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元Gureのブログ一覧

2014年01月30日 イイね!

保存版・ 珍車PART372

保存版・ 珍車PART372個人的に“大ツボ”の単車が出てたので連続UPしちゃいます(^^ゞ

初期モノではもう40年の月日が流れますが未だその“漢”の魅力は衰えないこのバイク⇒『年式不明S3H型カワサキKH400』!!



我々世代のバイク好きにはバイブルとなった映画“マッドマックス”であのグースが松葉杖付きながら転がしていたKH400ですね(*^^)v

珍車174 にてこれの弟分『KH250』を取り上げましたが同時期の中免ギリの400ccでイメージだけは獰猛でも走ればヘタレだった250とは違いその祖先が“殺人バイク”と言われたメチャクチャ?なマッハの(500SSマッハⅢ)迫力ある走りの片鱗を伺わせた400、車検があるため現役時代は250に販売面では劣りましたが金かかる分、走りは勿論ですがこちらが数倍上でしたねー!

最近は加齢と特にこの時期は寒さのためメッキリバイク熱を失いかけているGureでございますがコイツだけは今でも乗りたいバイク、174でも書いた通りワタクシが二輪熱ピークの頃には既に前時代的バイクで購入まではソソられませんでしたが当時もこの2st3本マフラーから奏でる独特な金属音的加速音と3本綺麗に吐く白煙には魅せられており今の時代では犯罪レベル?(笑)的な極悪的な走り(実際の走りはそう大した事なくともとにかく音と白煙でものすごい速い感じがしーの…)で残念ながら現在、暴走兄ちゃんなどの格好の自己主張モデルになっており盗難車を変に弄くったモノばかりになっていますがね、この出品車のようにノーマルに近いモノなどは専門店の逆輸入車にしか見れなくなってしまいました~…

余談ながらワタクシの第2の生息地、山梨県にはまだまだ元気な暴走兄ちゃん達が活躍、横浜ではもう見れない風俗?なので現れると凝視してしまいますがこの寒い、特に寒いあの地で元気に活躍する15~19才位の若い衆、ありきたりですが見かける度にあのパワーを他に活かせば素晴らしい若者になると思うんですがね~、って昔は同じ事先輩方に思われていた事は棚にあげますが(爆)

↓出品車、残念ながらE/g不動の記載がありますがキャブの調整程度で生き還りそう!車体~脚廻りはC評価ですのでまだ大丈夫の様子!


元祖500SSが69yに発売、750SS、400SS、250SSと一族を拡大、76yからこれのFMC版で名称をKHと変え初期の獰猛さは年を追うごとに牙が抜かれ特に中型免許創設以降の中免対象であるKH400、KH250はそれ以前のピーキーさは消え去り両車、後発のライバルに性能的には劣る位までマイルドになっていました。

後発ホンダホークやスズキGS系などの4stモデルもKH400を上回る性能で挑まれやや色褪せましたが今では伝説の2st3発ファミリーの一員として高い人気を誇っています。

現車は通関云々の記載あるので海外逆輸入ですね、年式的には全体意匠から76~78yモデルと推測します。

↓KH40077yモデル


個人的には174でも述べた通りライムグリーンの最終型が萌えモデルですがKHは改造車も多くオリジナルで残っているケースは非常に少ないので乗るとすれば少しでも状態の良いタマを入れ後は自分でカスタマイズしていくしかないと思います!

↓最終78y~KH400、このライムグリーンがやっぱりイイ!


出品車はまずマフラーだけはやかましいチャンバーに換えるのが定番だったKHの中でも希少なノーマルというのがいいです、チャンバーの迫力も勿論いいですが光り輝くこの3本マフラーこそKHの魅力っていう思いは30年変わりませんネ~^_^;

↓右2、左1本出しマフラー、変則的なこの後ろ姿が大好物でした!


このKH、色とハンドルだけが弄られているのみの様子、ウインカーまでオリジナルというのは奇跡的な感じです。

↓純正ウインカーのKHなんて30年ぶりに見た気が…


“漢のカワサキ”と今でも言われますがそのルーツはKH、そしてSS…

KH以降は環境や騒音面から2stが生きにくい世の中になりカワサキも250/400とも4stのZ系(Z250FTやZ400,Z400FX~GPZ系)が主力となりますがこれらにもSSやKHの男臭さは継承され優等生的なホンダやスズキ、ヤマハにはない独特な“Kawasakiワールド”は今でも健在、昔も今もお店によってはカワサキお断りのバイク屋さんもあるなどオーナーさんにとっては不便な半面その辺がカワサキバイクの所有欲を満喫できるのでしょうね、実際KH,SSには縁がなかったですがワタクシも以前カワサキバイクを所有、ホンダ他より変なところ壊れたりと手のかかるバイクでしたがやはり変態なのでしょうか?優等生のホンダバイクより“手のかかる子供ほど可愛い”的に慈しめたものでした(笑)

↓右も左も非常に綺麗なKH400!! これは欲しい~



さてこのKH、気になる落札額は40万弱!やっぱ凄いなー、E/g不動でこれですからねー…

これもきちんと整備して車検取ってバイク屋に並ぶ時は3桁間違いないですナ、30年前に少し大きなショップで投げ売りしていた頃をまたまた思い出してしまします、タムマシン戻り3~4台現代に持ってきて売ればちょいとしたセレブ間違いナシですね(^^)v
Posted at 2018/07/18 18:31:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | カワサキ | クルマ
2013年12月26日 イイね!

保存版・ 珍車PART359

保存版・ 珍車PART359久々2輪です(^^ゞ

このコーナー、やはり【みんなの“カー”ライフ】だけあり2輪ウケはイマイチなのは分かっていますが前回359に関連=FX繋がりですね(笑)タイトル画像見てピン!と来るバイクマニアさんもいらっしゃるでしょう^_^;

⇒『1982年(昭和57年)KZ400E型カワサキZ400FX E4B』!!



今でも“旧車会”などでは引っ張りダコのZ400FX、そう、カローラFXのコーナーにて問いかけた“FXで思い浮かぶのは?”ワタクシの回答はコレ!FXと言われて一番に頭に浮かぶのがこのバイクです。

御同輩にはそういう方も多分多いと思いますし絶大な人気車でしたのでさほどバイクに興味ない方も名前位は知ってるのでは?と感じます。

当然バイク好きには有名なバイクでそれほど当時の中免ライダーをアツくさせたモノで35年前のコイツのデビューの衝撃は今でも鮮明です。

現在は教習所でバイク大型免許が取得できるようになったのでそう大型の価値?有難み?もなくなりましたが当時(75年以降)は教習所で取れるのは今で言う普通2輪、当時の自動2輪中型ってやつでして上限は400cc、大型免許、特に10代でしかも都会で受かるのは不可能と言われた時代でした。

大型の象徴とも言っていいでいょう、その魅力はやはり4気筒マルチ!大型(国内販売は当時750ccが上限)の場合は4気筒マルチが殆どでありバイク好きなら誰しも一度は憧れたこのマルチ、中型ではコストがかかる事が大きな要因で非常に少なくその400での4気筒と言うのはホンダの CB350Four → 400Four のみ、2stであればスズキ・カワサキから3気筒がラインナップ( GT380 / KH250・400 )されていましたが“高級メカ”インラインFourへの憧れるライダーは多くコスト高からCB400Fourが77年に製廃となった後は400クラス4気筒は不在、この事から400Fourが製廃後神がかり的人気となり値段もプレミアム化、とても高校生には手の出せる金額ではなくなっていた折に“漢のカワサキ”から彗星の如く現れたのがZ400FXでした!

カワサキはこのクラス、SS→KHの2stモデルとジェントルで大人しく地味だった400RS→Z400(2気筒モデル)をラインナップしていましたが環境問題や燃費、騒音っ問題で永く中型クラスを支えたKHシリーズの先行きが不安視、そしてZ400のジリ貧的な評価はホンダやスズキの敵ではなかった状態、ぞんな中でFXは79年、ホンダCB製廃から2年間の空白を破り400マルチで現れ大型並の大柄さと高級イメージにより一躍大人気となり当然の如く大ヒット、ワタシの友人でも数多く購入した者もいましたしそれまでの400cc人気No1の スズキGS400E や ホンダホーク系 から乗り換えるモノも続出!!

ワタシは残念ながらこれデビュー前にバイトと親の援助で四苦八苦してホークⅢを買ったばかりでそう簡単に代替できず残念ながら所持はできませんでしたが友人知人のを数多くのり400としては重量級でズッシリ身体に響く印象が“憧れのナナハン”を彷彿させ16才の小僧のテンション、自然に上げ上げになったものです(^▽^;)>゛いやー、懐かしい~…

さて、出品車ですがE4と言われる最終モデル、FXは人気が高く79y~83yの生存で初期がE1→E2,E3,E4,E4Aと進化、そして最終がこのE4Bとなります。 (E1→E4Aまではカラーリングや塗色、装備品充実などのMC)

↓82/12発売の希少最終型E4B!! バイク屋ではもはやもう手の出ない価格になる程の超人気車種になっています!


出品票から分かるように㎞表示なので国内物と推察できます、評価も3が入りE/gはイマイチ調子悪いようですがキャブ清掃調整程度でいけるかな!?
しかし年式から考えたらまずまずの状態に思われます。

高人気だけあって暴走族にも引っ張りダコだったFXなので原型を留めない程弄くられしまいには潰された個体も多い中でオリジナリティを色濃く残す出品車、初期E1かららいんなっぷされた赤い外装はE2以降のピンストライプのないE1風味になっていますね!

↓FXと言えばこの赤がイメージ!タンク、カウル等非常に綺麗です!


出品車、改造点はシートアンコ抜き、Frフォーク&フェンダーにRrスイングアーム、前後ブレーキ及びキャストホイールは後年発売のゼファーの物かな?これに交換、ファンネルとモリワキ集合はお約束って感じです、思えばノーマルマフラーのFXの方が見た記憶はかなり遠い昔ですわw

↓オリジナルのZ400FXはこんな感じ(新車時)


↓元々FXはFrシングルディスクで重いボディを止めるには心細かったのでゼファーのパーツでW化するのはもはや常識?


↓お約束?のモリワキ集合が決まってます!


↓フィン欠けなども画像の限りはなく調整要ながらE/gも綺麗!ファンネルが不調の原因か?しかしやはりバイクは空冷のこの出で立ちが決まりますね~


バイクの場合、特にこの年代のモノですとメーターケーブルが簡単に外せるので走行距離は全くアテにはなりませんがこのモデル位までのモノになるとそんな事にはこだわってられない感じでマイルもの含め走行不明でも高額取引が当たり前です。

あの頃乗って友人たち、18になるとクルマへの代替資金捻出のため確か15万とか20万とかで手放していましたが今まで持ってたら凄かったでしょうねー、まぁ、30年以上前にそこまで予見した偉大な友人は皆無ですが(笑)

↓実走と推察されますがアテにしないのがコツなバイクのオドですからね、でもこの状態なら実走を信じたい!


現車ですが落札は60万以上を付けられておりこれを整備して利益乗せれば旧車バイクショップで並んでいる3桁オーバーに当然なってゆくでしょう、憧れのFXはもう完全に手の届かぬ星になってしまいましたわ(*_*;

↓高校生の頃は勿論、今でも手の届かないFXは永遠の憧れです…


Z400FXは後続のZ400GPデビュー時に一度製廃されながらもあまりの人気でカムバックコールが起こり再生産されたという逸話もあるモデル、スズキのGS400Eなども後続が不人気で再デビューしたクチでしたがZの場合、後続GPも高人気でしたので先代FXの衰えない人気にはただただ驚くばかりでした。

FXは現在は勿論、当時としても大柄な車体が災いして取り回しは悪く走りもツインのホークⅢやGS程の軽快さはなく小柄な人間にはまず足が付かない位の扱いにくさもありましたがそれが逆に前述のような“大型気分”を満足させくれダッシュやコーナーではライバルに譲る走りでも乗っていれば常に優越感を得られる、中免ライダーのコンプレックス?を解消する雰囲気抜群の中型バイクだったのは間違いないです、あまりの高人気でFX以降再び400クラスはマルチ化の波が押し寄せホンダもCBX400Fで4気筒復活、ヤマハはXJ400、スズキもGSX400Eザリで永い事頑張ってきましたがこれを4発化したGSX400Fで参戦、80年代前半~後半はまさに400下剋上と化しましたがその火付けはCBでもCBXでもなくこのZ400FXだった事を信じて疑いません!

CBもCBXも既にプレミアの局地ですがワタシの中ではこのFXが一番インパクトのある400でした~(^.^)/
Posted at 2018/08/16 17:11:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | カワサキ | クルマ

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