• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

元Gureのブログ一覧

2015年08月16日 イイね!

保存版・珍車PART554

保存版・珍車PART554 盆休みも終了なんでいつものライフワーク、軽くやっときましょうかね!!

今回は休み前に見つけておいたコレ!これももう見れないですよねー、よく出てきました。
実物はもう四半世紀は目撃してない感じ…

⇒『昭和63年(1988)GDES型カペラC2 ∞』!!


4(5)代目カペラ、87〜91年(カーゴは99年)までのモデルでバブル期真っ只中のモノなんでこれも車格の割には質感も高く当時はマツダの弱い関東でもセダンならそこそこ見れたモノでしたが中古になるとめっきりなくなるマツダ車らしく実車は勿論、こちらでのこうした場の出品もまずは見ない…

このカペラはオーソドックスながらも6ライトで気品あるセダン、さり気無くブリフェン採用しスタイリッシュなC2と呼ばれるクーペ、ワゴンブームに呼応し広大なラゲッジを持つワゴンと5ドアHB、名前は異なるも時代に乗っかる4HTであるペルソナ等ボディバリェーションも充実、70年初代“風のカペラ”以来地味で方向性も2転3転して不人気街道まっしぐらのカペラがとても垢抜けてオシャレに変貌したモデルだったと思います、車速感応型4WSやPWSCディーゼルなど華やかな装備も奢られておりメーカーが本気カペラを売ろう!と気合が充分見て取れるモデルだったと思います、結果はともあれ…

↓現車、63年のC2ですから前期モノ、27年落ちでの3点評価はかなりのモノ!


この時代、トヨタは『TRD』、日産は『NISMO』、三菱は『ラリーアート』、ホンダは『無限』など、メーカー系レーシングイメージを際立たせるスポーツブランド(グレード)を冠するのが流行りでマツダは『∞=アンフニ』、RX-7やファミリアなどにも用意されましたがセダン=ファミリーユース度の高いカペラにもC2に限り設定、標準に較べハイオク化により10psの出力UPにて150psとなったFE型エンジン、ビスカスLSD、リアストラットタワーバー等の脚回りューニング、∞専用のシート、ステアリング、シフトノブを備えスポーツ雰囲気を演出するに充分な仕上がりでした!

このC2∞、見かけと違い脚はかなりのハードさ、ハンドリングはシャープとは言えないまでもマツダ(RE)にしては珍しく?シャーシがパワーに勝っていて安心して振り回せるモデルでしてこれに乗ってから“カペラ”に抱いていた印象が大きく変る、そんな楽しいクルマでしたね!

当時でも∞は限定300台、その割にはそう人気も得られなかったのでRX-7やファミリアのように見れる事はなかったですがこの固体、よほどのカペラ好きが大事にしてきたんでしょう、外装C内装Dの評点は年式とすればコンディションはかなりのモノだと思います。

↓当時流行の山型インパネ、状態もかなりのモノです!


マジメ過ぎたのが災いしたか?この代のカペラも商業的には決していい数字を残せなかったのもありますが次世代では一旦カペラの名前は終了、バブルに浮かれた(浮かれ過ぎた)カペラ以上の失敗作であるクロノスやMS-6、MX-6やらにバトンを渡しますが94年、これらもバブル崩壊と共に崩壊?再びカペラの名前が復活し旧来のマツダファンに訴求しますがこれも2代継続した後に2002年、現行のアテンザとなりカペラ、32年の幕を閉じました…

日産のバイオレット→オースター/スタンザ(→プリメーラ)同様、このネーミングチェンジは成功、発売時から決して人気を取れるモデルではなかったですがアテンザ以降は評価の高い秀逸なクルマにもなりましたからね、決してカペラが悪いクルマではなかったながら名前からくるイメージ、これらにとっては大事でした。

↓さりげなくブリフェン採用したC2は派手さがなく大人のスポーティを感じさせるセンスが良かった!


現車、∞専用のBBSもボディもまだ光沢を残し細かな部分には不具合も出ているようですが基本的に機関には問題ないよですね、探してもまずは出て来ない希少車、マツダマニアにはヨダレ物でしょう。

↓大凹傷もなくボディ光沢もまだまだイケる!希少カペラ∞、二度と出て来ないかも!?


出品はこれとしては珍しい北、落札は無事なされますがやはり不人気車の哀しさで知るヒトぞ知る希少モデルながら解体価格という有様でしたorz…

落札価格だけですと部品取レベルですがこれはまだまだ勿体無い、好きモノならそこそこの値段でも買うでしょうししっかり加修してもらいまだまだ国内で一花咲かせて欲しいモンです(^o^)/
Posted at 2017/11/26 01:54:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | マツダ | クルマ

プロフィール

「”変態と呼ばないで!”納得のマイナー・モデルを振り返る…第44弾!! http://cvw.jp/b/2682511/48498943/
何シテル?   06/22 00:11
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2015/8 >>

      1
23 45678
91011 12 13 1415
16171819202122
232425 26272829
3031     

リンク・クリップ

あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/16 22:31:38
《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:21
あのクルマの系譜・その2~三菱ランサー編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:05

愛車一覧

三菱 ランサーエボリューションIV 三菱 ランサーエボリューションIV
2015年導入、当時凝っていた菱旧車集めの1台で一時息子に乗らせながら共同所有、2022 ...
三菱 eKスポーツ 三菱 eKスポーツ
2023年11月より愛用、常に2~3周遅れで三菱軽を愉しむワタクシ、パジェロミニVR-Ⅱ ...
ヤマハ XJR1300 ヤマハ XJR1300
単車らしいオーソドックスな80年代風ネイキッドスタイルはやはりワタシの年代には刺さる!! ...
スズキ ジムニーシエラ スズキ ジムニーシエラ
次男坊が初購入の新車!我が家として平成9年のエボⅣ以来24年ぶりの新車迎い入れ! 次男 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation