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元Gureのブログ一覧

2016年02月23日 イイね!

保存版・珍車PART586

保存版・珍車PART586 久々にデカいのやってみましょうネ、大型のド級を見つけてしまったモノで(^^ゞ

これはなかなか残っていないでしょう、高額なので比較的クレーン車は旧いモデルも地方など特に現存はありますがボンネット型は希少です、今やこの大型ボンネットを転がせる腕をお持ちの方も少ないでしょう、さすがのワタシもこれ(大型ボンネット)はオークション会場のプールで移動程度、パワーアシスト?エア?何?って時代ですからハンドル廻すのも大事でしたし何より前方視界が見えなさ過ぎ!いや遠方は見えるとしても自車の直前なんて見えないですよマジに…

軽でも前にいたら完全にその存在は消えてますからね、いやー、昔のプロ様はこんなのでお仕事されたいたのだからスゲェです。

⇒『昭和50年(1975)三菱ふそう T800J改型クレーン』!!


大型ボンネット、実用としてはこの75年ですらもう退いていた感があります、名だたる悪路が多かった昔の日本ですと大型と言えども乗り心地を考慮しバスもトラックも昭和20〜40年代前半位まではこのボンネットが主流、道路整備が良くなると並行して積載、輸送効率の向上からバスもトラックもキャブオーバー型に移行、40年代後半ではトラクターや自衛隊の特殊用途車(4WDや6WD等)、消防や出品車のように積載効率をそれほど考えなくていいクレーン等を除き少なくなっていきました。

全盛期ではふそう、日野、いすゞ、日デ(現UDトラックス)の所謂ディーゼル4社、全てがボンネット主流でしたが昭和50年代では上記例を除くとほぼキャブオーバーに様変わりしています。

私の世代ですと幼少期の“はたらくくるま”的書物にはまだボンネット型が主に描かれていましたし街中でも普通に走っていましたしね、50年代ですとさすがに減りましたがそれでもダンプ、ミキサーやクレーン等建設系車輌ではまだまだ一線でした!

さて、出品車ですが41年モノですが驚きの1オーナー、かなり大事にされていたのでしょう、とても40年超の個体には見えません('_')

↓41年経過にして総評3は凄い!内装C外装は評価ナシですが普通にCレベルは確保!


現車、現役時代もそうはいなかったT800系、ボンネットは東側ではいすゞ/UDが強くいすずTXDやUDのTWDなどは嫌と云うほど見ましたがふそうのボンネットは3番手位でした。

Tシリーズ、ふそうの原点みたいなモノで後年これが中型のFKシリーズ、大型のFシリーズに分離していくのですがTの時代はまだ大型中型もひとくくりで『Tシリーズ』、Tの次にくる3桁数字の最初の1桁がが大きさ(t数)、2〜3桁で改暦やエンジンパワーを示していました。

今のファイター(FK中型)の元祖がキャブオーバー、ボンネットに限らず主にT330系、T380系、T390系、T410系、T330系、T650系となり現在のスパグレ(F♯大型)がT800系、T810系、T910系、T930系ってところですね。

1959年にT380/390を発売以降、1973年のFシリーズ発売まで数々のボンネットをリリースしたふそうですが中型、大型に限らず個人的印象では平ボは日野、いすゞ、架装車(2デフ)はUD、ふそうイメージかな…

現にUDのクレーンは近年までありましたしふそうのボンネット型のトラクターは今も自衛隊にはあるんでないかな?軍用車マニアではないので知りませんがw

↓ボンネット型のキャビンは意外に狭いんですよね、キャブオーバーに慣れた身ではとても窮屈!


また上物のタダノ製クレーンにも書類アリというのが希少、書類とはクルマとは別のクレーンに関する様々な書類で詳細は省きますがこの時代ですとかなりの点数で紛失しているケースが多いのですが書類揃っていると値段も高額が付きますしね、41年超で書類の残存、よほど管理の行き届いたクレーン屋さんだったのでしょう。

↓後ろから見ればトーシローには現代のラフターと見分けつかんでしょうがマニアは狂喜乱舞!?www


距離も実走のようですし9万?というトラックでは慣らしみたいなモノ、このため室内もそうは荒れておらず清掃と若干の手直し次第で博物館に飾れるんでは?位になると思います、歴史的なボンネット型ですからねー、乗用車のようにメーカーが大型をレストアして展示ってのもなかなか難しいですが後世の日本に残して欲しい逸材です!

