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元Gureのブログ一覧

2020年04月09日 イイね!

珍車PART854

珍車PART854珍車854弾は何ともレアなバイクが出てきたんでご紹介!

早くに2stから撤退したカワサキ、元々2stにはあまりヤル気のなかったホンダを別としてヤマハとスズキは近年まで2stの愉しさを追求し続けその代表がヤマハであれば『RZ』、スズキであれば『RG(γ)』、80年代~90年代では特に中型クラスはその瞬発力から2stが有利でありこの2社が切磋琢磨するように魅力的モデルを発売、それに釣られ?ホンダもカワサキも顔を出すと言った体でしたよね~。

今回取り上げるのはそんなスズキの2st代名詞であるRGシリーズの小排気量バージョンになるこのモデル

⇒『年式不明型スズキRG185』!!

RG以前の70年代に名づけられたGTシリーズは下からGT100→GT125→GT185→GT250→GT380→GT550→GT750という全7種のワイドレンジ、上位3種はスズキ自慢のラムエアシステムを使う2st3気筒エンジンが売りで当時4輪のフロンテやキャリーにも採用、4st6気筒のスムーズさに匹敵すると言われたスズキの2stトリプルは宣伝通りのスムーズさ、振動の少なさ、静粛性が他社2stを上回りまだまだ軽4が2st2気筒全盛の時代に一線を画していましたし2輪にしても同形式を採用したカワサキのマッハ(SS)やKHを凌ぐモノ、ワタシの経験ではGT380とKH250/400の比較程度ですが長時間のツーリング等では正に振動の少なさからスズキ(GT380)が勝っていました、トルクもスズキの味付けは下からモリモリしていましたしねー、音質はカワサキのロケット音に魅力ありましたが2stの醍醐味?欠点?である白煙もスズキはおとなしめだったような…

水冷2st3気筒、スズキ初の750ccという事で今では名車の呼び声高いGTシリーズの最高峰”ウォーターバッファロー”ことGT750!


中免で大型気分を満喫できた4本マフラーがシブいGT380!


さて、出品車のRG185、よくぞ現存していたと感心する個体でその排気量から解るように当時でも極レアな存在。

小型二輪免許で乗れる100・125、中型免許(現在の普通二輪)ながら高速道路も走れ車検不要の250に挟まれたGT~RG185、中途半端なイメージは拭えずまず当時、街で見かけるってのはほぼなかったですねー。

免許や車検制度等法規が異なる発展途上国などではこのような小型二輪の需要が高く当時も今ほどではないにしろどちらかと言えば海外向けっていう立ち位置でしたので国内で見かけるなんてまずないのは当たり前なんですがそれにしてもよく残存していました、画像の限り純国内向けモデルのようですし。

評価ナシのエンジン不始動ですが2stですしちょっとしたO/Hしてやればエンジン掛かりそうな感じ?程度は大古車としてまずまずって感じ!出品票はGTとなっていますが見た目はRG185、外装RG化か出品票の間違いかは不明…


年式不明ですが初めてGTを名乗ったのが380~750デビューの1972年、それ以後に小排気量シリーズがそれまでスズキT〇〇〇(〇は排気量)としていたのをGTに統一、小排気量バージョンがRGとなるのが1978年なのでどんなに新しくてもこの個体、40年前後ですからそれを考えると外装も綺麗なレベルだし書類ナシは痛いながら実働にしてやりたいモデル、このRG185にしてもそうですがカン高のカワサキ、ドロドローンと低音のヤマハ2stに較べその間?を行くスズキ2stの音質は個人的には後のγまであまり好みではなかったですが2stにありがちな振動の少なさには驚きましたっけ。

画像の限りでは未再生でしょうが一定以上の程度の良さを維持している出品車!





上述の通りGT系は380~では比較的人気車種でした小排気量モデルはライバルの後塵を仰ぎました、このため78年に380~は4stDOHCエンジンのGSシリーズに移行(GT380のみ新GS400と併売)に併せGT100~GT250は新名称である『RG』に移行、100~185が単なる名称変更だったのに対しGT250→RG250は大幅に手を入れ直したのが功を奏し当時ライバル他社が400のお下がり的250をラインナップしていた時期に250専用設計であったRG250はその走りが認められ人気を博し79年頃から始まるクオーターブームの火付け役にもなりましたよね、ご同輩!

250専用設計第一弾として大人気を誇ったRG250(E)


その後”250専用設計”であるカワサキZ250FTや、ヤマハRZ250、ホンダVT250F等のデビューにより下剋上となるクオーター界、スズキはRG→γと発展する訳ですが日本ではこれ以下、つまり125やこの185等は永らく地味な存在ながらここ最近、様々な事情から原付が大幅にシュア落とす中、確実に支持を伸ばしている小型二輪、このGT~RG185リアル世代には信じられん感じですナ(^^;

驚愕の?レアバイクRG185登場で余談が多くなりましたが出品車、一桁ながら落札されておりスズキマニアさんによりレストア復活?部品取り?できれば前者を願って止みません(^^)/
Posted at 2020/04/09 18:46:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | スズキ | クルマ
2019年12月22日 イイね!

珍車PART845

珍車PART845どうも~、珍車シリーズ久々の2輪です(*^^)v

4輪以上に旧車ブームのバイク界、新車市場が相次ぐ排ガス規制や騒音規制で魅力的モデルが次々と生廃となっていきますしね、ワタシ世代=80年代バイクブーム期に青春を過ごした年代は特に新車よりも旧車に目が行くっていう御仁も多いと思います、ワタシもその中の一人ですが…w


しかしそうした年代の思いも忖度したか?ホンダのCB1100とかカワサキZ900RS、そしてつい先立って復活したスズキの刀など今やパイの少なくなった二輪を支えるユーザーは50歳代が中心となるとこうした70~90年代の名車をリバイバルしてくる、そんなメーカー事情も当然なのかな!?知らんけどwww

さて、今回取り上げるのは80年代のバイクブーム期にデビューしたコレ

⇒『年式不明(推定昭和56~57 1981~1982)スズキGS40X型 GSX400E』!!

バイク好きには”ザリ”の愛称で有名なGSX400の初期型、これも同一スタイルの250(GSX250E)ならまだ残存も時折出てきたりしますが400は見ないモデルだと思います…。

この時代、免許の関係で400ccクラス=中型が一番の売れ筋&メインの時代、各社このカテゴリーに賭ける意気込みは凄くどこもHIT作ばかり、ホンダはCB400four→ホークシリーズ、カワサキはKH400→Z400FX、スズキはGT380→GS400/同E、ヤマハはRD350/400,GX400→SR400にRZ350、XS400SP等稀代の人気車が産まれその名声は今でも失われていませんが多くの中型モデルが産まれた中でこうした人気車に埋もれ短期間で消えたモデルも多い、GSX400Eザリもそんな中の1台ですねー。

小型~中型クラスでは強かったスズキ、60年代~70年代前半には2st3気筒のワイルドさで人気を得たGT380、そしてその立ち位置を受け継いだGS400シリーズが高い支持を得ました!

カワサキトリプルと競い重厚感が人気だったGT380


1976~1979年ではTOPクラスの人気を誇ったGS400(画像はGS400E)


ザリ=ザリガニのようなスタイル から来た通称ですがこれがイマイチ受けなかったのはこのスタイリングも一因、何せ前作が大ヒット作であるGS400/同Eですからね、テュアドロップタンクと流れるような流麗なスタイリング、ツインらしい小気味良い鼓動で中免小僧をアツくさせたGS、カワサキから4発DOHCのZ400FXがデビューするまでの王者でした!

ホンダのホークと熾烈な首位争いを演じていたGS、そこにトドメを刺すかのように現れたのが79年のZ400FX!DOHCの4気筒エンジン、43psという400ccTOPクラスのパワー、威風堂々の大型にも匹敵する風格のFX、2気筒のホークやGSをあざ笑うかの如く登場以降人気を独り占めしてしまいましたよねー。
いやー、大型、ナナハン(当時は国内販売が許された最大排気量)に憧れた中免小僧としてはZ400FX、眩しすぎましたよね、ご同輩!

まっ、結果から言えばこのFXの一人勝ちが許される筈もなくホンダもヤマハもスズキもカワサキも400ccクラスでもマルチでのバトルに入っていったのは言うまでもないですがそこに行くまでの過渡期?にデビューしては消えたモデルも数多くGSX400Eザリもそこに含まれるかもしれません、81年にGSに代わってデビュー、2輪市販中型クラスとしては初のANDF(アンチノーズダイブ)、TSCC4バルブDOHCエンジン等最新装備&メカを背負って発売されたザリ、デビュー時こそ話題にはなるもGSからあまりにも変貌し過ぎたスタイルと中身は最新鋭でも最早ツインではFXのライバルにはなり得なかった、同じ事が80年デビューのホンダのスーパーホークⅢにも言えましたネ、唯一対FXで気を吐いたのは2stロケットのRZ350位でした。

GSXの歴史的には80年ザリ発売、81年に早くもMC(Wディスク化)、82年にはGSX400EカタナにFMC、また同じ82年にはGSX400Fとなり4気筒化、FX以来2年間ツインで闘ったスズキも遂にマルチ化されたという感じです。

vsFXを鮮明にしたスズキ中型初の4気筒、GSX400F(画像はインパルス)


さて、現車ですが年式記載がありませんが初期型(80~81y)がFrシングルディスク、82年にはカタナになっているのでこの個体、Wディスクなので81~82年のモノと推測、Eg実働ですが残念ながら書類ナシとの事なので書類付きフレーム購入してレストアするか部品取りとしての余生ですね。

評価もなく出品票としてはあくまで部品取りレベルですが走行が実走ならば奇跡ですね!


バイクのオド程アテにならないもんはないですが37000km代の距離は注目!


この時代、よほどのスズキマニアじゃないとコレ、買わなかったです、ほぼ同額でFX買えたしで…
しかし当時のバイクでスズキ信者がおりこれ持っておりよく乗りましたがサウンドはGSから引き継ぐ♪ドコドコ~ 的な小気味いい音、TSCCの4バルブの恩恵は明らかで加速の実感はGSは勿論、3バルブのホークⅢをも上回る、しかしどことなく田舎臭いスタイルが全てを帳消し?って感じでカタナになってようやく垢抜けるも時代は既に4気筒が常識、ツインのTSCCエンジンもかなりの出来栄えだったんですがね~。

ザリは俄かにこの頃起こった250クオーターブームに対応したGSX250Eってのも400と同時発売、こちらは結構普及した記憶ありますが400はやはりFXが強過ぎでした…。

40年近くを経過した現車、状態は?ですが今となってはレアなザリの400の存在がスゲェかも!?!?集合以外はほぼオリジナルってのも希少!





ザリも音的にヤンチャ層から好まれ族単にされてポイされるケースも多くそれを勘案すればオリジナルドの高い現車の存在、くどいですが希少ですナ。

雨後の竹の子のように新400が表れていた1980年前後、個人的にも特にあの三角のテールカウルが苦手なザリ、デビュー時のもスズキらしい拘りのエンジン、新鋭装備が注目を浴びるもすぐに地味な存在になってしまいましたが生息台数が激レアというのもあり現在やはりいい値段になっています、この出品車も決してイイ状態ではなさそうだし書類ナシという決定的な瑕疵があるにも関わらず20万超え!まぁ、数少ないですが同型バイクをお持ちの方にはヨダレモノでしょうネ~(^^)/
Posted at 2019/12/22 20:00:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | スズキ | クルマ
2019年02月09日 イイね!

珍車PART811

珍車PART811
アハハ、怒涛の如く取り貯め珍車出しております(^^;)
第811弾はバイク、ダンプの後の単車というこの節操のなさがいいでしょ!?www

ってこんで今回はバイク編です、2輪興味ない方はスルーしちゃっておくなさいませ!


さぁ、今回のお題、4輪で言えんばブタケツとかLBって感じ?王道中の王道であるハコスカケンメリには及ばないながらその脇を固めるスター級の旧マシン!

⇒『平成23年←輸入新規、国内年式(製造)は推定で昭和54年(1979年)スズキGS400E』!

我々世代にはこれも若き日、青春の1ページに輝いたバイク、今も昔も夜な夜な元気なニィちゃんに大人気!カタチも音もそういった層を痺れさせるモノがあるんですよねー、コレ!

GS人気は今も衰えずスズキ車としては先代に位置するGT380と並ぶ名車、現代水準では勿論の事、当時でもそれほど驚くような性能も特徴がある訳でもないながら物凄い人気、このためわざわざ海外からボロボロになってしまった個体を逆輸入しても商売になる程の人気車で旧車市場でも比較的タマの多いモデルですね!

しかしGS、スズキにとっても歴史的価値のある1台、60~70年代、ホンダの4st推しに対しヤマハと共に2st推しだったスズキが海外の排ガスや騒音問題、そして二輪シュアNo1のホンダが4stで大成功しているのを見て2stの将来性に疑問を持ちだしたスズキ初の4stモデルがこのGS400(てか550/750もラインナップしていたのでGSシリーズ)、少ないながら既に4stを持っていたヤマハ、カワサキに遅れる最後発の4stミドルですのでスズキにとっては大冒険?今後の社運を預けたモデルだった訳です。

1976年、スズキ初の4サイクルマシーンとしてデビューしたGS400!


75年の免許改正により自動二輪の400cc以上免許取得が極難関となり事実上75年以降の新規自動二輪免取得層のメインとなった400ccクラス、これまでホンダCB750Fourのヒットにより各社利益率が大きく内外で売れる750cc(海外向けは750ベース、或いはそれを超えるモデルのスケールダウン)を主としてきましたが免許改革によりミドル級のガラパコス=400ccを主力にせざるを得ず各社このクラスに注力、ホンダはCB400Fourからより採算性のの高いホークⅡCB400Tに切り替えカワサキは2stのSS/KH400とは別に4stの400RS(Z400)、ヤマハも2stのRD350→400にした上で4stのGX400を取り揃え激戦区の様相、スズキは長い間ミドルの座を守る2st3気筒のGT380に加えこのGS400にてこの激戦に加わりました!

400クラスの当時のベストセラー、ホンダHAWKⅡと並ぶGS400


スズキ車と言えばそれまで大柄でどこか田舎臭いながらワイルドというイメージ、しかしGSはスマートでオシャレな都会的スタイルでデビュー、どことなくカワサキKHシリーズの後追いにも見えるティユアドロップ形状のタンク/テールカウルのスタイルにGT380の3気筒に較べツインとした事による細身のボディがスズキのイメージを一新、550/750は4気筒ながら旧GT550/GT750と較べるとやはり都会的スマートを醸し出し大きな話題となりました。

スズキが偉かった?のはGS400、せっかく後出しするからには他にないものを!!って感じで何と当時は高級メカだったDOHC機構を採用、他3社がこのクラス、全てSOHCだったところに唯一のDOHCは大きな注目を集めましたねー、いや、乗ってみればDOHCとは思えないマイルドさ、出力も他SOHCと変わらない36ps(後半は37ps)でしたしジェントルな佇まいを裏切らない誰でも扱える素直さがGT380の野性味溢れる味とは真逆でスズキの新境地を見た!って感じでした。

クラス初のDOHCツイン!


ただ、乗り味どうの、性能どうのの前にGS400、そのDOHC2気筒の音が素晴らしくツインらしい♪ドコドコ~というサウンドはノーマルでも迫力あるしマフラーを変えたり輩になると直管にしたりするとその音は下品な程の大迫力、爆音好きにはタマらない魅力的?エキゾーストを奏でる事から暴走族の必須バイク化し大人気になるもこの層に持て囃されると悲運ながら今も昔もGSでのノーマルなんてまずおらず現存の8割位?9割か?は所謂”族仕様”ばかり、まぁ、これもGS400の文化と言えばそうなのでしょうがノーマルの美しいボディラインが好きなワタクシとしては族単(暴走族の単車)として名を馳せたGS400、気の毒な思いは拭えません、クルマで言えばサバンナRX-3やS13シルビアみたいなモンかな(*_*;

とまたまた前置きが長ぇしw 思い入れあるモデルはこの傾向が顕著、このGS400は16の頃友達が中古で買ったのはいいがすぐに事情により?免取り喰らい再取得する1年位、ワタシが調子維持で頻繁に乗っていたので愛車に限りなく近い想い出があるんでね~…

さて現車、逆輸入車で新規扱い、実際は意匠から推測するに星形キャストを履いたGS400EⅡモデルと思います。GS400は76~のⅠ型、78~のⅡ型、78~のキャスト付EのⅠ型、79年~の同Ⅱ、80年~の同Ⅲ型が存在、出品車はメーターの形態、タンクグラフィックの意匠からしてこれがオリジナルなら間違いないでしょう!

出た当初はグラフィックすらない単色、スポークホイールで地味目だったGS400も改良の度豪華に変貌、タンク&テールカウルにピンストライプ入れたり星形キャスト、段付きシート、グラフバー採用と進化しました。

メーターは減算歴アリ、E/Gもイマイチの様子ですが車体、足、外装は高評価!


