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元Gureのブログ一覧

2024年12月03日 イイね!

旧車とキャラクター…VOL.42

旧車とキャラクター…VOL.42
旧車とキャラクター(*^^)v


今の5~60代にはかなり印象深いのではないかな!? 80年代に入りアイドル全盛の時代、男性は聖子ちゃん(松田聖子)、女性はたのきんトリオ(死語w←田原俊彦、野村義男、近藤真彦の頭文字から…)に夢中も頃でしたよね、ご同輩w


そんな中たのきんでヤンチャのイメージの近藤真彦が一番人気だったかな!?そこで日産が新時代と言われた80年代初頭、新しいコンパクトカーとして大きく話題をさらった新車種『マーチ』にその通称”マッチ”をかけキャラクターにマッチを起用したのが初代K10型マーチ、”マッチのマーチ”が売り言葉でこの時代、散々聞いたので印象深い方、多いのではないでしょうか…
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デビュー当時の1982年、それはもうウザい位マッチ推しが強いマーチ、日産としては65年のサニー1000以来の1Lカー、また業界的にも排ガス規制の関係から小排気量が排ガス適合に不利な事もあり極少数(ダイハツシャレードのみ)だったのもあり1Lを大々的にTV/ラジオ、雑誌でやたらCMしてたのを憶えています、ジャニーズヲタにはさぞイイ時代だった事でしょうwww

初代K10マーチは1982~1992年という10年に渡るロングライフ、中期型位まではマッチ推しが激しかったながら末期はほぼ姿を消し低価格で女性ユーザー指向のCMに変化します、さすがのマッチも10年TOPアイドルにはいられなかったって事!?

JアーロデザインのK10、日産最廉価車種ながらさすがのデザイン力!安っぽさを感じさせず完成度も結構上、普及型モデルではコンパクトながらFFの恩恵で室内も必要充分でパワーも普通に乗るならば充分、最大のライバルだったトヨタスターレットがまだFRで室内がタイトだった分、排気量が1.3Lで走りに定評あったスターレットKP61に対し低価格、広い室内、低燃費で攻め加えてマッチのイメージで若々しさを前面アピールしていました!
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3/5HBで可愛らしさもアピール、当初は『コレット』『パンプス』『iz』等のグレード名も女性を意識したモノながら85年にターボ、88年にラリーベースのR、そして89年にはターボ+スーパーチャージャーのスーパーターボと男性的な走りのモデルも追加、また日産全面バックUPで当のマッチもマーチのスーパーシルエット仕様でレースに参戦したりと幅広い訴求が行われました…。

1985年に初の1Lターボとしてデビューしたマーチターボ
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ターボもマッチ推しで”遊ingターボ”をコピー!
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マッチのマーチ、スーパーシルエット仕様
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国産初のスーパーチャージャー+ターボ搭載のマーチ・スーパーターボは走り好きに大いに話題とされる!
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このスーパーターボは発売時、試乗に行きましたな、もちろん買う気でw

当時100万そこそこだったし一番安く買えた高性能車、しかし乗ってみるととても好印象はなくパワーがある分FFの悪癖が鼻につく、マッチの軟弱イメージは皆無でじゃじゃ馬的な性格でかなり乗り手を選ぶ印象、FR世代には好きになれないドライブフィールで見送りましたが今思えば貴重な体験、当時のターボは所謂ドッカンだってたんで加給が効くまでのタイムラグが当たり前だったところスーパーターボにはそれがほぼなく出だしからカッ飛びたい派にはタマらん味もありましたっけ。。。

10年に及ぶモデルライフで数々の特別仕様やMCを行い最後まで古さを感じさせなかった初代マーチ、革新的なクルマだったのは間違いなく以降のK11~K13に繋がるにつれて平凡な安物カーになって行ったのが惜しまれますナ(-_-;)

中期型マーチ
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廉価車種の宿命で現在ではほぼ死滅したと思われるK10マーチ、今振り返ればまだまだ日産の活力と技術力が一線級でトヨタと切磋琢磨していた時代の名車の一つに感じます、マーチも最後は寂しい終わり方となり還暦迎えたマッチは何を思う?って事でお後がよろしいようでwww
Posted at 2024/12/03 21:09:50 | コメント(2) | トラックバック(0) | キャラクター | クルマ
2024年11月05日 イイね!

旧車とキャラクター…VOL.41

旧車とキャラクター…VOL.41

旧車とキャラクター(*^^)v


今回はバブル前夜の昭和50年代末期、直後に到来したバブルの波に乗り”1億総マークⅡ”と言われる程売れまくりハイソカーブームの火付け役になったSX/GX/LX/MX70系マークⅡを取り上げます(^^)v


1968年に日産ローレルに対抗しトヨタの”ハイオーナーカー”といてデビューしたマークⅡ(正確にはコロナ・マークⅡ)、初代~2代目は不人気とまでは言えないながらそう驚く普及でもなかったっていうのが実情でした、これはコロナとクラウンの中間車種であったマークⅡ、どちらかと言えば限りなくコロナ寄りの車格、見かけや内外装も値段は当然高いながらもコロナと大差ないという感じで受け取られていた部分が大きい、そんな部分から1976年の3代目からはコロナを大きく外れ限りなくクラウンに近くなったマークⅡはこの代から人気急上昇、続く4代目X60系→X70~5代目X80系がキャリアハイの人気、売り上げを記録しています!
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好景気に沸く昭和50年代末期~平成初期、街中ではX70マークⅡ(と兄弟のクレスタ/チェイサー)が石投げれば当たる程ウヨウヨ、背の低いスポーティな4HTモデルが全盛期の時代、今主流のミニバン(1BOX)、SUV(クロカン)なんて特殊車両扱いの時代、居住性なんか二の次、とにかくカッコ良くて高級であればエラい!という世の中でX70の存在は光っていました、しかもフル装備で内外装ウットリする高級感を持ちながら標準6気筒(1G-EU)のグランデなら200万チョイで手に入る、好景気で賃金上昇しだした世のサラリーマン、お父さん達がそれまでカローラやサニーで我慢してきた中、競って飛ぶように売れたのがX70マークⅡ、上級にターボやツインカム24、ツインターボなど高額モデルも控える中、売れ筋のただグラ(前述の1G-EU搭載の”ただのグランデ”)が売り上げの7~8割を占めるという猫も杓子もマークⅡという時代、確かにありました…。

さて、そんなX70のキャラクターに据えられたのは歌舞伎界の若手ホープだった当時の市川染五郎 現・松本幸四郎氏、若い世代には松たか子のお父さんと言った方が解りやすいかも!?
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”美しき正統”をキャチコピーに都会のビルの谷間をすり抜けて現れるX70マークⅡの4HT、当時まだ10代の元Gureは流行りに乗せられて?高級車(高級装備)に憧れの強い時期、それはそれはコピー通りに美しく、気品高く、豪華なマークⅡのCMには釘付けになったモノです、このCMでマークⅡ買ったヒト、かなり多いんでないかな?因みにウチの親もそうでしたがwww
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その証拠に!?X70マークⅡには他に本来メインになる筈の4ドアセダン、そしてバン/ワゴンが存在するもオーナーカーとして見かけるのはセダンよりも4HTがほぼ、逆にジジ臭いセダンなんか見かけると「なんで4HT買わんの?」と珍しく思った程でCMの訴求効果はかなり高かったのではないかと思います。

幸四郎さんも当時はまだまだお若くいイケメンの好青年、しかし職業柄ってのもあるかもだけどヤングアダルト的な雰囲気はマークⅡにピッタリで今でも稀にGX71見かけると幸四郎さんの顏が浮かぶお年頃です💦

X70は昭和59年(1984)~63年(1988)の4年間のモデルライフ、当時はクドいながら見ない日はない位生息、いや、90年代末期でも普通に見かけた人気車、バブリーなフカフカのキャバクラシートの内装も今思えばケバケバしくて嫌味?ですが当時はこれがトレンド、ここに座れば市川染五郎になれるw って感じかも(笑)
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ワタシなどは88年、次期型80系が出た時、時代の流れで70系を丸み帯びさせたスタイルとなり角ばりスタイル好みだったので残念にさえ思った程、今でもX70系マークⅡ4HTはいいデザインだったなぁと思います…。

後期型(S61~63)
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X70終売から40年近く、時代は流れマークⅡはマークXとなり終いにはセダン需要の減少からそのマークXですら廃盤、あれ程各社、熱心に4HTモデルを多彩に揃えて時代も遠きに去る事となってしまいました、今の社会の中心である若手~30代は知らない日本の一番いい時代を象徴するX70系マークⅡ、時代の生き証人としてさすがに少数にはなってきましたが今でも稀に観れたりするのはジィさん世代には若かりし頃のいい思い出が蘇りますわ(^^;
Posted at 2024/11/05 20:56:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | キャラクター | クルマ
2024年10月02日 イイね!

旧車とキャラクター…VOL.40

旧車とキャラクター…VOL.40
旧車とキャラクター(*^^)v


今回はバブル崩壊後、クルマが急激に売れ行き不振に陥った1994年に発売された今で言うクロスオーバーSUV、当時はライトクロカンなんて呼ばれた初代トヨタRAV4(SVA10系)を取り上げます(^^)v



現行まで全5代(内4代目は海外専売)のモデルが存在するRAV4ですが今回のお題になる10系初代が最もインパクトがありかつ爆発的に売れたモデルでした!
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その”売れまくり”に貢献した最大の要因がキャラクターに据えられた木村拓哉氏=キムタク、当時の男性TOPアイドルで今は50も過ぎ落ち着いた?雰囲気になってるようですが当時はロン毛でいかにもチャライお兄ちゃんって感じのキムタク、今は亡きジャニーズ事務所の稼ぎ頭だったSMAPの一番の人気者でもあり当時まだギリ20代だったウチのカミさんや6~7歳位の娘なんかもミーハー丸出しで大好きでしたねぇ、てか当時の女子は皆キムタクに夢中!?!?って感じ…
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従来のクロカン(例:ランクル、サファリ、パジェロ、ビッグホーン、テラノ等)はその性格から軽のジムニーを除き大柄でタフで頑強、CMでも悪路走破性や耐久力をアピールするのが当たり前、クルマそのものも”オンナは寄せ付けない”オーラ出しまくりの男臭いクルマ、バブルの余韻に浸り時代遅れの横に乗るならベンツだBMだ、シーマだセルシオだとか騒いでいた港区女子にはおよそ縁のないカテゴリーでしたよねwww

そこに日常の遊びの延長に訴求するライトクロカンの概念を持ち込んでデビューしたのが10 RAV4、遊び人といっては失礼ながらアウトドアスポーツのシーンにぴったりハマるキムタクのイメージ戦略でアピール、売れっ子アイドルの起用はかなりの出演料だったようで大トヨタさんだからこそ実現できたキャラクターは大成功、それまで無縁だった女性も含め扱い易いサイズ、街乗りファッション性重視とは言え4WDを基本とした車種体系はその気になれば悪路走破もこなす事から幅広い層に大人気となり平成初期の街中を溢れさせました。

RAV4の大成功はキムタク様サマ
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CMでは様々なバージョンがありキムタクがスケボーで遊びまくるモノ、スノボで雪山を駆け巡るモノなど若者が遊ぶシチュェ―ションが用意されそれが当時の若者にずばりハマる、こんな部分はさすがマーケティングに長けているトヨタでしたねぇ~。。。
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当初はショートW/Bの3ドアで登場、これにて若者の遊びベースに充分訴求を果たすと95年にはファミリーユーズやより大量の遊び道具を積み込める5ドアも追加、ユーザーを選ばない車種展開もRAV4大成功の一つでした。
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この5ドアは友人が購入、これでスキーだ海水浴だ借りて良く行きましたがパワーは車重もあり若干不足気味ながら特に雪道やスキー場程度の降雪ならスタッドレスさえ履いていれば本格クロカンに遜色ない走破性があり背が高く最低地上高もありサイズも5ナンバーの見切りの良さから乗りやすくスキーの大荷物も4人乗っても充分積める、言ってみれば5ドアはカローラの4駆版(2駆もあり)的でリーズナブルに気軽に乗れる、そんな部分がトヨタらしく万人に支持されるのが納得といった感じ!
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RAV4は2000年にFMC、キープコンセプトながら10系で言われた室内の狭さの克服兼欧米向けに3ナンバー化された事により一気に国内人気を落としキムタクキャラも初代限り、キムタクはその後も『ロングバケーション』や『ラブ・ジェネレーション』等を始めとする月9ドラマ他で役者としても成長、順調に芸能界の階段を駆け上がってゆきますがRAV4は以降不振、3代目になっても現在のようなSUVブーム前夜のため人気は上がらず4代目では国内売れ行き不振により海外専売モデルに変貌、ただ現5代目では最人気カテゴリーとなったクロスオーバーSUVとして国内復活、初代キムタク時代の気軽にリーズナブルからは程遠い高級SUVとなってしまいましたがブームに乗り好調の様子ですネ!

まっ、キムタクも日産に寝返り(?)EV推しばっかしていますが何を隠そう初代RAV4には現代のEV推しのルーツ?フリート向けながらEV設定もありEVに遅れているとさんざん揶揄する欧州には30年前のこの姿を見よ!!って感じw
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若々しいキムタクと若々しいRAV4、庶民的で実に魅力的なクルマだったと懐かしく思い返す次第です(^^;
Posted at 2024/10/02 19:02:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | キャラクター | クルマ
2024年09月10日 イイね!

旧車とキャラクター…VOL.39

旧車とキャラクター…VOL.39

旧車とキャラクター(*^^)v



今回は1980年代、過去4回のFMCと違いかなり気合の入ったNEWモデルとしてデビューしたB11型サニーを取り上げます(^^)v



B11サニーは大メーカーとしては当時かなり冒険であった大衆車枠のFF化を断行した歴史的?モデル、1965年に初代登場後4代に渡り当時コンサバなFRを採用、これらFR時代のサニーは活発なA型エンジンとその軽量さからなる秀逸な走りで今現在、”名車”としてクルマ好きには認知されているモデルですね。
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東西の横綱、最大のライバルであるカローラに対し少し走りを重視したスポーティ志向のユーザーに愛されたサニーでしたが1981年、日本も欧州並みに今後はFFが主流になって行くとの予測の元、保守層の多いトヨタに先駆けてBIGネームのサニーをFF化、サニー以前にはホンダや富士重(現スバル)がメインでFF車をリリースしていながらもメジャーなトヨタ、日産、三菱、マツダは70年代は慎重姿勢、そんな中以前から冒険心の強い日産は1970年にサニーの下位にFF専用の「チェリー」を設定、後にこれがパルサーに発展する訳ですがあくまで日産の代表大衆車はサニーが担いチェリー(全2代)及び初代パルサーは異端扱いで商業的には芳しいモノではありませんでした…。

B11が登場した81年ではまだFFは時期尚早的な感覚、日産としては時代を先取りしたかなりの気合を入れたモデルで実際このB11を皮切りに各社の大衆モデルもFFに舵を切って行く、しかしB11は大量販売初のFFでもあり完成度は決っして高くなく今となっては目立たない存在ながらFF小型車のパイロット役としては重要な役割を果たしたと思います!

そんなB11、翌82年にそれまでDOHCを持つカローラにスポーティアピール度は1歩劣るサニーについにそれに対抗する強力バージョンが追加されこの時に当時♪~愛の水中花~がドラマから大ヒット、当時20代後半でナイスバディのセクシーさで男性陣を虜にした松坂慶子さん、そしてデビューしたての新進役者、バブル期にはあの有名なフレーズ”24時間闘えますか?”で一世を風靡した時任三郎氏を起用します!
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この時期日産が推しまくりのターボチャージャーを最上級のE15E型エンジンに装着、NAが95psのところ一気に115psまで高めたハードバージョン、内外装もスポーティ雰囲気をテンコ盛りとしカローラの”レビン”に対し”ルプリ”(正式名称サニーターボルプリ)と命名、これをメインとしたキャラクターのお二人、松坂さんがギャングに人質に取られ「助けてルプリ~」と叫ぶと時任氏が爆弾が破裂する荒野をルプリを激走させて助けに行く、西部警察か?的なCMがバンバン流されキャッチコピーでリズム良い♪~”電撃ルプリぃ”のフレーズ、今でも年配層には耳に残っているのでは!?(笑)
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ルプリデビュー時はCMもこれメイン、標準仕様のB11訴求は一旦置いておいて全力でルプリ訴求って感じ、ライバルのカローラが3代目70型の末期でお買い得車のCMを訴求していたのでその対照的なアピールで日産の本気度が伝わった?

高性能、スポーツ訴求をこれでもか!とアピール
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ルプリ訴求が一段落するとCMも大人しいモノ(両氏は継続)に切り替わりコピーも♪~電撃サニーぃ~に変更、本来の大衆車アピールとなります、しかしこのB11、やはりFF時期尚早感は拭えずクルマそのものもFFの悪癖を強く残しFRから乗り換えると強いトルクステア、タックイン等が目立ちとてもパワーのあるルプリは乗って愉しいクルマではなくスタイリングもどこか田舎臭くモデル末期の70カローラ以下の酷評さでした。

このため当初セダン、HBクーペ、ワゴン(カルフォルニア)を用意しておりましたが全く売れず特にターゲットの若者に支持の低かったHBクーペを後期型では廃止、83年以降は当時社会現象的に人気を博していた”赤いファミリア(BD型)”を模倣した?と言っていい2BOXのHBを追加し人気獲得に動きました。

83年よりファミリアに因んで設定されたHBモデル
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後期型セダンルプリ


しかしHBのテコ入れも松坂、時任両氏の奮闘も虚しくB11サニーは終売の1985年まで不人気、83年に5代目となった80カローラには当然適わず急成長のホンダシビック(ワンダーシビック)や前述のファミリアにも人気では上回られる始末、この失敗から次期6代目B12サニーは徹底したB11の見つめ直しが行われ空前の大ヒットを飛ばしたのも今は昔ですねぇ~…。

サニー、そして後続ティーダや下級マーチも消え日産大衆車(コンパクト)は今やノート一択、サニー、パルサー、ラングレーやリベルタビラ、EXA等各モデル、好不評は別としてあの頃の日産、元気だったなー!とサニーを思い返すと懐かしいですし同時に思春期の若き元Gure、松坂のオネーさんに股間を熱くしたのいたいけな時代、遠い過去です
ナ(^^;
Posted at 2024/09/10 16:01:37 | コメント(6) | トラックバック(0) | キャラクター | クルマ
2024年08月29日 イイね!

旧車とキャラクター…VOL.38

旧車とキャラクター…VOL.38


旧車とキャラクター(*^^)v



今回は異例?異端?なキャラクターで驚かせてくれたトラックの巻ーぃ💦




それまでのトラックのCMと言えばタフで頑強でというアピールが常識でしたが今回のお題である『日野FD型レンジャー』では映画”リトルロマンス”等で日本でもファンがいたアメリカの大女優であるダイアン・レインをキャラクターにしてトラック関係者のド肝を抜きました!
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平成元年(1989)にデビューした4代目FD型レンジャー、昭和の時代では中型~大型トラックなんて冒頭申し上げた通りタフで頑強さを最大限アピール、それに併せて出で立ちさえも子供が泣きだすんでは?位の怖い顔とゴツいキャビンが当たり前だったところ平成を迎え4tのベストセラー、レンジャーが大胆に変身!

※基本となる4tモデルがFDの型式、ショートキャブはFC、4t超増t車はFF、FG等型式が変わりますがココでは通してFDとしています。

1989年に”トラックを脱いだ””人と街に響きあう”をキャッチfレースにデビューしたFD型レンジャー
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FDはそれまでのトラックのイメージを変えるスマートでお洒落さ、高級さをもアピールする出で立ちに産まれ変わりさすが乗用車No1のトヨタグループが親だけあり内装、インパネも非常に高級感溢れ乗用車的な造り、当時はバブル期の恩恵もありシート他内装の造りもコストを掛けておりインパネも従来の機能一辺倒だった部分に恐らくトラックでは初めて?と思われる感じのオシャレなデザイン、乗用車から乗換ても何ら違和感ないモノでこれがデビュー以後4年後にトラック売買の業界入りした元Gure、中古で初めて扱った時には”これがトラックか!?”と目を疑う程でしたねぇ~…
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今となればそんなFDにDレインがキャラを勤めたのも頷けますが当時はトラックにアメリカの大女優がどうしても結びつかず混乱したモノです、後年実物を知り合点がいったとうwww
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CMではDレインが特別塗色したFDのウイングの正面から大胆にホースで水を掛け洗車するというモノ、水も滴るイイ女とFDレンジャー、違和感しかなかったですがCMですらお洒落な演出!
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この4代目FD型レンジャーは1989~2001年まで販売され2度のMCが入り初期モデルが”クルージング・レンジャー、中期が”ライジング・レンジャー、最終を”スペースレンジャ”として訴求、Dレインはクルージング期のみだったと思いますがどれもライバルのふそうファイター、いすゞフォワード、UDコンドルに較べ高級感と小ジャレたイメージが貢献し4tクラスでのTOPシュアを確保、三菱に大幅に寄るワタシですらファイターよりはこのレンジャーが好みでしたねぇ…

最終型スペースレンジャー(FC)
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2001年には5代目がデビュー、FMC当初は特に内装の質感やインパネがコストダウンされ大幅に低下、”ダイハツの軽自動車か?”と思える程質感の大幅ダウン、チープなデザインにはガックリしましたがこれが商品車、積載車、キャリアカー等仕事の相棒では一番馴染みあるので嫌いではないですw

ライジング~スペースレンジャーも排ガス規制の関係から首都圏ではもうほぼ見れなくなり淋しい限りですが稀に地方ナンバーのFDを見るとついDレインを思い出してしまう、それほど印象に残るトラックです(^^)v
Posted at 2024/08/29 00:01:29 | コメント(3) | トラックバック(0) | キャラクター | クルマ

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