカイラインGTターボ 1980~81)
alt

全スカイラインファンを敵に回したセリカの”名ばかりGT”呼ばわりで地団駄踏んで悔しい思いをした日産、そのリベンジ第一弾がこの”夢のスカGターボ”のキャッチ!その悔しさはこのキャッチ全てに現れており別にスカイラインファンではなかったワタシですらこのキャッチを見て何か爽快感を得たモノでしたw

当時でももうあまり「スカG」と言われてなかった(ハコスカやケンメリの頃が全盛期)ので久しぶりに聞くその響きにターボがプラスされてる、前年国産初の市販ターボを発売した日産、第一弾は高級車セドリック/グロリアでスポーティ訴求は当時の運輸省から型式認定を取る都合上一切無く認可を無事取得、ターボ第二弾の910ブルーバードでややスポーティ色を出しそして待望の第三弾がスカイラインジャパン、DOHCを武器にしてさんざんコケにしたセリカに対しさぁ逆襲だ!とばかりにターボの高性能をアピールしたジャパン、まだ当時はDOHCターボなんて夢でありDOHCかターボか!という論争も起きこれ以降トヨタvs日産、そして三菱やマツダも巻き込んだ第二次ハイパワー競争に突入しするきっかけとなったのもジャパンターボでした!

5代目GC211型スカイラインHT2000GTターボES
alt

これ以降のDR30 RSやRSターボ、同I/CにR31のGTS-R→32GT-Rと矢次早やにパワーウォーズが止まらないスカイラインなのでジャパンターボ、すぐに霞んでしまいましたがケンメリR以来7年間それこそ名ばかりGTだったスカイラインのスポーツモデル復活は忘れられず堂々ベストテン入りとしました!


続いて第9位!!

【~プラス100ccの余裕~(初代トヨタカローラKE10型 前/中期 1966~69)】
alt

このキャッチは衝撃でしたねぇ、まだ3~4歳でしたが何故かよく憶えている、何故なら当時親がこのキャッチに乗せられて!?KE10がマイカーだった事が大きいかもしれません…

KE10型カローラ2ドアセダン(前期)
alt

CMは初期はゴリさんこと若き日の竜雷太氏、途中から「そーなんですよ、川崎さん」で有名な?アフタヌーンショー川崎敬三氏、マイカー元年以前の大衆車が600~800ccがほぼ、それを上回る1000ccで65年にデビューし注目を浴びたのが最大のライバルとなる初代サニー、そこにトヨタお得意の後出しジャンケンでぶつけてきたのが"プラス100cc"カローラ1100、このキャッチが大成功、軽量ながらどこか貧弱だったサニー1000に対しふくよかでデラックス感漂うエクステリアも相まって人気、売上はカローラが圧勝、以後カローラvsサニーの闘いは長く続きました…。

CMもサニーにあてつけるように加速力を誇示しるような内容で実際には名機A10型エンジンと700㎏の軽量ボディでキビキビ走るサニーの方が俊敏でも素人相手のCMの訴求力にサニーはカローラの軍門に下った訳です、幼児にすら強いインパクトを残したという意味でこの順位としました(笑)

さぁ、8位行ってみましょー!

【~隣の車が小さく見えまーす~(2代目日産サニーB110型 1970~73)】
alt

このキャッチ、最初に聴いた時には笑いましたw 日産がやり返した!と痛快に思った記憶が蘇ります(笑)

第9位の”プラス100ccの余裕”の後出しジャンケンで見事にやられたサニー、1970年のFMCで排気量を+200ccUP、KE10型カローラの60年代丸出しの出で立ちにシャープかつ高級感を漂わさせサイズも1サイズ拡大した上でのこのキャッチ!

B110型サニーセダン1200GL(前期)
alt

ウサギだかネズミだかのサニーちゃん?とか言うキャラクターが”隣の車が小さく見えまーす”とカローラを馬鹿にするような口調のCM、実際にはKE10は1969年に先んじて排気量UPを行い1200ccとなっておりこの部分では互角な土俵にサニーもようやく上がったというものでしたが見た目の印象からCMでやり返したわけですね、これに触発されたカローラは同じ70年にFMCし当初はKE10から引き継ぐ3K型1200エンジンのみながら僅か4カ月後にはセリカ/カリーナ用のT型1400ccエンジンを追加、負けじとサニーも71年にエクセレントシリーズとしてブルーバード510から移植するL14型1400㏄モデルを設定、これ以後も両者譲る事なくグレードUPが当たり前だった当時の流れとvsライバル心むき出しにしお互いが1600の追加と突き進んでいきました!

尚、後年徳大寺御大にこのキャッチはさんざん批判され氏は「何も隣の車が小さく見える必要はない、大事なのは大衆車はコンパクトでいかに空間を大きく取れるのかがだ!」と言われ日産、ポリポリって感じでした(笑)

盛り上がってまいりました(汗)第7位!!

【~オレ・タチ・カルタス~(初代スズキカルタスAA・AB41/AB51S系(1983~88)】
alt

現在のスイフトの先祖カルタス、3代目02年まで存在しましたが最初から最後まで地味な存在、スイフト以前は軽メーカーのスズキの登録車というのもありどこか異端的扱いで今でこそロンブーの享が手に入れ若者でも聞くクルマかもしれませんがデビュー時はホントに地味、このクラスには当時スターレットや日産久々の1Lカーマーチが話題を集めスズキも久々の登録車(ジムニー8除く)でありそれなりに気合を入れてデビューしましたが鳴かず飛ばずといった印象…

このため大幅ななテコ入れを発売2年目の84年に行いこの時、世のHOTハッチブームに参戦する1Lターボモデルiを追加、この時CMキャラに当時役者としては西部警察、歌手として♪泣かないで で人気を得ていた舘ひろし氏を起用し『舘』に引っ掛けて究極のダジャレである”オレ・タチ・カルタス”とやり車ファンを笑かせてくれましたw

初代カルタス1300GTi
alt

しかし人気の舘ひろし氏の効果虚しくカルタスが人気を得る事にはならず86年のMCで大幅なリメイクでそれまで大人しい印象の外見をド派手に変身させた1.3LツインカムのGTiを追加しよりHOTハッチブームに食い込みサーキットでも活躍しましたがねぇ、一般訴求力はやはりスターレットやマーチ、ミラージュ、シビック、ファミリア等の高い壁に阻まれた感じでした…。

現行スイフトを見ると「オレ・タチ・カルタス」とつぶやいてしまうほど印象に残るコピーw、肝心のカルタスはほぼ忘却の彼方に行ってしまってますが今更になって舘ひろし効果を実感したりで7位に入れております(笑)

どんどん行きます、第6位!!

【~聴こえる24ビート~(2代目トヨタセリカXXA60系 1983~86】
alt

カローラvsサニーもそうでしたが元々はトヨタが挑発し日産がやり返す、60~80年代はそんなやり取りが多くこの”聴こえる24ビート”もその一つ、元々2代目セリカがケンメリGT-R亡き後、SOHCエンジンしか持たないスカイライン相手に”名ばかりのGT”呼ばわり、これに対しスカイラインは81年のDR30で当時2T-G/18R-Gの2バルブDOHCだったセリカに対し”2バルブのDOHC程受け入れられ難い存在はない”と返す、それでセリカは83年、新開発の6気筒でSOHC 1G-EUエンジンをDOHC化、これは4バルブ=24バル機構を採用した1G-GEU型で16バルブのスカイラインRSに対し”24ビート”で応酬したという…当時、日産とトヨタのこの揶揄合戦は見ていてワクワクしたし次は何してくんだろう…と新型出る度に期待したもんですw

2代目GA61型セリカXX GT TWINCAM24(後期)
alt

この揶揄合戦、82年にセリカ(カリーナ/コロナ)が2バルブながらDOHCターボを発売し”鬼に金棒、ツインカムにターボ”をキャッチとし対するスカイラインは83年にはRSもターボで武装し”史上最強のスカイライン”を謳い一応相手を揶揄するのを終了しますがその後もパワー競争は白熱、トヨタが2.8Lの5M-Gを3L 6M-Gにしたり日産はRSターボにI/Cを装着し2Lクラス初のオーバー200psを実現したりと留まるところを知らない様相を呈したのも懐かしくかつホントにイイ時代だったと、それをリアルタイムで見て来た世代としては幸せでしたネー(^_-)-☆

☆☆☆〜今週のスポットライト!!〜☆☆☆

今一歩、惜しくもベストテンに入らなかったキャッチフレーズはこちら…

【~大地のセダン~(初代A120系三菱ギャランΣ前期型 1976~78)】
alt

菱ヲタとしてはベストテン入りさせたいところですが何せ上位のインパクトに較べると弱いかな、なので圏外とし致しました。

長い歴史ある三菱のかつての屋台骨であるギャランで最多販売台数、人気を誇ったのがギャランとしては3代目、Σのサブネームが付いた最初のモデル、前期型の人気は飛ぶ鳥を落とす?勢いでこのクラスの横綱であるコロナ、ブルーバードの販売台数を上回る快挙を達成、当時TVCMでも”台地のセダン”なるよう解らんキャッチをやたら流していました…

またまた、菱ヲタの言う事だからアテにならんてか!?w いやいや、往時を知る世代のご同輩であればこのΣの勢いはご承知の事と思います!

初代ギャランΣ123型2000スーパーサルーン(前期)
alt

このΣも我が家のマイカーだった時期もありこのため特にこのキャッチが残っているのかもしれません。

ギャランΣ、スタイリングは当時のセダンにはないスポーティさで今では当たり前なドライバーズシートの豊富な調整機能、クラス唯一のRrリクライニングシート(グレードによる)などライバルにない豪華さ、そして排ガス規制期もありトヨタ、日産が大幅なパワーダウンを与儀なくされる中、その印象が薄い三菱はバランサー採用により4気筒ながら6気筒並みの静粛性を誇り走りでも上を行きそれまでには無かった三菱ディーラーが休日にはお客でごった返す程のベストセラーになった訳ですね。

但し件のキャッチは前期型のみの採用、78年のMCが成功とは言えず急速に人気を落としライバルも排ガス対策が落ち着き新型にチェンジした事もあり後期から再び第三勢力となっております…。

さぁ、ベストテンに戻ります!今週の第5位!!

【~いつかはクラウン~(7代目トヨタクラウンMS/GS/LS120系 1983~87)】
alt

このキャッチ、あまりにも有名だしもしかしたら日本の車で一番メジャーなのかもしれない、クルマに興味ないヒトでも知ってる位(ウチのカミさんがいい例w)なので普通に考えれば1位でもおかしくないですがね、そこは元Gureの独断、当時バブル期とは言えまだまだ小僧でしたしこんなクルマ買える訳ない、ハイソには興味あった頃ながら対象はマークⅡやチェイサーにクレスタ、ソアラ、クラウンは50/60代の人生の成功者が乗るクルマ!(今50代になっても失敗者なんで未だに乗れませんが…爆)って感じであまり興味なかったしこのキャッチに惹かれる世代でもなかったんでこの順位としました、しかし今でもクラウンを語る時には必ず出る言葉、名キャッチには相違ないです!

7代目MS120型クラウン4HT 2.8ロイヤルサルーンG(前期)
alt

この型のクラウン、まだレクサスもセルシオもマジェスタもない時代で国内最強メーカーの最高級車(ショーファーのセンチュリーン除く)、高額車の割に時代もあり街中にウヨウヨ生息、このクラウンのイメージが強過ぎ以後クラウンを取り巻く時代背景から迷走していく中、つい先日、新しい時代のクラウンが提唱され古き良きクラウンと新時代のこれからのクラウン、無理やりにでもいい塩梅に融合したように思わなけければって感じ、しかし”いつかはクラウン”これを上回る名キャッチはなかなか現れんでしょうねぇ…。

いよいよ上位に行きます、第4位!!

【~未体験ゾーン~(初代MZ/GZ10系トヨタソアラ 1981~1986)】
alt

1981年、初代ソアラが出た時の衝撃と羨望はワタシら世代には忘れられない筈、その一つがこのキャッチである”未体験ゾーン”!

2.8LDOHC6気筒5M-GEUは170psを発生(2800GT/同エクストラ)、あのトヨタ2000GTやスカイラインGT-R/Z432をも上回る大出力は正に未体験ゾーンでありCMで着飾った美女を横に乗せ涼しい顔させてテストコースを走りながらこれもお初なデジパネが映し出されこのキャッチが流れるともう夢うつつって感じでした(笑)

それまでの国産車にはなかった豪華でスポーティなパーソナルクーペは免許取り立て小僧は皆憧れでSOHC125psの1G-EUを積む廉価低グレードでもいいから欲しい!と夢見たもんでした~。

初代MZ11型ソアラ2.8GTエクストラ(前期)
alt

当初その”未体験”な2.8Lと2Lでデビュー、82年にはM-TEU型2Lターボが追加されるもターボはATのみの設定、今と違いまだまだMTが主流の時代でしたんで注目はやはり2.8LのGT系5速でしたが5ナンバーで3L並みの高出力を実現したターボも人気を博し国産で初めてBMWやベンツと渡り合う性能と風格を得たのもこの初代ソアラ、その人気の高まりに間違いなく色を添えて名キャッチだと思います!

ベスト3に入ります!今週の(もうええって)第3位!!

【~街の遊撃手~(2代目いすゞジェミニJT150/190/600系 1985~90)】
alt

いすゞ乗用始まって以来の大HITモデルの2代目ジェミニ、そのHITの要因の多くはこのキャッチとCM効果が貢献したと言っても過言ではないでしょう、往時を知る世代、これのインパクト凄かったですよね~、依って堂々ベスト3入り!!

トラックが専業ながらそれの傍ら古くから乗用車生産も行い古くはヒルマンやベレット、名車117クーペも産み出し80年代以降は後進メーカーの躍進もあり乗用車メーカーとしては弱小だったいすゞ、60年代の人気車ベレットの後を継ぐFRセダンのジェミニを1985年、時代の流れに合わせてFF化、コンパクトで欧州風の洒落たスタイリングは俄かに注目を集める中、最大のアピールはフランスの街中でアクロバット走行をするジェミニの映像、非CGのキビキビした動きにピッタリな”街の遊撃手”のキャッチはクルマ好きに刺さり空前のHIT作になりトヨタ(カローラ)も慌てさせるほどの売り上げを記録、どこかアングラ?だったいすゞ乗用を陽の下に引っ張り出した功績は後にも先にもこの2代目ジェミニのみでしょう!

2代目JT150型いすゞジェミニZZハンドリングbyロータス
alt

いすゞらしくDeエンジン、普及型ガソリンエンジン、スポーツモデルにターボやDOHCと幅広く揃えいずれも国産離れしたセダンと3HBのラインナップ、それまで「いすゞ車なんて…」という層を捉えそれまで職人さんばかりのいすゞディーラーに若者やファミリーが押し寄せ慣れない営業マンが慌てたってのも懐かしい逸話ですw

とうとう来ました!第2位!!

【~ブルーバード、お前の時代だ~(6代目910型ブルーバード 1979~1983)】
alt

2位も納得の順位でしょう、当時のスーパースター=ジュリー(沢田研二)を起用しそのジュリーが”お前の時代だ”と語る910ブル、610~810と2世代でパッとしなかったブルーバード人気を名車510並みに持ち上げた功績はジュリーのイメージキャラクターは絶大、勿論タレント一人の力で売れまくる訳ではないので910そのものが当時のFRセダンとしては水準以上の出来栄えだったのは当然で80年代の街中では910、特にCMで使われたイメージカラーの赤い910は一時期は見ない日は無かった程の超人気車でした。

910型日産ブルーバードセダン1800SSSターボS
alt

ジュリーは次期7代目U11型の途中迄キャラクターを務めましたがU11が時代の流れでFFになった事、またあまりのHITからU11は910の劣化コピーのような出で立ちになり人気急落、この頃にはジュリー効果も切れていたのと変わり映えしない外観にユーザー側の飽きも来ていた感じでキープコンセプトは諸刃の剣っていうのをブルーバードも見せつけてくれましたっけ!

さっ、オオトリですね!!第1位はこれでした!!

【~名ばかりのGT達は道を空ける~(2代目TA/RA40系トヨタセリカ 1977~1981)】
alt

やっはり1位はこれしかないでしょー!サーキットをDOHCサウンドを響かせ走るセリカGT、そして”名ばかりのGT達は道を空ける”と…

これ、初めて観た時は震えましたねマジでw
日本では比較CMが禁止されているのでズバリは言わずともクルマ好きならその名ばかりGTが何を差しているのかはすぐに理解、1975年から始まったマスキー法による排ガス規制で各社青色吐息の中、トヨタはそんな中でもソレックス→EFIに変更し大幅なドライバビリティの低下は免れないながらもDOHCエンジンをラインナップし続けスポーツモデルが逆境の時代の中、これが最大のアピールでした。

対する日産、セリカがライバル視していたスカイラインGT系は1973年のKPGC110(ケンメリ)GT-Rが排ガス規制の煽りから廃盤、これ以降DOHCは持たないながら相変わらずスポーツモデルの『GT』を名乗っていた頃からこうした揶揄CMをトヨタが放ちプラス100cc同様に日産を挑発、この事から日産も本気になり10位、6位で触れたようなパワーウォーズに突入して行く訳ですね!

2代目RA40型セリカクーペ2000GT
alt

この2代目セリカは初代程ほどの大人気とはならず何とか2つのDOHC(2T-GEU/18R-GEU)でスポ車ファンを繋ぎとめている状況、この刺激的なキャッチが産まれたのは79年のMC以降、角目4灯にMCしより戦闘的な顔付になってから流され前期型2代目の 大人し過ぎる・重々しい という悪評払しょくに躍起だったトヨタの名セリフでしたねぇw


ランキングは以上となります、12位以下55位までの今も忘れないキャッチフレーズは下記の通りです!

12位:~ケン&メリーのスカイライン(4代目スカイライン)
13位:~百恵の赤い靴~(初代トヨタターセル/コルサ)
14位:~マッチのマーチ~(初代日産マーチ)
15位:~足のいいやつ~(初代‐3代目トヨタカリーナ)
16位:~お元気ですか?~(初代日産セフィーロ)
17位:~スカイラインJAPAN~(5代目スカイライン)
18位:~ゆっくり走ろう、おぉローレル(2代目日産ローレル)
20位:~かっとびぃ~(3代目トヨタスターレット)
21位:~快適、ローデシベル空間(5代目日産セドリック)
22位:~白い稲妻~(3代目シルビア)
23位:~侍!チェイサー~(初代トヨタチェイサー)
24位:~トラッドサニー~(5代目日産サニー)
25位:~ハンパだったら乗らないよ~(5代目三菱ミニカ)
26位:~クレスタ、何と私的な車だ~(初代トヨタクレスタ)
27位:~男と女と薔薇とスタンザ~(初代日産スタンザ)
28位:~ART FORCR~(5代目日産シルビア)
29位:~愛のスカイライン~(3代目日産スカイライン)
30位:~インディビディアル4ドア~(6代目三菱ギャラン)
31位:~瞬間、コスモの匂い~(2代目マツダコスモ)
32位:~力があるっていいですね~(4代目トヨタマークⅡ)
33位:~シニアドリーム~(初代いすゞピアッツア)
34位:~セブンス・スカイライン~(7代目日産スカイライン)
35位:~白い、クラウン、ハイライフクラウン~(3代目トヨタクラウン)
36位:~町のエース~(初代トヨタタウンエース)
37位:~パワーエリート~(初代日産レパード)
38位:~カッコインテグラ~(初代ホンダインテグラ)
39位:~美しき正統~(5代目トヨタマークⅡ)
40位:~スズキのマー坊と呼んでくれ~(スズキマイティボーイ)
41位:~ワンダーシビック~(3代目ホンダシビック)
42位:~光の中を走るサンデッキ~(2代目トヨタスプリンターLB)
43位:~スポーツはライバルがいるから面白い~(三菱GTO)
44位:~たまらなくテイスティ~(3代目マツダカペラ)
45位:~we?シャルマン~(初代ダイハツシャルマン)
46位:~カモシカ・パブリカ~ (2代目トヨタパブリカ)
47位:~Oh! Hip up cope~(三菱ギャランGTO)
48位:~光煌めくスプリンター~(3代目トヨタスプリンター)
49位:~南の風、晴れ~(初代日産オースター)
50位:~剛力、サンバー~(3代目スバルサンバー)
51位:~あの車とは違う~(初代三菱ディアマンテ)
52位:~電撃ルプリ~(4代目サニーターボルプリ)
53位:~ポールとポーラのラングレー~(初代-2代目日産ラングレー)
54位:~SEXYスプリンター~(4代目トヨタスプリンター)
55位:~ハート&ハード~(初代いすゞジェミニ)

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

如何でしたか?こうして振り返ってみるどれも各メーカー気合のキャッチフレーズ、古いモノはそのクルマそのものがもう見れなくなってもキャッチだけは永遠に?残っている、各メーカーというよりクリエーターの力量なんでしょうが次から次へと新型車が産まれは消えてゆく中でいつまでも耳に残るっていうのはある意味偉大な事に思いますネ!

長文読破、お疲れさんでした(^o^)/
Posted at 2022/07/25 16:22:20 | コメント(3) | トラックバック(0) | ザ・ベストテン | クルマ
2022年06月12日 イイね!

おめでたい♪・ご長寿”ザ・ベスストテン”

おめでたい♪・ご長寿”ザ・ベスストテン”
忘れた頃に顔を出すベストテンシリーズ(;^_^A

今回のベストテンは前にやった 儚い命・短命”ザ・ベスストテン” の反対版=ご長寿にベストテンって訳ですナ!

文字通りこの世にデビューしてから何代と継承され長い歴史の中でクルマ好きじゃなくても誰もがそのネーミング、一度は聴いた事ある、それだけ世の中に浸透し親しまれているモデルばかり、残念ながら現在は廃盤となったモノもあれど培った知名度はそう簡単に消えやしない!! 

早速やってみたいと思います、定義は例によって国産車のみ、軽、登録車、乗用/商用に分け隔てはありません、一度途生産が途切れる、サブネームが付く等しても基本同一ブランドが継承されているモノは含めます、勿論被OEM版になっていてもネーミングが継承されるものも含みます。
尚当初は異なるネーミングで初売、途中からネーミング変更したモノはその変更時点からの年数にて計算しています。

今回もワタシの個人的な見地ではなく公式に記録される生産期間に基づいてのランキングになっておりますんで宜しくどうぞ。

それでは早速『めでたい♪・ご長寿ベストテン』やってみたいと思います。

それではまいりましょー!今週の!?第10位!!

【日産フェアレディ/フェアレディZ】

我が国を代表するスポーツカー、フェアレディ!堂々ベストテン入りです♪
スポ車好き、クルマ好きならこの名前を聴けばワクワクする、そんな由緒あるネーミング、最早60年近くの長寿を誇りますが今後、スポーツカーという立ち位置がどうなるか?若干不安はありますが”フェアレディ(Z)”いつまでも生き続けて欲しいモノです!

発売   1960年1月
生産中止 2000年9月
再発売  2002年7月~現在 トータル59年7カ月長寿継続中


alt
初代フェアレディ(1960~1962)

alt
2代目フェアレディ(1962~1970)

alt
3代目フェアレディ(初代フェアレディZ 1969~1978)

alt
6代目フェアレディ(4代目フェアレディZ 1989~2000)


続いて第9位!

【スバルサンバー】

農道のポルシェの意名を持つスバルサンバー、現在OEMに成り下がりかつてマニアックな軽トラ/ケッパコユーザーを虜にした姿は過去のモノになってしまいましたが例えダイハツ製になってもスバルを代表するご長寿代表には変わりない!?

発売      1960年11月
オリジナル終了 2012年3月
OEM発売    2012年4月~現在 トータル61年6カ月長寿継続中

alt
初代サンバー(1961~1966)

alt
(3代目サンバー 1973~1982)

alt
(5代目サンバー 1990~1999)

alt
(6代目サンバー 1999~2012)


そして第8位!!

【ダイハツハイゼット】

ダイハツの誇る名車ハイゼット、比較的車名を簡単に捨てるメーカーながらこれだけはご長寿を維持、現在ハイゼットの置かれた立場(トヨタやスバルに供給)からしてこの名車は永遠に存続するんでしょー!

発売 1960年11月~現在 トータル61年7カ月長寿継続中

alt
初代ハイゼット(1960~1967)

alt
3代目ハイゼット(1968~1972)

alt
6代目ハイゼット(1981~1986)

alt
11代目現行ハイゼット(2021~現在)


さぁ、7位行ってみましょー!

【いすゞエルフ】

小型トラックの代名詞=エルフ、いすゞが誇る名車に違いなくユーザーからの信頼、支持は根強いモノがあり今後もご長寿を維持してくれる事でしょう!

発売 1959年8月~現在 トータル62年6カ月長寿継続中

alt
初代エルフ(1959~1968)

alt
2代目エルフ(1968~1978)

alt
5代目エルフ(1993~2006 一部現行)

alt
6代目現行エルフ(2006~現在)


さぁ、第6位!!

【トヨタダイナ】

トラックの国民車と言われたトヨエースに遅れてそれの上級車種としてデビュー、以降トヨエースと共通化がなされトヨタの販売店統合により結果ダイナが残る事になりました、歴史の古いトヨエースの分まで今後、トヨタのトラック代表として行き続ける事でしょう!

発売 1959年5月~現在 トータル63年1カ月長寿継続中

alt
初代ダイナ(1959~1963)

alt
2代目ダイナ(1963~1968)

alt
4代目ダイナ(1977~1984)

alt
8代目現行ダイナ(2011~現在)


☆☆☆~今週のスポットライト!!~☆☆☆
今一歩、惜しくも(?)ベストテンに入らなかったご長寿はこちら!

【スズキキャリィ】

数ある軽自動車を造り続けるスズキの中で最も長寿なのがキャリィ、惜しくもベストテン圏外でしたが60年のご長寿は拍手喝采!

発売 1961年10月~現在 トータル60年8カ月長寿継続中

alt
初代キャリィ(1961~1965)

alt
11代目現行キャリィ(2013~現在)


さぁ、ベストテンに戻ります!今週の第5位!!

【プリンス/日産スカイライン】

国産車黎明期に旧プリンスからデビューしたスカイライン、その後の神的人気は今更言うまでの事はないながらも日産の迷走?から今後の存続が危ぶまれていますね~、是非スカイラインには昔を思い出し原点に立ち返って生き延びて欲しいモンです!

発売 1957年5月~現在 トータル65年1カ月長寿継続中

alt
3代目スカイライン(1968~1972)

alt
5代目スカイライン(1977~1981)

alt
6代目スカイライン(1981~1985 一部1990)

alt
10代目スカイライン(1998~2001 一部2002)


いよいよ上位に行きます、第4位!!

【トヨタトヨエース】

ダイナと負けず劣らずの長寿国民車トラック、残念ながら販売店統一の犠牲になりその長い歴史にピリオドを打ちましたがトヨエースの残した足跡は偉大でした!

発売 1956年7月
製廃 2021年3月 トータル65年2カ月にて終了

alt
初代トヨエース(1956~1959)

alt
2代目トヨエース(1959~1971)

alt
3代目トヨエース(1971~1979)

alt
8代目最終型トヨエース(2011~2021)


ベスト3に入ります!今週の(もうええって)第3位!!

【トヨタクラウン】

数あるトヨタ乗用車の中で最長寿のクラウン、長い歴史で培った”日本の高級車”像を提案し続けて70年近く、しかしそのクラウンも昨今のセダン衰退という流れの中で行く末が案じられていますね、どのよなカタチになってもクラウンの文字だけは消えないと信じたい、かと言ってセダンじゃないクラウンなら無くなっても仕方ないとも思え複雑な胸中です…。

発売 1955年1月~現在 トータル67年5カ月長寿継続中

alt
初代クラウン(1955~1962)

alt
3代目クラウン(1967~1971)

alt
6代目クラウン(1979~1983)

alt
13代目クラウン(2008~2012)


とうとう来ました!第2位!!

【トヨタランドクルーザー】

世界の道なき道を行くランクル、70年近いご長寿は堂々ベスト2という立ち位置、三菱ジープ/パジェロ、日産パトロール/サファリ、いすゞビックホーン等多くのライバルを蹴散らし今や最強のクロカンかつ高級SUVとしての人気も高くまだまだ長寿は余裕で更新するでしょう!

発売 1954年6月~現在 トータル68年0カ月長寿継続中

alt
40系ランドクルーザー(1960~1984)

alt
70系ランドクルーザー(1984~2004、2014~2015)

alt
80系ランドクルーザー(1989~1997)

alt
100系ランドクルーザー(1998~2007)


さっ、オオトリですね!!第1位はこれでした!!

【日産ダットサントラック】

惜しくも現在国内では廃盤となってしまった”ダットラ”50~90年代はあらゆる商店で活躍した代表的ボンネットトラックでしたが軽トラの大型化など様々な要因から需要にマッチしなくなり2012年をもって終了となっておりますがそれでも堂々1位の長寿度合い、暫くはTOPを守りそうですね~!

発売   1935年7月
生産中止 1943年12月
再発売  1946年11月
製廃   2012年3月 トータル73年9カ月にて終了


初代ダットサントラック(1935~1943)


5代目ダットサントラック(1961~1965)


6代目ダットサントラック(1965~1972)


7代目ダットサントラック(1972~1979)


10代目最終ダットサントラック(1997~2012)

ランキングは以上となります、12位以下40位までのご長寿は下記の通りです!

