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レギュラーコーナーです^_^;

珍車シリーズ、第385弾は街角天然になりますねー！

これは横浜～山梨の移動で通るたびに見かけてましたが今回は時間もありわざわざクルマを降りて撮影してみました！

以前業オクで出品されていましたが実際まだナンバー付がいたとは驚き、しかもこれは地元神奈川（相模ナンバー）ですからこんな近くに生息していたとはタマげたモデルでした⇒『昭和54～56年（1979～1981）6代目MS112型クラウン2HT2800ロイヤルサルーン』!!

292と全く同じ2800ロイヤルサルーン、もっとも現役時代も稀だったクラウン最後の2HT、見かけたのはこの2トーンの同グレードばかり、メイン化しつつあった4HTやレギュラーなセダンと較べ極端にバリェーションは2000なども設定があるもこの頃は70年代には一世を風靡した2HT人気もダウン、軒並みあらゆるモデルから消えた時期でもありライバルのセドグロは330→430へのFMC時に2HTは廃止、相前後してクラウンが110系にFMCした時点でこちらは存続となりました。
これには2HT“パイオニア”のトヨタのこだわりを感じましたねー！安全性とかは抜きにカッコだけなら非常に魅力的な2HT、これのファンだったﾜﾀｸｼとしてはこういうこだわりは大歓迎でした!(^^)!

ナンバーは3桁でしたので1オナという可能性は少ないですが見かけは極上、1度位はALLペンやっている可能性はありますがとても32～34年前のモデルとは信じられない極上でした。

↓ガンメタ＆シルバーの2トーンは現役時代の美しさそのもので痛み易いランドゥトップ部も張り替えてるのか？非常に綺麗な現車


このクラウン2HTのロイヤルサルーンのみクオーターピラー、オペラウィンドゥ部分がランドウトップとされアメ車のフォードサンダーバードやリンカーンを模倣したモノ、日本ではこの形式、2HT（クーペ）に限るとコスモL（CD系）とこのクラウンのみでこれは経年変化で非常に痛み易いかつ汚れも落としにくいため手入れが大変だったのですがこの年数をこの状態で残すにはかなり神経質に手を入れたか張り替えているかのどちらでいょうね…。

↓クルーガー？のA/Wが非常によく似合い他がオリジナルなままっていうのもポイント高し！


これの先代となる5代目MS80/100系クラウンの時代に2HTは日本初のオペラウィンドウを採用し注目を集め110系はこれを80年代の直線的デザインにしながら継承、個人的には先代のまろやかなフォルムが洒落たオペラはマッチしており4HTならば非常に80年代調デザインもカッコ良かったと思います。
市場の反応はﾜﾀｼの感覚と同様だったのでしょう、前述の通り時代の流れもあり殆ど見る事はなかった最後のクラウン2HT（次期型120系では廃止）、今見ればソアラの先祖と認識できますし本当の意味での贅沢なモデルだったと思います！

セドグロに較べイマイチ旧車人気も盛り上がらない110クラウンですがレアモデルをここまで綺麗に維持されているオーナーさんに脱帽ですよね～(^.^)/