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2015年08月26日 イイね!

保存版・珍車PART557

保存版・珍車PART557 業オク珍ですv(^^)v

所謂プアマンズポルシェ、これも往時は結構な数がいたのですがまず現代では見れなくなってしまいました、RE搭載のスポーツカーであった事が人気だったり嫌われたりと…
しかし現在では間違いなく貴重品!一時の底価格は完璧に抜け出しプレミアム価格での取引がなされておりこうしたモデル、クチコミや専門店で流通するのが普通でなかなかこうした場には出てこないので珍しい出品だと思います。

⇒『昭和60年(1985)SA22C型初代サバンナRX-7 GT』!!

初代(サバンナとしては2代目)RX-7、モデルライフは1978から〜85年10月までですのでね、現車は85/4登録、ホントの最終型。
デビュー時は排ガス対策の悪夢がまだリアルな時代、マツダ自信作かつ入魂であったのREエンジンをミッドシップに搭載した本格的スポーツカーとして大人気を博しスーパーカーブームが冷めやらないこの当時、“日本のスーパーカー”としても各メディアで取り上げられたりして大注目されました!

トヨタ2000GT以来のリトラクタブルライト、未来的風貌のRrハッチ、小型であるREエンジンを活かし運動性能を高めるフロントミッドシップ等、それまでのスポーティカー、スペシャリティカーにはない魅力高いスポーツカーでまだ他社が排ガス対策の悪夢を振り払えない最中、唯一の国産スポーツの称号を欲しいままにしました。

在任が7年という長寿、このためMCや小変更、改良は数多く行われRX-7以降に訪れたハイパワーブームにも呼応、最終まで手を抜く事がない初代SAでしたが人気という部分ではやはり大食いイメージのあるREのため80年代からの強豪ライバルのく出現もあり人気/販売は徐々に低下、83年、これらに対抗するため当時では最強と云われた165psを発揮するRE+ターボ(12A型ターボ)の搭載でスポ車ファンをアッと云わせたのを最後ににれ以降はジリ貧、末期の84〜85では商品力も低下し忘れかけられた感もありましたので現在残っているのも初期モデルが多い中、出品車の年式はかなり珍しいと思います。

↓内外Cですが3.5評価はこの手のクルマでは奇跡!ワンオナではないですがかなり大事にされてきた固体のようです。


79年、デタッチャブルトップのSEシリーズ追加、同年希薄燃焼方式のREエンジンに換装(12A)、80年MCでCD値を向上させるFrノーズ改良と精悍なブラックテールの採用、82年には更なる燃費改良を施した6PI方式の12A型エンジンに換装、83年のREターボ追加がSAの主な改暦ですが後発のトヨタのDOHCターボ群(セリカ、カリーナ、カムリ)にセリカXXのDOHC-6やターボ、スカイラインRSにS130Zのターボ、スタリオン等の強敵にパワーも燃費に於いても真っ向から勝負、ルマンへの挑戦他そのたゆまぬ努力が次期型FC3SのRX-7や次々期FDにも継承され海外でも高い評判を誇る我が国の誇るスポーツカーに発展していったのはご承知の通りです!

↓DOHCかターボかREか?の時代にマツダが誇るハイパワーのREエンジンにターボを+してパワー競争に一つの結論を出したRX-7ターボ!



出品車はNAモデルの様子、NAは6PIのキャブで130p仕様、ターボは非6PIでEGIターボなので乗り較べれば勿論35psもパワーがあるターボモデルの速さには適いませんが1tソコソコの軽量でスポーツカーとしてのドライバビリティを最大に考慮した従来型のNAでも走りは快適でしたしね、この固体はまだメーター読みながら10万km手前ですし軽い整備及びOHでまだまだ現役続行は可能でしょう。

↓室内もかなりイイ状態!個人的にはRX-7というクルマはインパネの迫力に乏しい感じがしますがドラポジは低い着座、目線でエキサイティングでした!


SAも昔さんざん乗りましたがFrミッドシップのFR、Frが軽く回頭性も鋭いながらREエンジンの特性もあり峠ではイマイチ、しかし高速やサーキットを走らせたらこれほど安心安定した走りを提供してくれる国産車もなかなかなくスムーズなREエンジンもありアクセルを制御する理性をついつい失う、そんなクルマなのは当然でした(^_^;)

現車の後期モデル、個人的にはより滑らかなラインになったマスクと精悍なブラックテールでこちらの方がMC前の前期より好み、ほぼ同じ頃我が三菱もギャラン・エテルナΣに同じようなデザインのブラックテールが採用されていましたがこれはかなり好きです、今見てもカッコイイ!!

↓前期よりもスポーツ度を増した後期ブラックテール!いささか取って付けた感はあるもこれは好物!


しかしSAももう37年も前のデビューになりますがこのフォルム、個性的でいいですねー。

後続FC/FDも同様ですが一目見てスポーツカーかつ”RX-7”を主張、ライバルでも勿論世界的に認められるスポーツカーは出現しましたがまだまだ日本車が後進国扱いの時代にこれほどまでの出来栄えだったSA、今更ながら惚れ惚れします!

↓ほぼオリジナルを保つ極上SA、なかなかもう巡り会えません!


出品は北の地域、落札は思った程高くなく50を少し上回った程度、まぁ、これも店売りでは7〜80でしょうが後続FCですらプレミアムが付き始める中では比較的リーズナブルかも?しれません。

REマニア、マツダスポーツマニアは思わず抑えたくなる逸品である事は間違いないですネ(^^)/
Posted at 2017/11/26 02:14:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | マツダ | クルマ

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