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2014年06月30日 イイね!

保存版・ 珍車PART423

保存版・ 珍車PART423珍車シリーズも頑張っています(^^)v
今回は人気のスカイラインシリーズからお届け!

⇒『昭和59年(1984)6代目R30型スカイラインHT2000GT-EXパサージュ』!!

先立って発売された新型13代目V37型、久々の4気筒ターボエンジンが話題ですがその原型?元祖?がこのR30型ですね!

と言いましてもご紹介は2000GT-EXパサージュですからL20E型6気筒搭載モデルとなります…。

まぁ、新型のエンジンがどこ製?とかっていう突っ込みは置いておいて4気筒が注目されるのは確かにR30(DR30 RSシリーズ)以来、このR30は長年人気を博しスカイラインシリーズの屋台骨を背負ってきたL20エンジンが末期となり当時、トヨタ他各社が新エンジンの新鋭スポーツモデルが溢れる中、スカイラインは81年にケンメリGT-R以来の4バルブDOHCのFJ20E型エンジンをメイン化、これをターボにしたりインタークラー付けたりと4気筒を熱心に進化させる反面、L型はコンピユータ制御や点火系改良プラズマスパーク程度でほぼ放置状態、2代目S54で6気筒GTシリーズがデビュー以来5代目C210型ジャパンまで“スカイラインと言えば6気筒、GT”と言う公式が崩れたのがR30でした。

しかしR30のGTシリーズも決して手が抜かれた訳ではなくイメキャラのポールニューマンをイメージした『2000GTターボGT-ESポールニューマンバージョン』 や上級ローレル、セドグロ並高級装備が奢られた豪華仕様『GT-EXパサージュ』などを追加ラインナップ、RSばかりが目立つR30でL型ファンも大事にしていたのがスカイラインの良心でした!

過激過ぎる?RSシリーズに入っていけないスカイラインファンにはGTシリーズが受け皿となっており当時は先代のジャパン同様、見かけるのはGT系が多く値段的にもNAのGTならば当時の人気車、マークⅡ兄弟より安かったですしバリェーションも豊富でしたからね、NAでキャブの『2000GT』なんて素のグレード=GT廉価グレードなんてバカにしたものですが見かけると「でもTIよりはマシ!」なって言う会話が成立していましたっけ(^^;)

さて、現車ですが先記しましたGT-EXパサージュですね!
6発NAの最高グレードとなるこのモデル、ハイソカーブームに刺激された豪華版でおよそ“GT”を名乗るには相応しくないモノ、諸般の事情で重くなってしまったボディにグロス130psのL20E型NAエンジンは排ガス規制もあり非力以外何者でもなくRが付かないとしてもかつてのGTが付くスカイラインの走りをイメージすると落胆度がハンパなかった!

しかし腐ってもスカイライン、脚回りのチューニング、秀逸さは当時としては1級品で脚(シャーシ)がパワーに勝ち安心して扱える典型であった点は間違いないです。

廉価グレードや走り系グレードではまだパワーアシストなしの重ステも残る時代、これの操舵には当時バリバリにナウいヤングだったワタクシでも閉口しましたがEXはパワステも付いていましたので上りや瞬発力さえ我慢すれば普通に走る分には快適、と言うか妥協はできたかも(笑)

↓事故R点ながらA評価、不具合はそこそこ出てるも30年モノとしては上質な部類!


内装C、外装D評価となっていますが画像から見る限り外観に大傷や大凹、内装もダッシュ割れなどは見られずイイ状態の様子、GT-ESやRS系のように走り好きに弄くられるモデルと違いそれらと較べるとやはり大人しいグレードの生き残りは程度がいいです。

↓絶壁衝立以前のインパネながらこのデザインは元オーナー(RS)ながら好きくなかった(汗)


しかしHTのこういったグレードは当時でも比較的珍しかったと思います、ご承知の通り2HTはスカイラインではこのR30が最後、次期R31では4HTとされ(後に2ドアはクーペ追加)大ブーイングが起きたのも昔の話ですがワタシもこのHTは個人的には大好きでしたねー。

マイカーは家族の都合もありセダンとしましたがハコスカHTをモチーフしたデザインは80年代らしい直線美とウェッジが効き戦闘的で如何にも“スカイライン”って感じでしたからやはりHTの売れ線はGT系ならターボ(L20ET)、そしてRS系だったのでセダンのパサージュなら目撃も多かったですがHTのこのグレードはレアな部類かもしれません…

↓ガンメタのボディはALLペンの様子ですが艶もあり非常に綺麗!


出品車、画像からも分かるように当時モノ「大宮52」ナンバーがかすれているのがイイ味出してる!
ワンオーナーの可能性もありますし出品表記載の不具合程度ならどんなに大事にしようが経年劣化で致し方ない部分ですしね、大事にされてきたクルマというのはたかが数枚の画像でもある程度分かるもの、このR30も画像から伝わるオーラはそれを訴えてると思います。

↓テンパータイヤはご愛嬌?Frビューも問題なさそうです!


出品は地元神奈川、落札はNAのGTと考えると高額?に思える20万オーバーですからね、既にR30がプレミアになっている証拠!

数年前まではRSターボやターボCならば金額も高かったのですがGT系、しかもNAのパサージュなんて底値で一桁だったのに今やこの金額、車検整備に加修かけたらザッとながら安くてもプライスボードは6~70万ですからね、ハチマルブームが影響しているのもあるのでしょうがいつもながらこのクルマの実力と底値・低評価時代をリアルに体験している世代としては「化けたナ~」が正直なところ。

まっ、当時ですら一時代前のエンジンを載せた非力なモデルでしたか後年~現代車の走行性能/フィーリングには較べようもないですが存在感と放つオーラはかつての”本物”のスカイラインを充分アピールしてますしね、走りは二の次でマニアは放っておけないのではないでしょうか?隠れスカイラインファンのGureは放っておけないので高額落札、喜ばしい限りでしたぁ(^.^)/
Posted at 2018/03/10 17:46:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ

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