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2013年11月02日 イイね!

保存版・珍車PART336

保存版・珍車PART336“BC戦争第4弾”、バリカンが出たらやっぱり同期生のコイツですよね!⇒『昭和46年(1971)3代目KP510型ブルーバードクーペ1600SSS』!!

如何ですか?バリカンと510ってバリカンがS39~S45、510がS42~S47の存在でRT40コロナとブルは発売で3年(と言う事は設計も3年以上)の開きがありますから致し方ないとは思いますがとても同時期とは思えないブルのスタイリングの斬新さとコロナのクラシカルさが較べると鮮明に思えませんか?

較べてしまうとコロナの古くささ、ジジ臭さが際立ち現役時代にクルマが買える年代だったとすれば迷わずワタシは510にしますね、まっ、S44にはコルトギャランが発売されますのでどのみち510には縁がなかったでしょうが(^^ゞ

RT40vs510、この頃からトヨタの保守性、日産の先進性が既に見え隠れしていますが最も解り易いのいは三角窓!

当時は三角窓って非常に重要なモノでまだエアコンやクーラーは当然、空調装備もあまり発達していない時代ですから換気と夏場の冷風を取り入れるには欠かせない装備、当時のクルマは古くから乗用~トラックに関わらず当たり前に採用していたものを510は大胆にこれを廃止、510以前でも一部軽自動車や商用車、トラックなどでこれを持たないモノもありましたがこれはあくまでコストダウンによるモノで販売台数も少なかったですから実質、510がマイカー元年以降の大量生産/販売車ではお初のモノでして当時大いに注目されていました。
「これで換気できるの?」「夏場暑くない?」なんて疑問を持って510を眺めた諸先輩も多かったと思いますがデフロスターの完備、OPながらクーラーの用意もなされ何ら510のマイナスにならず、いや、それどころか三角窓を廃止した事が510の最大のセールスポイントである“スーパーソニックライン”のシャープなスタイリングをより際立たせ裕次郎が映画化(栄光への5000km)した程のサファリラリーでの活躍もあり後年~現在においても“名車”の名を欲しいモノにした一因でもあります!

※スーパーソニックラインと三角窓廃止は元来、旧プリンスのアイディンティでした。C30ローレル(プリンス開発)のスタイリングを合併した日産がローレルに先んじて510を発売しています。

このコーナーで510は何度か取り上げてますがどれもノはとても高額!これも驚く金額で落札されておりこの辺で同期のコロナとの人気差、評価が現代に於いても影響している感じがします。

コロナの場合、特殊な?1600GT(トヨタ1600GT)であればいざ知らず、普及モデルでは昨日のRT40のようにレストア済としてもまだ手が届く価格帯ですがもはや510はそれを超越、現車のクーペやSSSでなくとも今では裕福なマニアにしか手が出ないモノになっていますよねー…

RT40/50は当然の如く?510に苦戦を強いられますし後半では販売台数で抜かれてしまいますがこれに対抗してS43yから1クラス上の初代コロナマークⅡ(RT60/70)で対応、「コロナ」の名を持つマークⅡの加入にてトータルでは510に勝っていますが内情は510が圧勝だった訳です。

さて、出品車ですがこれも記載はありませんが軽めにしてもレストア=オールペン程度?はされている様子、内外問題なくオリジナルの雰囲気を大事にしながらもそこそこ弄りもなされており萌えます!

とくにソレックスにダッツンのバケット、ピロ+車高調は魅力的!(^^)!

↓R点内外C-Dですがそんなの関係ねーですって!5桁メーターですから走行不明ですが13万?23万?かは賭けですネ!


現車は71年型、つまりは510のもう末期モデルでクーペは最終型になります、同年には次期型610ブルーバードUが誕生、セダンは510も継続生産されましたがクーペはブルU HTに譲りこの時点で廃版になっています。

最終は1800SSSもラインナップしていましたから1600は中間モデルですがSUツインイャブとの相性は1800のL18型より1600のL16型の方がベスト!
昔あらゆる510に乗りましたがドライブフィールも確かに1800はトルクフルではありましたが1600の方はトータルバランスに優れ俊敏な感じでした。

元々普及型が1300、スポーツモデル=SSSが1600だったので1800はいかにもオーバースケールであり当時1800モデルは夏場のオーバーヒートに悩んだユーザ-も多かった筈、日産はよくこのトラブル起しますね昔から…オーバースペックなエンジン搭載に対する冷却系のツメの甘さorz…

↓前・後期型からの新デザインのインパネ、これは迫力ありデザインは好きでしたが圧迫感はハンパなく思えば後年の日産トレンド“絶壁”の元祖ではないかと思います(笑)


↓車高も下品にならない程度に堕ちRrは定番のハの字切ってますしなかなかカッコいいですね!シーケンシャルウィンカー、久々に流れる点滅が見たいなぁ…


510クーペはセダンに約1年遅れでデビュー、セダン同様のノッチバックながらRrウィンドウの傾斜を強くしテールはクーペだけのシーケンシャルウィンカーを装備、現代では法規上これはご法度になりましたがこれを点滅させて曲がっていく510クーペの後ろ姿はホントかっこ良かったです!(C30ローレルも同様ウィンカーを採用)

↓全体的にとても綺麗な510、このクルマはサファリブラウンと赤、非常に似合いますね!


出品地は福岡、落札額はもうチョイで100の大台!!
つまりは店頭プライスは加修、整備費と利益で軽く150~170万にはなるでしょうね、上物510なら当たり前田のクラッカー(汗)ながら驚きの値段、ワタシらクルマ乗り始めた頃はコレ、一桁だったし…

これ手に入れた510マニアは一生の家宝でしょうね~(^.^)/
Posted at 2018/09/01 14:52:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ

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