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2019年05月03日 イイね!

あのクルマの系譜・その8 ~マツダキャロル編~

あのクルマの系譜・その8 ~マツダキャロル編~
‟あのクルマの系譜”その8、まだまだ国産車創世記と言ってもいい1962年(S37)に現マツダ、当時の東洋工業4輪車第2弾として発売されたのがキャロル、マツダ及び国産車の中でもかなり歴史を持つモデルとなります。

惜しむべくは現行キャロルはスズキアルトのバッジチェンジ=OEMとなって久しくオリジナリティは皆無ですが発売時は当時の”国民車”スバル360に対向した革新的意欲的モデル、マツダの浸透力が最近まで弱かった東日本でも一定以上の普及がなされ一時廃版になるも知名度は高いクルマです!

それではあのクルマの系譜・マツダキャロルやってみましょう。


【現行7代目キャロル】
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(2015~現在)

・8代目アルトのバッジチェンジモデル
・直3 660ccエンジン搭載、駆動はFF/4WD、ミッションは5MT/CVT
・5ドアHBのみの設定
・ラインナップは一般普及型のみでアルトにラインナップされるI/Cターボエンジン搭載(ターボRSやワークス)は未設定、依ってスポーツモデルのイージー化で話題となったアルトのAMT(AGS)に関してもキャロルには設定なし。
・先代でラインアップされたエコシリーズは統合される。


【6代目キャロル】
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(2009~2015)

・7代目アルトのバッジチェンジモデル
・直3 660ccエンジン搭載、駆動はFF/4WD、ミッションは5MT/4AT/CVT
・5ドアHBのみの設定
・吸排気VVT機構を持つ低燃費仕様の「キャロル・エコ」を2012年より追加。
・2013年、スズキが「エネチャージ」を開発、キャロルエコにも搭載。


【5代目キャロル】
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(2004~2009)

・6代目アルトのバッジチェンジモデル
・直3 660ccエンジン搭載、駆動はFF/4WD、ミッションは5MT/3AT/4AT
・5ドアHBのみの設定
・本家アルト、キャロルに加え日産ピノもスズキ供給として発売され3兄弟化(ピノは2010年迄)


【4代目キャロル】
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(1998~2004)

・先代までシャーシはアルトを使いながらマツダオリジナルデザインを通すもこの代からコストダウンの為、アルトとはエンブレムのみの差異という所謂バッジチェンジモデルとなる。
・直3 660ccエンジン搭載、駆動はFF/4WD、ミッションは4MT/5MT/3AT/4AT/CVT。
・VVT機構を持つリーンバーンエンジンモデルも設定。
・3HB/5HBの設定、先代までキャロルの特徴とも言えたキャンバストップやターボモデルは消滅。
・アルトに設定される4ナンバー仕様はキャロルには未設定。
・2000年よりマツダ車共通アイディティとなるペンタゴングリル採用しFrはオリジナル度が高まる。


【3代目キャロル】
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(1995~1998)

・19年ぶりに復活した先代の正式名称「オートザム・キャロル」のFMCを機に車名を「マツダキャロル」に戻す。
・シャーシ、エンジンはスズキからの供給を受けマツダ独自のボディを載せる手法は先代と同様ながらコストダウンの為、ドアや一部外板は先代を流用。
・直3 660ccエンジン搭載、駆動はFF/4WD、ミッションは5MT/3AT。
・3ドアHBのみの設定、5ナンバーモデルのみ、先代で大きな特徴として話題になったキャンバストップモデル、ターボモデルも継続設定。
・やはり先代で人気の丸目2灯ヘッドランプデザインは踏襲される。


【2代目キャロル(オートザム・キャロル)】
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(1989~1995)

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(ターボ 1990~1995)

・1970年のキャロル廃版以来の19年ぶりの復活。
・バブル景気時に設立したマツダ「オートザム店」のメインモデルであり正式名称=「オートザム・キャロル」
・スズキとの提携により3代目アルトのシャーシ、エンジンを使いマツダオリジナル設計のボディを載せたモデル。
・当初直3 550ccエンジン搭載、軽規格改正により90年~は660ccにスケールアップ、ボディ(バンパー)もこれに併せて大型化。
・駆動はFF/4WD、ミッションは5MT/3AT/4AT。
・3ドアHBのみの設定、5ナンバーモデルのみ、全体に丸味帯びたスタイリング、パステルカラーのメイン化、キャンバストップや丸目2灯と女性訴求要素が強く愛らしい出で立ちから人気を博す。
・90年~ターボモデルも追加、オリジナルグリル、ブラックのイメージカラー、挑戦的なエアロパーツでこちらは男性&スポーティ訴求が強い。


【シャンテ】
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(1972~1976)

・初代キャロル廃版の2年後にデビューしたマツダの乗用軽4輪でありキャロルの代替えユーザーを狙ったモデル、実質的に2代目キャロルと言える存在。
・直2 360ccエンジン搭載。
・駆動はFR、ミッションは4MT。
・2ドアセダン(2BOX)モデルのみ。
・ロータリー(RE)エンジン搭載前提で開発されるもOILショックによるREの失墜、排気量面での問題からなる不認可もあり商用の「ポーター」のエンジンをやむなく搭載した経緯がある。
・チューンショップ製作のREエンジン搭載である「雨宮シャンテ」が有名な存在。
・76年、軽自動車新規格化、排ガス規制を前に改良開発を断念しこのシャンテを最後にマツダは軽乗用市場から約20年撤退状況となる。


【初代キャロル】
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(600 1962~1964)

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(360 1962~1970)

・マツダ(東洋工業)4輪初進出であったR360クーペの居住性を改良、国民車スバル360に対向できる完全4座モデルのセダンとしてデビュー。
・直4 360ccエンジンの軽規格キャロルと後追加の普通車版になる直4 600ccエンジン搭載のキャロル600をラインナップ、600はボディは360と共有、バンパーの大型化のみで普通車枠とされていた。
・駆動はR360クーペを踏襲するRR、ミッションは4MT。
・当初2ドアセダンでデビュー、1963年以降は当時の軽には存在しなかった4ドアセダンを設定し人気を博す。
・普通車同様の3BOXスタイルを採用、後席乗員のヘッドクリアランス確保の為、特徴的なクリフカットスタイルが採用される。
・直4 水冷 アルミ合金OHV機構という当時の軽自動車としては高度な設計思想が受け入れられスバル一強の牙城を崩しホンダN360登場(1967)までは高い販売成績を残す。
・600はエンジンをスケールアップした800ccとし「ファミリア」に移行し2年で廃盤
・REに注力していたマツダはキャロルにも2ドアHBクーペボディの1ローターモデルを製作するも認可が下りず試作に終わった経緯あり。



あのクルマの系譜・マツダキャロル…
Posted at 2019/05/03 15:56:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 系譜 | クルマ
2019年04月24日 イイね!

あのクルマの系譜・その7 ~ホンダフィット編~

あのクルマの系譜・その7 ~ホンダフィット編~‟あのクルマの系譜”その7は2001年の初代デビュー後、爆発的人気となり当時の王者であった(年間販売台数TOP)カローラを抜き大きな話題となりました!
その後現在まで代を3代に重ねデビュー時ほどの人気、販売は自らのリコール騒ぎやライバル車の猛追により衰えますがそれでもコンパクトクラスの代表と定着、確実に進化し続けるホンダの『フィット』を取り上げます。

HVモデルも輩出し低燃費とライバル他車と比較しても高い走行性能やセンタータンクレイアウトによる広い車室が人気のフィット、同じHVのトヨタアクア、新感覚の電気主体とした日産ノートeパワー等の後発新鋭に苦戦を強いられる昨今ながら根強い人気を維持、ホンダの小型ボトムとしても重要な役割を担っていますね!

それではあのクルマの系譜・ホンダフィット やってみましょう。


【現行3代目フィット/シャトル】
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(3代目フィット 2013~現在)

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(シャトル 2015~現在)

・タイ、中国、ブラジル、インド等でも生産されるグローバルカー(名称は国により異なる)
・ワゴンタイプのシャトルは先代で「フィット・シャトル」としてデビューするが現行フィットのFMC後も従来型を継続し2015年にFMC、この時フィット名が外れ名義上は「ホンダ・シャトル」と独立するがベースは3代目フィットであり派生と言うより内情はフィットのワゴンモデルという点に先代と変化なし。
・フィットは5ドアHB、シャトルは5ドアワゴンにて構成
・フィット/シャトルとも直4 1.5Lガソリン/1.5L HVエンジン搭載。
・駆動は両者 FF/4WD、ミッションはガソリンモデルがCVT、HVモデルは7DCT、フィットには5MT/6MTも設定あり。

【2代目フィット】
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(フィット 2007~2013)

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(フィットシャトル 2011~2015)

