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2013年10月27日 イイね!

保存版・珍車PART331

保存版・珍車PART331先日の珍車129で取り上げたRT122の次世代が出ていましたので本日のお題はこれです⇒『昭和54年(1979)6代目TT131コロナセダン1800GL』!!

そう、刑事ドラマ好きならご存じ「殿下コロナ」ってヤツですね^_^;



刑事ドラマの金字塔=太陽にほえろ!で小野寺昭氏扮する島刑事、通称”殿下”が殉職時に乗っていたのがこのTT131で色もズバリのシルバーグレー!

凶悪犯人を伊豆で格闘の末逮捕、犯人を静岡県警に引き渡しお手柄で颯爽と海外から帰国する恋人を空港に迎えに行く途中、無謀運転のTLDエルフを避けようとして確か湯河原(神奈川)だったかな?崖から転落し爆発炎上し殉職というそれまでの同番組では殉職が一つのパターンながら死に方がそれまでにないショッキングさで未だに小野寺氏を電化-給湯?のCMで拝見する度に気の毒に思ったり(爆)

あっ、承知の事とは思いますが転落時は当時年式の新しかったTT131は先代のRT100が替え玉になっており殿下殉職後も平然とTT131は番組内で健在でしたね^_^;

そんな訳でこの型のコロナを見るとどうしても殿下を思い出さずにはいられない方も多いのではないでしょうか?御同輩!!

さて、6代目T130系はコロナの中でも初代ST10に次ぐ不人気車、デビュー時はそこそこ売れたもののその時は強敵A130系ギャランΣに刃が立たずデビュー翌年には日産稀代の人気車となるライバルのブルーバードが910型にFMCし完敗となる不運なモデルでした…。

全体のイメージもセダンは先代のキープコンセプトで顔付が流行の角目4灯になった程度の代り映えしない印象、逆に若干先代より丸味を加えたのが余計ジジ臭くて個人的にはNGのスタイリング、角目も新型の割に似合わずバンや営業用(タクシー)の丸目4灯の方が似合っていたような…

ボディは他にHTと3代目T40系で日本初の5ドアを提唱しながらサッパリ売れなかった事へのリベンジの如くHBのLB(リフトバック)を設定、HTは6ライトとなり後方視界も考慮した小洒落たスタイルながらコロナらしい?地味さ…
元々HTなどを買う層は派手好みでしたしね、同じような車格のカリーナ(当時T40系)が控えてましたしHTはほぼそちらに喰われていた感じ。
そしてLBもセリカやカロスプでお馴染のネーミングながらそれらの3ドアクーペ/スポーツワゴン形式ではなく日本ではどうしても人気が出なかった5ドア形式としたためが泣かず飛ばずでシリーズ揃ってパッとしなかった印象が強いです。

事実この代を売っていた知人(先輩)がコロナを扱うトヨペット店のセールスやってまして後年これの苦労話、よく聞かされましたっけ(笑)
“マークⅡ(当時X60系)で稼いだのだからからいいじゃん!”と投げましたがペット店は扱い全体車種をまんべんに売らないと厳しくマークⅡを10台売ってもメインのコロナを売らないと説教だったとか!(あくまで神奈川県の場合、他県は知りません)
まっ、まだパワハラなんてのが当たり前な時代のDセールス、どこも似たようなモノでしたがネ。。。

出品車、そんな130の中でも一番数が出た1800GL!
この代は1600(12T-U)1800(13T-U/3T-EU)2000(21R-U/18R-GEU)を用意、1600は廉価、2000は高級バージョン(CX)とスポーツ(GT)を用意しますがこれもマークⅡやセリカ/カリーナに干渉し数は出ていなかったです、そんな中売れ線は中級の1800DXやGL、ちょっとこだわってSLツーリングを選ぶユーザーが殆どで先代に続いて“父ッツアン”のイメージ、健在でした(*_*;

現車は内外Dですが全体評価は3が付いており年式から考えたら好成績!距離は13万㎞オーバーですが頑強なOHV 3Tエンジンですから整備次弟でまだ大丈夫でしょう。
しかしよくこれも生き残りました、GTならともかくGLですしね、次期140、150FFが人気高く下取り→不人気故潰しが多かった130の生存に敬意を表したいです!(^^)!

↓A/Cガス抜け?E/g異音が出ていますがまだ復活可能レベルと見た!


このコロナも下取り他さんざん乗りましたが可もなく不可もない、大きいカローラ!というトヨタらしいクルマでサスはようやく先代でさんざん時代遅れを言われた前輪Wウッシュボーンを一般的なストラットに改めており(後輪は先代から採用の4リンクリジットを継承)乗り心地的には若干重厚感が消えた感じ、ただその代りハンドルは軽くなり(最上級CX以外P/Sなし)軽量感は増していました。

エンジン関係は新たに追加の3T-EU(1800 OHV EFI105ps SLツーリング)とEFI化されたDOHCの18R-GEU(GT)以外は基本的に先代末期と同様(但し全種53年規制適合)でド・アンダーパワー!
1600は論外、1800でも重々しくカサカサ言うだけで一向に吹けないT系規制エンジンの悪印象、何ら変わりなかったですね~

この手のクルマ=クルマにこだわりを持たないユーザーが多いためコロナに限らずですがハンドルもダル、ゴムよじり/風車でしたしね(汗)シートも見かけだけは立派ながら大した時間乗らずとも疲労が激しくなるべく乗りたくないクルマであったと個人的感想です。

↓インパネは先代から一新して80年代を目指す視点を低くデザイン!D評価らしく汚れはあるも割れなどはない様子ですね。


先日のRT121の画像でお分かりの通り先代までは当時のトヨタアイテムだったアイアンの激突吸収バンパーがOP装備で用意されていましたがこの代からはこれの発展型であるウレタンバンパーを装備(一部標準、一部OP)、現車は非ウレタンの標準アイアンバンパーですが低/中グレードでこれを装備する最後の代、次世代140系からはPPとなっていますから70年代を意識させる最後のコロナですね。

↓標準のアイアンバンパーの凹が惜しいですね~、T100~120と見間違うようなRrデザインが不評でした…


因みに130系は78~82年の存在で80年からは不評のキープコンセプトから脱却するようなスラントノーズ化を施しますが910の前で沈黙でしたね、これが後期、出品車は前期型です。

↓角目4灯が当時の新型の割に似合わない!と思ったのはワタシだけでしょうか…
Fr部は何ら問題なさそうな感じですね!


コイツの出品は火の国鹿児島から!西郷どんのような武骨なT130の出品は何故か納得しちゃいます、何ら根拠はないですが(汗)

落札は無事なされ二桁には乗りませんが意外に?いい値段だと思います、部品取りとしては高過ぎますしね、OHで復活でしょうかねぇ…(^.^)/
Posted at 2018/09/01 15:21:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ

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