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2016年08月12日 イイね!

保存版・珍車PART647

保存版・珍車PART647 昨日のディアマンテ(8/11にUPした分を指します)に較べたら格段に今回のは珍車!

ディアマンテの場合新車人気は高く往時はかなりの生息数でしたが経年による消失で見なくなってしまった、これはマークⅡであろうがソアラであろうがスカイラインだって同様、しかし今回のお題は現役時だってまず見れなかった珍、てか“不人気車”と言った方が早ぇーか(^^;

⇒『平成8年(1996)5代目E52A型エテルナ1800ヴィサージュツーリング』!!

どうですかぁ、エテルナなんて私のような菱キチガイ以外の一般の方はもう記憶の彼方のそのまた向こうに飛んでるでしょう、下手すりゃ若い衆だと存在自体知らんでしょうね、何せ次男(20歳)の友達でクルマ興味あるヤツでもギャランですら怪しい、エテルナなんて知らなくて当然でしょ(笑)

エテルナは77年、当時の3代目ギャラン=初代ギャランΣの双子兄弟で登場、トヨタが別販売店向けにこの政策で大成功してシュアを拡大し続けていたのでね、日産も三菱もこれを倣いました。

エテルナは新設店舗、今は亡き「カープラザ」店向け車種、カープラは新車種初代ミラージュを売るために三菱が肝入りで設立したモノですがさすがミラージュ1車種ではキツかろうとΣとΛの意匠チェンジをしてラインナップしたものでした。

↓発売と共に大人気を得た初代ギャランΣの双子兄弟としてデビューしたエテルナ(当時はギャランΣエテルナ)


このようにエテルナは成り立ちからしてカローラに対するスプリンター、マークⅡに対するチェイサー、セドリックに対するグロリア、レオーネバンに対するジェミネット?(笑…ちょっと違う)等と同様、常にメイン車種ありきのクルマであり決してメインよりは売れてはいかん、目立ってもいかんという影武者みたいな存在、それでもトヨタや日産の場合影武者であってもそれなりの販売数で見かける事も多かったですが第3メーカー以降のこのようなモデルの場合極端に販売は少なく下手すりゃその名前すらも知らない、なんて事もありました(^^;

因みにエテルナ的他例はホンダのシビックに対するバラードやドマーニ、アコードに対するアスコット、マツダのオートラマ向けモデルなんかが当てはまりますね〜。

エテルナは登場以降5代に渡りギャランのFMCに歩調を合わせ日陰者の立ち位置は最後まで不変ながら出品モデルの5代目E50系最終型が一番エテルナとしてはバブル景気の影響もありオリジナルティ度が高くギャランとは差別化されたモデルでした。

勿論シャーシやエンジンはギャランと共有ですが先代までは僅かにFrやRrをリ・デザインされた程度だったモノをE50系では外板パネルは全て別物、5代目(ギャランでは7代目)はこれも時代の流れから無用に肥大化しブクブクと太った事から酷評されたモデルですが個人的にはその市場の評価通り5/7代目エテルナギャランは好みではありませんでしたがどちらかを選ばなけりゃならん罰ゲームがあったとすれば私ならエテルナを選びたい、この時期のギャランはマジ嫌い、多少若々しさと冒険心あるスタイリングのエテルナの方がまだ良かったと思えます(*_*;

↓丸み帯びたスタイルはNGでしたが個性的なテールと日本車離れしたデザインはそう嫌悪感もなく…


それでは出品車を見てみましょう。

平成8年の後期型、いい加減売れなくてそろそろFMCの噂が聞こえていた頃のクルマでこの時期にこれを買う人、いたんですねーw

現車、評価は高くそろそろ20年落ちながら3.5という高得点!距離は10万?に乗ったばかりでこの時期の三菱車は過剰設計気味なのでまだまだ大丈夫でしょう、ただ、昨今の三菱を巡る問題から旧型車の部品はどんどんリストラされていますので保持部品の供給はE50系も怪しくなってきている状況…

↓OIL漏れと下廻りサビは要チェックですが3.5評価ですので重症ではない様子!


見かけはともかくE50系、設計はバブル真っただ中でしたので質感、造り込みは非常にイイ、インテリア仕上がりやデザインは好評だった先代E30系よりも上、当時もE39Aに乗っていた身としてはこの辺は神経質にチェックしましたが唯一愛車よりも「いいなぁ、コレ!欲しいなぁ、コレ」(ナベサダか!!笑)と思えたのはこの部分のみでしたねー。
既に上級ディアマンテが存在していたのでギャラン/エテルナがここまで豪華になる必要あるんか?と思える位の質感、この事が両車の庶民性を欠いた印象もあり致し痒し、まぁ、この時期はバブルという魔物にこうした判断を狂わされ散っていた車種は他社にも(特にマツダ)多かったですが。

↓E50系で一番感心したのがインパネ/インテリアの質感!約20年経過でもヘタれた印書皆無!


E50系は最大の特徴はメインエンジンがV6になった点、当時ついこないだまで“4気筒推し”をしていた三菱、先々代のE10系から搭載しますがV6の浸透はなかなか進まず90年のディアマンテでようやく認知、これ以降のFMCでギャラン/エテルナもV6にシフト、デビュー時は1800廉価版に4気筒を残し後(1.8L/2L/2L DOHC/2L DOHC I/Cターボ)は全てV6という布陣でした。

出品車は後半にお買い得モデルとして設定した1.8L 4気筒DOHCのヴィサージュツーリング、エンジンのみコストを抑え装備は上級グレードと遜色ないという普及を目論むグレードでした。

↓外装評価は対象外のようですが大きな欠点はなくC評価は確実でしょう!


探してもまずは出ないエテルナ、ヒトと違う個性を醸し出したい目立ちたがりにはピッタリですよ、変にカーテン付けたりフルスモする位ならE50エテルナにしましょう(爆)

現車、そんな貴重な数少ないエテルナの中で状態はなかなかいいモノと思われます、内外も問題なく不良点のチェックのみきちんとすれば上述の通りパーツ確保が条件ながらまだまだ現役続行でしょう!

↓Frだけは一応逆スラ2分割のギャランが好きでしたw


出品地は西、落札は無事なされますが一桁後半ってとこでそれでもハイパワーでも4駆でもない菱セダンとして解体価格でないだけ立派!!

これを狙う程まだまだド変態の域には達していないGure、しかしこれ乗ってたら目立つことこの上ないですからね、状態も良さそうだし1日だけ借りて乗り回したいですわwww(^^)/
Posted at 2017/12/02 18:45:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ

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