・5HBとワゴンのシャトルで構成
・シャトルは2代目デビューより4年遅れで追加されたのもあり2→3代目にフィットバトンタッチ以後も従来型を継続、2015年にシャトルもFMCするがフィット名は外れる。
・フィットシャトルは従来小型クラスのワゴンとしてラインナップしていた初代フィットの兄弟モデル「エアウェイブ」の後継という意味合いも持つ。
・直4 1.3L及び1.5Lガソリン/1.3L及び1.5L HVエンジン搭載、尚1.5L HVはフィットRSのみ。
・駆動は FF/4WD、ミッションはCVT/5AT/5MT/6MT/6セミAT。
・先代のセダン版「フィットアリア」を2009年まで継続


【初代フィット】
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(2001~2007)

・2001年、従来のホンダエントリー&コンパクトクラスの「ロゴ」の後継でデビュー
・ホンダ技術特許となるセンタータンクレイアウトによりクラスレスの車室空間が話題となる。
・ボディは5HBのみながら2002年に3BOXセダンである「フィットアリア」を追加
・フィットのシャシ共用の「モビリオ」「同スパイク」「エアウェブ」の兄弟車種が存在。
・直4 1.3L及び1.5Lエンジン搭載。
・駆動は FF/4WD、ミッションはCVT/5MT。
・2007年に5HBがFMC後もアリアのみ継続され2009年まで2代目フィットと併売。
・2002年国内販売台数1位、世界累計販売台数200万台の大ヒットモデル。


【ロゴ/キャパ】
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(1996~2001)

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(1998~2002)

・フィットの前身となるのがロゴ及びキャパ、これらの前任の2代目シティの不評-反省点を踏まえた新設計モデルで2代目シティ廃盤後2年のブランクをおいてデビュー。
・ロゴ/キャパとも5HBモデルのみ、ロゴは実用に徹した平凡な2BOXモデル、キャパはホンダのヒット作初代ステップワゴン的(但し2列シート)スタイルのハイト系
・SUVモデルのHR-Vもロゴ/キャパとシャシ共有の兄弟車種。
・ロゴには直4 1.3L、キャパに1.5Lエンジン搭載。
・駆動は FF/4WD、ミッションはCVT/4AT、ロゴのみ5MTを設定。


【2代目シティ】
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(1986~1994)
・現フィットのルーツに充るシティの2代目モデル、トールボーイスタイルとホンダらしい様々の工夫で爆発的ヒットを飛ばした初代に較べ影は薄いもスタイル優先の低い車高、軽量による高い俊敏性からモータースポーツでも多用された。
・搭載エンジンは当初 直4 1.2L 88年MC以後1.3Lに格上げ
・3HBのみの設定、5ナンバーモデルと節税モデルとしてバン登録の「PRO」にて構成。
・駆動は FF、ミッションは5MT/4ATを設定。


【初代シティ】
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(1981~1986)

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(シティターボⅡ 1983~1986)

・従来にないトールボーイスタイル、これによるクラスを超える車室空間、ワイドなボディバリェーション、低燃費やホンダらしいバイク(モトコンポ)とコラボする遊び要素の強い訴求により若年層~実用重視の幅広い年代の支持を受けた大ヒット作
・基本は3HBのみながらハイルーフ(マンハッタンルーフ)、ブリスターフェンダーのワイドボディであるターボⅡ、フルオープンのカブリオレのバディバリェーション、
・82年追加のターボ、83年追加のターボⅡは当時としては高スペックであるL/100psに近い数値を掲げ若い世代に大人気(ターボ100ps/ターボⅡ I/C付で110ps)
・世界初のアルミコンロッド採用によりL/24kmの極低燃費仕様モデルが85年に追加
・直4 1.2Lエンジン搭載。
・ミッションは5MT/3AT/副変速機付き4MT。
・初代シティは72年登場以来ホンダ小型のボトムを受け持つシビック(シティデビュー時は2代目シビック)、シビックの格上げ、上級移行により旧シビックの立ち位置を継承して開発された経緯あり。



あのクルマの系譜~ホンダフィット編~…
Posted at 2019/04/24 20:44:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 系譜 | クルマ
2019年03月28日 イイね!