実はこの出品車、実物確認済ですw

ウチの近所にカスタム系バイク専門店がありあまり趣味じゃないんで滅多に入らないですが先日店先にGSが並んでいるのを発見!何とこの個体でした、すさまじい値段で並べているのは言うまでもないですが。

旧車會の不良オヤジで慣れてるせいか?「ちょっとエンジン回させて」と言ったら難なくOKできっちり整備されステン集合の♪ドコドコ~ではなく♪バゴバゴ~ とけたたましいながらイイ音出してましたっけ、サイレンサーで車検通るらしいですがそれにしても久々のGSサウンド、こりゃヤンチャなお方にはタマらんだろうなぁ。

お約束ながら軽めの!?族仕様


タックロールの段シート、絞ったUPハン、BEETのサイドカバー、ステン爆音集合とやる事はやってるGS400E、オリジナルに魅力を感じる元Gureとしては何であの美しいラインを崩すかぁと泣きたいですがGSやカワサキZ系は弄ってナンボというマニアが多いのも確か、オリジナルのGS400を見つけるなんて川底で砂金見つけるようなものですしねorz…





一番人気の出たⅡ型E、このグラフィックが特徴的でした!


キャストホイール創世記時代、スズキはこの特徴的な星形キャストが売りでした!


ミラーからエンジンに渡りハブ掛けならぬメッキ掛け?相当気合と金掛けてます!


GSの人気でもあったペンタゴンテールもしっかりクリア化


国産唯一だったギアポジインジケーターを備える高級メーター、子供騙しながらこれもスズキの大きな特徴でGT380から継承


GS400の人気ピークは現車の79年のGS400EⅡ型、段シートやグラフバー、サイドカバーまで入る派手なストライプを纏う高級感溢れるモデル、これを最後に80年、次期GSX400E(通称ザリ)に道を譲り一旦廃盤となるもそのGSXがスタイル面で不評だった事もあり再デビュー、ストライプを細いピンストライプに戻したⅢ型として復活するも時代は400もマルチ化、カワサキZ400FXのデビューもあり復活したものの人気はFXに取られ数か月で販売終了となってしまいました…。

79年型GS400EⅡ型


しかしその後の衰えないGS人気は現在も続行中なのは冒頭申し上げた通り!バイク旧車を代表する立ち位置を得るとは当時考えもしなかったですがそれに相応しい何かがあるバイクだと納得です!

あっ、落札額は想像より安いんですが前述のカスタム屋ではその倍のプライスでしたわ、せいぜいキャブの分解掃除程度しかしてないと思いますが3桁近くのプライスにまたまたタイムマシーンで80年代に戻り10万位で中古で売ってたのを買い漁りたい心境になりましたわwww
(^^)/
Posted at 2019/02/09 18:37:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | スズキ | クルマ
2018年06月12日 イイね!

珍車PART770

珍車PART770
デヘヘ、珍車通常営業(^_^)v

デリカ特集やってる間に業オクで結構ネタ仕入れてるんで順次UPしていこうかと…

今回はそこそこ大物!クルマそのものはサブロクの小物ですが(笑)

⇒『昭和49年(1974)4代目LC20型フロンテ4ドア360』!!

いやー、もうこんなの絶滅したかと思いきやどっこい生き残りがおりましたヨ、軽くショックカルチャーショックですわw

このLC20フロンテ、先代があのスティングレイルックでイケイケのLC10Ⅱ型、サンダーウェーブラインを纏うLC10Ⅱは見かけも中身も非常にスポーティで大変人気がありこれをベースにJアローの美しいデザインを載せた名車、フロンテ・クーペも誕生、先々代から継承したパンチのあるスズキならではの2st3気筒はレーシングサウンドと言っていい程迫力の音質、時代的にもスポーティが持て囃された時代でしたし、フロンテ、クーペ共主に若年層には高い支持を得ました!

反面その派手な出で立ちは中高年層、ファミリー層からは敬遠、特に軽自動車にも利便性の高い4ドアの訴求も始まり一早く軽4枚を出したダイハツフェローMAX、そして続くスバルレックス、ホンダライフにこれらユーザーはなびき軽No1を自認するスズキは73年のFMCでフロンテもメインを4ドアとしスタイリングもオーバルシェルなる卵型の可愛らしいイメージに変更、先代の派手さは皆無となりスポーティ版は継続するクーペに移行させる施策を取りました。

ただ、先代同様トリプルキャブの37psバージョン(GT等ツーリスモバージョン)も先代やクーペからそのまま継続、相変わらずのトリプルサウンドはフロンテらしさを失いません、さすがに先代ではラインナップしていた空冷は消え水冷1本になりましたが他社がまだ2気筒オンリーの中でトリプルを訴求、他社が排ガス対策を睨み続々と2st→4stに移行する中、スズキの意地?でLC20時代は2st1本で頑張っていましたっけ、さすがに排ガス対策や新規格切り替え時はこれの対応が間に合わず最大のライバルであるダイハツからMAXクオーレ用の4stOHCエンジン(AB型OHC2気筒=排ガス対策済)を購入して搭載するなど一時期混乱はありましたがね、しかしそれらが落ち着いた78年以降は自社開発の4st(F5A型3気筒OHC)と意地の2stエンジン(T4A型3気筒)の二刀流となり既に他社が2stを諦めた以降も長い事2stを訴求したのはスズキの強い拘りと意地、そして技術力に感心したものでした。

76年のBigチェンジで新規格に対応、ネーミングも『フロンテ7S』と変更、2/4stの2タイプを選べ排ガス対策も完了しました。


※7-Sでは型式変更となりSS10→SS20型となる。

それでは現車です、まだサブロク時代の4代目初期、大人しくなった印象が災いし先代程の人気と販売はなされなかったので往時でもそれほど普及せずでした、現存も今でもスティングレイルックに人気があるLC10Ⅱはイベントなどでも目撃されるもLC20はまずいない、かなりのレア度と感じますね~。

R点評価ながら内装はC、外装もCレベルを維持している感じで44年経過の軽自動車としては異例な美車!

走行も※マークないので実走行の様子、44年で2万㎞台って!!このフロンテは生涯ほぼ停まっていた感じですねー。
機関部はご愛敬のOIL漏れ程度、まだまだ走れそうですナ。

さすがにグレード特定はできません、てか忘れましたw資料見れば特定可能ですがその資料が山梨ヤードなんでご勘弁、内外の意匠からファミリー向け低グレードと推測します。

ラジオの有無が不明なので特定できませんがこれがなければCL(だったかな?一番安いヤツw)のような気が…


C評価だけあり内張破れやダッシュ割れはなさそうです、出品票によれば運転席シートに破れあるらしいですがあって当たり前!ここまで綺麗ならば文句言っちゃいかんですヨwww

LC10Ⅱから一転した柔和なイメージ、ガラスハッチをフロンテ初採用し利便性もUPしたRrビューも綺麗!希少小板88ナンバーがイイ!


カクカクが好きなワタクシ、個人的にはLC20~SS20は大の苦手、やはり先代のスパッとしたイケイケスタイルが好きだったんでこれにFMCした時は子供心に大いに嘆いたモノでした、商用にフロンテハッチというのがラインアップされたましたが何とそっちは荷室を活かすためにフロンテのRR方式から一転してFR、このためスタイルはLC20の面影はあるもロングノーズとなり幾分角張っていたのでワタクシはハッチの方がササりましたネ、当時小学校低学年、その頃にセダン版フロンテではなく商用バンに心惹かれた変なガキでした(笑)

アルト前夜のフロンテ商用=フロンテハッチ


未再生で長年車庫保管でしょうかね?艶は消えてますが大傷や凹もなくイイ状態、珍度は物凄いのでこれで走ったら皆振り向くでしょう、子熊みたいな可愛らしさは子供ウケもいいかも(^^)


出品地は北、落札は無事なされますがこれだけ珍しくてもやはり人気ないですから値段はまぁまぁ、ワタシでも買える程低額落札…
しかしこれもビシッと整備してよりお化粧直ししてやれば映えますよ、スズキマニアの方如何ですかい!?!?

(^^)/
Posted at 2018/06/12 20:59:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | スズキ | クルマ
2018年01月14日 イイね!

スズキ歴史館 展示車輛

スズキ歴史館 展示車輛
先日訪問したスズキ歴史館の展示車輛をUPしています!

フォトアルバム
Posted at 2018/01/14 00:17:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | スズキ | クルマ

プロフィール

「岸田と宮沢洋一、公明斎藤(広島)、石破(鳥取)、逢沢(岡山)って中国地方ってロクな議員いないな、この地区(ついでに森山の鹿児島、岩屋の大分、村上の愛媛も含め)だけ消費税10%維持、暫定税率維持で良くねぇ?ここの県民は次の選挙でもまだコイツら入れるなら非国民決定!」
何シテル?   09/03 17:55
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

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