12位:三菱/三菱ふそうキャンター(1963/6~59年0カ月)
13位:日野レンジャー(1964/7~58年11カ月)
14位:マツダファミリア(1963/10~58年8カ月)
15位:三菱ミニキャブ(1966/5~56年1カ月)
同率:マツダボンゴ(1966/5~56年1カ月)
16位:トヨタカローラ/同アクシオ(1966/11~55年7カ月)
17位:トヨタハイエース(1967/2~55年4カ月)
18位:日産セドリック(1960/4~2014/12 54年8カ月)
19位:トヨタセンチュリー(1967/11~54年7カ月)
20位:日産ブルーバード/同シルフィィ(1959/8~2012/12 53年4カ月)
21位:スズキジムニー(1970/4~52年2カ月)
同率:いすゞフォワード(1970/4~52年2カ月)
22位:トヨタライトエース(1970/11~51年7カ月)
23位:三菱ミニカ(1962/1~2011/6 49年6カ月)
24位:日産キャラバン(1973/2~49年4カ月)
25位:日産ディーゼルコンドル(1975/5~47年1カ月)
26位:三菱ランサー(1973/2~2019/4 46年2カ月)
27位:ホンダアコード(1976/5~ 46年1カ月)
28位:プリンス/日産グロリア(1959/1-2004/4 45年3カ月)
29位:トヨタタウンエース (1976/10~ 45年8カ月)
30位:日産プレジデント(1965/10~2010/8 44年10カ月)
31位:トヨタコロナ/同プレミオ(1957/7~-2001/12 44年7カ月)
32位:三菱コルトギャラン/ギャラン/同フォルティス(1969/12~2005/12・2007/8-~2015/3 43年7カ月)
33位:スズキアルト(1979/5~ 43年1カ月)
34位:ホンダシビック(1972/7~2010/9・ 2017/9~ 42年11カ月)
35位:スズキエブリィ(1982/11~- 39年7カ月)
36位:トヨタコロナマークⅡ/マークⅡ(1968/9~2004/11 36年2カ月)
37位:三菱デボネア/デボネアV(1964/6~1999/12 35年6カ月)
38位:日産ローレル(1968/4~2002/12 34年7カ月)
39位:プリンス/日産ホーミー (1965/10~1999/6 33年8カ月)
40位:トヨタセリカ (1970/12~-2006/4 33年4カ月)

以下、マツダカペラ 、トヨタセリカカムリ/カムリ、トヨタカリーナ、日産シルビア、マツダルーチェ、スズキフロンテ、トヨタスターレットと続きます。

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

如何でしたか?こうして振り返ってみるどれも各メーカーの老舗かつ名車と呼ばれた車種がひしめいていますね~…

たかがペットネームでもその名前に惚れ込んでモデルが替わっても乗り続けるユーザーも多くこれを無視した日産の現在の立場が示すようにネーミング、ブランドっていうのは大事なモノと思います。

こうして挙げてみると継続中よりも廃盤になってしまったネーミングの方が多い感じですが人に歴史あり、クルマに歴史あり?次から次へと新たなペットネームも新鮮でいいかもしれませんが長年培われ愛されたネーミング、特に現在残っているモノは大事にしていって欲しいと思うのはワタシだけでしょうか…

長文読破、お疲れさんでした(^o^)/
Posted at 2022/06/12 22:08:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | ザ・ベストテン | クルマ

プロフィール

「イケスポ、ユーザー車検! http://cvw.jp/b/2682511/48703381/
何シテル?   10/10 18:44
元GureのHNで活動、かつて二拠点生活していた時代や現在の本拠でののクルマ弄り記、また自己満全開の独自の企画モノをUP! 社会に出てディーラーメカ→営業...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/10 >>

    1 2 3 4
5 6 7 8 9 1011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

リンク・クリップ

あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/16 22:31:38
《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:21
あのクルマの系譜・その2~三菱ランサー編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:05

愛車一覧

三菱 ランサーエボリューションIV 三菱 ランサーエボリューションIV
2015年導入、当時凝っていた菱旧車集めの1台で一時息子に乗らせながら共同所有、2022 ...
三菱 eKスポーツ 三菱 eKスポーツ
2023年11月より愛用、常に2~3周遅れで三菱軽を愉しむワタクシ、パジェロミニVR-Ⅱ ...
ヤマハ XJR1300 ヤマハ XJR1300
単車らしいオーソドックスな80年代風ネイキッドスタイルはやはりワタシの年代には刺さる!! ...
スズキ ジムニーシエラ スズキ ジムニーシエラ
次男坊が初購入の新車!我が家として平成9年のエボⅣ以来24年ぶりの新車迎い入れ! 次男 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation