• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

元Gureのブログ一覧

2016年05月25日 イイね!

保存版・珍車PART620

保存版・珍車PART620 今回の取り上げモデル、「えっ、どこが珍!?」とまだ思われる方多いでしょう、バブル期に売れまくりましたから今でも普通に走ってる感じがする?しかしこれも4〜5前なら頻繁レベルで見れたもやはりエゴカー減税の影響か?当地ではすっかりと現役は見なくなってしまいました…

⇒『1991年(平成3年)8代目JZS131型クラウン4HT2500ロイヤルサルーン』!!

8代目130系クラウン、私的にはクラウンといえば思い入れがある3代目S50系がすぐ頭に思い浮かびますがその次になるとやはりバブル期にさんざん見かけたこの130系です、私より下の世代、3〜40代になると130が真っ先に思い浮かぶという方も多いでしょう。

豊かな時代でしたのでクラウン、そしてセドグロ等高級車が飛ぶように売れた時代、これだけでは飽き足らずこれらの上級にマジェスタ、セルシオ、シーマ、インフィニティQ54等もラインナップされ長い間高級車市場をリードしたさすがのクラウンやセドグロですら霞んだ時期が確かにありましたよねー…

130系はバブル前夜の87年デビュー、この時点ではまだセルシオやマジェスタはデビュー前でしたので将来のこれに準ずるパイロット的グレードも存在、クラウンとしては2代目のVG10型クラウンエイト以来のV8エンジンを搭載した最高グレード(4000ロイヤルサルーンG)も登場、クラウンエイトは実質VIP専用のセンチュリー全身モデルで一般訴求ではなかったので事実上歴代クラウンとしては初のV8アピール、後続140系ではV8のラインナップは後発上級の存在もありなされませんでしたので希少な存在。

↓国産初のV8エンジン搭載のクラウンエイトVG10型


こんな経緯もあり130系は近年のクラウンの中では最もバブリーなイメージ、デザインもこの時期のトヨタテイストのスッキリかつ気品を感じさせるモノ、高級車らしく四隅をピーンと張り堂々とした居住まいに“いつかはクラウン”のアピールが富裕層の心をくすぐり大ヒットしましたねー。

現車はそんな130の最終モデル、130系はセダンやワゴン、バンはHTのFMC以後も改良継続されていますが4HTに関しては91年に代替わりしているので最終型となります。

モデルライフ途中に3ナンバーの税制改革があり先代まではなかった2500モデルもラインナップ、最高級には前述のV8 4000や3000を設定するのは勿論ですがそれまで普及型を務めた2000 6気筒を2500モデルに置き換え普及版メインはこれとなっています。(2000も廉価版として継続)

出品車はその2500モデルの最高峰となる2500ロイヤルサルーン!
御馴染みの1JZ-GE型2.5Lエンジンを搭載する節税?高級グレードになります。

↓事故落ちながらA評価、内外は年式並みのC評価ですが10万km以下の距離は価値アリです!


この3ナンバー改革があったので130系は5ナンバーボディと3ナンバーワイドボディの2通りをラインナップという贅沢さ、今ならこんなコストはまず掛けないので時代を感じますネ。

当然ワイドボディの方が堂々とし風格は高く人気もこれでしたが全体的なバランスとしてはナローボディが勝る気が個人的にします、元々ナローでデザインしているのでどう見ても自然、ワイドボディーと言ってもボディ下半分だけでしたので頭が小さく感じアンバランスさがあり個人的には刺さりませんでしたが迫力はありました。

↓C評価ですがそこそこ綺麗で問題なさそうなインテリア!


バブルを象徴しボディも搭載エンジンもグレードも超ワイドバリェーション、下から上までの価格差は実に300万以上もあり同じクルマとは思えない幅広い展開でしたが当時はこれも普通でしたしそのどれもが需要がありきちんと捌けていたのが凄いですよね、これ以後上級車の発売やこれらとの立ち位置の関係からクラウンややや迷走気味になりましたのでクラウンがクラウンとしていられた最後のモデルだったような気がします!

↓光沢も充分残りこのまま充分乗れますね(^^)v


このテールがあまりにも印象が強く兼人気で次期型140系にFMCした際にこれをやめた事ににより苦情殺到、トヨタは慌ててMCの際に140にもこの130テールを採用し顧客の怒りを鎮めたなんて事もありましたっけw

130もさんざん乗ってますが良く言えばかつての高級車らしくフワフワシズシズの優雅さはピカイチ、まだぺリメータフレームを使っていたので乗り心地は重厚そのものでしたしエンジン音も普通に流す程度なら殆ど聞えない、加速時にエンジンがあるのを認識できる感じで当時としてはこの静粛性はいTOPレベルだったと思います。

悪い方ではやはりハンドリングがふた昔前の感じ、シャ−プさは皆無で切っても切っても曲がらないような感覚でしたがパワーアシストの出来は悪くなくただ軽けりゃいいんだろ!的な頼りなさはなかった…

↓どっしりしたこの佇まいこそが130クラウンの魅力!


『横浜33』の当時ナンバーでワンオーナーの可能性も高い上物クラウンですが2.5というのがマイナス?価格は意外に低く二桁を超えた程度でした。

多分まだ街角を走る130の姿が皆さんも容易に思い浮かぶとは思いますがこれを機会に意識して見て下さい、恐らく1日気にしていてももう見る事はなくなってきている事に気がつかされると思います。

えっ?「そんな事アンタに言われなくてもとっくに気づいてるわ」ですか!?これまた失礼いたしやしたぁぁぁ(^^;
Posted at 2017/12/02 17:00:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ

プロフィール

「今日の捕獲 http://cvw.jp/b/2682511/48570818/
何シテル?   07/29 21:11
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2016/5 >>

12 34 567
8910111213 14
1516171819 20 21
2223 24 25262728
293031    

リンク・クリップ

あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/16 22:31:38
《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:21
あのクルマの系譜・その2~三菱ランサー編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:05

愛車一覧

三菱 ランサーエボリューションIV 三菱 ランサーエボリューションIV
2015年導入、当時凝っていた菱旧車集めの1台で一時息子に乗らせながら共同所有、2022 ...
三菱 eKスポーツ 三菱 eKスポーツ
2023年11月より愛用、常に2~3周遅れで三菱軽を愉しむワタクシ、パジェロミニVR-Ⅱ ...
ヤマハ XJR1300 ヤマハ XJR1300
単車らしいオーソドックスな80年代風ネイキッドスタイルはやはりワタシの年代には刺さる!! ...
スズキ ジムニーシエラ スズキ ジムニーシエラ
次男坊が初購入の新車!我が家として平成9年のエボⅣ以来24年ぶりの新車迎い入れ! 次男 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation