元Gureのブログ一覧

珍車シリーズ、430弾なので引っ掛けて430セドグロを探してみましたが今回はありつけませんでしたのでゴロ合わせは無視にて（笑）

そんな“430”には何の脈略のないクルマを持ってきましたヨ(＾＾；)




今回はコレ⇒

『平成元年（1989）ST163型コロナクーペ1800VX』!!

これもすっかり見なくなりましたよねー、現役時代も兄弟車の大人気、カリーナEDや流面形セリカに較べると人気がなくこれら程売れないながらトヨタの大看板、コロナの金看板背負ってたのでそれなりには見かけました。
しかし今でもマニアに流面やEDが大事に保管された固体を見る事がありながらも唯一これだけは全く見ない…。

正直、個人的意見ですがこの代のコロナクーペは大NG、いや、絶大な人気だったカリーナEDも流面も丸っこくて苦手でしたが中でも一番コロナクーペはダメでしたね～…

この頃、GX71マークⅡを擁し飛ぶ鳥を落とす勢いだったトヨペット店のセールスですら嘆いていた売れ行きの悪過ぎでトヨタ販売店の中でもエリート？であった彼らだからこそそんな中でも一定の販売をしたのだと思います、これがカローラ店やオート店（現ネッツ）でしたらどうだったかと想像するとorz…

先代にあたるT140系コロナHTがカッコ良すぎたのもある、イメージ的にはその名前にそぐわないスポーティ度はかなり高かったと思いますがこのボテっとした腰高のデザイン、そして世代的のあの素晴らしいT140を製廃してこれに切り替える意味は？と思えたFF駆動、T140と違い全て新世代（当時として）のS型及びA型（4A-GELU）への切り替えも古いながら初のDOHC+ターボで湧かせた旧T型（3T-GTEU）の引退も納得できなかったのでこのクルマへの印象は悪いの一言なんですよね、まぁ、これはEDも流面も同じなんですが…

確かにこれらのデザイン、未来的で新しさは非常に感じ時代の先端だったとは思います、ﾜﾀｼが保守的なのでしょう、80年代の角ばったデザインが好きでしたし今でもその時期のトヨタのデザイン、ソアラもXXもカローラも一番良かったと思いますのでね、180度テイストが変わったこのST160系頃から段々トヨタが苦手になっていった気がします。

まぇ、しかし160系は冒頭で申し上げたようにカリーナ/セリカに関しては順調に売れましたしね、このデザインが云々未だに言ってるは天邪鬼だけなのかもしれません、しかし直線的デザインが好きならばこれは今見てもイイ！とは思えないと勝手に断定します(-"-

出品車、これの最終年の元年式、この年にコロナクーペは廃止となり次期型180系でEDにあやかり当時ブームだった4HTのコロナExivになっていますのでモデル末期でリアル時ではもうほぼ売れてない最終、しかもVX、希少かと思います。

↓事故落ちながらもA評価、内外もCというのは年式からしたら極上！


コロナクーペ、名前に『コロナ』は付くもののの実質的役割はセリカのクーペってのがミソ！

セリカは70年のダルマデビュー以来流面の先代、A60系まで73年追加されたLB（HBクーペ）以来、クーペとこれの2つのボディで勝負してきましたが流面でクーペを廃止、HBクーペのみなったので旧クーペの受け皿をコロナに転換、従ってコロナクーペは旧T140系コロナHTの後続であると同時にA60系セリカクーペの後継だったわけです。

この時期は各社2HTを次々にクーペに転換してゆく過渡期でありﾜﾀｼの好きだった2HTの廃止という部分もこのクルマに好意を感じられない要因かと思います、今でもT140HTとT160クーペ、天と血ほどの魅力差を感じてしまいます(ﾟｰﾟ

あっ、クドイですがあくまで個人的見解なので160ファンさん、大人の対応をお願いしますよ（笑）

↓ステアリング以外はオリジナル、シートもダッシュも素晴らしい状態！


T160コロナクーペは先記の通り2Lと1.8Lはレーザー3S(G-ELU DOHC 16V）と1S(-iLU=前期、後期よりハイメカツインカムの4S-FiLU）とAE86でお馴染み1.6L 4A-GELU（Lは横置きの意味）をラインナップ、見かけるのは圧倒的にDOHCモデルのGTやGT-Rでしたが意外と女性受けが良かったのか？出品車のような普及モデルであるVXの女性ユーザー、多かったように思います。

一応？4ドアなのでファミリーでも使えるED、歴代のスポ根精神が残るセリカに対して一番女性的な印象は確かにありましたしね、女性→コロナってのが如何にも合いませんでしたが前述の通りセリカクーペとして見れば結構似合っていた感じ。

↓T140同様に”コロナ”の名前が似合わないST160コロナクーペ、Rrビューもセリカですよねー！


現車、そのような女性オーナーだったのでしょうかね？26年で5万km少々ですしこの極上さ！しかもうれしいMT車ですので今となっては希少な存在、DOHCでないのが惜しいですが後期型（85～87前期、87～89後期）ですのでハイメイカツインカムですしこのエンジンはかなり元気、元々OHCでも吹け上がりにストレスのないS型エンジンですのでMTならばかなり楽しく走れます、逆にコロナもセリカも特に3S-G搭載モデルはFFハイパワーという事もありややじゃじゃ馬的で扱いにくさも感じましたが4Sですと程よいパワーかつ力不足を感じさせずこのクルマでは最適なイメージがありましたのでコロナアニア？セリカマニア？にも注目して欲しいですね、まっ、変態以外には注目度はないとは思いますがwww

不思議なのはこのクルマ、ボンネットにパワーバルジが？？？
こんな仕様、ノーマルではなかった筈、出品票にも「エンジン廻り 社外品あり」なんて記載されているのが気になります、ボルトオンターボのインタークーラー？

だとしたらすげぇコロナクーペ!!

↓GT系ならともかくVXにバルジってのが気になりませんか？Frビューも大変態度良し！


謎の？コロナクーペVX、出品は神奈川、お値段は二桁寄りの一桁で解体価格+αってレベル、やはりEDや流面がそれなりの価値を見出されている現在ですがこれはまだ再評価は先のようですね～(・・；)