• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

元Gureのブログ一覧

2025年04月16日 イイね!

旧車とキャラクター…VOL.46

旧車とキャラクター…VOL.46

旧車とキャラクター…

ワタシの幼少期である60年代~国産絶頂期とも言える90年代位までの有名芸能人他スターをキャラクターに迎え逞しい商魂を発揮していた各社を振り返ってみたいと思います(^_-)-☆


VOL.46としてはこのクルマ!

『N12型日産パルサー』
alt

パルサー、日産がまだFFが異端扱いの1970年に意欲作『チェリー』として発売、2代チェリーでリリースされた後1978年にネーミングチェンジで”パルサー”として新スタート、今回取り上げるのはこれの2代目となるN12型となります!

チェリー時代は決して商業的には成功とは言えないながら初代パルサー(N10型)、時代的にFFもそろそろ根付いてきておりチェリーを上回る販売と人気を獲得、その初代の勢いを引き継ぎ1982年にでビユーしたN12のキャラクターは今や”大物”ミュージシャン”として知らないヒトはいないサザンオールスターズ(SAS)とファッションデザイナーの森英恵さんを起用しました!

SAS、というか桑田佳祐氏がメインながら著名なデザイナー・森英恵氏という豪華な2大キャストで売り出すN12パルサー
alt
alt

CMにはSASの楽曲が使われ桑田氏メインながらも今となっては希少な6人態勢のSASが通り過ぎるパルサー”ファンタステック!”と叫びながら全員で追いかける、終盤に森英恵氏の写真とナレーション的な作り、当時SASはデビュー3年位でデビュー曲「勝手にシンドバット」の印象からおふざけコミックバンド的な捉えられ方も多くまさか現在の日本TOPクラスのミュージシャンになるとは夢にも思わんかった…
alt
alt
alt

キャラ時代のシングル盤もパルサーとタイアップ!
alt

N12パルサーは3HB、5HB、4ドアセダン(後追加)、EXAと言われたクーペという当時らしいワイドなボディバリェーション、3HB~セダンとEXAのCMは分けて作られそれぞれ別バージョンでSAS、森氏を起用していました。
alt

補足ですがEXA(エクサ)は流行のリトラクタブルヘッドライトを持ちシャープな直線でスパットRrを切り落としウェッジを効かせた個性の強いデザインが賛否両論、このテのクルマとしては流麗さは乏しくこれは決して人気車にはなり得なかったながら83年にサニーターボからE15ETのターボエンジンを移植、前期ではイメージだけのスポーティモデルから実のあるスポーティクーペとなり若干人気も獲得した感じでした!(非EXAでもターボ追加)
alt
alt

ノッチバッククーペのデザインが幸いし見かけより後席の居住性も許容範囲だったEXAの室内
alt

このN12も昔良く乗りました、1300と1500、1700Deのエンジンバリェーション、基本サニーと同様のE13/E15/CD17、ガソリンは日産コンパクト伝統のA型エンジンの流れを含むこのエンジン、1300でもよく走り(但しMTに限る)EXAほどではないながらセダンやHBもサニーよりもイケイケのデザインでどちらかと言えばサニーが保守的なファミリーユーザー向けだったのに対しパルサーシリーズは若年層~ヤングファミリー向け、尚姉妹車に販売店違いの『ラングレー』も先代から引き続き設定、こちらは”スカイライン・ミニ”の愛称を持つ高級&スポーティ志向、N12から追加された三つ子となる「リベルタビラ」がより年配層&ファミリー志向でした。

EXA/パルサーターボ搭載の115psを誇るE15ETターボエンジン
alt

N12の基本エンジンであるE13
alt

83年、日産と伊・アルファロメオとの技術提携を契機にパルサーのイタリア推しが強まり84年のMCで「ミラノX-1」なるグレードも登場、このMCと同時にCMキャラも変更となりSASは2年間のお勤めという結果でした。

新たなキャラに迎い入れられたのが「われら青春」「俺たちの勲章」「俺たちの旅」など、70年代青春ドラマで活躍した中村雅俊氏!!
alt

青春ドラマから約10年、30代に入ろうかという中村氏の大人の魅力を反映させたCM作りがなされここでもイタリアロケなどを用い新型パルサーのイメージをふんだんに訴求しておりました。
alt
alt
alt

役者としてだけではなくミュージシャンとしても活躍していた中村氏、SASの時代同様にCMで中村氏シングルタイアップ!
alt

86年の3代目へのFMCまで中村雅俊=パルサーを大訴求しましたが残念ながらこの当時はマツダのファミリア(キャラ:北大路欣也→中井貴一)やトヨタカローラⅡ3兄弟(Jマッケンロー→原田知世)、三菱ミラージュ(えりまきトカゲ)にホンダワンダーシビック(名曲イメージ戦略)等の協力ライバルも多く雅俊氏の奮闘も今一歩及ばず大きな戦績は残せなかった印象…
alt

時代的に大スター起用をふんだんに行っていた日産、大成功したのもあればせっかくのスター効果も全くナシという失敗もありました、N13パルサーはSAS、中村雅俊という時代の寵児起用ながら大成功とはいえないまでも未だにこうして憶えているオッサンもいますからねぇ、ある程度の効果はあったのでは!?と感じます(*^^)v
Posted at 2025/04/16 19:06:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | キャラクター | クルマ
2025年03月16日 イイね!

旧車とキャラクター…VOL.45

旧車とキャラクター…VOL.45
旧車とキャラクター…

ワタシの幼少期である60年代~国産絶頂期とも言える90年代位までの有名芸能人他スターをキャラクターに迎え逞しい商魂を発揮していた各社を振り返ってみたいと思います(^_-)-☆

VOL.45としてはこのクルマ!



『AA41V・S/AB41S/AB51S型スズキカルタス』
alt

カルタス、結構なマイナーモデルだったんで特に今の若い世代では知らんでしょうねぇ~ とは言っても最近、ロンブーの亮さんが愛車にしてネットで話題になったりしたのもあるんでデビュー40年超えてメジャーになったか!?!?

早く言えば今のスイフトのご先祖様でHOTハッチ全盛期の1983年にデビュー、スズキとしてはあまりに売れずに1969年に廃盤とした『フロンテ800』以来の久々の登録車を送り込んだ事で登場時はそこそこ注目を集めた感じ、当時はトヨタ1300スターレットや日産マーチ、マツダファミリア等のコンパクトハッチがそのリーズナブルさを前面に打ち出し持て囃されていた時期、そんな波にスズキも乗っかろうと当時アメリカで大排気量=極悪燃費で売り上げを落としていたGMと提携し共同開発した小型車、これの国内向けがカルタス…

しかし現在スイフト、ジムニーシエラ/ノマド等の認知度もありそんなイメージは払拭された感はあるも当時は”スズキ=軽自動車”のイメージが強固、とてもスターレットやマーチに対抗できる存在にはならず”カルタス”としては3代19年存在しましたがその後はスイフトに継承しようやく花開いたって感じですナ。。。

83年デビュー後もなかなか低空飛行から抜け出せないカルタスは84年、販売促進のために助けを求めたのが当時大人気の舘ひろし氏!

人気刑事ドラマ西部警察での巽刑事→鳩村刑事で一流スターの座を掴んだ舘氏
alt

元々クールスのリーダーとしてロック界にデビュー、クールスのイメージから暴走族=不良の印象で一部の層にしかウケない存在ながら70年代後半からは映画などにも出演し着実にキャリアを重ね30代になる頃に西部警察に出演し役者としての地位を固めた同氏、84年にはシングル「泣かないで」が大ヒット、歌手としても注目されその後は「あぶない刑事」「ゴリラ警視庁捜査第8班」などアクションドラマ・映画で活躍、50代になる頃からはコメディードラマ・映画などにも挑戦し活躍の場を広げているのはご承知の通りですね!
alt

さて、そんな舘氏、30手前でも何か老けていた印象(あくまで個人的感想)で少なくとも若々しさは感じず若者に訴求したいコンパクトハッチにどうなん?って感じでしたがとにかくキャラ起用後は舘氏全面推しが凄かったですねぇ~、まぁ西部警察時代から番組でスズキの協力が入り4輪では日産べったりながら2輪ではスズキが全面バックアップしてたりとバイク軍団(特機隊)隊長役だった鳩村刑事(舘氏)の愛車がスズキのカタナだったりとスズキと舘氏の関係は深かったのでしょう…

CMはもちろん、カタログやノベルティもクルマより舘氏推し!?
alt

しかしスズキも舘氏頼り一辺倒ではなく1986年に大幅なMCを実施、この時にDOHCエンジンのGT-i追加、地味だった外観にエアロ調の派手なマスクを与え挑戦的イメージを打ち出しCMコピーは究極の駄洒落”オレ・タチ・カルタス"なんてやってくれてこれはこれでウケてたかもw
alt
alt

地味なイメージから大幅にイメージを変える1300GT-i
alt
alt
alt

カルタスのキャラをやっている頃、丁度舘氏はあぶない刑事で柴田恭兵氏とW主演で人気沸騰中、このためあぶ刑事メインの劇用車の黒パト(Y30セドリック)や大下刑事(柴田)の愛車レパードは一切運転する事はなくお約束である鷹山刑事(舘)が追跡する犯人がクルマで逃げる→道端に何故かキーが付いたまま置いてある?スズキのバイクでノーヘルで追う…という名シーンが確立していましたよねw

これ以後今でも続くあぶ刑事(映画)でも舘氏は助手席がバイクが定番となっていますがもうスズキとの関係も終わってるんだしそろそろ運転すれば?昔(西部時代)は430や団長
のZも運転したのが懐かしいですわwww

カルタスはと言うと…舘さんの奮闘も虚しく大幅なテコ入れにも関わらず人気は上向く事はなくGT-iの評価はそれなりに高かったながら当時はHOTハッチブームでスターレットのターボやマーチスーパーターボ等に埋没してしまい商業的には芳しいモノではなかった感じ。

普及グレードや舘バージョンまで揃え市場に訴求するもやはりクルマそのもののインパクトが弱く成功には至らず…
alt
alt
alt

初代カルタスは88年に2代目にFMC、舘ひろし氏のキャラクターも初代限りとなりましたが”オレ・タチ・カルタス”の名コピー、例え初代カルタスは忘れてもこのフレーズは今でも頭に残る強烈さ、現代で街行くスイフトを見ると心で「オレ・タチ スイフト?」と呟く、そうです・ワタシが変なおじさんです💦

若い頃老けていた分、70をとってくに過ぎた舘ひろし氏、ダンディーなイケオジになりましたが70~80年代アクションドラマで育った世代にはますますの活躍を期待したいですナ(*^^)v
Posted at 2025/03/16 17:19:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | キャラクター | クルマ
2025年02月07日 イイね!

旧車とキャラクター…VOL.44

旧車とキャラクター…VOL.44


旧車とキャラクター…

ワタシの幼少期である60年代~国産絶頂期とも言える90年代位までの有名芸能人他スターをキャラクターに迎え逞しい商魂を発揮していた各社を振り返ってみたいと思います(^_-)-☆

VOL.44としてはこのクルマ!



DB型マツダオートザムレビュー』
alt

レビューはバブル末期の1990年、平成2年のデビュー、既にアイドルとして絶対的人気を誇る”キョン2”の愛称で親しまれた小泉今日子さんがキャラクターを勤め当時CM女王の異名を取るキョンキョン(50代以下には死語w)が推すクルマ、マツダはさぞ売れまくるだろうと大きな期待を抱いていた筈!

しかしCMは話題になるも実車セールスは鳴かず飛ばず、今ではよほどのマツダ信者でないと記憶の彼方に飛んでる?可能性大w

しかしご同輩なら ♪~丘を越えて、会いに行こう~というノンビルしたキョン2の歌声のCMは記憶に残っているのでは?ワタシは当時明菜派でしたがこのCMは鮮明に記憶しちょります、キョン2可愛かったし…
alt
alt


レビューが出た当時、バブルに浮かれマツダはパイもないのに無謀な5チャンネル政策を行っておりレビューはこれにより誕生した軽・大衆車メインのオートザム店扱い、これにより当初『オートザム・レビュー』としていたがバブル崩壊→5チャンネル崩壊により末期には『マツダ・レビュー』に改称しています。

クルマそのものはCMの印象と違い真面目な造り、1.3・1.5Lの今で言うコンパクトカー、デザインは女子ウケを狙ったか?のような全体が丸味帯びてキャビンを大きくとり申し訳程度のトランクを持つ一応の3BOX形状ながらボディの大きさに対し広い車室空間と見た目以上の収納を備えるトランクルームは評論家他からは高い評価を受けておりまた、フォードフェスティバで好評だったキャンバストップモデルもラインナップ、真面目の中にも遊び心を提唱し若い世代にアピールしていましたネ!
alt
alt


今でこそ”意識高い系”人種にはステイタスにもなってる!?マツダ車ながら当時はマツダ地獄(知らん世代はググってつかーさいw)の残像がまだまだ残る時代でマツダブランド、特に東日本ではマーケットも弱く5チャンネルになってからこっち、バブルを意識しどのモデルもグニャグニャしたラインで日本人ウケしないデザインは軽のキャロル、スポーツカーのFC→FD RX-7以外は軒並み不人気、このレビューもキャロルのテイストを採り入れながらも登録車のため大きくキャロルの可愛さをスポイル、1998年まで8年の存在で僅か5万台強の販売という結構ヤバい数字、このレビューも含めバブル崩壊以後のマツダ車の惨状は70年代のOILショックに次ぐ経営危機を招き倒産するのでは?と囁かれる程の深刻さでした(-_-;)

キョン2におんぶに抱っこで様々なノベルティも造られるもレビュー拡販効果はなくorz…
alt
alt

しかし"災い転じて福になる"を地で行くようにレビュー在任期間にこれのシャーシを使う派生車種的な初代DWデミオが96年デビュー、以後これが爆発的人気となりベースのレビューは98年いっぱいでデミオに統合されるという数奇な運命を辿ります…。

元Gure娘の入門車だったDWデミオ、もう20年前だもんなぁ、オレも娘も歳取ったwww
alt


デミオはレビューの長所をより生かし見かけ以上に空間の広さが特徴のコンパクトワゴン、バブル期の妙なグニャグニャデザインとは決別しボクシーなスタイルも好評でこれによりレビューの存在も無駄にはならなかった!という感じですな。
alt

スーパーアイドル起用でも成功できなかったバブル期のマツダコンパクト、デミオになってからはキョン2の助けも借りず経営危機も脱っしたとういう皮肉な結果となりました!


しかしがアラカンでも相変わらず素敵なキョ、いや小泉今日子さん、令和の今でも彼女をメディアで見ると平成初期の ♪丘を越えて~の歌声とレビューが浮かぶ
ってのも如何なものか!?!?ですよね~💦
Posted at 2025/02/07 18:40:13 | コメント(3) | トラックバック(0) | キャラクター | クルマ
2025年01月29日 イイね!

旧車とキャラクター…VOL.43

旧車とキャラクター…VOL.43

旧車とキャラクター(*^^)v

同世代なら憶えているでしょう、1970年代にモデルさんとしてデビュー、その後ドラマ等でも活躍され柴田恭兵氏で知られた東京キッドブラザーズの三浦浩一氏の奥様となられた純アリスさんが”妹は20歳”のコピーで売り出していた中期型三菱ランサーセレステが今回のお題…

ニュ-ジーランド人と日本人のハーフだったアリスさん、ハーフ特有の日本人離れした顔立ちはとてもコケテッシュで可愛かった、結婚後は表に出る事は少なくなりましたが近年では旦那と共にTVショッピング等にもお出になられていましたが6年前、60代に鬼籍に入られていますね、そのニュースを見た時、”20歳”の妹も還暦を優に超えてたか!と軽くショックを受けたモンですが(汗)
alt

セレステは旧ギャランクーペFTOの後釜として1975年に登場、ベースのランサーに較べ格上ギャランGTO並みに拡大されたボディ、GTOバリに連続メーターを備えるスポーティなインパネや野暮ったい印象のランサーに較べウェッジの効いたスポーティなデザイン、そしてこの時期、セリカLBやB210サニークーペが採用し高い支持を得ていたHBタイプのクーペボディを採用し旧FTOを上回る人気車となりました!

中期型ランサーセレステ(1600GT)
alt

セレステ(1600GT)のインパネ
alt

セレステは大きく分けて前期、中期、後期が存在、アリスさんがキャラになっていたのは1977~79年の中期モデル、前期はイメージ的なものでキャラはなし、後期は何故かどちらかと言えばチャラい感じのセレステには似合わない”男”を強調したCMになり♪~俺とお前は男同志・セレステ~とホ〇?ゲ〇?って感じの謎のCMwになりTHE違和感、一番セレステにしっくり来るのがアリスさんだった気がします(個人的感想)
alt

前期型(1975~77)セレステ
alt

当時イケイケの三菱、順調なセレステ人気に気を良くし(?)発売以後充実度を高め77年のMCで輸出先アメリカでも人気を得ていた現地名『プリマス・アロー』同様に大型激突吸収バンパーを装着した1600GTや当時としては異例の本格オーディオを備える1600GTシステム80等を次々に追加し若者層にアピール、アリスさんが担当していた時期が一番充実していた感じですね~

輸出仕様のプリマス・アロー
alt

1600GTシステム80
alt

システム80のオーディオ、正式には”オーディオシステム80”としてアピール!
alt

セレステに限らずこの時期三菱は厳しくなる排ガス対策に独自の技術でいち早く53年規制にも適合、その肝になるのがJETバルブと言われる希薄燃焼を可能とする吸排気バルブとは別に備えるこのバルブ、その技術は高い評価を受け三菱全車に採用されました。

アリスさんが担当なされた2年間を経てセレステは最終型となる後期型が79年にデビューしますが既に登場4年を経過、陳腐感も高くなったのと同時に排ガス規制によるパワーダウンを補うために上級ギャラン系のG52B 2Lエンジンを移植搭載する最高峰2000GTを追加(それまでは1400/1600のに二本立て)してテコ入れしますが人気は下降線を辿り81年に廃盤、82年には後釜となるコルディアに後を託しています…。

後期モデルの2000GT
alt

個人的には角目になってより精悍さを増した最終型が一番好みですがセレステが最も輝いたのがアリスさんをキャラにした中期型、草刈正雄氏主演のドラマ ~華麗なる刑事~ でも田中邦衛氏の愛車としても活躍(草刈氏はギャランΛ)していました。

この時代のセレステ、アリスさんの勢いと三菱の勢いがマッチした結果だったかもしれませんネ…
alt

ギャランGTOや初代ランサー、スタリオン等と違い三菱名車としては取り上げられる機会は少なく今ではまず残存の可能性も0に近いセレステですが一時代を築いたクルマである事は間違いなくこれを思い出すと今でもあのコケテッシュな笑顔の純アリスさんを思い出す、そんな懐古振り返りでしたが記憶にある方には郷愁の思いを、忘却の彼方に行ってしまっていた方々にはそんな時代を思い出して頂けたら嬉しいですね(*^^)v
Posted at 2025/01/29 18:44:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | キャラクター | クルマ
2024年12月03日 イイね!

旧車とキャラクター…VOL.42

旧車とキャラクター…VOL.42
旧車とキャラクター(*^^)v


今の5~60代にはかなり印象深いのではないかな!? 80年代に入りアイドル全盛の時代、男性は聖子ちゃん(松田聖子)、女性はたのきんトリオ(死語w←田原俊彦、野村義男、近藤真彦の頭文字から…)に夢中も頃でしたよね、ご同輩w


そんな中たのきんでヤンチャのイメージの近藤真彦が一番人気だったかな!?そこで日産が新時代と言われた80年代初頭、新しいコンパクトカーとして大きく話題をさらった新車種『マーチ』にその通称”マッチ”をかけキャラクターにマッチを起用したのが初代K10型マーチ、”マッチのマーチ”が売り言葉でこの時代、散々聞いたので印象深い方、多いのではないでしょうか…
alt
alt

デビュー当時の1982年、それはもうウザい位マッチ推しが強いマーチ、日産としては65年のサニー1000以来の1Lカー、また業界的にも排ガス規制の関係から小排気量が排ガス適合に不利な事もあり極少数(ダイハツシャレードのみ)だったのもあり1Lを大々的にTV/ラジオ、雑誌でやたらCMしてたのを憶えています、ジャニーズヲタにはさぞイイ時代だった事でしょうwww

初代K10マーチは1982~1992年という10年に渡るロングライフ、中期型位まではマッチ推しが激しかったながら末期はほぼ姿を消し低価格で女性ユーザー指向のCMに変化します、さすがのマッチも10年TOPアイドルにはいられなかったって事!?

JアーロデザインのK10、日産最廉価車種ながらさすがのデザイン力!安っぽさを感じさせず完成度も結構上、普及型モデルではコンパクトながらFFの恩恵で室内も必要充分でパワーも普通に乗るならば充分、最大のライバルだったトヨタスターレットがまだFRで室内がタイトだった分、排気量が1.3Lで走りに定評あったスターレットKP61に対し低価格、広い室内、低燃費で攻め加えてマッチのイメージで若々しさを前面アピールしていました!
alt

3/5HBで可愛らしさもアピール、当初は『コレット』『パンプス』『iz』等のグレード名も女性を意識したモノながら85年にターボ、88年にラリーベースのR、そして89年にはターボ+スーパーチャージャーのスーパーターボと男性的な走りのモデルも追加、また日産全面バックUPで当のマッチもマーチのスーパーシルエット仕様でレースに参戦したりと幅広い訴求が行われました…。

1985年に初の1Lターボとしてデビューしたマーチターボ
alt
alt
alt
alt

ターボもマッチ推しで”遊ingターボ”をコピー!
alt

マッチのマーチ、スーパーシルエット仕様
alt

国産初のスーパーチャージャー+ターボ搭載のマーチ・スーパーターボは走り好きに大いに話題とされる!
alt
alt

このスーパーターボは発売時、試乗に行きましたな、もちろん買う気でw

当時100万そこそこだったし一番安く買えた高性能車、しかし乗ってみるととても好印象はなくパワーがある分FFの悪癖が鼻につく、マッチの軟弱イメージは皆無でじゃじゃ馬的な性格でかなり乗り手を選ぶ印象、FR世代には好きになれないドライブフィールで見送りましたが今思えば貴重な体験、当時のターボは所謂ドッカンだってたんで加給が効くまでのタイムラグが当たり前だったところスーパーターボにはそれがほぼなく出だしからカッ飛びたい派にはタマらん味もありましたっけ。。。

10年に及ぶモデルライフで数々の特別仕様やMCを行い最後まで古さを感じさせなかった初代マーチ、革新的なクルマだったのは間違いなく以降のK11~K13に繋がるにつれて平凡な安物カーになって行ったのが惜しまれますナ(-_-;)

中期型マーチ
alt

廉価車種の宿命で現在ではほぼ死滅したと思われるK10マーチ、今振り返ればまだまだ日産の活力と技術力が一線級でトヨタと切磋琢磨していた時代の名車の一つに感じます、マーチも最後は寂しい終わり方となり還暦迎えたマッチは何を思う?って事でお後がよろしいようでwww
Posted at 2024/12/03 21:09:50 | コメント(2) | トラックバック(0) | キャラクター | クルマ

プロフィール

「あのクルマの系譜・その42~トヨタカローラスポーツ編~ http://cvw.jp/b/2682511/48688219/
何シテル?   10/02 00:04
元GureのHNで活動、かつて二拠点生活していた時代や現在の本拠でののクルマ弄り記、また自己満全開の独自の企画モノをUP! 社会に出てディーラーメカ→営業...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/10 >>

    1 234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

リンク・クリップ

あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/16 22:31:38
《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:21
あのクルマの系譜・その2~三菱ランサー編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:05

愛車一覧

三菱 ランサーエボリューションIV 三菱 ランサーエボリューションIV
2015年導入、当時凝っていた菱旧車集めの1台で一時息子に乗らせながら共同所有、2022 ...
三菱 eKスポーツ 三菱 eKスポーツ
2023年11月より愛用、常に2~3周遅れで三菱軽を愉しむワタクシ、パジェロミニVR-Ⅱ ...
ヤマハ XJR1300 ヤマハ XJR1300
単車らしいオーソドックスな80年代風ネイキッドスタイルはやはりワタシの年代には刺さる!! ...
スズキ ジムニーシエラ スズキ ジムニーシエラ
次男坊が初購入の新車!我が家として平成9年のエボⅣ以来24年ぶりの新車迎い入れ! 次男 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation