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2014年11月13日 イイね!

保存版・ 珍車PART481

保存版・ 珍車PART481
これは今回のハチマルミーティングにもいなかった(と思う…汗 いらっしゃいましたらスミマセン、ワタシの見過ごしです)


⇒『昭和60年(1985)7代目U11型日産ブルーバードマキシマ』!!



これ、ミディアムクラスFFの草分け的存在のモデルでしたがまだFFがこのクラスでは異端児的な感覚だった時代なので海外では成功ながら国内ではイマイチの商業成績、まぁ、元々海外輸出用にラインナップ、あるんだから国内でも売ろう!位の感覚だった?のでしょう。
また、ブル国内では先代910が潔く6発を諦め純粋な4気筒モデルに回帰し成功を収めながら(輸出用は除く)またしてもU11で6気筒をラインナップ、当時は6気筒モデルとしては極一般的なローレルやスカイラインが存在、910以前の610や810の6気筒モデル同様にこれらにユーザーは流れマキシマが選ばれる事は滅多になかったですねー。

83yにY30でデビューした日産の新作6気筒であるVG20系=V6エンジンを得意技のノーズ(と言うかFrオーバーハング)を延長して搭載、83yにデビューしているU11で見慣れたベースの4気筒ブルとは一線を画した押し出しの強いルックスと迫力あるVGの排気音、Y30や31でお馴染みのFrをリフトアップさせて加速していく様はおよそそれまでのブルーバードのイメージには合わず迫力はありました、帰ってきたサメブル?G6の再来?とデビュー時は興味深いも実車の様を見て個人的にはGX61/71で火が付いたハイソブームに便乗?って感じが嫌味でしたしそれならば値段的に大差なくオーソドックスなR30/31やC32のローレルを選ぶナ~、と思いながら見ていましたねー(-_-;)

↓軽くFrを当てた形跡でR小の総評、内外はCですので年式を考慮すればイイ状態の様子!


どうやら出品車はエンジンに問題あり、金かかりそうな感じですがVG20ならまだあるかな?ターボ付きは厳しいか(笑)調整で調子取り戻せればいいですが…

マキシマ、当時の水準からするとブルーバードとは言いながらロングノーズの効果もありかなり大柄な印象でしたが室内は決して広いレベルではなくコンパクトな感じ、趣は豪華路線でシートや内張りはローレルやセドグロにも負けない仕上がりでコノ部分は810Gシリーズを彷彿させました。

ベース同様セダン/4HTとワゴンが設定されますが一番見かけたのがやはりパーソナル性の強い4HT、セダンが極稀、ワゴンに至っては当然レガシィ以前のまだワゴンとバンが混同されていた時代でステーションワゴンが市民権を得ていませんでしたからね、輸出ではともかく街角で見かけた記憶、ないですわ…

84年デビューでエンジンはVG20ETのターボ付き、決して重量級ではなかったので加速は大迫力モノでしたし前向いて走る分にはそうFFの悪癖もP/Sのおかげもあり感じませんでした。
しかし当時の高級車の教科書通りの脚のセッティングでふんわり柔らか(過ぎ)なセッティングでコナーワークは得意ではなくサメブル以来の伝統の“直線番長”だったと思います。

↓インパネは4気筒ブルのままですがS/W類や意匠は高級化されプレミア感は満足できたマキシマのインパネ!30年の月日を感じさせない綺麗さですねー。


マキシマはベースのU11と同時に86年にMCし後期型となります、つまり前期は1年少々しかなく現役時代、見かけるのは弱スラントノーズ化した後期が殆ど、この頃になるとカムリプロミネントや三菱マグナ(逆輸入)などFFミディアムも浸透しマキシマもソコソコ見かけるようになっていましたので前期は悲運…?
個人的には有り触れた弱スラントの後期の出で立ちよりライト部が斜めに削がれていたマスクに迫力を感じ前期型のファンでしたが当時も今もレアな存在です…。

↓テールも4気筒版より高級にリファイン!現車、Rrからの眺めでも外装に問題はないですネ。


マキシマはU11が87年FMC→U12ブルになった以降も継続生産、車名からブルーバードの名前を廃して『日産マキシマ』と改めセールスされますが善戦とはいかず89年にFMC以後はシャーシ他もブルとは完全決別、単独モデルとなりやがてセフィーロに統合され国内からそのネーミングは消滅、振り返れば77年のA10スタンザのグレード名として冠された“マキシマ”なかなかカッコいい名称ながら名付けられたモデルが悪かった?国内普及しませんでしたねー…

↓押し出しの強い前期顔はなかなかの迫力で好物でした!これも現存はかなり少ないでしょう。


出品地は東、落札額は解体+αってところで同年式のスカイライン系と較べるとまだまだ価値は見い出されていませんね。

ブルーバードというファミリーカーベースだけありU11はまだ中途半端な古さのイメージ、なかなか値段の付きは今後も?ですが510は別格として410や610クラスの太古車にまでなればこれもレアなモデル、化けるかもしれませんね(^^)/
Posted at 2017/12/20 00:11:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ

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