あのクルマの系譜・その6 ~マツダアテンザ編~

あのクルマの系譜・その6 ~マツダアテンザ編~
‟あのクルマの系譜”その6は今やマツダのフラッグシップのプレミアムセダンとして認知されセダン市場衰退の中でも一定以上の評価を得ているマツダの『アテンザ』を取り上げます。

ルーツを70年発売の『カペラ』に置くアテンザ、現在はマツダ最上級のDセグセダンとして君臨しておりますがカペラ時代は1.5~2LのCセグに属する小型ファミリーカー、このクラスは競合揃いでトヨタコロナ、カリーナ、日産ブルーバード、三菱ギャラン、ホンダアコード、スバルレガシィ等がライバル、その中で決してカペラは人気や販売的にも成功したとは言えなかったながら地味=ジェントルな派手さを好まないユーザーに支持をされ約30年、目立たないながらもマツダのラインアップ編成に於いて重要な役割を果たしました。

アテンザになって既に3代目を数え日本国外では『マツダ6(シックス)』として好評価を得、現行型になってからのマツダ独自の新世代ディーゼルモデルが高い注目と人気を誇っておりますね…。

それではあのクルマの系譜・マツダアテンザ やってみましょう。

【現行(3代目)アテンザ】
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(セダン 2012~)
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(ワゴン)

・マツダ、新世代テクノロジーである「SKYACTIV TECHNOLOGY」と新世代デザイン「鼓動」をテーマにしたフラッグシッブモデルとして登場。
・大幅なサイズアップと高級化によりマツダとしてはルーチェ→センティア→ミレーニア以来のDセグ枠に格上げ
・4ドアセダン、5ドアワゴンで構成。
・直4 2L 同2.5L 同2.2LDeターボ搭載。
・ミッションは6MT、6AT
・駆動はFF/4WD
・各ドライバー支援装置(自動ブレーキ、車線逸脱等)装備。


【2代目アテンザ】
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(セダン 2008~2012)
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(5HB=スポーツワゴン)

・4ドアセダン、5ドアHB(スポーツワゴン)、5ドアワゴンで構成。
・直4 2L 同2.5L 搭載。
・ミッションは6MT、5AT、6AT
・駆動はFF/4WD
・日本初の後方検知装置「リアビーグルモニタリングシステム」をOP設定


【初代アテンザ】
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(セダン 2002~2008)
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(5HB=スポーツ)

・長年マツダCセグセダン枠を担ってきたカペラのネーミングチェンジモデルとしてデビュー。
・4ドアセダン、5ドアHB(スポーツ)、5ドアワゴンで構成。
・直4 2L 同2.3L 搭載。
・ミッションは6MT、4AT→5AT
・駆動はFF/4WD
・全車3ナンバーボディ採用。
・カペラ時代にはなかった高人気を誇り2002年度COTY受賞。


【7代目カペラ】
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(セダン 1997~2002)
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(ワゴン)

・70年発売以来32年の歴史に幕を閉じたカペラ名義最終モデル
・4ドアセダン、5ドアワゴン/バン、海外モデル(マツダ626)には5HBも存在、尚、当時提携していたフォードブランドとして『テルスター』の双子兄弟モデルにて構成。
・カーゴ(バン)/ワゴンは5代目を94年MCの上キャリーオーバー、ワゴンは97年まで継続、バンは99年ファミリアバンに統合廃止。
・直4 1.8L 同2L V6 2.5L 直42LDe 搭載 ガソリン2Lに希薄燃焼エンジンもラインナップ
・ミッションは5MT、4AT
・駆動はFF/4WD


【6代目カペラ】
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(1994~1997)

・先代(5代目)で一度廃盤になり新たにネーミングチェンジ版の『クロノス』がカペラの後を受けるも極端な販売不振により長年親しまれた名を復活させたモデル。
・クロノス、ユーノス500のシャシを使いそれらが日本車離れした奇抜なスタイリング、解りにくい車名展開(双子、三つ子含め)、無用な3ナンバー化を反省、保守的に奇をてらわず落ち着いた平凡な5ナンバーセダンスタイルでデビュー。
・クロノスとは併売
・4ドアセダン及びテルスターⅡ(フォードブランドの双子兄弟車、クロノス双子がテルスター、6代目カペラ双子がテルスターⅡとして併売)で構成。
・直4 1.8L 同2L エンジン搭載 
・ミッションは5MT、4AT
・駆動はFF/4WD


【クロノス(当初6代目カペラとして継承予定デビュー】
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(1991-~1997)

・従来のカペラの立ち位置を離れバブル景気に乗りクラスレスの高級化とV6エンジンを主体とした高級路線に転換、車名も『クロノス』に変更。
・多チャンネルにて同じ車種をネーミングを変えて販売するトヨタ方式に挑戦するもマツダのパイの少なさから失敗、クロノス含め兄弟が壊滅的な販売不振を招きマツダの経営危機にまで及び急造にて保守的な6代目カペラを2年後に復活設定。
・4ドアセダン、及びフォードテルスター、5代目カペラカーゴ/ワゴンを継続構成。
・直4 2L V6 1.8L 同2L 同2.5L 直42LDeエンジン搭載 
・ミッションは5MT、4AT
・駆動はFF/4WD


【5代目カペラ】
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(クーペ=C2 1987~1991)
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(5HB=CG 1987~1991)

・4ドアセダン、5HB(CG)、クーペ(C2)、カーゴ(バン)/ワゴン及びテルスターで構成。
・速度感応電子制御4WS採用。
・直4 1.6 同1.8L 同2L 同2L Deエンジン搭載、DeはPWS(量産初プレッシャーウェーブスーパーチャージャー)エンジン設定。
・ミッションは5MT、4AT
・駆動はFFとこの代から4WDもラインナップ。
・クーペ(C2)に限定特別スポーツ仕様の∞(アンフィニ)設定。


【4代目カペラ】
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(1982~1987)

・キャラクターにA・ドロン氏を起用し通称‟アランドロンカペラ”と呼ばれた。
・4ドアセダン、5HB、クーペ、及びこの代から双子兄弟のテルスターを追加設定。
・FF初転換モデル。
・新開発「マグナムエンジン」搭載、直4 1.6 同1.8L 同2L 同2L Deエンジン、2Lにはカペラ初のターボ付きエンジンもラインナップ
・ミッションは4MT、5MT、3AT


【3代目カペラ】
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(セダン1978~1982)

(HT)

・初代~2代目が実質Bigチェンジで8年超えの生産だった為8年ぶりのフルモデルチェンジとして登場。
・先代までロータリー(RE)エンジン搭載モデルもラインナップされていたがOILショックによるマツダの方針転換によりレシプロ専用モデルとなる。
・直4 1.6 同1.8L 同2Lエンジン搭載。
・4ドアセダン、2ドアHTにて構成、先代及び次期型は2ドアはクーペの為カペラ唯一HTが存在したモデル。
・次期型がFFとなった為セダンTAXI用のみ85年まで継続。
・ミッションは4MT、5MT、3AT
・昭和53年規制適合


【2代目カペラAP】
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(1974~1978)

・初代モデルのBigチェンジながら公称2代目となっているものの初代後期とする等諸説様々である、Fr/Rrのみならず全長やインパネまで変更、排ガス対策(AP=アンチポリューション)の意味合いを込めてネーミングは『カペラAP』とされる。
・直4 同1.8L RE12A型ロータリーエンジン搭載。
・4ドアセダン、クーペにて構成。
・ミッションは4MT、5MT、3AT
・昭和50年→51年規制適合


【初代カペラ】
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(1970~1974)

・現行アテンザのルーツとなるのが初代カペラ
・‟風のカペラ”のキャッチフレーズで当時RE市販化で波に乗るマツダのREカー第3弾としてデビュー、知名度の高かったファミリアの上級となる小型ファミリークラスに投入される為レシプロエンジンも搭載。
・当時としてはクラス桁外れの120psREエンジンは最高速、ゼロヨン等クラス最速を誇りレースにもデビューするも車重や足回りが欠点となりサーキットでの活躍は後発サバンナに譲る。
・直4 同1.5L 同1.6L RE12A型ロータリーエンジン搭載。
・4ドアセダン、クーペにて構成。
・ミッションは4MT、5MT、3AT。


あのクルマの系譜~マツダアテンザ編~…
Posted at 2019/03/28 17:37:17 | コメント(2) | トラックバック(0) | 系譜 | クルマ
2019年03月14日 イイね!

あのクルマの系譜・その5~日産シルフィ編~

あのクルマの系譜・その5~日産シルフィ編~
“あのクルマの系譜”その5は今や風前の灯と化したCセグ小型セダン市場で踏ん張る日産の『シルフィ』を取り上げげてみたいと思います!

シルフィ、現行で3代目となりますがかつて小型セダンが花形だった頃、日産も小刻みにクラス分けしたC~Dセグ5ナンバーファミリーセダンを数多く展開、チェリー(パルサー)<サニー<バイオレット(オースター/スタンザ→プリメーラ)<ブルーバードといった具合…
しかし2000年代に入る頃から急速に小型セダン市場が減少、この事によりかつての数ある車種を統合という意味合いでデビューしたのがシルフィになりますね!

それではあのクルマの系譜・日産シルフィ やってみましょう。

【現行(3代目)シルフィ】
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(2012~現在)

・現行より正式名称が『日産シルフィ』とされ長年ファーストネームに入る『ブルーバード』が消える。
・世界各国で販売される世界戦略車=日本や中国、タイではシルフィ、北米ではセントラ、オセアニアではパルサーとされる。
・日本では先代、先々代同様高年齢層(70歳)向けとして発売され保守的4ドアセダン
・直4 1.8L FF(2WD)エンジン搭載。
・ミッションはCVTのみ。


【2代目シルフィ(ブルーバード・シルフィ)】
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(2005~2012)

・日本では代替わりするも中国やロシア等では継続販売中。
・直4 1.5L 同2Lエンジン搭載。
・4ドアセダンのみ。
・ティアナ、ティーダに続く日産モダンリビングコンセプトを謳い内装はクラスレスの上質感を訴求。
・ミッションはCVT、E-AT(トルコン)のラインナップ、駆動はFF/4WD
・コンパクトカー=Bセグシャーシを使用しC~Dセグセダンのまとめ役となる。
・国内では正式名称『ブルーバード・シルフィ』
・発売年(2005)をもって廃盤となったプリメーラの統合車種の役目も負う。



【初代シルフィ(ブルーバード・シルフィ)】
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(2000~2005)

・既存パルサーの新型・ネーミングチェンジモデルとして開発された経緯があるがそこにBigネームの『ブルーバード』を使用しブルーバードの既存ユーザーにも訴求
・N15パルサー、R11プレセアの統合車種として2005年デビュー、当時現役だったブルーバード(U14型)との差別化の為の『ブルーバード・シルフィ』のネーミングとなる。
・2001年、U14ブルーバードが廃番となりこれのユーザーの代替え車種にも割り振られかつてパルサー~サニー~プリメーラ~ブルーバードのラインはシルフィ~プリメーラのラインアップとなる。
・直4 1.5L 同1.8L 同2Lエンジン搭載。
・4ドアセダンのみ。
・ミッションはハイパーCVT、E-AT(トルコン)、5MTのラインナップ、駆動はFF/4WD。


【5代目パルサー】
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(1995~2000)

・シルフィの先代に充るパルサーの最終型
・4ドアセダン、3ドアHB、5ドアHBセリエ、双子兄弟車ルキノS-RVにて構成
・直4 1.5L 同1.6L 同1.8L 同2LDeエンジン搭載
・駆動及びミッションはFF/4WD、4AT/5MT


【4代目パルサー】
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(1990~1995 セダン)
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(3HB)

・先代まで繰り広げられて三つ子政策(パルサー/ラングレー/リベルタビラ)を廃止しパルサー1本化
・4ドアセダン、3ドアHB、5ドアHBにて構成
・直4 1.3L 同1.5L 同1.6L 同1.8L 同2L 同1.7LDeエンジン搭載
・駆動及びミッションはFF/4WD、4AT/5MT
・パルサー最初で最後のWRC参戦モデル、ラリーウェポンのGTI-Rラインナップ


【3代目パルサー】
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(1986~1990)
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(3HB)

・4ドアセダン、3ドアHB、5ドアHB、三つ子兄弟車「ラングレー及びリベルタビラ」、クーペモデル「エクサ」にて構成、エクサは先代では「パルサーエクサ」名義だったが3代目よりパルサー名は消え独立車種の体になる。
・直4 1.3L 同1.5L 同1.6L 同1.7LDeエンジン搭載、1.3/1.5は前期型に先代から継承するE型エンジン、後期型では新開発GA型エンジンに換装。
・駆動及びミッションはFF/4WD、4AT/3AT/5MT/4MT、4WDモデル初設定


【2代目パルサー】
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(3HB 1982~1986)
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(パルサーエクサ=クーペ)

・4ドアセダン、3ドアHB、5ドアHBに加えリトラクタブルヘッドライトを持つクーペ=パルサーエクサを設定 また、この代より三つ子政策となり販売店の異なる「ラングレー」「リベルタビラ」と共に構成。
・直4 1.3L 同1.5L 同1.7LDeエンジン搭載
・駆動及びミッションはFF、3AT/5MT/4MT
・ターボモデル初設定


【初代パルサー】
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(4ドアセダン 1978~1982)
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(3HB)
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(クーペ)

・日産初のFFモデルであった「チェリー」のネーミングチェンジモデルとしてデビュー。
・当初4ドアセダン(2BOXの見かけで3BOXタイプ)のみで登場、後追加にて3ドアHB、5ドアHB、クーペ、バンを加えたシリーズ展開になる。双子兄弟モデル「ラングレー」、パルサー3HBベースで80年追加、81年以降パルサーバンはサニーバンと統合された「ADバン(パルサーADバン)」に分離独立
・当初はチェリーからキャリーオーバーする直4 1.2L 同1.4L A型エンジンでデビュー、81年以降新開発E型1.3/1.5Lに換装
・駆動はFF、ミッションは当初セミ2ATと/5MT 81年以降ATはトルコン3ATに変更
・78年のデビュー時、クーぺと2セダン、バンは先代チェリーF-Ⅱが併売される。


【2代目チェリー(チェリーF-Ⅱ)】
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(1974~1978)

・パルサーの元祖となるチェリーの2代目、正式名称は「チェリーF-Ⅱ」(FFチェリーの第2世代という意)
・2ドアセダン、4ドアセダン、クーペ、バンにて構成
・直4 1.2L 同1.4L A型エンジン搭載
・駆動及びミッションはFF、セミ2AT/4MT
・昭和51年規制→53年規制適合


【初代チェリー】
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(4ドアセダン 1970~1975)
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(クーペ 1971~1974)

・サニーB10/110型のコンポーネンツを使用しながら日産初のFFモデルとしてデビューしたのが現行シルフィの元祖となる初代チェリー、日産のボトムとしてサニーの下級モデルとして位置付け。
・2ドアセダン、4ドアセダン、クーペ、バンにて構成
・直4 1L 同1.2L A型エンジン搭載
・駆動及びミッションはFF、4MT
・73年にオーバーフェンダー装着のハードモデル、クーペX-1R追加
・後続チェリーF-Ⅱに1Lを設定していなかった為、1000モデルの廉価版セダンのみ1975年まで併売。


あのクルマの系譜~日産シルフィ編~…
Posted at 2019/03/14 00:59:17 | コメント(2) | トラックバック(0) | 系譜 | クルマ
2019年02月25日 イイね!

あのクルマの系譜・その4~トヨタヴィッツ編~

あのクルマの系譜・その4~トヨタヴィッツ編~“あのクルマの系譜”その4はトヨタのボトムをしっかりと守る『ヴィッツ』を取り上げげてみたいと思います!

ヴィッツ、現行で3代目、元祖パブリカから受け継ぎトヨタのボトムとしてエントリーカー、セカンドカー等の需要に対応、最近ではライバルの日産ノートの台頭や身内であるアクアがHVコンパクトとして高い支持を受けやや影も薄まっ感もありますがそれでも国内メーカーで唯一、WRC参戦での活躍もありまだまだその存在感は失っていませんね!

元祖はパブリカ、そしてスターレットに繋ぎ現在のヴィッツ名となりましたが三度、海外名である『ヤリス』に変更されるとかされないとか噂もありますが名前は変われどパブリカ時代からその名:パブリカ=パブリックカー→庶民のクルマ というコンセプトを半世紀以上守り確実に受け継ぐヴィッツ、他社、身内からの新型車攻勢で厳しい状況化になりつつですが知名度的にはまだまだ衰えていないと思います。

それではあのクルマの系譜・トヨタヴィッツ やってみましょう。

【現行(3代目)ヴィッツ】
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(2010~現在)

・歴代ヴィッツ、スターレットのコンセプトを脈々と継承するコンパクトHBモデル、セダン版ベルタは2012年まで3代目ヴィッツと併売
・国内モデルは5HBのみ(海外使用に3HBも存在)
・直3 1L 直4 1.3L 同1.5L 同1.5LHVエンジン搭載
・1Lエンジンはダイハツ製、1.3Lはダイハツと共同開発
・スポーツモデル『RS』に5MTを設定、他はCVTのみ


【2代目ヴィッツ】
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(ヴィッツ2005~2010)
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(ベルタ 2005~2012)

・5HBのヴィッツと4ドアセダンの『ベルタ』で構成(海外仕様の3HBも存在)
・ダイハツ製直3 1L 直4 1.3L 同1.5Lエンジン搭載
・スポーツモデル『RS』に5MTを設定、他はCVTのみ
・アイドリングストップモデルを初設定
・ベルタはヴィッツのMC以後も2012年迄ラインナップ


【初代ヴィッツ】
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(ヴィッツ1999~2005)
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(プラッツ1999~2002)

・長年トヨタボトムを請け負ってきた『スターレット』を継承する新開発モデル、スターレットとその上級である『カローラⅡ/ターセル/コルサ』を統合、ヴィッツとやはり新車種となる『イスト(現在生廃)』に分けて継承
・海外では『ヤリス』としてAセグの新型車として大人気となる
・デビュー時は直4 1Lのみの設定でトヨタとしては久しぶり(1975年製廃となったパブリカ1000以来)のリッターカー
・直4 1.3L 同1.5L(RS) TRD製ターボ付き1.5Lを順次追加設定
・4ドアセダンの『プラッツ』、ワゴン版『ファンカーゴ』、て構成、現行でもある商用バン『プロボックス/サクシード』は初代ヴィッツのシャシ使用


【5代目スターレット】
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(1996~1999)

・スターレット名最終モデル
・3HB、5HBで構成
・衝突安全ボディGOA採用
・直4 1.3L 同1.3L Dエンジン搭載
・次期ヴィッツ発売後も数か月併売(ヴィッツがリッターカーの為)、ヴィッツに1.3L追加と同時に廃盤


【4代目スターレット】
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(1989~1995)

・3HB、5HBで構成
・直4 1.3L 同1.3L Dエンジン搭載
・D以外の全てのエンジン(NA/ターボ)にハイメカツインカム採用
・4WDモデル初設定


【3代目スターレット】
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(1984~1989)

・FF転換初モデル
・3HB、5HB、3HBベースの商用バンで構成、87年までパブリカピックアップ継続
・直4 1.3L 同1.3L Dエンジン搭載
・新開発12バルブSOHCエンジン採用
・スターレット初のターボモデル設定



【2代目スターレット】
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(1978~1984)

・先代となる『パブリカ』セダン/クーペ版『パブリカスターレット』を統合、新たに『トヨタ1300スターレット』として登場
・現行ヴィッツまで続く2BOXボディスタイルを採用
・3HB、5HB、商用バン(専用設計)にて構成、パブリカはバンのみ2代目以後数か月併売後スターレットバンへFMC、ピックアップのみパブリカを継続
・直4 1.3Lエンジン搭載 エンジンは先代のK型OHVエンジンをキャリーオーバー
・走行レイアウトはFR
・EFIモデル後追加設定
・昭和53年規制適合


【初代スターレット(パブリカスターレット】
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(1973~1978)

・従来型の『パブリカ』のスポーティクーペモデルとしてデビュー、その後4ドアセダン追加
・2セダン/バン/ピックアップを従来型パブリカ、クーペ/セダンがパブリカスターレット名義
・デザインはJアロー
・ワンメイクレース等モータースポーツで活躍
・直4 1L 同1.2Lエンジン搭載
・昭和50年→51年規制適合
・ダイハツにパブリカ同様『コンソルテクーペ』『コンソルテ4ドア』として供給


【2代目パブリカ】
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(前期型1969~1972)
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(後期型1972~1978)

・2ドアセダン、バン、ピックアップにて構成、73年以降4セダン/クーペ版スターレットを追加
・2セダンのみ72年に外板パネル(ドア除く)、インパネを全面刷新するBigチェンジを行い9年の長寿
・空冷水対2 800cc 水冷直4 1L 同1.2Lエンジン搭載
・昭和50年→51年規制適合
・ダイハツに『コンソルテ』として供給


【初代パブリカ】
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(前期型1961~1966)
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(後期型コンバーチブル1966~1969)
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(スポーツ800)

・1961年、時の通産省による「国民車構想」に応えて1000ドルカー(当時のレート=1$360円)としてマイカー時代到来の先駆けとして登場、トヨタ初の一般大衆向けモデル
・水平対向2気筒空冷700cc、64年以降は800ccにスケールアップ
・基本ボディは2ドアセダン、コンバーチブル(オープン)バン、ピックアップも順次追加、同じシャシを採用するライトウェイトスポーツ『スポーツ800』、同じエンジン搭載のキャブオーバー型『ミニエース』、が派生車種
・1963年にBigチェンジにて型式も変更(前期UP10後期UP20)し大幅な高級化がなされる『DX』を設定
・3速→4速MTに加え2ATである「トヨグライド」を設定



あのクルマの系譜・その4~トヨタヴィッツ編~ …
Posted at 2019/02/25 19:30:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 系譜 | クルマ

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何シテル?   11/06 22:36
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