• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

元Gureのブログ一覧

2013年08月30日 イイね!

保存版・珍車PART291

保存版・珍車PART291 ここのところ大人しかった?旧車/変態車銀座の愛知会場から久々抜粋!!(笑)

このクルマも一時コアな走り屋には引っ張りダコでしたが今や見る影もなくなってしまいました…⇒『昭和56年(1981)初代PF60型ジェミニクーペ1800ZZ/R』!!


出品票に記載ないですが全体意匠からシリーズで最も硬派なZZ/Rに間違いないと思います(^^)v

初代ジェミニ、いすゞでは名車と謳われる60年代の人気車『ベレット』の後を受け74年にデビュー、ベレットGT-Rの野獣?精神を継ぐDOHCエンジンを搭載したのがZZでしてこれは81年、既存117クーペのDOHCエンジン、G180型を移植して登場、現車の硬派なZZ/Rと豪華装備のZZ/Tを用意、街乗り派にはT、競技ベースや走り屋層にはRが当時希少なDOHCスパルタンカーとしてこれを複数のモデルに搭載するトヨタ勢に真の意味で太刀打ちした唯一のモデルでした!

翌82年にはRとTの中間的グレードのZZ/Lも設定、DOHCモデルを3種揃えて市場に広く訴求していました。
このZZ/R、友人が持っておりかつてさんざん乗りましたが当時所有していた71レビンなど簡単に蹴散らす実力、シャーシが古いのでややパワーが勝り過ぎていてジャジャ馬ではありましたが若い頃遊びまわっていた首都高や箱根や垂水の峠で張っても全敗(*_*;

まぁ、腕がなかったと言えばそれまでですが200ccの排気量差、15psの馬力差(ZZ=G180型 1800cc130ps、レビン=2T-GEU型 1600cc115ps)を遥かに上回るような獰猛さ荒々しさは例えトヨタ上級DOHCの当時2LNA最高psを叩き出していた18R-GEU型をも超える迫力と実力を感じさせたモノです!

ジェミニと言うクルマ、いすゞらしく Deエンジン 搭載車も広く設定し一方では経済性や頑強さもアピール、そして一方ではZZのようなハードモデルを揃えるという憎い演出は先代ベレットや次期型FFジェミニになっても同様の手法で少なくないファンを掴んでいましたが残念ながら最終(3代目)の大失敗やバブル崩壊による経営危機などでご存じのように採算悪い乗用部門を撤退、今やトラック専業になって久しくかつてこのメーカーが乗用車を造っていた事すら知らない人間も増えたようですorz…

ワタクシ、地元が神奈川なので現役時代は他地区よりはかなり見かけたジェミニですが今では仕事でいすゞ藤沢工場に入っている時等にマニアな社員さんがビッチリ手入れして乗っているのを見る程度、90年代終わり頃?走り屋層に当時ありふれたお馴染S13シルビアや180、AE86やミドルクラスFRセダンとは一風変わったマシンが欲しい!という層にランタボと並んで大注目され一時的に生息が増えた?感もありましたが現在、神奈川と言えどもさすがに街中天然はなかなか見なくなりました、最後に見たのは この時 ですねー…

さて、出品車ですがそれなりの不具合はありそうですね、しかし30年に時を超えたスポーツモデルとしては奇跡的コンディション!!
次期2代目ジェミニがFFになった事から比較的早い時期に初代ZZは将来的価値を見出したマニアも比較的多くそういったファンに大事にされてきた個体なのでしょう、総合3点はその賜物ですね(^.^)

↓走行13万超えですが年式からしたら少走行、当時のG系エンジンは頑強なのでパーツさえあればまだまだ大丈夫!


ジェミニというクルマは初代から最終までどうしてこんなにタイトなの?という位狭い!!
当時のカローラやサニーと較べても室内の狭さは異様な程でFF化されてもその不満は残り一応ファミリーカーながらこれは致命的に感じ特に家庭を持ってからクルマ代替時にZZは候補にしながらいつも見送っていました。
ただ、今ではこんなタイトさがZZだとヤル気にさせてくれたりするのでしょうが現代の軽4よりもFR時代では絶対狭かったですね、運転席ですら左足の置き場に困った記憶も懐かしいです^^;

↓当時は閉口モノだったタイトな室内ですが今見れば男の居場所!って感じがイイ!!当時モノの純正(と思われる)カセットも鳴れば涙モンですね~


PF60のZZ/R、1tを切るウェイトでグロスと言えども130psのDOHCエンジンはとにかくスパルタン!エンジンそのもは117でお馴染ながらも性格上ATが殆どだったそれとは別物の印象でベレG-R以来の硬派さの復活、大歓迎でしたねー(^.^)
81年と言えば排ガス規制の暗く長いトンネルを抜け各社一気に70年代のハイパワーブームを思い出したかのように魅力的高出力車がデビューした“第二次ハイパワーブーム”の幕開けの年、トヨタからはDOHC-6 170psのソアラ/セリカXXが、日産からは久々の4バルブDOHCのスカイラインRS、三菱はランタボ、マツダはREターボ、そしていすゞの回答がこのZZでしたがこれらライバルに何ら遜色ないパフォーマンスを誇っていたと思います!

↓いかにも走りそうな出で立ち!状態も良く萌えますねー


出品車、さすがにプレミア値で落ちていました!!

店頭価格は検整備、加修したら安くても60~80万程度は付く落札価格できっと走り屋専門店が落としてるでしょうしそれより高価プライスになるかもしれませんねー…

↓この程度なら高額でもマニアは欲しいでしょうね!


やはり愛知からは目が離せません、今後も要チェックです(^.^)/
Posted at 2019/01/11 00:16:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | いすゞ | クルマ

プロフィール

「続・究極の自己満💦 http://cvw.jp/b/2682511/48492836/
何シテル?   06/18 17:46
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2013/8 >>

     12 3
45 6 7 8 910
11121314151617
181920 21 22 2324
25 26 27 28 29 3031

リンク・クリップ

あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/16 22:31:38
《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:21
あのクルマの系譜・その2~三菱ランサー編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:05

愛車一覧

三菱 ランサーエボリューションIV 三菱 ランサーエボリューションIV
2015年導入、当時凝っていた菱旧車集めの1台で一時息子に乗らせながら共同所有、2022 ...
三菱 eKスポーツ 三菱 eKスポーツ
2023年11月より愛用、常に2~3周遅れで三菱軽を愉しむワタクシ、パジェロミニVR-Ⅱ ...
ヤマハ XJR1300 ヤマハ XJR1300
単車らしいオーソドックスな80年代風ネイキッドスタイルはやはりワタシの年代には刺さる!! ...
スズキ ジムニーシエラ スズキ ジムニーシエラ
次男坊が初購入の新車!我が家として平成9年のエボⅣ以来24年ぶりの新車迎い入れ! 次男 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation