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元Gureのブログ一覧

2018年06月14日 イイね!

珍車PART771

珍車PART771撮って出しの珍車シリーズ(^_-)-☆

今回のお題ももうなかなか見れなくなりましたよねー、我が神奈川県が産んだ名車いすゞジェミニ!

ってかいすゞの乗用車そのものがもうすっかり見ない、名車の誉れ高い117クーペやベレットを除き普通に走っていた普通の個体、例え最後のホンダOEMジェミニやアスカなんて死滅?って元々おらんがな!!ですかな、いや、神奈川はいすゞの工場かつては川崎、藤沢、大和と3箇所もあったしお膝元だけあり例えホンダジェミニでも往時は結構見かけたんですわ…

まっ、オリジナルジェミニが消えて四半世紀、ホンダ製ジェミニでさえ廃盤からそろそろ20年ですもんねー、そりゃ見なくなって当然だ。。。

てな訳で今回はオリジナルな方の個体

⇒『昭和62年(1987)2代目JT150型ジェミニ3ドアHBイルムシャー』!!

このコーナーでも何度か2代目ジェミニは取り上げましたがイルムシャーの出品捕獲は多分初めて、しかもレアな?HBモデルですからねー、お珍しい個体。

150系は当時のカローラ(80~90系)ですら慌てさせた程人気のあったモデル、いすゞ始まって以来の大量販売車、後にも先にも150ジェミニを上回る販売を記録したモデルはなく(但し乗用車カテゴリー内)もしトヨタが売ったらいすゞの10倍は売れただろうとトヨタDマンが唸る程のいいクルマでしたが人気があったのはセダンの方、当時のスペシャリティ、ピアッツアを縮めたようなスタイリングのジェミニHBはセダンに較べると人気薄、先代のクーペからHBに変貌し決して悪い印象ではないながらセダンの目撃度に較べ1/10位かな?ジェミニってクルマは伝統的にコンパクトで取り回しはいいのですが反面これも伝統的にに室内が狭く2代目150系ではFFになりながらも相変わらずの狭さ、セダンですらファミリーカーとしては?でしたので3ドアで利便性の低いHB、後席はセダン以上に狭く2+2と言っていい程、テールゲートや可倒式シートとありきたりの便利さは持ちましたが思い切ってピアッツアや117のような流麗なクーペとして出ればまた結果は違ったかもですがね、下手にHBとしたのがいかんかった…!?

決してHBが出来が悪いとかではないんですがHOTハッチブームにもかかっていたしパワフルモデルも存在した割にこっちはカローラFXやシビック等の影に完全に隠れセダンの高評価は得られませんでしたね。

さて、そんな珍しいHB、現存で多いのはワイルドさでは今も独特の味で人気のPF60の先代FR時代のZZシリーズ、そして150セダンの普及版C/C、ZZハンドリングbyロータスがほぼ、ロータスの前に86年、ハイパワーバージョンとして追加された現車であるイルムシャー、デビュー時こそ話題にはなりましたが以降のロータスに人気は集中、それでもアクが強く味付けされたエクステリア等にマニアは喰いつきセダン系はそこそこ見れましたがよりスポーティ訴求の筈のHBイルムシャー、なかなか応じでも見ず希少な存在だと思います!

ジェミニの中では先代PF60型ZZが旧車市場ではいぶし銀の人気者!


実走9万㎞台、R点の内外D、不具合はそこそこあるもワンオーナー車ですのでマニアには垂涎でしょう!


イルムシャー、85年にPF→JTにFMCした時点でファミリーモデルはJTに移行、しかしスポーツ系はPFをそのまま継続販売しておりJT系は大人しくスポ車好きには物足りない印象でしたが翌86年にの電子制御式ターボ付き1.5Lの2バルブSOHCガソリンエンジン 4XC1-T型を搭載、足回りを旧・西ドイツのイルムシャー社がチューニングしたJT=FFジェミニ(当時はJTとPFが混在していたのもありJT系はこう呼ばれました)初のスポーツモデルとしてデビューし注目度は高ったです、世はFR→FFの転換期、イルムシャーがPFからの決別→JT系もいよいよスポーツ路線にも踏み入れるプロローグとなった訳です。

出品車は87年にMCされた後期モデル、個人的にはJT系はスッキリしていた前期顔が好きで後期のクドい顔付は苦手でしたがZZは後期のみ(88年追加)、イルムシャーも前期は極僅かな期間しか販売されていませんので前期を探すのは至難でしょう…

当時も今も希少なHBイルムシャー、赤いボディの割には元オーナーさんの手入れが良く退色し易いカラーながら艶もあり修正は不要な感じ、内装も至って普通の状態で画像の限りシート破れやダッシュ割れ等はなさそうです!

赤いボディはイイ状態、目立つでしょうねぇ今乗ってたらw



D評価ですがプロ清掃によりCやBにもなりそうな状態の室内!


ラゲッジにも切れや荒れもなくも綺麗で大切にされてきた事が解ります!


致命的不具合もなく外見も傷、凹なくまだ充分このままで乗れそうな赤いイルムシャー、いすゞマニアにはとても魅力的な個体!





出品地は関東で落札は無事なされますが希少車の割には安い、目ん玉飛び出る旧車相場の現在ではリーズナブル、セダンですともう少し高額なんでしょうがこんな部分にもHBのマイナーさが響いてる?

しかしいすゞマニア、ジェミニ好きにはいい個体、まぁ、これも加修に整備、利益載せると7~80万のプライスカードが掲げられるでしょうが今後の過保護な動態保存に期待したいモノですネ(^^)/
Posted at 2018/06/14 21:24:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | いすゞ | クルマ
2018年02月11日 イイね!

珍車PART753

珍車PART753
いましたいました!地元神奈川県でももう滅多に見れなくなった初代ジェミニ、オークションに出てくるのも1年に1回あればいい感じでしょうか…

初代ジェミニ、1974年デビューですからもう40数年経過、初期物なんてもう実働はいないんでしょうねー、個人的には初期物が一番スッキリして好きだったんですが。


小規模メーカー(乗用車に関して)の宿命でいすゞはどのモデルも長寿、ベレット、117、ピアッツア、フローリアンとどれも10年を超える長生きでしたがこの初代ジェミニも1987年迄、実に13年に渡りFMCせずいすゞの基幹車種として君臨、90年代迄は通常のモデルチェンジサイクルは4年でしたんで普通の3倍は生きると云う…それでも長い期間ですから極力陳腐化を避け年次改良を始め新エンジンの搭載やビッグチェンジを繰り返して最後まで基幹車種として一定の売り上げを確保していた姿は立派!そうした対応も90年代には立ち行かなくなりいすゞは乗用車撤退の道を選び現在に至る訳ですがいすゞの乗用車って気骨があり何気に独特な味付け、新機構、独自の考えの足回りを訴求するなどある意味とても面白さがありこれは古くはベレット、最後の191系ジェミニまで継続、玄人好みのシブいクルマを造るなかなかのモノだったんす、そんな味を知る世代ももうアラフィフ以上?今の30代以下が乗ってもなかなか乗りこなせないかもしれない、そんな”職人気質”のクルマなんて現代皆無ですからねー。

な訳で今回取り上げるのはそんな長寿初代ジェミニの大きく分けて4次改良型とも云える最終型となります!

⇒『昭和57年(1982)初代PF60型ジェミニ1800ZZ-R』!!

現存する初代ジェミニで恐らく一番多く残ってるであろうZZ-R、こいつは正に”漢”仕様のジェミニNo1のハードモデル、当時のカーマニア、スポ車好きの心を射止めた人気モデルでした。

ZZは現車のハードモデル-R、豪華仕様の-Tが79年に追加、80年にRとTの中間を行くZZ-Lを設定し全3種のラインナップ、117クーペのG180W型DOHC EGI 135psエンジンを搭載、元々ジェミニはグローバルカーで当時提携していたGMやその傘下の各国のメーカーでそれぞれのネーミングにて販売、その殆どが1.2~1.4Lクラスの日本で言う大衆車カテゴリーながら日本=ジェミニは900㎏台の軽量に1.6L(後に1.8Lも追加)を載せた事により動力性能はただでさえパワフル、そこに1.8LのDOHC搭載ですからその実力はもうじゃじゃ馬レベル、これはいすゞに勤める友人がかつて乗っており良く借り出して峠遊びなんてしましたがまずは無敵、当時最大のライバルだったランタボA175Aは手強いながらランタボのターボラグを狙いその間隙を縫ってTOP入れば後は腕次第、ジェミニは足回りがいすゞ独特で当時はあまり採用のなかったFrダブルウイッシュボーン、Rr3リンクという形式、Rrがパワーの割に頼りない部分がありましたが強化し乗りこなせばリジット独特である路面追従性の悪さを逆に生かす意図的な滑りが面白いように決まりコーナーではランタボより深く突っ込めこんな部分でも負けナシ!それでもランタボがMCでI/C搭載した後期型ターボにはもう加速の時点で追いつけなかったですが前期135ps時代のランタボとはイイ勝負ができましたねー、懐かしい若き日の思い出w

↓74年発売時のジェミニ、当初は前任のいすゞメイン車種「ベレット」の名を冠し「ベレット・ジェミニ」と名乗りました。


歴史の長いジェミニ、簡単に改暦を言えば74年セダンとクーペで登場、77年に最初のMCで丸目を角目に改良、79年ビックチェンジにて顔付を従来の逆スラント→スラントとしZZを追加、ZZは丸目、他は角目にて二つの顔を主張、同時に往年のヒルマンミンクス以来の女性訴求モデルの『ジェミニ・ミンクス』を設定、また、当時乗用車最小排気量となる1800ディーゼルモデルも登場。
81年に異形ライトを採用しインパネを全面改良、83年ドアミラー採用と大雑把に分けるとこんな感じ、勿論これ以外にもエンジンの改良などが行われています。

そろそろ現車ですね(^^;)

82年モデルですから外観的にはスラント&異形ライトの最終型、ドアミラーは後に付けられたものでしょう、R点で内外はそれぞれC,D評価、このテのクルマで35年経過としては極上と言っていいでしょう。

↓走行が12万㎞オーバーながらG系エンジンは頑強、但し補修部品は絶望なので如何に調子を保つかが課題!


最近で言うエボのGSRに対するRS的存在のZZ-Rですから当時競技や走り屋にさんざん弄りまわされた個体だらけの中、この個体はそうした形跡も感じません、ただこの時代の個体はどうしても錆に弱いですしワタシも少ないとは言え最近見るPFジェミニはサビが廻って酷い状況になりがち、下回りやサイドシル、プレスの合わせ目などを要注意で確認したいモノです。

↓C評価の内装はかなりイイ状態、快適装備皆無のZZ-Rのキャビンは男の仕事場雰囲気満点!



↓最終型ではインパネが全面改良され最新(当時)のトレンドが採用されています!


ジェミニというクルマ、先記のように車格は大衆車でしたしそのカテゴリーとしても中は狭い、同時期のカローラやサニーに対しても劣りますし後席はセダンであっても窮屈、これは以降2代(いすゞオリジナルとして)に渡るジェミニにも共通でファミリカーとしてはこの部分では失格、その分非DOHCやディーゼルに於いても走りは元気で特にPF前半は排ガス規制で他車が青色吐息の中で存在感を示していました、しかしクドいですが中はとにかく狭い、足元の余裕のなさは現代の軽の方が倍くらい広い感じでしたよ、これに乗るといつもその狭さに閉口したモンです(笑)

↓ボディ、サビまでは画像では分かりませんが比較的綺麗な状態を伺わせます!



ZZ、中でも-Rは80年代車ながら60年代の味を残す最後のモデルって感じで最終まで支持されますが時代がこのクラス、FR→FFと移行する中、ランサーEXや80系カローラ同様に一般訴求モデルがFFとなった以降も暫く生産が続くほどスポーツマニアには愛されますが87年にその長い幕を閉じFFモデルに移行、一端はハードモデルのZZは消滅するも88年、FFのJT190系で新開発の4バルブDOHC 4XC1型エンジンを搭載して復活した時はもう拍手モンでしたね、神奈川県民としてはwww

↓復活のZZにはハンドリングbyロータス等いすゞらしいシブいモデルを設定


出品地は意外にも関西地区、マツダが当時関東で弱かったようにいすゞは関西で弱かったんですがねー、販売店さえ関西は少なかったので浪速にいすゞファンが存在した事でまず感動ですわ(^^;)

落札額、イイ値段しています、旧車ショップに並べば3桁は間違いない、そんな落札額ですね!

↓サビ対策→半レストアまですると3桁間違いないZZ-R、ローダウンとワタナベが一段と渋みを増しています!



非常にマニアック度が高いPFジェミニ、これはさすがに頭デッカチの知障や旧車ホイホイ、漫画太郎(分かる人向けwww)にも偉そうに知ったかで語られる事もないし恐らく今回イイね!とかPVも少ないでしょうがいすゞ車はそれでエエ!玄人好みのいぶし銀モデル、こうしたスタンスを貫くかつてのいすゞ乗用車に乾杯って感じで振り返ってしまいましたわ(^^♪
Posted at 2018/02/11 14:42:00 | コメント(2) | トラックバック(0) | いすゞ | クルマ
2018年01月28日 イイね!

いすゞプラザ訪問!

いすゞプラザ訪問!
2017年夏に訪問したいすゞプラザ展示車輛の一部を「UPしています。

いすゞプラザ展示車
Posted at 2018/01/28 16:32:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | いすゞ | クルマ
2017年08月02日 イイね!

珍車PART712

珍車PART712
珍車712は街角珍、陸屋仕事でなく自分の仕事でお客訪問時に見つけたので“今日の捕獲”ではなく珍車に組み入れようと…

にしても先月いすゞミュージアムに行ってからいすゞづいていますわなぁw
PFジェミニZZ/R目撃 に次いで今回はJT150のZZ、数年前にはいすゞ旧車、神奈川には多かったと先日もお伝えしましたが現在でもこうした生き残りが存在すると嬉しくなってしまします(^^♪

と言う訳で今回のお題はコレ

⇒『昭和63年~平成元年(1988~89)2代目JT190型ジェミニZZハンドリングbyロータス』!!

個人的にも長い歴史を誇るジェミニの中で一番刺さったモデル、いすゞに友人も勤めていましたし安くその紹介で買えたので一時は本気で購入を考えた程です!

2代目ジェミニは85年の発売、大きく分けて~89年までが前期、現車は中期、89~90年が後期となりますが私的には前期が最もスッキリしたエクステリアで好み、ただこの時期にハンドリングbyロータスは設定されておらずスポーツグレードはイルムシャ―のみ、これは少々やり過ぎ感、クドイ感じで敬遠でしたがMC後の88年3月に新設定されたハンドリングbyロータスはその名の通りシャープでクイックな操縦性、しなやかな足回り、そして新開発の4バルブDOHCの4XE1型エンジンのフィーリングは元Gure好みのNAらしい滑らかな回りと音質に魅せられてしまいましたネ~。

↓専用色ブリティッシュグリーンのボディも鮮やかに88/3に追加されたJT190ジェミニZZハンドリングbyロータス(画像は89~90モデル)


1.6Lの4XEI、ライバルの4A-Gに較べるとマイルドなイメージ、4Aやいすゞの旧世代2バルブDOHC(G161WやG180)の荒々しさはないながらもジェントルに速いと言ったらいいでしょうか?見かけの上品さも相まって大人のGTって感じが魅力、結局室内のタイトさが当時子育て中の身には辛く購入には至りませんでしたが今でも余力があれば乗りたいクルマですねー。。。

現車、新車時は見とれる美しさだったブリテッシュグリーンも約30年の月日を表すように痛みが激しいですが先日のPFジェミニより年式が高いのもあり錆、腐食穴などは見受けられずオーナー様にはこうなる前の手当を期待したいですね!


ハンドリングbyロータスは当時いすゞが英・ロータスと提携していた事もありいすゞ乗用の各車にラインナップ、ロータス社のチューンした足回り、BBSホイール、ブリテッシュグリーンが共通アイテムでビッグホーン、ピアッツア、ジェミニに設定、一番普及したのが何故かSUVのビッグホーンだったと思いますが車重がありただ堅いばかりのこのテのモデルでもしなやかな乗り心地は好評でした!

このエンブレムは一目置いたモノでした。


いすゞというマイナーメーカーだったのでbyロータスモデル、大人気と言う程ではなかったながら本質を求めるマニアには大好評でアダルトスポーツ好みには一定以上の支持を受けましたネ。

現車「相模53」の当時物ナンバーはすっかり擦り切れていましたが恐らくワンオーナーで今日まで大事にされてきた個体なのでしょう、内装も経年劣化は隠せませんし前席=純正レカロの痛みもそこそこありました、業オク風に言えば総合3、内装C、外装Dってところでしょうか!?

お化粧直しで今後も維持されていく事を強く願います!


2代目、というかいすゞオリジナル乗用が殆ど見れなくなってしまった昨今、いすゞの過去を語る生き証人ですから時々通る道すがらですんで今後も動態観察していこうかと思います(^^)v
Posted at 2017/08/02 18:44:18 | コメント(3) | トラックバック(0) | いすゞ | クルマ
2017年07月19日 イイね!

珍車PART707

珍車PART707「もういすゞはえぇよ…」とか言わんの(^^;

これ、プラザになかったんすよ、いすゞプラザ、全体的には好印象ながらやはりいすゞを語る上で欠かせないベレットと最後の名作?初代ピアッツアの展示が無かったのが悔やまれる感じで…

なので探してみましたがまともなのはコレのみ、後は不動部品取りのみで(*_*;

本日のお題はこれになります!

⇒『昭和63年(1988)初代JR120型ピアッツアネロ2000XE』!!

いすゞプラザ訪問ブログでも書きましたが地域柄神奈川では10年前位までは時々見かけたのですがここ最近はピアッツア、全く見なくなってしまいました…。

エゴカー減税が大きな要因でしょうが仕事でいすゞ藤沢工場に入ってもさすがに頑固ないすゞマンが数年前まで社員Pに2~3台停めていたんですがね、消え失せてしまいました。今では悲しいかなトヨタ車、マツダ車ばかりになってしまいーの(泣)

まっ、仕方ないですよね、いすゞの置かれた状況で社員さんのクルマも時の流れでホンダばかりになったりスバルになったりとこれまでも移り変りました。

さて、ピアッツアですがいすゞ、いや、国産名車に数えられるあの117クーペが元祖でこれのFMC版でした、発売は81年、117同様にJアローがデザインしたのはあまりにも有名な話!

当時は117からのあまりの変貌でそのスタイリングから“マヨネーズ”と揶揄されまくり、またデビューした頃は第二次ハイパワーブームでしたのでスポーツモデル&パーソナルクーペの注目は高くピアッツアもその流れに乗り大人気!!と行きたいところが先進的過ぎてそのスタイルが当時受け入れられなかった事、シャーシが117からの継続で古くエレガントな出で立ちとは真逆なガサツさ、そしてエンジンも旧態化していた117のG200系という点等が今一つピアッツァ、訴求力に欠け79年、海外にて「アッソ・デ・フィオーリ」として大きな話題を集めたのに対し意外に発売されても話題にはならなかったんですよねー、トヨタソアラ、スカイラインRS等の新車種も同時期にデビューしていましたし出た時期が悪かったとしか言いようがない感じで。。。

↓デビュー当時のピアッツア、ドアミラー解禁前のためJアローが激怒したというフェンダーミラーでデビューしさんざんブーイングされていましたっけ


現車は当時GMと提携していた関係でGMのディーラーであるヤナセ向けにあつらえた『ネロ』というモデル、ネロはオリジナルのピアッツアにはないブラックのボディカラーやインテリア、ゴールドのピンストライプが施されオリジナルが角型2灯ライトに対し角目4灯(84年~)が採用されネロにはヤナセ扱いという点から高級度合いを高めていました。

現車、19万km走っていますし排気漏れやチョコチョコと不具合がありますが一番痛いのがA/C不良かなぁ、高級パーソナルクーペでA/C NGはやはりキツい、まぁ夏乗らなきゃいい話ですが(笑)

↓29年経過で総評3点、内装D外装Cは年式からしたらいい高評価の部類だと思います。


いすゞらしく初代ピアッツアも10年という長寿、長い割に大幅MCは87年の1度で途中新開発エンジンである4ZC1型SOHCターボを搭載したりいすゞ他モデル同様にイルムシャ―、ハンドリングbyロータスを追加、商品寿命を更新し91年まで生き永らえました!

しかしいすゞのデザインっていうのは10年位先んじていてリアルには受け入れられずワタシも現役時代は苦手な部類、しかし後年~現在見ると非常にイイ!
フローリアンやベレルまで行くとそういレベルではないですがね、最終ジェミニ(これは今もNG)にしても往時よりは見られる気がするしw

↓D評価の室内、欠品(オーディオ他)が多過ぎますナ


ピアッツァも91年もFMCではジェミニの兄弟車に成り下がり引き続きネロもラインナップされますが最早ピアッツアとしての存在感は皆無、オマケに乗用撤退の時期にもかかり僅か2年で製廃となってしまいました。
不人気最終ジェミニと統合?された事によりピアッツァの名声を汚したように当時感じましたね、へたにFMCせず初代のまま終えていたらもたこのクルマの後年評価は違っていたかもしれません(私感)

↓ジェミニベースの2代目JT221型最終ピアッツア


初代ピアッツアも最終から四半世紀超え、見なくなって当然で部品供給も厳しくなってきている様子ですが117と並んでこのモデルもいすゞの名作だと思いますしベースとしては上等ですのでいすゞマニアさんが頑張って仕上げて欲しいモノです!

↓外装はCなのでまだこのままでも充分イケそうです!


↓角4の精悍なマスクのネロ、現車は最終モデルなので半目(可動式ライトカバー)が廃止されよりスポーティな顔付に!


出品はお膝元神奈川と言いたいところですが中京地区、落札額は安い、二桁乗るか乗らないかっ感じでプレミアにはまだ程遠いですね、ベレットや117(初期ハンドメイド除く)もそうでしたがいすゞというメーカーからか?どうしても値が上がるのはかなり経ってからでないと厳しいんですよね、トヨタ日産が20年超えるとじりじり上がり始めますがいすゞは30年かな!?その時には部品は皆無、とても普段乗りなんてできないレベルになってこそのプレミアなのですが投機目的じゃあるまいし上がろうが上がらなかろうがこのクルマのファンの手に渡り大事にされて欲しい、いすゞ車にはそんな思いを強く持ちます(^^)v
Posted at 2017/07/19 21:29:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | いすゞ | クルマ

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「今日の捕獲 http://cvw.jp/b/2682511/48544213/
何シテル?   07/15 18:55
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

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