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2013年08月21日 イイね!

保存版・珍車PART282

保存版・珍車PART282
やや御無沙汰のGureでございます、皆様残暑お見舞い申し上げます<(_ _)>

盆明けからまたまた主に夜中にゴキブリの如く走り廻り相変わらずの“貧乏ヒマなし”でブログアップもヤル気がなくなる昼間の暑さで慢性寝不足(*_*) 早く秋が来ないかな~…

今日は久々?に余裕もあるので久々に“業オク珍車”、行きまーす!

今回のお題は日産第100弾になりますね、キリ番に相応しいかどうか?はわかりませんが色んな意味かつては熱狂的マニアが多いこのクルマの中では異端児として扱われたこのモデル⇒『昭和61年(1986)7代目R31型スカイライン4HT2000GTパサージュ』!!

R31、オーナーさん、R31ファンの方には申し訳ないながらこれほど歴代のスカイラインで新車デビュー時にケチョン×2に言われたモデルもなくワタクシも個人的にはそう嫌いではありませんでしたが“史上最低のスカイライン”と揶揄されるようにもっともスカイラインらしくないスカイライン、当時クルマをそれほど知らない間にローレルとの違いを説明するのに苦労する程の歴代の伝説?を破るバブリー路線に振られた体は今となっては時代を象徴するのにもっとも相応しいモデルかもしれないと思ったり…

ここでは何度も語るトヨタGX71マークⅡによr“ハイソカーブーム”に翻弄されたと言っても語弊はないでしょう、元々高級車であったマークⅡ兄弟やローレル等はよりケバく派手な日本的高級車に驀進するのは分かりますが硬派でありクルマ好きのための走りを追求しある意味マニアックだったスカイラインまでもこの路線に変更、269/270でご紹介した2ドアクーペがデビューするまで完全にスカイラインファン、モーターファンにはソッポを向かれワタシも「スカイライン、終わった…」と思わせるに充分なR31、そんな落胆のモデルでしたので逆に印象に残っていますね~…

R31はS60年デビュー時はセダン/4HTのラインナップ、前述の通りとても好感を持って迎えるという訳には行きませんでしたが乗ってみると明らかにローレル、マークⅡ系、そして上級のセド/グロやクラウンとは異なる“硬派”な味わいは感じられ見かけも内装もハイソカー然となりながらもスカイラインの精神、失わず!! は強く感じました…。
特にRB20のセラミックターボ搭載モデルはあの怪鳥音?みたく“ギュイーン”とタービンの音をこれ見よがしに撒き散らして尻を下げて加速する迫力は独特でした!

この頃日産はトヨタの高級車と決定的な違いを訴求するためV6エンジンを大々的にセールス、セド/グロやローレル、レパード等日産上級車は全てV6をメインに据えますがスカイラインなそんな中でも新開発RB系直6を全てに搭載(1800廉価版除く)、スカイラインの?桜井さん(設計者)の?精神をこの部分に強く感じ救われた思いがしたものです(^.^)

そんなR31ですがやはり4HTにかつての人気はなく比較的旧くても温存されるスカイラインの中では少なく現在では旧車の王道であるハコ/ケンメリやジャパンよりもなくなってしまった感がありますねー。

出品車、初期モデルの61年型でもちろん前期(87~89yが後期)、クーペ追加が86/5なのでこれのデビュー前のブーイング受けていた時期の登録です!
最初のオーナーさん、想像ですがこの当時は既に一定の年代になり豪華な装備に惹かれながらもまだ“スカイライン”ブランドにこだわりローレルよりも力強い脚と直6に魅せられた方なのでしょうね^_^;

↓実走8万㎞台、事故落ちR点ながらA評価、内外もBですので年式からしたらかなりイイ状態のようです!


現車、当時の最高峰となるGTパサージュですので内装ももっともケバイ例のキャバクラシートですがワイン色でないだけでシックに見えますね!

当時の日産トレンドである絶壁衝立インパネも今見ると結構イケてる気がします(笑)

当時、他社はすでにインパネ上部をトレイ状にし目線を低く抑え前方視界をクリーンにしたデザインを採る中、日産は頑なにのデザインをスカイライン以外にも推し進め当時は不評でしたがこれはこれで日産らしくて微笑ましいかもしれません。

↓内装の状態も上々!ワイン色でない分焼けも少ないかな…!?


↓Rrスタイルは先代R30後期型のイメーシを継承、この◎◎がローレルとの最大の違い!!(爆)


出品車、会場は神奈川ですがやはり旧いスカイラインとしては異例な?一桁の落札、この状態ならもう少し値段付いても良さそうですがやはりR31、プレミアは2ドア以外は難しい感じですかね、全体意匠からこのモデルはOHCだと思われますしATというのも影響あるでしょう、これでDOHCやターボでMTならまた違うと思われます。。。


↓外装は画像の限り問題ない感じ!この年式になるとかえってシングルカムの方が安心感あるので31 4HTファンにはいいかも!


デビュー時や後年、中古車市場でも“スカイライン”としての付加価値が付きにくかったR31ですが現代、というかV35行以降のスカイラインであってスカイラインでない現代版と較べると充分スカイラインしている?と感じるのはワタクシだけでしょうか…
多分ですがR31 4HTであっても現在、コアな人気は上がってきていますしね、今後は歴代スカイライン同様に手の出ない価格に化けていくと思われますので現車、ファンは見逃せない出品だったのでは?と強く感じます(^.^)/
Posted at 2019/01/23 01:10:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ
2013年08月21日 イイね!

保存版・珍車PART283

保存版・珍車PART283 最近は軽4ばっかやってるので本業を忘れ気味ですが(汗)

今回はこんなの出てましたヨ、これ、地方ではまだまだ現役でしょうから『どこが珍?』と思われるかもしれませんが生存期間の関係上、全て首都圏では排ガス規制NGのクルマなので皆無となっていますから“首都圏限定珍車”という事で^_^;



⇒『平成5年(1993)FC3W型日野デーキャブレンジャー糞尿車』!!

糞尿車=そう、バキュームカーです。
業界では糞尿車という言い方が一般的でトラック業界に疎い一般の方は「汚ねー言い方だなぁ」と思われるかもしれませんね(汗)
かく言うワタクシも10数年前のトラックを扱うようになった時、こう思ったモノです(遠い目…)

これは一般的に言われる“バキュームカー”というモノですと所謂汲み取り以外、汚泥を吸い取ったり油を吸い取るなどの用途車もあるため区別の意味であえて「糞尿車」としている為なのですがこの響きだけで何か臭いそうですよね(笑)

実はコレ、海外から客注受けていましたので狙ったのですがとても高くて手が出ませんでした(*_*;

この糞尿始め各タンク車や消防車など日本の特装車は主にまだまだインフラの整備が満足でない後進国では引っ張りダコ!外人は程度が良ければあり得ない金額でも落として行きますから勝負はできないです、指加えて落とされるのを見ているだけですがその方が結果的に怪我しなくて済みますしで。。。

出品車もRA(事故落ち)ですが走行は30万に届かずこの手のクルマにありがちな内外の悲惨な汚れや傷も少なく丁寧に扱われていたのが手に取るように分かるモノ!この為入札も好調でした。

↓記録簿完備で致命傷もなく糞尿車としてはかなり極上!


この仕事をやっいるのもありますがこのクルマのイメージ=糞尿といった感じがかなり強いです。

「日野レンジャー」と言えば昔からかなりのネームバリューでトラックに興味ない方でも大概知っている車名だと思いますが現車はその“レンジャー”の前に“デーキャブ=昼間のキャビン”の名前が入っており聞き慣れない方も多いでしょうね…

これはキャビン内にレンジャーでは標準だったスリーパの装備がなく文字通り昼間稼働のみのユーザーを対象とした今でいうショートキャブの草分け的モデルでしてこの存在が後にライバルのいすゞフォワードジャストン、三菱ふそうファイターミニヨン等を輩出、20年程前にはフルキャブ(ベット付き)と較べリーズナブルな4tとして一時脚光を浴びたました!

首都圏でも石原ディーゼル規制の発布前は従来のベッド付き4tと較べ50~100近く安くなったこの手のモデル、平ボや他架装でも人気ありましたがとくにタンク系は多かったですねー。

散水車とかバキュームに当然?ベッドは必要なく従来は荷物置き場と化していた4t車では注目の的でかなりの販売がなされ一定のマーケットを築きかつては4t=フルキャブが常識でしたが現在では一つの車型として認識されています。

デーキャブは異なりますがジャストンやミニヨン、そしてUDではシャーシは4t、キャビンは2~3tクラスのエルフやキャンター、アトラス(コンドル)のワイドキャビンを流用しコストダウン、車輛価格の大幅な低減も実現、現代ではこの方式をやめ4tベッド付きキャビンと前半を共通させベット部を切り落とす“ショートキャビン”になっていますのでこの“アンチョコ4t”はもう見る事も減りましたが当時はなかなか目から鱗の策として注目されたモノでした…

そんな中デーキャブはコストのかかる専用設計、他社は2tクラスにも車種が多かったので前述の策が採れるもレンジャーはコレの以下はトヨタダイナのOEM車輛(レンジャー2)でしたので載せるキャビンが自前ではなかったのが一点、そして64年に発売されたレンジャーのに存在したセミキャブ(KM型)の継承の意味というのが一点、当時でも新参ショート4tとは違う堂々の専用ボディでした!

尚、かつてふそうやいすゞ、UDでもKMのライバルとして4tセミキャブ(ベッド無)は存在しておりましたが80年代半ば~、価格有利な2tキャビン流用に切り替えられていったので日野は最後まで初心?を貫い抜いたと言う訳でネ。
しかしこのため価格はジャストンやミニヨンよりは高価、関東や中京では日野のシュアも高くそこそこ生息はあるも当時全国区での販売はジャストン、ミニヨンに喰われ苦戦、このためタンク以外の車型ではなかなかお目にかかれないモデルです。

さて、デーキャブは84~95年の存在、現車は93年なので最終型のモデル!
この時代、兄貴分のレンジャー(FD型)は当時のバブリー期を象徴するかのようなトラックとしては信じられない豪華でお洒落なイメージで大人気!FD型は89年にFMCし4代目となっていながらデーキャブ(FC型)はこの時、従来型のMCに留まり装備や出で立ちもいかにも“廉価版”って感じで目立ちませんでしたが最終型では少しお洒落な味付けもFDに倣って施されています。

↓初期~中期にかけては質素な室内でしたが最終はかなりお洒落?糞尿車には珍しくカスタム仕様だと思われます。


出品モデルのような変に?豪華なタイプは特にこういった業種や海外でも嫌われるの事が多いですがこのクルマは程度の良さもあり入札多数でした、ホント、くたびれ果てたFCはまだまだ地方では見ますがここまで綺麗な個体は珍しいですからね!

↓中古トラック屋としてもいかにも触りたくない状況になっているバキュームの中では異例な綺麗さが光ります!


このFCデーキャブ、出品地はこの手のトラックの宝庫である栃木県!ワタクシの手が出なかった落札額は何と三桁の丁度半分!仮に国内Nox/PM地域外でなら三桁近いプライスになります、いやー、不人気なFCでこれはあり得ない金額ですからやはり間違いなくコレ、輸出だと思います!!

↓キャビンも非常に綺麗なので仕上げ済(ALLペン)なのでしょう、この顔もかなり首都圏では御無沙汰ですわ…


ジャストサイズの4t→フォワードジャストン、ミニサイズの4t→ファイターミニヨン、そして昼間専用だからのデーキャブレンジャー…

この時代のネーミング、何かユーモアが感じられると思いませんか?(^.^)/
Posted at 2019/01/23 01:03:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日野 | クルマ

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何シテル?   06/22 00:11
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

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