↓アラフィフには懐かしくて涙がちょちょ切れのFrフェイス!


出品は東、落札額は驚きの3桁!!

大型旧車に歴史的プレミアっていうのは乗用と違い滅多にない、これは年式古くても程度がいいのであくまで実用として落札されていると思います、貿易の可能性も強いでしょうができれば国内で頑張って欲しいモノですネ(^^)/
Posted at 2017/11/29 20:32:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三菱ふそう | クルマ
2015年01月21日 イイね!

保存版・ 珍車PART502

保存版・ 珍車PART502 今回は街角ド天然?

これはナシヤマではまだそこそこ見かけるんですが首都圏他Nox/PM規制地域では絶対拝めなくなったモデル

⇒『昭和53~57年(1978~1982)FE100系3(4)代目前期型キャンター低床平ボデー』!!


キャンター、現在は三菱ふそうの扱い車種になっていますので乗用オンリーのユーザーには馴染みが薄いでしょう、しかしこれの先代、通称“Vキャン”~現車の時代は乗用車店(後のギャラン店)でも扱っていましたので私ら世代ですと幼少期、乗用車店でもキャンターに触れられたモノでした…。

2代目(T90型)のBIGマイナー的なモデルが3代目=Vキャンと数える事が多く便せん上、現車を4代目としますが個人的にはこれが3代目という印象です。

Vキャンが強面な表情と大型Tシリーズから継ぐ迫力あるスタイルのキャビンで非常に特徴的でしたのでこの4代目はよく言えばスマートで新時代のトラックっ感じですが悪く言えばツルンと特徴がなくあまり印象に残らないかな!?なんて思います、この次世代となる5代目FE300/400系(85~)が大人気を博した大型のザ・グレートの流れを強く受け継ぐボクシーで秀逸なデザインでしたのでね、個性的な先代と次代に挟まれるFE100(200=ワイドキャブ)系、インパクト弱い感じ…

↓強面さが強烈な個性だった“Vキャン”!!


↓そしてVキャンと言えば『大都会PARTⅢ』の第一話でバズーカ砲撃ちまくり大暴れ!やっぱこの印象ですよ(笑)


↓5代目FE300/400は確かグッドデザイン賞取ってたような気が…(不正確!)端正さとボクシーさが今でも魅力的!


現車ですが失礼ながら一見潰れた?運送屋さんがそのまま放置していったかのように見え“草ヒロ”と思いましたが近寄ってみると立派な現役!

新車検ステッカーですし期限も残る、『山梨44』ナンバーも擦り切れながらも現役を物語っていました!

↓今は平ボでは少なくなった前後タイヤサイズの異なる低床(フラットロー=いすゞの呼び方)モデル!

※因みに現在主流なモノは前後タイヤが扁平で同一サイズ、これを全低床(いすゞ=フルフラットロー、トヨタ/日野がジャストロー等)と呼びますネ!

この型のキャンターは現車のカナリヤ色?が前期の標準、87年のMCで後期型になった時に青に変更、また中型のFKや大型のF♯シリーズは伝統のスリーダイヤを前面に装着していましたが乗用車のイメージを与えたいキャンター、76年から乗用がMの変形マークを採用、82年頃からはMMC表記とされたており乗用に合わせてキャンターもこれを装着、82年~の後期型はセンターのMマーク取り払い右にオフセットさせて【MMC】、グリルに【CANTER】文字が入ります。

しかしどんなに新しくとも32年目となる現車、このように屋根下保管が良かったのかカラーは色褪せしていますがサビなどは年式の割には驚く程少なくトラックと言えども大事に管理されてきた事が手に取るように伝わります…

↓32年の月日を感じさせない“現役”のOLDキャンター!


結構クタビレ感、ヤレ感があるのがまたこのクルマの風情?長年の働きに敬意を込めたか最近はどうやら予備車としての生涯って感じですが余生をのんびり過ごしながらのまだまだ長生きを期待したいです(^。^)y-.。o○
Posted at 2017/12/10 23:21:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三菱ふそう | クルマ
2014年08月15日 イイね!

保存版・ 珍車PART446

保存版・ 珍車PART446回は久しぶりにマイクロなんぞ取り上げます!

排ガス規制の掛からなかった地方などでは比較的旧いマイクロが自治体や観光地の宿などではつい最近までは多く残っていました。

レンタカーや企業送迎使用など違い極端に走行距離が伸びないのとやはり高額ですから20年30年は当たり前に使っていましたがこの数年の排ガス規制の強化によりその数もかなり減ってきた様子、それをチャンスと捉え?程度のいい中古の宝庫と世界中に知れ渡った日本ですから外人さんの手により貿易値段も跳ね上がりもう国内に残る旧式の実働マイクロ、かなり減った事でしょう。バブル崩壊後の90年代後半、あっちこっちで観光施設やホテル、旅館の倒産が相次ぎ中には夜逃げ同然で廃墟となったそれら施設と一緒に送迎用マイクロも放置されたりして最後は悲惨な運命を辿ったクルマも多かったこの年代のマイクロですが今回ご紹介するモノはそんな悪夢を見ずに21世紀まで生き延びた昭和のマイクロ!

⇒『昭和58年(1983)2代目BK215F型三菱ふそうローザ』!!

2代目のローザですよ、このコーナーでは2度目の取り上げになりますがこの型もまずもう見かけないですねー。

バントラ業に携わり10数年のGureですがこれ触った事はない、ローザもマイクロでは2強と言われるうちの1つですのでそれなりに扱ってきましたがワタシが携わりだした10数年前でもこの型は流通はほぼ0でした…。

ローザは“ダルマローザ”と言われた初代が1960~73年のモデルライフ、ワタクシの子供の頃はそのあだ名の通りのダルマみたいなズングリした巨体の移動図書館やらキャンピングモデルやらを見かけたものですが後発トヨタのコースターや日産エコー→シビリアンの台頭で初代の頃は唯我独尊状態だったローザもこの2代目の頃(73~86)辺りは厳しい時代でライバルよりは見かける度数も減っていた印象。

予断ですが国産でこの“ダルマ”とあだ名された車種、思い付く限りで初代ローザに初代コロナ(ST10)、初代セリカ(TA20)に日産UDの大型等がありますがこの中で一番ダルマさんのイメージに近かったのが初代ローザだと個人的には感じます(笑)

↓初代ローザB21D型


ローザは初代が3t~4tトラックのジュピターをベースにしておりトヨタ(この頃はコースター以前のライトバス)や日産エコーよりは大柄でより本格的“バス”であった事が反面そこまで本格性を求めないマイクロとしては手に余る存在に後半なっておりこの事から初代在任時でも一回り小さい三菱ふそうライトバス→ライトローザで後発ライバルに対向しました。

↓ライトローザB12型 2代目~現行ローザはこのライトローザが直系となります。


現車である2代目では元々のローザとこのライトローザを統合、大きさはライトローザ=コースターやシビリアンと同等としながらバスとしての堅牢さはローザを継承してシュア回復を目指したモデル、ただコースターが強かったですので実際の回復は次期型3代目のBE系になってからでした。

ワタシもこのBE系は何回か買ったり売ったりしましたが当時のふそうファイターの流れを含む斬新なデザインがとかく没個性になり易いバスの中でも三菱らしさを全面的に感じる斬新さが魅力的!

一方の2代目B210はやはり当時のふそうFK 4tモデルをベースとしているので顔付きや全体の雰囲気はこれのイメージ、Rrスタイルには往年のダルマローザのイメージを残すモノでしたがこれといった特徴のないオーソドックスなマイクロでした。

さて現車ですが31年経過ながらその年数が信じられない状態、さすがに塗装はくすみルーフには腐食?も見れますが加工してありますが腹には温泉旅館の名前がありきっと宿←→駅の送迎程度で使われていたのでしょう、31年で38万kmは立派な少走行です。

↓ボディの経たりはあるも機関の不具合記載がないのは如何に31年間メンテをしっかりやっていたかの証拠!


走行は※付き不明ですがバスやトラックはタコグラフ装着からこの判定になるのでほぼ新車時にタコが付けられるケースが多く実走行に近いモノと推察します(例外もあり)

この時代の初代コースターやマツダのライトバス(パークウェイの前身)が非常に個性的なスタイルを採っていましたからね、地味な2代目ローザはやはり同様に垢抜けなかったいすゞジャーニーや日産シビリアンと共に埋没していた感がありましたがバスとしての本格度はさすがトラックメーカーだけありエンジンやフレーム、ボディの耐久力はローザ、そしてジャーニーが上であり同期のコースターやシビリアンが皆無の中、時々こうしてまだ現れたりしています。

↓多くの温泉客を運んできたと思われる室内も年式を考えると上物!


マイクロの中古は貿易以外でも10数年前に非常に高騰した時期がありました、アウトドアライフが定着した事によりキャンパーへの改造ベースとして注目されたり身障者の支援学校の開校が盛んなな時代には何人ものリフト乗車を可能とする事から新車では○千万かかるものも中古なら改造費出してもそれの半分以下で収まる事が注目された要因、この事からローザは前述の通り3代目~現行BE4~6系もかなりの人気となりコースターに次いでコレ持ってりゃ(在庫として)確実に儲かるといった時代があったのですがねー、現在はそうした需要も落ち着きほぼ旧くなったマイクロは貿易に出した方が跳ねる時代になっている様子…。

↓Rrビュー、このテールにどことなく初代ダルマの残像が…


↓どことなく当時の中型トラック、ふそうFKの香りがするFrビューももう見てたのは大昔…


このクルマは旧くなった国内商用最後の砦?的な国内バントラ専門のオク会場の出品、落札は例によって30年超えでもいい値段が付いており40万を軽く上回りました!

東南アジア方面でしょうかね~、エンジンはまだしっかりしていそうだし異国でまだまだ活躍できそうな2代目ローザ、検討を祈りましょー(^^)/~~~
Posted at 2018/02/04 19:41:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三菱ふそう | クルマ
2014年06月24日 イイね!

保存版・ 珍車PART421

保存版・ 珍車PART421今日はデカい珍のご紹介!

先に出品地を言いますがコイツは北海道・帯広からの登場って事でそこらしいモデルですネ!

⇒『昭和57年(1982)三菱ふそうK-FR113H改深ダンプ』!!

まだいますねー、北には比較的旧いトラックは残っていると情報入っていますがこんなモデル(車型)はなかなか内地では見られないモデル。

4WDの5tクラスの深ダンプ、今ではこのクラスは4t増tが主ですがこの頃は僅か1t増えただけでも大型専用キャビンのFシリーズでラインナップされていました!

このキャビンは映画“トラック野郎”でお馴染みのモデル、現在のスーパーグレート←ザ・グレートのまだ前でペットネームはなく上記のように単にふそうの大型(中型)“Fシリーズ”と呼ばれS58yのFMCからから中型をファイター、大型をグレートと分けた訳です。

現車=深ダンプと言いまして内地では主にガラ、産廃などを運ぶダンプ。

業界では“デカ箱”と言われるのですが箱がデカい分この分の重量が相当のモノなので減tは喰らいますしこの時代は当たり前のように土砂もこれに積んでいたりして輸送効率を上げるという名のもとでの過積載が横行、その後問題となり現在では車検証に『積載は土砂禁止』まで記載されてヒトによっては“土砂禁ダンプ”と呼ぶケースもあります。
この為ただせさえ積載物が限定され減tもあるのでデカ箱はフルサイズ以上(10t以上)がベースとなる中、このクラスのデカ箱は滅多になく北海道特有の?車種だと思います。

確かにこれに土砂積めば相当運べるでしょうがね、積載重量は30tとも50tとも100t!とも言われる(土砂の種類による)違法ダンプ、80年代は大腕振って走っていたもので千葉や山梨などでは大規模な宅地造成で不可欠のように見かけたものです。

確か千葉の下り坂の先にある踏み切りで過積載ダンプが止まりきれず列車と衝突、大事故となりこれが契機で過積載が五月蝿くなった記憶があります、80年代の終わり頃だったかな…!?

但し現車は場所柄と4駆という点から牧場などでの活躍車輌と推測、嵩張るも重量的には大した事ない牧草などの運搬車だったのではと思います。

↓ダンプ不良、R点の内外E、各部不具合等、年式並みのくたびれが相当きてますねー!


Fシリーズは73年~83年というトラックとしては短命でしたがこの時代、常に日野とTOPシュア争いを演じ街中で見かける数は相当なモノでして一般的なカーゴは勿論、土砂ダンプでは強いUDに次ぐ多くのFが生息していました。

FR113、これは型式のRが4駆を表すのですが大型の中では一番小さいモデルだった後輪1軸のFPをベースに4WDとしたもの、後輪1軸(FR)、同2軸1デフ(FS)、同2軸(2デフ(FV)の他前2軸(FS、FT)などが一般で市場に出たモデルでしてFRなんてのは北国と自衛隊、除雪車に用いられるモノでまず雪や牧場に縁のない地域ではお目にかかれません!

↓E評価の割には内装の痛みは少ない感じ…P/Sなし4駆大型ダンプの操縦はさぞ辛かったでしょうね~


出品車の年式ですとFシリーズのラストモデル、標準ですと通称ブラックマスクという顔面真っ黒なド迫力の後期(79~)モデルだったのですがこれは4駆瀬高としている関係上、ライト位置を法規に適合させる為に下げた特別仕立ての顔でして除雪車や自衛隊車輌もこの顔付きです。

↓ボディが黒のためマスクはシルバーとなっていますねー、それにしても厳つい!


ダンプはホイストと荷台床が命、画像では床までは見れませんがガワはそれほどの痛みもなく多分落札は外人→貿易車輌でしょうがまだ異国で働くのかダンプ不良なので部品取落札は分かりませんがいかにも後進国のサバクを疾走してそうな感じですね(゚∀゚)ノ

↓ボディそのものは痛みもなくまだまだ働けそうな雰囲気!コボレーンも破れなく綺麗なもんです。


さすがに不具合も多く太古の年式なので値段は驚く程は付きませんでしたがそれでも20万弱にはなっます、腐っても希少4駆ダンプですナ~(´▽`)/
Posted at 2018/03/10 17:55:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三菱ふそう | クルマ
2014年06月04日 イイね!

保存版・ 珍車PART412

保存版・ 珍車PART412珍412弾はまたもクラシック・トラック行ってみましょうか!

もっともどこぞのクラシックカーヲタクに言わせると20年や30年で“旧車”なんて言うのはけしからんそうでそれを名乗っていいのはどんなに新しくても戦前だそうですわ(爆)

そこから言えば今回のモノも“たかが”40年ですからね、こういう輩に言わせるとこのレベルでクラシックなんて語るな!と激怒されそうですwww

旧車だのクラシックカーなんてものは個人の主観によるものでこれをそうだ!そうじゃない!なんて誰に決められるものでもないしテメェの価値観を押し付けれれてはタマらん、こっちが激怒したい位ですヨ、これだから金持ちは困る、って金持ちってのはこっちの勝手な推測ですがね、古いMGだのブガッテイだの乗りまわして騒いでるなんてマチャアキか!(笑)てな感じで金持ちの道楽以外には考えられんでしょ、僻みは承知で書けば。(って別にそんな“クラシックカー”に全く興味ないですがね、ゴッドファーザーやバラキじゃあるまいし…爆)
まっ、金持ちってのは金でヒトの思いまでコントロールできるとでも思ってるんかいな?まっ、ホントに大金くれたらやめるけどね(節操ねーし…爆)、クレームに負けて(激爆)

いけねー、また憎まれ口、いやね、ワタシ他ワタシの仲間、みんともさんが旧車とかの言葉を容易に使うのがお気に召さないハイソな方もおるようで…一言、“ほっとけ!”ですよね(爆)

そんな事はどうでもいいんだ(^^ゞ

今回のお題はコレ⇒『昭和49年(1974)三菱ふそうT654EK 3段積載型クレーン付』!!

トラックマニアにはお馴染“ジョナサン号”、ふそうT650、まだいましたぁ…

これもベストセラートラックで70yの発売、Tシリーズはこの時代の4t/大型に冠されるシリーズ名でした。

この中でも元々ジュピター、T620等で中型4t市場を絶大な人気で切り開いてきたふそうが年々激しさを増すライバルの攻勢から防衛するためFMC、丁度新星三菱(重工→自動車)になった同じ年にT650を発売、トラックらしかぬモダーンで近代的なスタイリング、大きなグラスエリアで広い視界を確保したキャビン外観と4tとしては広いスリーパ(寝台)がドライバーにも好評、ライバル日野レンジャーの猛追もありましたが70年代でもTOPを走り東映の人気映画“トラック野郎”でも準主役だった愛川欣也氏扮する“やもめのジョナサン”の愛車としても登場、未だに時折放送される人気作品でこれの勇姿を拝める事もありますがさすがに現役実働はNox/PM法の絡みでもちろん首都圏では全滅、地方でもまず残っていないレベルまで時は経ちましたね~…

現車、これも今では珍しい南星製の3段クレーン付、今やタダノとユニック(T650の時代は多田野鉄工、古河ユニック)の2強しか見なくなりましたが70~90年代位までは南星、カトー、新明和、前田等そうそうたるクレーンメーカーが積載型カーゴクレーンにも多く華やかな?時代でした。

↓R点、内装Cですが年式からしたら極上!E/gはそろそろヤバそうですがこれだけ状態いいとOHしてでも活かして欲しいですね。


その南星クレーンもホイストが現代のモノとは異なり上方に取付られた古代?のタイプでしてクレーン不動の文字が見当たらないので実働でしょうが今ではなかなか見れないこのタイプ、動くサマを是非久々に見てみたいです(笑)

内装もトラックとしてはかなり丁寧に使われたと推測、何とか造園の文字が入ってますからね、個人商店レベルっぽいですし5桁メーターの為改ざん扱いですが案外実走、または12万㎞程度かも?しれません…

キャビン内、汚れや経年変化は仕方ないですがこのレベルならプロの手にかかれば充分新車のコンデションには近づけそう!

↓ヒーターレバー等のレトロ感にも参りますが何よりフロアマットが初代ミラージュってのが!この造園屋さんは間違いなく菱ヲタwww


ふそうTシリーズ、大型は73y以降Fシリーズに発展、4tも76年に新たに現在でも型式を継承する『FK』にFMC、意外に見かけた割にトラックとしては短命に終わった(6年)T650ですがレンジャーと並んで90年代初頭位ではまだ走ってましたし先記のようにスクリーンでもよく見れるクルマでしたので4t車=T650のイメージ、個人的には強く残ってますね~。

標準カラーはこの頃の三菱で多かったグレー、と言うかねずみ色!キャンターも大型もこの色の印象が強いですが現車は薄いブルー?水色にカラーリング、煽り部分だけは写真?PCの特性で断定できませんがそのねずみ色元色に感じます。

↓40年前の働くクルマとしては荷台、クレーンとも大した痛みはない奇跡的状況、メンテがマメかよほど働かなかったのでしょうね(笑)


このクルマも愛知出品、落札はやはり値がそれなりに付いてます、輸出だろうと思いますが3桁に迫る勢いですからね~、恐れ入ります!

↓キャビン、一度位は修正ペイントされているでしょうがそれにしても綺麗です!まだまだ現役ですね!


それにしてもこの愛知会場、乗用のみならずこんな“クラシック”“旧車”が出てくるなんぞこの手のトラックの宝庫、北関東の某会場も安泰ではないですナ~(^.^)/
Posted at 2018/03/11 15:38:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三菱ふそう | クルマ

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「 ”変態と呼ばないで!”納得のマイナー・モデルを振り返る…第46弾!! http://cvw.jp/b/2682511/48615637/
何シテル?   08/23 18:00
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