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元Gureのブログ一覧

2025年11月05日 イイね!

旧車とキャラクター…VOL.54

旧車とキャラクター…VOL.54
旧車とキャラクター…


ワタシの幼少期である60年代~国産絶頂期とも言える90年代位までの有名芸能人他スターをキャラクターに迎え逞しい商魂を発揮していた各社を振り返ってみたいと思います(^_-)-☆



VOL.54としてはこのクルマ!


『C10型日産スカイライン』
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クルマ好きなら皆大好きなC10スカイライン=”ハコスカ”!

言わずと知れた日産イチの名車と言っても過言ではない、もう50年以上前のクルマながら名車だけあり残存数もかなりのモノ、その代わり値段も天井知らず!?ホンモノGT-Rだと億とかも出ているしで(・_・;)

そんなハコスカの往時のCMキャラは蟇目 良氏(ひきめりょう 後に良→亮)が勤めておりました!
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若い世代は知らんで当然ですが蟇目氏は60~70年代に活躍した男性モデル、日本人とロシア人のハーフでその風貌は完璧な今で言うイケメン、当時の言葉で2枚目?今みたいに外人やハーフがそうあちこちにいない時代でしたからね~、ライバル的存在で「帰ってきたウルトラマン」でお馴染みの団次郎氏がおりこちらはアメリカ人と日本人のハーフ、当時幼少期の元Gureもこのお二方は”カッコいいお兄さんだなぁ”とどう転んでもあんな顔にはなれんwのでね、憧れておりましたわwww

蟇目氏はモデルとして活動する傍ら、やたら”愛"を強調したハコスカのCMでブレイク、団氏は 帰って来た~ の他に資生堂の男性化粧品のキャラ、その後は草刈正雄氏に引き継ぐと言った感じでした。

蟇目氏はハコスカのCMソングで歌手としてもデビュー、正直ハコスカCM以外で聴く事もなく歌手としては売れませんでしたが歌なんか唄わなくともそのイケメンだけで充分喰えたと思います、ウチの姉(当時中学生位)なんてキャーキャーでしたしね、唄の方はジュリー(沢田研二に)夢中w

ハコスカCMのタイアップ曲~♪ちょっと待って下さい~で蟇目氏はレコードデビュー!(いくら若いヒトってもレコードは知ってるよね?💦)
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あっ、脱線💦話をハコスカに戻しーの…

1968~72年の4年間のモデルライフだったハコスカ、先代S50で直6積んだ2000GTが日本GPで戦列デビュー、”スカG”の愛称の基礎モデル、ハコスカになってもやや遅れながら先代がプリンス製直6搭載だったのに対し後に名機と言われる日産製L20型搭載の2000GTを設定、メインに普及型の1500/1800を置き頂点になるのが今も昔も憧れのセダンGT-R/HT GT-Rって訳ですねー…

名機S20型エンジンを搭載、同じS20を積むZ432と並び当時日本最速スポーツとして名を馳せたGT-R(セダン)
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S20型DOHC 24バルブ 直6 3キャブエンジン
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セドリック~ブルーバードまで広く搭載されたベストセラーエンジンのL20(直6 SOHC 1~2キャブorEGI、NA/ターボ)


量販対象はあくまで1500/1800、若者アピールの2000GTに対しブルーバード上級の高級ファミリー向けとして存在感を示す!
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蟇目氏出演のハコスカCM
※8:20以降がハコスカ、蟇目氏登場は15:00~の1800追加から、前半は2代目S50系

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何かクサイ演出の恋人同志の愛をやたら協調しCMでも♡を多用、60年代らしいサイケなファッションも爺世代には懐かしいけど若い世代には逆に新鮮!?

多分プリンス店のアピールパンフでしょう、そりゃこんな顔だったらスカイライン乗らずとも”モテモテ”だわな~(^^;
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蟇目氏効果?もありハコスカは発売以来大人気、70年のMCでは高級版GT-XやHTを追加、GT-Rもこの時より運動性の優れるHTに移行、GT-Rの存在感をより高めます!

後期型でも引き続き蟇目氏がキャラクター
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高級版GT-X
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後期から新設定の2ドアHT
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GT-RもHTボディへ!
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1970年以降、こうしてシリーズ完成したハコスカ、次世代GC110(ケンメリ)のCMもハコスカ路線(クサい愛シリーズw)を継承するもこのFMCで蟇目氏は降板となりました。
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現在見かけてもそう珍しいレベルではないハコスカですがどんなに新しくても53年前、ハコスカ見ると蟇目氏を思い出す昭和の人間、その蟇目氏も団次郎氏ももう鬼籍に入られている、時代は確実に進んでいますが名車は色褪せないですネ~(^^)v
Posted at 2025/11/05 18:12:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | キャラクター | クルマ
2025年10月26日 イイね!

旧車とキャラクター…VOL.53

旧車とキャラクター…VOL.53
旧車とキャラクター…


ワタシの幼少期である60年代~国産絶頂期とも言える90年代位までの有名芸能人他スターをキャラクターに迎え逞しい商魂を発揮していた各社を振り返ってみたいと思います(^_-)-☆


VOL.53としてはこのクルマ!


『MA/GA60系セリカXX』
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元Gureにとってはいよいよ真打登場!? これは若き日、トヨタカローラ店勤務時代に本気で買おうと恋焦がれたクルマ!

その恋焦がれた一因であるのはXXのキャラに抜擢されたイギリスのコーリン・チャプマン氏!
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若い世代では知らなくて当然ながらC・チャプマン氏はF-1の神様と言われた英雄で学生時代に構造力学を学びこれを糧にし大学内の飛行機団体にも参加し飛行方法を修得、卒業後、航空宇宙工学技術に関する彼の知識を自動車技術の進歩に貢献、彼の指揮の下、チーム・ロータスは1962年から1978年にかけてフォーミュラ1世界選手権を7度勝ち取りアメリカのインディ500でも優勝させた正に”F-1の神”でした!

そんなモータースポーツ界の”神”が推したのが1981年に2代目としてデビューしたA60系のセリカXX、ワタシは特にモータースポーツ好きって訳ではなかったもののロータスの名監督であったチャプマン氏の存在は文字通り”神”でありロータスの技術を詰め込んだXXのインパクト、かなり大きかった…

前期モデルはCMは勿論、カタログにもチャプマン氏が登場、まだ大人の世界を知らん小僧は彼の力説ですっかりXXの虜にw
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初代XX(A40/50系 1978~1981)が後の初代ソアラの原型のような高級パーソナルクーペであったのに対しそのソアラの登場によりXXはスポーツ路線に振り切り当時トヨタではソアラ派とXX派で人気を2分する存在、まだ二十歳前の元GureはXXの後期の時代にトヨタ店に勤務、この頃出始めの60回ローンを組んで維持費の問題から後追加の2.0GT TWINCAM24を本気で狙ったモンです💦

後期型(1983~1986)XX 2.0GT TWINCAM24
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しかしチャプマン氏は残念ながら1982年、まだまだ若い54歳で死去、まだ60XXが前期の頃であり残念ながら降板、82年に追加された1G-G搭載の2.0GT以降はキャラを置かず”聞こえる24ビート”等のイメージCMに切り替わります。

”24ビート”の1G-GEU型DOHC 24バルブ160psエンジン
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チャプマン氏の死去は前年でしたがクルマそのもの魅力でXXの人気は劣れを知らない、リトラを装備し直線基調のくさび型のスポーツカー然としたスタイル、そして2.8DOHCを頂点に当時としては目を見張る高性能エンジン群をラインナップしていたのも大きな魅力!

2.8L 直6 DOHC 170psの5M-GEU型エンジン
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2L 直6 SOHCターボ 145psのM-TEU型エンジン
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売ってる店に勤務していたのでXXは全モデル経験、廉価版はSOHC NAの1G-EU、これは装備は申し分ないながらこのカタチで125psという標準エンジンはいかにも悲しい、それでもこれ(グレード的には2000L/2000S/2000G)もLを除きそれなりに売れてましたし2.0GTより40万位安いんでこれでもいいか!的でしたが血気盛んなスペック命の時代、最低でもターボは欲しい、しかしターボはATのみだったし2.8は税金バカ高い時代の3ナンバーで所有しきれないので2.0GTに狙いを定めていましたっけ。。。

廉価版2.0G
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XXの唯一好みでなかったのはインパネ、70年代のズラリメーターが並ぶインパネこそスポーツカーの証とまだ思い込んでいた時代、コロナ(T140)、カリーナ(A60)と大して変わらないファミリーカーっぽいインパネはイマイチ刺さらず”う~ん”て感じでしたがそこは見ない事にしてでも鬼の60回を耐えようかとwww
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前にどこかでも触れてますが一時は夜も眠れない程購入に悩みましたがオヤジに言われた一言「60回組むのはいい、しかし60回=5年、5年今の会社にいる覚悟が必要だゾ!」と…
これを言われ冷静さを取り戻し当時、5年辛抱する気持ちにはなれんかったんで泣く泣くXXは諦めたという結末でジャン×2!!

後半はチャプマン氏からは脱線したけど彼がサーキットをXXで暴れまわるCMに心トキメカせたご同輩は多いのでは?と思います、今でもXXを稀に見るとコーリン・チャプマン氏の走りが脳裏に浮かぶ、そんな昭和の人間の振り返りでしたぁ(^^)v
Posted at 2025/10/26 14:31:24 | コメント(2) | トラックバック(0) | キャラクター | クルマ
2025年10月12日 イイね!

旧車とキャラクター…VOL.52

旧車とキャラクター…VOL.52
旧車とキャラクター…


ワタシの幼少期である60年代~国産絶頂期とも言える90年代位までの有名芸能人他スターをキャラクターに迎え逞しい商魂を発揮していた各社を振り返ってみたいと思います(^_-)-☆


VOL.52としてはこのクルマ!




『AL20系カローラⅡ(後期)』
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1982年、当時社会現象とまで言われたマツダの”赤いファミリア”(BD型5代目)の爆発的人気を快く思わないトヨタは対ファミリアとしてデビューさせたのがL20系カローラⅡ!

カローラの名前を持ちながらもベースは1978年にトヨタ初FFとしてデビューした『ターセル・コルサL10系』、これが82年に2代目L20系にFMCした同時にターセル兄弟に加わったモノでカローラとの共通性は低く元々ターセル/コルサがカローラの下級に位置した事もありカローラⅡはカローラの弟分的な訴求でした。

ターセル㊧コルサ㊥に3兄弟として加わった初代カローラⅡ㊨
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当時のファミリア人気は相当なモノでAL20はそのスクエアなスタイリングは”ファミリアの猿真似”、"トヨタ版ファミリア”とか言われながらも順調な人気を獲得、3兄弟ながらトヨタは先代ターセル/コルサが地味な存在からなる年配層、ファミリー層に定着していた中、新加入のカローラⅡを若者向けにアピール、当時HB人気が盛り上がる中でターセル/コルサがコンサバなセダンを用意する中でカローラⅡは3/5HBのみに振り切る、これはセダンがカローラと抵触する事もありましたがこの施策が功を制し若年層にはササりデビュー2年を経てその人気も落ち着き始めたBDファミリアに食い込む好調な販売を残しました。

ただAL20がBDファミリアに肉薄したのはそのスタイリングだけではなくファミリアが横置きFFだったのに対しAL20は先代AL10から引き継ぐ縦置きFF、これによりまだFFに一定の拒絶感があった当時、縦置きで少しでもFRの操舵性に近いAL20が支持されたっていう部分も多分にありましたねぇ、売っててお客からそんな指摘(横置きFFの違和感がない)を受けた事、1度や2度ではないしで…

さて、そんなカローラⅡのキャラクターに採用されたのが当時のテニス界でのスーパースターだったジョン・マッケンロー氏!
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※マッケンローはターセル/コルサでもカロⅡに較べかなり控えめながらキャラクターにはなっておりました。

1980年のウインブルドンで鉄人といわれたスター、ボルグと死闘を演じ惜しくも敗れはしたもののこれにより一躍スター選手となったマッケンロー、まだ23歳だった彼が ”NICE CAR” ”僕らのチャンピオンカー”のコピーで全面推し、テニスの場面をふんだんに盛り込んだ躍動感あるCMもカロⅡ人気の演出に大いに貢献していたと感じます。

カタログもノベルティもマッケンロー全面推し!
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これ売ってた時、奇しくも元Gureはカローラ店勤務、最初はメカだったのであまり関りはなかったもののAL20のモデルライフ中に営業に配転、展示会ではメインの80カローラ以上に引き合いが多くマッケンローのCM曲(曲名知らんけどw)が80カローラのひろみGoの歌声(素敵にシンデレラコンプレックス)と交互に1日中営業所中に響き好むと好まざるとも得ず吹き込まれたんで今でもそれ、口ずさめるというwww

スポーツシートや2トンカラーでスポーティさに引き合いが多く人気ファミリアXGをターゲットにしたSR、CMでもこれがメインで使われる…

↓は全て前期型SR
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SRの室内
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AL20はその元気さのある搭載エンジンも注目点、基本的には先代のAL10から引き継ぐ1.3Lの2Aと1.5Lの3A、これを軽量化設計に見直しLASERエンジンとし長い事トヨタボトムで活躍したK型やT型とは較べ物にならないレスポンスを実現、1.3Lでも充分なドライバビリティを示し1.5であればスポーティな走りにも対応、比較的廉価でスポーティな走りと雰囲気を味わえるTOPグレードのSRを主に若年層にはファミリア人気を奪う活躍を示しました(実際ワタクシめもファミリア買いかけたお客をカロⅡに引きはがした事も多かった…)

トヨタLASRER 3Aと2A
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デビュー後順調に人気/販売を伸ばすカロⅡ、84年にお買い得モデルのウィンディを追加、その後MCではSRにエアロパーツでより迫力を増し86年の30系デビューまでの4年間、常にイメージUP戦略の一端を担うマッケンロー氏の功績は大きかったと思う、そんな風に若き日の思いに浸っておりまする(^^;
Posted at 2025/10/12 15:45:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | キャラクター | クルマ
2025年09月27日 イイね!

旧車とキャラクター…VOL.51

旧車とキャラクター…VOL.51
旧車とキャラクター…


ワタシの幼少期である60年代~国産絶頂期とも言える90年代位までの有名芸能人他スターをキャラクターに迎え逞しい商魂を発揮していた各社を振り返ってみたいと思います(^_-)-☆


VOL.51としてはこのクルマ!




『A73/A140系三菱ランサー』


1973年にファミリーカーとして君臨する二大巨頭であるトヨタカローラ、日産サニーに挑んで新車種としてデビューした初代A70系ランサー、74年に中期型、76年に後期(最終)型となりますが前期~中期がイメージ的CMだったのに対し後期では三菱では珍しく芸能人キャラクターを採用しました…

そのランサー初のキャラクターは当時時代劇やホームドラマで活躍していた俳優の竹脇無我氏!
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二十歳そこそこで銀幕デビューした竹脇氏、後期ランサーの時代は役者としては脂に乗る30チョイ過ぎの時期、特に年配層には人気だった時代劇「大岡越前」では名脇役を演じ人気となり30前後になると「日曜劇場」等ホームドラマでお父さん役が好評”理想の父親像”と巷では言われていましたね~。

亡くなった祖母がよく観ていた「大岡越前」
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そんな竹脇氏を起用したランサー、そのイメージを活かし~♪パパが選んだランサー~のCMソングで子役と共演、ドラマそのままの優しく頼もしい父親と子供、そしてファミリー訴求を強めるランサー、CMソングと共に強く印象に残っています!
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初代ランサーと言えばWRCを始めとした世界的その活躍が有名でモータースポーツの印象が強くカローラやサニーに対しファミリー層への訴求が若干弱い、そこで76年のMCにて当時、排ガス規制で性能ダウンも鑑み本来のファミリーセダンとしての訴求を強め竹脇氏がキャラに抜擢されたって感じです。
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前~中期型ではサファリ、サザンクロスでの総合優勝など国際ラリーでの実績を強調したA73型ランサー1600GSRが最大のアピール!
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全体的にスポーティ度を落とし高級意匠に鞍替えした最終型
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1976年、マスキー法と言われた世界一厳しい昭和51~53年排ガス規制が実施されランサーもこの魔の手から逃れる事ができず1200~1600エンジンを搭載する全モデルが軒並みパワーダウン、この影響もありスポーテイ路線は影を薄める訳ですがGSR(A73)のみはそれでもツインキャブを維持(51年規制のみ、53年規制ではカタログ落ち)、GSR以下(53年規制パスのA140系=77年以降、51年規制モデルはA70系)は高級&ファミリー路線に変貌、スポ車好きとしてはややランサーの魅力は低減した印象?ながらそこは竹脇氏起用で新たなランサー像を提唱した訳ですネ!

MCA-JET方式で53年排ガス規制をパスした最終モデル(77~79年)
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カタログ表紙も竹脇氏が飾る、隣の女の子は今還暦手前のオバサンwww
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53年規制の1600は後年の三菱エンジン象徴であるサイレントシャフト内蔵のG32B型を搭載
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しかし最終型ランサー、発売から3年を経過し既に陳腐化、キャラが強いカローラのジェリー藤尾氏、サニーの関口宏氏程の訴求力は竹脇氏にはなくそこが三菱らしいっちゃ三菱らしいですがやはりラリーでの活躍の印象は79年の2代目ランサー(EX)まで強く竹脇氏が提唱したファミリー派のランサーは定着せずに7年のロングランを完走しました。

当時、第三極の地位を得ていたながらまだ地味だった三菱、竹脇氏もどちらかと言えば地味な印象でしたのでランサー浮揚の足掛かりにはならずでしたが三菱が芸能人、タレント起用の草分け的キャラとして歴史に刻みたい、そんな風に思います(^^)/
Posted at 2025/09/27 00:00:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | キャラクター | クルマ
2025年09月06日 イイね!

旧車とキャラクター…VOL.50

 旧車とキャラクター…VOL.50

旧車とキャラクター…

ワタシの幼少期である60年代~国産絶頂期とも言える90年代位までの有名芸能人他スターをキャラクターに迎え逞しい商魂を発揮していた各社を振り返ってみたいと思います(^_-)-☆


VOL.50としてはこのクルマ!

『H30系三菱ミニカ』
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1993年に7代目としてデビューしたH30系ミニカ、個人的にはこの時期の三菱デザインはよく言えばゴージャス、悪く言えば贅肉タップリの丸み帯びたブクブクスタイルはいくら菱ヲタと言えども好きなれない、特に先代6代目H20系が当時の軽としてはかなりイケイケで 浅野温子さんを使ったCM もかなりセンセーショナル、このH20系にはかなり刺さり計3台も愛車にした位好みだったんで正直30系が出た時はガックリでしたねぇ~…

