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2014年07月03日 イイね!

保存版・ 珍車PART425

保存版・ 珍車PART425今日ご紹介のクルマ、ワタシが免許取得した30数年前はケンメリと人気を2分する位に若い世代に支持が高かったコレ!

⇒『昭和50年(1975)初代RA25型セリカLB2000GT』!!

当時、勿論中古ですが絶大な人気でまだこの頃は程度のいい未対策モデルも生き残っていた時代、この頃では走り屋青年は誰しも憧れたDOHCエンジンを一番“らしい”スタイルに搭載したセリカLB、とても高くて手が出ませんでした(6~8年落ちで確か80~100万位していた…)し我が敬愛するギャランGTOのパクリスタイルだったのが非常に許せなくLB人気、見て見ぬフリしてましたがね、仕事(カローラ店セールス)だったのでこれも下取りやら整備回送で乗る事も多く内心「やっぱいいなぁ」なんて思ったモノでした (^^;)

LBのベースは今更ワタシづれが語るべくもないダルマセリカA10系!
ココ でも詳しく書きましたが前出の三菱ギャランGTOと共に日本の新しいジャンルであった“スペシャリティカー”を牽引したのはあまりにも有名な話ですよね!

70年にデビューしたセリカは73年にこのLBを追加、この時から人気の中心はダルマ→LBに移り街行くセリカも現役~中古になる後年に於いても我が地区ではLBの方が圧倒的に多かったのですが現代ではLBなんて殆ど見ず“元祖セリカ”であるダルマの方を良く見かける感じ…

ハコスカ、ケンメリ、510にS30Zと旧車の王道が日産ばかりの中、トヨタで唯一多く見かけるのがダルマセリカ!現役時代にあれ程多かったLB、どこ行ったんでしょう?って感じで実際ワタクシのこのコーナーでこの代のLBを取り上げるのは多分お初だと思います。

さて、現車ですが希少未対策時代、しかもそれの最後である75年型2000GT!!
2000GTはセリカと姉妹車カリーナやコロナの2000GTや上級マークⅡ2000GSSも同様ですが当時のトヨタ最強エンジンで2L 18-G(R)型DOHC ソレックスツイン145ps(R=レギュラー仕様140ps)を搭載、この頃は既にトヨタ3Mや日産S20などのハイパワー6発DOHCの廃盤後4気筒ながらこれに近い出力を実現していたエンジン、これの他のDOHCは弟分の1.6L DOHCのトヨタ2T-Gといすゞの1.8L G181W型のみ!勿論これらを30~15ps以上上回る18R-Gは“2000GT”というグレード名からしてもスポ車好きの心を熱くするに充分のモノでした!

出品車、特に距離に注目!7万kmを少し出た程度ですし※印がないので実走ですねー、39年車にして7万km、奇跡に近い。。。

↓内外D、評価2ですがそんなのはどうでもいい少走行のLB2000GT!奇跡の出品!!


LBに限らずこの18R-Gというエンジンはpsだけ見る印象と乗り味は異なりDOHCらしくガンガン廻して楽しめるのは弟分の2T-Gの方が1枚上手、18R-Gはトルク重視型で2T-Gに較べると未対策時代でも大人しい印象、しかし廻すと吹けや伸びに2T-Gに劣るも実用粋での瞬発力、使いやすさはこちらに分があり当時若かったのもありイケイケの2T-Gの味が好きでしたが歳喰った今ならば18R-Gも楽しめるのでは?なんて思えます。

この時代ですからセリカと言えども20カローラに毛の生えたようなダルなハンドリングが好きではなくよりシャープだったライバルのGTOの方が好み!
しかし脚廻りがリーフのGTOに較べリンク式で信頼性は高くカチカチ決まるミッションフィーリングもこれが定評あった三菱と較べそう劣るものではなくライバル乗り較べで一長一短ってところでしたかね…!?

↓このシルエットがまんまGTOパクリで好感持てなかったのですがしかし無条件にカッコいいですナ!


この会場も残念ながらインパネ写真はなし、ダルマLBとも共通でしたが70年代らしく連メーターのエキサイティングなインパネ、久々に見たかったですしね、評価Dがどの程度だったのかも知りたい気が…。

しかし出品票によればそれなりの不具合もありもそう大きな致命傷もなし、画像の限り外装もイイ状態でセリカマニア、旧車マニアは放っておけない逸品かと思います!

↓A/W以外オリジナルっていうのがまたポイント高ですね!


LBは冒頭申し上げた通りその出で立ちから族車に改造されてしまいには屋根切られたりタケヤリデッパで最期を遂げたななんて固体も多かったでしょうがダルマにしてもそれは同じ、どうして現代ではダルマの生き残りが多くLBが少ないのか?不思議に思います。

ダルマ/LBとも人気が高く77迄、7年間も生産、出品車と同じ75年にBigマイナーが行われ最終型となりますがこれは悪名高き排ガス規制TTCモデルで2T-Gは廃止、18R-Gはソレックスのまま18R-GUの排ガス規制になりますがとても未対策時代の力は望むべくもなく全体的に人気は低下、この最終型は当時評価はさんざんでしたのでこの時期のものはメーカー政策で下取り→潰しとされる事が多く現世ではより旧い未対策のダルマの方が生きている印象。

さて、出品車ですが地域はこれも北関東、落札額は60をやや切る程度、思った程高額でもなく同時期のケンメリよりは安いかな!?
しかしこれも店売りでは3桁付く可能性もある落札金額ですし最早手の出ない粋に行ってしまいましたぁ(^-^)/
Posted at 2018/03/10 17:36:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ

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