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2014年11月28日 イイね!

保存版・珍車PART489

保存版・珍車PART489
珍車シリーズやらせてもらいます!

今回は70年代刑事ドラマでお馴染みにコレが久々に出てましたので取り上げます

⇒『昭和52年(1977)4代目330型セドリック4HT2000GL』!!

大都会シリーズ、西部警察、特捜最前線…

容易にこのモデル(但しセダンが殆どでしたが)のスクリーンでの活躍が描けると思います、近年はCS放送の充実もありますからね、若い方でもファンであればお馴染みのモデルかと…。

この11月で54年に及んだセドリック(04年以後は営業用のみ)が遂に製廃、かつてクラウンと並んで日本の高級車の代名詞の一つであったこのネーミングの消滅、実質、オーナーモデルがフーガに移行してからは無いに等しい状態でしたが最後の砦であったY31営業モデルも終わりとなると一抹の寂しさがあります、自ら名付けた日産の元社長、川又さんも草場の影で泣いてるでしょう…

さて、現車ですが現在マニアが所蔵なされているのが77y(~79y)の後期モデルが殆どの中、前期型(75y~)というのが珍しい、しかも4HTですし所謂Fタイプとなる角目2灯ではないセダンと同一顔の4HT下位グレードというのもよく残っていたもんです。

330はセダン、2HT、4HTのバリェーション(バン/ワゴンもあり)でしたがセダンと4HTがフォーマルな丸目4灯、2HTがスポーティな角目2灯でデビューしますがHT顔に方がオーナードライバーには好評のため76年から4HTも2HTの顔としたFタイプを追加、4HTの売れ線はほぼコレでしたので今となってはセダン顔?の4HTは極めて希少に思います!

出品車、前期型の最終77年モデル、外見だけではグレード特定は2000GLと断定、4HTとしては廉価版になりますね。
NAPSによる出力低下の著しい1キャブのL20型搭載、よく言われる「坂を登らない」はかつての乗車経験からしてほぼ正解、いや、登りますよ、大ストレスはありますが(*_*)

GL以上にはEGI付きもラインナップしていましたが現車、エンブレムに「E」の文字が見当たりませんので1キャブモデルですね。
現役時代間違ってもキャブは買うなと言われていたL20型、430時代にほぼ下取りされ潰される事が多かったのでね、くどいですがよくぞご存命で!といった感じ。。。

まっ、この時代のモノはマツダのRE以外は目クソ鼻クソ、今となってはその重厚な佇まいに価値があり走行性能がどうの、燃費がどうの ってレベルではないですから素直に現存に感謝ですね(笑)

↓走行不明のR点、決して評価はよくありませんが出品票の限りはまだまだ現役ですネ!


現車、これが大人気を博した70年代後半~80年代前半にかけて流行ったホッドロッド風味が懐かしい、スタイリングがド派手なアメリカンでしたのでコレがこれほどキまるのは330の特権かもしれません(^^)

現代目線から見れば5ナンバーサイズですからあの頃は大きく立派な高級車だったのですが「あれ?こんな小さかったっけ?」と旧車を見る時に必ず抱く疑念?が浮かびます。
しかしこの時代のデザイナーさんは限られた寸法でもこれほど個性を演出、高級車は高級車らしく、スポ-ツはスポーツらしくと現代のデザイナーさんよりはサイズの点では縛りがキツい時代の中、よく頑張ったなーと感じます、尤も、現代のデザイナーさんはサイズに許容がある分安全基準や何やかんやで大変だとは思いますが…

↓230の流れを含む70年代に流行した湾曲デザインのインパネも奇跡的状態!


先代230で日本初のピラーレス4HTをデビューさせたセドリック(グロリア)、330の時代にはライバルクラウンもS90型にてピラード4HTを追加しますがまだ安全基準がどうの、剛性がどうの、という時代ではなかったので4HTとしてはピラーレスのカッコ良さで日産が断凸の勢いでした。

保守層=中高年齢世代にはクラウン、若年層&チョイ悪オヤジはセドグロ!と棲み分けができていたような感じがしますが後年にはセドグロも様々な要因からこれがなくなりましたので個性で選べた70年代はやはり夢ありました、今、ハチマル車が引っ張りダコですがそれの礎となったナナマルももっと脚光を浴びて欲しいナー…なんて(^^ゞ

↓切れ上がったRrサイドウィンドウと絶妙な角度のルーフからテールにかけてのラインは素晴しい!


230→330→430→Y30→Y31と4HTは31シーマ前夜までは常にセドグロのイメージリーダーとして君臨、フカフカルーズクッションの初採用や日本初ターボエンジンの設定と歴史に残るモデルも多い、我々世代以上には特に感慨深いネーミングだと思いますしファンも多く愛好家も数多いのでセドグロ文化、Y31営業用の廃盤は哀しい事ですが思い入れの強いオーナー様の今後の維持に期待します!

↓この顔は個人的にはセダンで特捜最前線のイメージが強くボディを見て意外?に感じますが元来、これが4HTの全貌!!


出品は西、落札は330としてみるとリーズナブル?2000GLとして見るとかつてを知るモノとしては驚きの30万超え!車検は残ってますし3桁ナンバーには萎えるも現状ならば業者さんの利益分に+で60万以内で乗り出し可能かな?

それで可能なら憧れの330に乗れる!とかぶり付くマニアも多い事と思いまーす(^o^)/
Posted at 2017/12/17 19:56:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ

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