さてそんなH30系のキャラクターに選ばれたのが当時トレンディドラマ(死語w)で人気絶頂だった石田ひかりさん!
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先代H20系がDOHC5バルブ(15バルブ)I/CターボのミニカダンガンをTOPに据えそのイケイケ度合いからどちらかと言えば男性的イメージで訴求、依ってキャラクターもちょっと生意気ではすっぱなイメージで男性人気の高い浅野温子さんだった訳ですが30系はバブル時代の名残もあり軽=廉価車、安普請 のイメージを脱却を目指す造り、このためゴージャスという名のブクブクスタイルになった訳ですが同時にH20系ではスズキやダイハツに比較して女性ユーザーの支持がイマイチだった点もあり可愛らしさも訴求、グレードにも”グッピー””パルフェ”等のキュートな名称を採用、またスバルによって流行ったレトロデザインの”アンティ”(後のタウンビー)も設定、それだけに留まらず以前ハイパワーミニで鳴らしたダンガンは新たに4気筒化したDOHC20バルブI/Cターボ(4A30型エンジン)を搭載しより先鋭化し幅広いユーザー層にアピールしました!

可愛らしさと言った点では石田さんはピッタリ、当時二十歳そこそこのチャーミングさでもあり可憐でもありこの点は先にデビューしていたお姉さんの石田ゆり子さん譲り、個人的には姉に軍配でしたがお似合いのキャラだったかなぁ、しかしあまりにミニカ=浅野温子のイメージが強すぎて印象にあまり残ってない、まぁそれには後述する理由もありますが…
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カタログやノベルティにも石田ひかりさん大活躍!
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石田ひかりさんによるイメージ一新!?はある程度成功したとは思いますが何せライバルが強すぎる、ハードミニとしてはスズキのアルトワークスやダイハツミラTR-XXが君臨、女性向けや廉価特別仕様も軽専門メーカーの両社にはなかなか及ばず三菱も先代で元祖ハイト系ワゴンとして話題をさらった『トッポ』もより充実、前述の20バルブエンジンもアピールしましたが実際2社の壁は高くひかりさんでもそれは超えられなかったという訳で…

変わり種背高ワゴンのトッポはより充実!
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軽初の4気筒20バルブDOHCはその後パジェロミニにも搭載!
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ゴテゴテしたインテリアは軽らしくない豪華さではありましたが狭いインパネに無理やりあれもこれも詰め込んだ感がありーの…
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スズキ、ダイハツに較べイマイチ訴求の弱いH30系は95年のMCでキャラクターを変更、ワタシが思うに30ミニカ不調はひかるさんの責任ではなく全てがそのデザインだと信じて疑わない訳ですが三菱は思い切ってキャラ変更をした訳ですね~、ひかりさん気の毒💦

30ミニカは1998年までのモデルライフで93~95が石田ひかりさん、そしてこの中期型(95)~97年までは新たにやはり当時売り出し中の新進女優で後のイノッチ婦人となる瀬戸朝香さんが勤めました!
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2年でようやくひかりさんのイメージが定着しつつのこのキャラ変更には意義アリ!でしたが浅香さんも好きな女優だったんでまぁいいかとw

ノベルティ類もすっかり変更!
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結果から言えば浅香さんに代わっても両横綱(アルト、ミラ)は打ち崩せずまたしても2年間で浅香さん退場、その後醜悪なバッタ?仮面ライダーV3みたいな顔にMCし更に評判を落とし終売の98年まで5年間のモデルライフを終えています。

最終型H30
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キャラ変更にはメーカー事情やタレント側の都合など様々な要因があると思うんで何ともですがやはりH30はクルマそのもののインパクトが先代に較べ弱かったと思います、女性向け可愛い路線なのかトッポの多用途性、遊び心を訴求するのか、ダンガンのハードさを強調するのか?クルマそのもののキャラが定まらず迷走、その点当時の(今でも)スズキ、ダイハツは戦略に長けていたなぁ~と改めて感じます!
Posted at 2025/09/06 15:45:06 | コメント(4) | トラックバック(0) | キャラクター | クルマ

プロフィール

「冷めやらぬ!?二輪熱💦 http://cvw.jp/b/2682511/48774440/
何シテル?   11/19 17:57
元GureのHNで活動、かつて二拠点生活していた時代や現在の本拠でののクルマ弄り記、また自己満全開の独自の企画モノをUP、企画モノでは記憶に薄い部分等はwiki...

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