• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

元Gureのブログ一覧

2013年08月26日 イイね!

保存版・珍車PART286&287

保存版・珍車PART286&287 今回も同じ希少車?を2台発見しましたので同時UP!!

そう、4HTはバブル前に一大ブームを築いたX70系マークⅡ!一時は当時のベストセラーカーである王者カローラをも上回る販売で80年代中頃~90年代にかけて“石を投げればマークⅡに当る”と言う程に溢れかえっていたものです。

4HTは当時の人気がすさまじいのもあり今でもヤンチャ系に弄られたモノや根強いファンによるオリジナル度の高い個体もまだ存在しますが今回取り上げるセダンは業オクでもたった2台の出品でしたしもう街で見かける事もまず見かけなくなってますね~…

当時マークⅡは売れ線でお洒落な4HTがメインでしたが初代RT60系コロナマークⅡからの伝統であるフォーマルなセダンもラインナップ、同じセダンボディながらパーソナルカー的に雰囲気を高めた兄弟車クレスタの存在もあり非常に地味な存在で4HTやクレスタが老若男女問わずにドライブしているのを見かけましたがマークⅡセダンはお年寄りのクルマ的イメージが個人的には大きいです…。

最後のマークⅡ(110系)から安全基準上、現在のマークXに於いてもセダンオンリーになっていますが4枚ドアが2バージョンをチョイスできるいい時代でしたね(^.^)

そんな訳で今回はコレ⇒『昭和61年(1986)5代目GX71型マークⅡセダン2000グランデ&昭和62年(1987)同LX70型マークⅡセダンGRサルーンD-T』!!

如何ですか?ありふれているようで最近見ないでしょ?^_^;
この70マークⅡはBピラーまでは同一スタイルのバン/ワゴンがマークⅡシリーズの代替りを無視して比較的近年(97y)まで生産されていたのでワタクシもそう旧いイメージはないにですがセダンはS63yのX80系にFMCと同時に消えていますのでもう四半世紀経っているんですよねー、早い×2(汗)

個人的には地味ながらセダンらしくフォーマルで鼻もお尻もピーンと張り端正な高級車のイメージがある70セダン、結構好きでした。
アクの強いクレスタや居住性の良くない4HTと較べFRながらサイズを活かしたセダンとして及第点となる居住空間も持っており永く乗るにはこっちかな?と当時も思ったモノです、実際買う立場でしたら迷わず4HTを選ぶと思いますが(笑)

70マークⅡは84y~88yの生存で86yにMCが行われこの時から後期となりますので今回の2台は共に後期となります!

さて、現車ですがまず第286弾としてご紹介するのが1Gワンカムエンジン搭載のグランデ、当時は最もありふれたグレードですね。

ところどころ不具合あるも実走は7万㎞台ですしね、総合3.5は年式からすると非常に高評価ですしこの型のファンにはお薦めです!

↓内外Cですが無事故で3.5評価は素晴らしい!!


↓内装、インパネの状態も問題なさそう…



70系は先代の60系が後期型から非常に人気が上昇、このためセダンも4HTも60系のキープコセプト的デザインでセダンの6ライトサルーンも60を倣っています。

次期80型=最後の“セダン”を名乗るマークⅡではガラリとイメージを変えますがやはり見慣れているせいかマークセダンと言われるとこの70系が真っ先に頭に浮かびます(^^ゞ

70系は下は4気筒1800(1S-U)~1GのOHC/同ターボ/DOHC24V/同ツインターボ、D/D-T(ディーゼル及び同ターボ)とトヨタらしいワイドバリェーション!
現車はこの中でも廉価の部類に入りながらももっとも売れ線だったOHCワンカムの所謂“タダグラ”ってヤツですね。

永年直6で君臨したM型から替る1G、軽々しく軽快な吹けはM型の比ではないながらOHCでは重量級のマークⅡやクラウンではやや荷が重く走りは鈍重ながらバブル前夜~真っ只中を駆けまくった70、内装は当時流行りのワインカラーによるド派手なデザインが主流で人気の的でした。

現車は外装がゴールドですので落ち着いた色彩ですが当時はスーパーホワイトⅡと呼ばれる外装純白+ワインカラー、定番でした!

↓ボディにも艶が残り綺麗な状態!


↓まだワゴンがちょくちょくいますからこの顔、旧さを感じさせないのはY30セドグロ同様ですね。


因みにこれは神奈川出品、落札は無事なされますが4HTのプレミアには程遠い解体価格+1万って感じの落札でした、店売りはバッチリ検整備しても30万位?年式的に古過ぎて輸出ってのも可能性少ないし神奈川~近県走ってたらどこかで展示してそうです(^.^)

そして287弾はこれまた珍しいD-Tモデル!

乗用Deエンジンとしてトヨタでは広く搭載されていた2.2L L型Deの発展型で2.4LまでスケールUP、これにターボを組み合わせドライバビリティは記憶している限りでは廉価の1800よりも頼もしい走りをしていましたねー。
音さえ聞き耳立てなければガソリン車のフィーリングと大差なく当時のライバル、日産勢が2.8Lの6発Deを載せていたのでそのDeらしくパワフルな低速トルク=ダッシュには敵いませんでしたがドライブしていてL型に感じたモッサリ感、オーバーウェイト感はなく快適なDeでした。

現車はDeグレード最高峰のGRサルーン!
これは1800が有名でエンジンのみ1Sにし内装/外装は人気のグランデに準じるモデル、このため“なんちゃってグレンデ”と揶揄されましたが結構これも需要が多かったですね。
GRサルーン、Deには後年追加ですがマークⅡに限らずDe乗用は廉価版ばかりの設定でガソリンエンジンの上級モデルが設定されない事が当時多い中、さすがマークⅡはDeでも売れ線のグランデ=GRサルーンをラインナップしDeファンにも“高級車”を訴求したものでした。

さて現車はRA(事故落ち)ですがA評価、今では珍しい5MTモデルというのが現生ではポイント高いです!
走行も8万㎞台、Deですからまだまだイケます(^^)v

↓こちらもそれなりの不具合がありますが致命傷はナシ!


この出品、残念ながら室内写真はありませんがこれが前述のスーパーホワイトⅡですのでワインのケバイ内装画像、久しぶりに観たかったなぁ~…

↓低グレードGRにE/g以外の意匠をグランデ化したGRサルーン!!


↓こちらも前後共問題ない外装のようですネ!


こちらの出品は北関東栃木県、落札は無事なされましたが何と以外にもガソリンより安い1万円にも乗らない解体価格以下!De+MTで外人さんご用達ですがさすがにマークⅡはいらんかったかな!?

4HTもクレスタもチェイサーもあれほど多くいたのにもう70系が流通に出てくるのは滅多になくなってしましましたのでその中でも少数なマークⅡセダンの2台の出品、皆様考えているより希少ですよ~(^.^)/
Posted at 2019/01/23 00:23:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ

プロフィール

「大化けした往年のNICE MODEL VOL.15~3代目A30型日産プリンスグロリア http://cvw.jp/b/2682511/48509525/
何シテル?   06/26 19:01
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2013/8 >>

     12 3
45 6 7 8 910
11121314151617
181920 21 22 2324
25 26 27 28 29 3031

リンク・クリップ

あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/16 22:31:38
《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:21
あのクルマの系譜・その2~三菱ランサー編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:05

愛車一覧

三菱 ランサーエボリューションIV 三菱 ランサーエボリューションIV
2015年導入、当時凝っていた菱旧車集めの1台で一時息子に乗らせながら共同所有、2022 ...
三菱 eKスポーツ 三菱 eKスポーツ
2023年11月より愛用、常に2~3周遅れで三菱軽を愉しむワタクシ、パジェロミニVR-Ⅱ ...
ヤマハ XJR1300 ヤマハ XJR1300
単車らしいオーソドックスな80年代風ネイキッドスタイルはやはりワタシの年代には刺さる!! ...
スズキ ジムニーシエラ スズキ ジムニーシエラ
次男坊が初購入の新車!我が家として平成9年のエボⅣ以来24年ぶりの新車迎い入れ! 次男 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation