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元Gureのブログ一覧

2013年09月03日 イイね!

保存版・ 珍車PART292&293

保存版・ 珍車PART292&293 今回も同型を2台見つけましたので同時UPです(^^)v

いやいや、この型もすっかり見かけなくなりましたねー⇒『昭和55年(1980)6代目MS112型クラウン2HT2800ロイヤルサルーン&昭和58年(1983)同SS110型クラウン4HT2000スーパーエディション』!!



如何ですか?後者(後期)はまだかろうじて見る事もあるかな?しかし前者(前期)、現役時代も完全にブームが過ぎた2HTモデルで販売は低迷、81年からはソアラのデビューもありこの型いっぱいには細々ラインナップされるも後期の2HTなんてワタクシ、現役で見かけたには1、2度のレベルでした。

110系は79~83年の生存で81年のMCを境に前期後期となっておりその両モデルが揃い踏みと言う訳です^_^;

110系の時代、ライバルは人気の高かった430セドグロ!これも同じ79yデビューでしたがクラウンがクジラを除いていつも販売面では優位に立ってきた中でクジラに次いで販売/人気では430に苦戦したのも衝撃でした。

430は230→330と引きずる70年代チックのコークボトルラインをスパッと止め80年代らしいor日産らしいペイペキ超のスタイリングが大人気、人気ドラマ『特捜最前線』の主役二谷英明氏がCMを務め劇用車としても活躍し330でクラウンに引き離された人気を詰めるのに成功、結果的にクラウンの勝ちながらも歴代で最も肉薄したのが430(くじらvs230を除く)でしたからねー、当時三菱に次いでトヨタ派だったワタクシを慌てさせたモノです(笑)

クラウン系ディーラーには当時先輩がおり対330では余裕ぶっこいていた彼も430vs110時代は苦労したと語ってくれましたっけ!

110クラウンももちろん80年代に呼応したクリーンなイメージで尻下がりの430と較べ背筋をピーンと張ったいかにも高級車としての佇まいは立派!
もはや79年当時では日産は見限った2HTも残しセダン・2HT/4HT・ワゴン・バンのライバル以上のラインナップで若々しくスポーティささえ感じる430と較べ大人しく個性はないながら“高級車”としての本質を伝統的に受け継いでいた110が僅かの差ながら軍配が上がりました、430は若年層、110は年配層に支持が高く今も昔も裕福なのは?言うまでもないですよね(汗)

さて、出品車の内容を見て見ますか^_^;

292弾として挙げるのが前期2HTですが先日のMS51程ではないにしろ前述の通りなかなか希少度が高いクラウンです!

ブーム時は猫も杓子も2HTをラインナップしていましたがボディ剛性面や乗降性での不利な部分、エアコンの普及により徐々にこれの人気は下降、いずれはこの形式は姿を消しますが79年というと廃止に至る過渡期でありこ79~80年代初頭にFMC若しくは新型デビューモデルはこれを廃止していく中、最後まで新型?で残った2HT、しかし先代までは充実していたワイドバリェーションも大幅リストラされセダンや4HTに較べ大幅に少ない僅か3モデルだけの存在でした。
81年には2HTの精神と立位置を継承する初代ソアラがデビュー、これにより完全に存在意義の消えたクラウン2HTですが高級車の遊び車(2HT)としては最長4代の生存でした。

現車、その中でもTOPグレードである2800ロイヤルサルーン、当時のキャデラックやリンカーン並のレザートップが特徴で当然3ナンバーの税金がクソ高い中での実用性の低い遊びクルマですからね、真の贅沢さを訴求するモデルです。

状態、内外機関とも共に芳しくないようですがこれだけ希少モデルですと出品店さんも在庫→売れない→潰しも決断できなかったと思います、こういうクルマを抱えると難しいですよねー、クルマ屋は(汗)

↓走行そのものは少ないですがE/g不調のようですね、内外の手直しも金かかりそうだし…


距離がさほど出ていない割にこの程度、出品地が宮城との事なので降雪地域かもしれませんが外装が特に悪いですね、1オナの可能性は低い感じです。

↓内装は高いクルマだけあり30年経過で手入れも?な割にはそれなりにイイ状態かな!?OPだった電卓のようなクルーズコンピューターまで装備!今も使えたらスゲー!


この時代はもちろん最大の特徴であったペリメータフレームが命!140系以降はこれを捨てたクラウン、確かに重々しくて重量では不利でしたが加速やら燃費やらの以前に“高級車”としての静粛性はこれに勝るモノはないと思います、430と110(若しくはそれ以前)を較べ決定的に違うのが乗り心地=快適空間の体感でしたからねー、当時これを選べる財力と加齢?があれば迷わずワタシはクラウンを選んだかな…?

↓痛み易いレザートップは奇跡的に?無事ながら塗装のヤレは醜いですねー…


↓2HTと言えばこのカラーがイメージでした!(4HTにも設定あり)


機関、外装にタップリ金がかかりそうなこのレア車ですが落札された方がいるんですねー、変態店確定です^_^;

価格は…うーん、これだけレアものでもやはり状態が響いたか?解体価格並で出品料入れると出品店さんは多分赤字でしょう(汗)

しかし変態マニアとしてはコイツの存続は喜ばしい限り!マニアさんの手によって蘇りを期待したいですね!


続いて第293弾は当時~後年では2HTと違ってありふれた4HTの2Lモデル、その中でもお求め易い?クラウンとしては低価格を売りにしたスーパーエディションですね!

伝統的にクラウンは基本、STD/DX-A(営業向け)/DX/スーパーDX/スーパーサルーン/ロイヤルサルーンとラインナップしてきましたが(※特別仕様やエクストラインテリア仕様除く)この代からHT系のみに新たに加わったのがスーパーエディション、従来のスーパーDXとスーパーサルーンの相の子のようなグレードと言っていいでしょうか?これの下には更に装備を落としたカスタムエディションも存在、後年にはこれらを更に見栄えがよく装備充実ながら価格を抑えた『エクレール』なども続々ラインナップし景気のいい時代により庶民に訴求したのもこの代のクラウンの特徴ですね!

後期の2LはGX51クレスタで先行搭載された1G系に換装、前期までは古いM型搭載でしたのでドライブフィールは明らかに前期・後期は異なります。

110から3バンバーは先代100系の2600 4M型をボアアップした2800 5M型を搭載、高額納税の代償の如く大排気量からなる太いトルクでフレーム付きといえども走行性能は大満足でしたが正直2LはM型(前期)ですとどうしようもない走りでした。

排ガス規制を受けた2L M型はもはやこの当時、商品力はないに等しく110になってもこれにより“安物クラウン”のイメージが付いてまわりましたが後期1Gにしても役不足!
軽いクレスタやマークⅡ、チェイサーに後続のソアラ、セリカXXが1Gにより2Lでも過不足ない走りを実現しましたがやはりクラウンには荷が重くかえって肉厚の薄い1Gの軽快な音質が静粛度ではM型が勝っており若干走りは良くなりつつもあのシズシズさを消す程の換装にあまり意味ないのでは?と乗る度に個人的には考えたモノです。

あっ、またまた前置き長ぇーし^_^;

出品車ですよね!これは292に較べコンディションは月とスッポン!!って感じで実走3万㎞台、総合30年超えながらも4点!内外もBですがこれは経年での評価ですので実質Aですね~…

↓車検も最近まで残っていましたし機関に問題はなく検受けですぐ乗り出せそうです。


↓当時流行のド派手な豪華さを抑えながらデジパネやオーディオを充実させたスーパーE/D、クラウンなのにMTが時代を感じさせますね!


後期型はMCされフォグ内臓となったライト部の形状から通称“鬼クラ”と今は呼ばれ近年ファンが増えたような?
確かに押し出しの弱かった前期顔は430に較べ貧相?でしたが後期になって迫力や高級感も増し個人的には後期派です。
対する430は後期は高級感を意識して前期よりマイルドな感じになりこちらは前期派ですのでおもしろいもんですなー(笑)

↓Rrビュー、ツヤツヤした輝きは元オーナーさんの溺愛を伺わせますね!


↓『新潟55』の当時モノ2桁ナンバー!Frビューもまるで新車のような出で立ちに感動!!


こちらはナンバー通りに新潟からの出品でやはりこの極上さですから高額落札!店売りは検整備で安くても80万位にはなる?と思えるレベルでした!

希少度では前期2HTが勝りますがね、安心して旧車ライフを楽しめるのは後期4HTでしょ…

でも変態を名乗るからにはやはり前期を選ばらずにはいられないかな?

って言ってもメンテ代+税金だけでも難儀たなー、292の2HTは…(*_*;
Posted at 2019/01/11 00:10:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2013年09月03日 イイね!

保存版・珍車PART294&295

保存版・珍車PART294&295 今回もこんな珍車ながら2台見つけたのでUPしています!

このクルマ、ホンダのNo1の名車と言っても過言ではないでしょう、NSX!?ビート!?もちろんこれらもホンダを代表する素晴らしきモデルである事は否定しませんが今回の294/295は今日の業界第2位の基礎にもなりそれまで“2輪のホンダ”を4輪メーカーに認知させて功績は偉大でした!



そんな名車がコレです⇒『294:昭和45年(1970)N360型ホンダNⅢ360スーパーDX及び295:同年式同型式ホンダNⅢ360(グレード不明)』!!

最近、これをモチーフしたご存じN-ONEがデビュー、いつに間にやらミニバンメーカーに成り下がっていたホンダで久々に個人的に魅力を感じるクルマが出たなーと喜んでおりましたがそれもこれもワタクシはこの“Nコロ”の大ファンでしたし一時若い頃遊びクルマで所有していた事もあります(^^)v

N-ONEに関しては試乗などもしていませんし内面は解りませんがワタシらの年代では出で立ちにこのNコロが重なり見た目だけでもイイかな?と。

最近は金太郎飴のようなクルマばかりですしね、懐古趣味かもしれませんがホンダさん、憎い事するなぁ と感心しました。

さて、出品車ですが294/295共にかつてのNシリーズの最終型であるNⅢ360と呼ばれるモデルです。
詳細は こちら に過去記載していますのでご参照頂きたいですが67/3にN360発売、69/1MCによりNⅡ360、そして70/1に現車であるNⅢとなりますが当時は軽自動車界のスーパースターで大人気車でしたからねー、大きな変更は前述の時期ですが小変更やモデル追加が日常茶飯事的に行われておりました。

大きな見分け方は前期N(67~69)はサイドマーカーが丸、インパネがトレイ形式、テールの反射板とバックランプが丸型、中期NⅡ(69~70)はサイドマーカーが長方形、インパネがパネル型に変更、テールの反射板とバックが角型に変更されています。
そしてNⅢが新デザインのホンダZ調のマスクでインパネはⅡを継承、テールは変更なしっていった感じですね、他にも細かい識別ポイントがありますが割愛します。

NⅢになってからも70/9にNシリーズ最後のMCが行われハイパワーが特徴だったエンジンを様々な事件や問題もありトルク重視にした『NⅢタウン』を設定、インパネが同年にこれのスペシャリティカーとして発売した『ホンダZ』と共通化、71/6の『ホンダライフ』発売後もこれを暫く併売、結果的に大人気のN360(NⅢ含む)は7年の長寿と65万台の販売という金字塔を打ち立てています!

294はインパネが従来型のモノですので31psシングルキャブのモデル、 STD/DX/スーパーDX/カスタムとなるバリェーションでは上位モデルです。

この他にツインキャブ36psを搭載するツーリングシリーズが存在しましたが広く普及したのが価格的にこのスーパーDXとDXだったと思います、当時街で見かけたのもコレが圧倒的に多かったです!

↓実走8万㎞台、3.5点に内装Bはコレクターの所持車だった感じですね!コンディション抜群!!


↓B評価の内装ですが年数減点を考えないとこりゃAだわい(笑) スーパーDX以上が豪華なウッドのインパネでした。


個人的にはZ顔のNⅢより今回N-ONEでモチーフされたN/NⅡ顔が絶対的好みでしてNⅢにはイマイチ萌えませんし熱狂的ファンやコレクターも同様のようです、しかし年式が新しいためなのか今でも残るのはNⅢが圧倒的に多い感じです。

一時80年代半ば頃かな?N人気が盛り上がりワタシもでしたが結構その当時はまだ結構残っていたN/NⅡを所有される方も多かったようです、しかしこの時期を過ぎると単に古い軽4扱いとなってしまったのもあり激減、ブーム時は不人気だったNⅢが今も残るという結果になったのでしょうね、あくまで推測ですが…。

↓“88”の小板当時ナンバーが光りますね!若い方にはN-ONEのテールと見較べて欲しいです(笑)



294の出品地は岐阜、落札額は当然プレミアで三桁の半分よりチョイ下ですから店頭価格は70~80万付いてもおかしくはないでしょう…

さすが軽の名車だけはありますね^_^;

続く295ですがインパネの形状から70/9以降の最終型です、ただグレードは不明…。
Nの場合例えSTDやDXでも人気のあったT(ツーリング)シリーズにカスタマイズされるケースも多く現車は特に内装、シートや内張りも張り替えられたいますのでグレード識別はできません、外装の感じは砲弾型ミラーからしてツーリングですがこれに標準の筈であるフォグがない事などで特定に至りません、フォグ付を外したりミラー換えてエンブレムも換えれば不明ですしね、エンジンがツインキャブならTですが(*_*;

出品票からすると事故修復歴アリですし走行も不明、色替えでもあり程度(評価)も294に較べやや落ちる感じですがこの年代車にそれを求めても無茶ですしね、今や希少なNが2台出ているだけで凄い事です!

↓295のような“完璧”さはないですがまだまだ乗れる悪くない状態に感じます。


↓内装張り替えが惜しい!こういった類を狙うユーザーにはこれは手が出にくいかと!?!? ホンダZ調のインパネそのものは綺麗な状態ですね!


↓画像が小さく判読できませんが右上のエンブレムは“ツーリング”になっているような…?


↓そしてこれも“広島88”の当時モノ小板です!これだけでファンは涙モノですね。


こちらはナンバー通り広島出品!
いやー、岐阜ならお膝元にも近いしNの生息も理解しますがマツダ町といっていい位?の広島にいるとは驚きです、初代キャロルやR360、シャンテの方がジックリくる(笑)

因みに落札は294より程度は落ちるも約3桁の1/2で売れてます、広島の変態が落としたに間違いないですねー、これは100万付いてもおかしくない?(^^ゞ

N-ONEの登場でしばらく埋もれていた元祖Nが人気復活したかな?現役時代は永きに渡り軽4の王者であるスバル360を引きずり降ろしたN(NⅢ)360、今やこれら旧車ユーザーに対するメーカーの温度差もありスバルがかなりのコレクターに保存されているのとは対照的に激減したNですのでこの2台、無事心あるマニアさんの元に嫁いで欲しいモノです(^.^)/
Posted at 2019/01/10 22:56:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | ホンダ | クルマ

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