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2014年09月12日 イイね!

保存版・ 珍車PART461

保存版・ 珍車PART461わかり易いですよね(笑)マークⅡ、チェイサーときたらこれを探すのが人情ってモンですよww

70マークⅡブラザーズのトリを取るのは当然このモデル!

⇒『昭和62年(1987)2代目GX71型クレスタ スーパールーセントTWIN CAM24』!!



ご承知の通り初代X50系デビュー時は当時型遅れ的にマークⅡチェイサーを追いやり新世代のピラード4HTとしてデビューし喝采を浴びたクレスタでしたが2代目になると一転してセダンとなりました。

従来の4HTはマークⅡとチェイサーは専用に、マークⅡには伝統のフォーマルなセダンもラインナップしましたがクレスタとは趣が変えられFrドアは共通でしたがマークⅡは6ライトの正統派なるセダン、クレスタは4ライトで遊び心が加えられたパーソナル性を持たせるセダンに味付けされ車型は変われどクレスタのコンセプトは不変で3兄弟の中でも一種独特な雰囲気がありましたっけ…

セダンに変貌したクレスタ、ワタクシ個人的にはそのスタイリングもロングノーズにロングデッキ、そしてセダンながらRrウィンドウをラウンドさせた事によりキャビンが妙に小さく見えるデザインがあまり好きではなく同じセダンなら地味ながら70マークⅡの方が好みでしたし派手さを求めるならマークⅡ4HTやチェイサーが好ましかったですが意外にも独特な雰囲気を持つクレスタも人気で特にヤンチャ系には一番好まれたような気がします。

マークⅡの族車も多かったがクレスタもシャコタンやらワークスやら出っ歯やら結構見かけましたしね、マスクやテールには先代の面影を残しクレスタの固定ファンにも好評、多すぎるマークⅡ、若者に媚を売る?チェイサーに対してクレスタはアダルトで遊人風の魅力と言ったらいいでしょうか?そんなシブさは確かに感じさせてくれたモノです。

一時は本家マークⅡを上回る人気で中古市場でもそれより高騰した時期もありましたが今でも周りには多すぎて飽きたマークⅡよりクレスタ派って知り合いは多いです。

売れすぎるクルマは遠慮すると以前このコーナーでも書いたと思いますがこの70系3兄弟に対しては素直にマークⅡ4HTが一番スタイルもまとまっていたと思いますし好きでした、あくまで個人的感想ではありますが(^_^;)

さて、現車を見てみましょー!

珍車460/459でご紹介した兄弟はどちらも前期モデル(84~86)ですが今回は後期(86~88)しか見つけられませんでしたわ残念ながら(汗)

年式は一番新しい87年ですが走行もよく走った19万km、全体の程度も一番悪い感じ、事故落ちですし内装C外装D、出品地が東北宮城なので塩害もあるのか?サビも侵食している感じ…

↓内外の状態があまりよろしくない感じですし19万km走った1G-Gも不安ではありますが機関上の注意記載はないようですねー…


走りは1G-Gなら問題ないレベルはさんざん書いてきましたので当然同じクルマですから特別これ以上書く事はないです。

ただ、クレスタはセダンボディで全高もあり4HTと較べるとぶっ太いしっかりしたピラーで剛性はやはり高く感じましたしサッシュ付きドアも安心感のあるもの、但し居住性は4HTとそう大差なくこれはマークⅡセダンも含めてですが代々マークⅡ(兄弟)というクルマは当時のフルサイズながらFrとRrのオーバーハングをスタイル優先で長くとる=ホイールベースの短さから外見からは想像できないキャビン、特に後席の足元の狭さは伝統でしてこの70系も例に漏れず乗る度に「こんだけ外寸あるんだからなんでこんな狭いんだろう?」と不思議に思うのはクレスタも同じでしたしガソリンタンクの搭載位置の関係からトランクにしても信じられない狭さで閉口したのが記憶に残っています、FRのスタイル優先のモデルですから致し方ないですがね~

↓C評価だけあり内装はほどほどに綺麗ですね!インパネ意匠はチェイサーと共通でした。


そうそう、GX71と言えばこれまでもさんざん語ってきたワインカラーのキャバクラ内装が特徴的でしたがこれを嫌うユーザーもおり現車のように落ち着いたブラウン系も存在、前期ではブーム的でもあり圧倒的にワイン内装が多かったですが後期型のグランデ/アバンテ/スーパールセント及びクレスタやマークⅡの後期で追加されたエクシードやグランデLTDはそれまで隆盛を誇ったバブル期独特のワインカラーのインテリアがそろそろ飽きられきた事によりこちらがメイン、毒々しく成金趣味のワインより個人的にはこちらに好感を持ちました、ワインもパッと見の豪華さは良かったんですが夏場は暑苦しいしそれこそ“3日で飽きる”ってヤツでした(笑)

↓初代X50系からの伝統のRrスタイルがやはり人気でしたね、画像の限りRrからの眺めに問題ナシ!


しかしクレスタの戦略って凄く上手かったなーと今でも感じます、この辺がトヨタ商法の上手な点で同じ車を味付けで全く違うイメージにする事にかけてはお家芸、下らなん争いながらマークⅡやチェイサーよりパーソナル性を持たせた事によりオーナーには一種の優越感すら与えましたし同じ車ながらクレスタには兄弟にない希少度や少数派の個性派という“錯覚”も味わいましたしね、日産や三菱の双子兄弟車では味わえない不思議な感覚がクレスタには最終X100系まであったような気がします、まぁ、その後続がこれの延長、と言うかやり過ぎ、一人よがりの『ヴェロッサ』なる珍妙な?モデルになってしまった訳ですが(笑)

↓初代後期で一時止めた前期の角4が70で復活、以後クレスタのイメージとなり度々採用されました!


出品は前述の通り宮城、落札はこれも過走行(年式からしたらこれでも少ない)が一因でもあると思わせる解体価格+αで昨日のチェイサーSX70とほぼ同じ価格…

どうやら70系3兄弟は今一歩プレミアというレベルには到達していない様子ですが今が底の終盤のような気がします、60系が今や絶滅に近い現状、70系もかなり少なくなりましたから今後は上がってきますねきっと!

70ファンの方、くどいですが手に入れるなら今のうちに~(^_-)-☆
Posted at 2018/01/28 15:03:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ

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