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2014年05月30日 イイね!

保存版・ 珍車PART408

保存版・ 珍車PART408珍車シリーズ、今回はこの年式でこの距離!という驚きのコレ⇒『昭和62年(1987)7代目R31型スカイラインセダン1800エクセルG』!!

これまでR31は数多くココでも取り上げましたがエクセルは2回目かな?
しかも前回は街角ナシヤマ天然車、オク出品車はお初だと思います(*^^)v

※ナシヤマエクセルはその後も度々目撃、どうやら基地の近くに生息しているらしく行きつけのスーパーでよく見かけます、至って元気で綺麗で見る度に感動します!

そんな訳でこれまでR31に関してはさんざん憎まれ口叩いてきましたのでもう言いません^_^;
ただ、不評だったR31(後追加のクーペ除く)で更に廉価版のエクセル、しかもセダンなんて当時でもそうお目にかかれるモノではなかったので業オクに出て来た事が素晴らしい!

驚きの12926kmですからね、これだけでエクセルながら堂々登場って感じでしょう(笑)

↓※印がないので実走のこのR31、R点ながらA評価、内外Cは27年前のファミリーセダンとしては上出来!


1800エクセルシリーズはS50の1500、ハコスカの1500/1800、ケンメリの1600/1800、ジャパン~R30のTIシリーズから継承する“GT”ではないファミリー&廉価版スカイライン、GTは6気筒(G7、L20)の高性能版を搭載、ファミリー版は4気筒エンジンとされジャパンまではご存じの通り外観ですら大きく差別されGTが立派なロングノーズを与えられたのに対しショートノーズの情けない姿でした。

本来スカイラインの本流は4気筒モデルなのですがS54時代のGT追加からこれの存在が神話的となりこの後延々とスカイライン=GTといったイメージとなり造る側も4気筒版はややおざなり…
例外的にR30のRSのみ4気筒高性能バージョンがありましたが歴代スカイラインを語る時、前述のイメージが誰しも多いのではないでしょうか。

“エクセル”はR31のみに与えられた4気筒シリーズの名称でしたがこれ以後のR32以降も永くこのファミリーモデルのスカイラインはラインナップされ下級のブルーバードや上級ローレルと微妙な立位置を取りながらもGTには及ばないながらそれなりに捌けたのはさすがスカイライン!

↓走行が示すように新車の輝きを維持する往年の“絶壁・衝立”インパネ!



R31も御多分に漏れずGT系は充実、当時最新の6気筒RB型をEGI(RB20E)、同DOHC(RB20DE)、そしてDOHC+ターボ(RB20DET)が与えられたのに対しエクセルはブルやローレル、果てはスタンザオースターで既搭載のCA18Sという何でもないエンジンがR30から引き続き与えられGT系がやれ新エンジンだ!やれツインカムターボだ!いやいや限定GTS-Rだ!と脚光を浴びる中、至って地味な存在でした。

ショートノーズ時代のモデルはまぁ未対策という事もありますがGTの重々しさがなく軽快感を味わえるまた違ったスカイラインを楽しめたモノですがNAPS(排ガス対策)以降はこれもなくなり特にロングノーズ化したR30、そしてR31の1800は廉価版以外の何者でもない味わい、GTの秀逸な脚もなければ明らかにオーバーウェイト感しかない走りでしたのでこれ選ぶならよほど下級ブルの方が元気で魅力的でしたしね、当時ですら存在価値は古くからのファミリースカイラインオーナーのためだけ?って感じでした。

この事から再販価値も極めて低く高年式でなければ比較的早く潰されましたので今の世にショート、ファミリーモデルが残っているのは奇跡的に思います…。

R31のスタイリング、特にセダンは好評R30型のキープコンセプトでしたがこの時期の日産はセドグロ(439→Y30)、ブル(910→U11)、そしてこのR31と人気/好評の先代を継承するのはいいんですがね、オリジナルのスタイルを弄くり回してしまい先代のバランス取れたデザインをスポイルしていた印象が個人的には大きく同じキープでもこの点はトヨタがうまく例えばZ10→Z20ソアラやX60→70マークⅡなどを見ても先代の魅力に更に新しさ、美しさを見事に加えて表現しており急速にこの時期を前後してトヨタと日産のシュア率が開いて行ったのもこれも一因に感じます。

まっ、スタイリングは主観ですからどっちがいい悪いとは言いませんが少なくともR30のTIとR31のエクセル、現役代で比較してR30が倍以上多く見かけたのは事実、間違いないです!

↓光輝くRrビュー、問題ないですね!GTの象徴◎テールはR31までは頑なに与えずサイコロテールがエクセルの証でした。


現車、細かな不具合は経年で当然ありますが全体的にはまだまだシッカリしていますね、『神戸52』は当時モノでしょうか?関西地区のナンバー事情は分かりかねますが何せこの低走行、あまり走らな過ぎも良くはないですがワンオーナーの可能性もありますね!

↓Frビューも綺麗です、フルオリジナルのハーフレースカバー、JAFマークが1オナ高齢オナを示すかのようですね~!


さてこの低走行エクセルですがやはりこれだけ低走行の貴重なクルマながらGTではない悲劇は現代にも響き落札価格は片手+@といった低額、GT系なら31も高騰しているので間違いなくこれの5倍以上の値段だったでしょう…

低グレードマニアにはヨダレものだったでしょうねー、出品はナンバーとは関係なく神奈川の会場、神奈川の業者に落札されたとは限りませんが街で見れる事を期待します(^^)v
Posted at 2018/03/18 13:39:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ

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