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2016年09月25日 イイね!

珍車PART661

珍車PART661 かなり珍しいの発見しました(^O^)/

こりゃタイトルに偽りない珍車だと思いますよ、マジで…

『昭和53年(1978)TE55型2代目カローラレビンGT』!!

2代目E20系カローラに追加されたレビン(兄弟のスプリンター・トレノも存在)、TE27型としてこれも超有名ですよね!

レビントレノではこの初代TE27とレビトレとしては4代目になるAE86がご承知の通り漫画のおかげで神的人気、これらは市場にも低年式に関わらず数多く存在、今でも特に86は普通に見かけたりします。

反面これ以外のレビトレは往時は人気高くても27と86のバカ人気の影響で今となっては話題に上る事も少なくかつ実車も低年式になるとほぼ死滅している状況、現車である2代目レビン(TE37/51/55)と3代目(TE71)はこの後に発売されたAE86の空前の人気からほぼ代替え→下取り→リセールバリューのある1~2回の再販を経て解体という道をほぼ通っていますので余計少ない…。

何せ86デビュー前は古い2T-Gを排ガス対策かけてとても27や37の時のような豪快かつワイルドなレビンの称号からは程遠くなってしまい排ガス規制以後の暗い時代、それでも当時希少なDOHC維持し続けたのはトヨタに拍手でしたがどこかストレスが残るのも正直なところ、86は新開発4A-GEUエンジン、旧来の2T-GEUを一気に15PS上回る実力を引っ提げてデビュー、レース、ラリー好きは勿論、スポ車ファンにも大歓迎で迎えられた“新生”レビンでした。

27(37)では元々セリカ1600GT用に開発された2T-Gを軽量のカローラクーペに移植、Frヘビーで尻は暴れかつノーマルではサスも心もとないじゃじゃ馬でしたが年々重量増しとなってしまい挙句、排ガス規制の洗礼を浴び86以前のTE51~71ではすっかり牙抜かれ例えればスポーツカー→スポーティカーになってしまった印象でしたのでね、そんなフラストレーションが長かった(TE51デビューの77年~AE86の83年の6年)のでやはり86はエポックでした…

↓TA22セリカGT用に開発された名機2T-Gを軽量ボディのカローラクーペに移植したのがレビンの原点!


しかし現車であるTE55、これはTTCによる53年対策モデル(115ps)ですがこれの以前に51年規制対策(110ps)のTE51が1975年(TE37)の排ガス規制実施時に消え2年ぶりの復活したモデル、とにかくあの頃は70年前半にスポ車ファンを熱くさせたモデルが軒並み規制適合に手間取り軒並み廃盤か大幅なパワーダウン、トヨタの場合GT以外のスポーツグレードも標準車と同じエンジンになってしまう等嘆きの時代でしたので私なんかはAE86デビューの時より”復活レビン・2T-G!!”に胸熱くしたかもしれません(笑)

TE37レビンは74年に3代目にFMCした通称カローラサンマルのHTボディを纏っていましたが兄弟車のスプリンタートレノはオリジナル度高くかつ従来同様流麗なクーペで登場、ラリーストにはHTボディでボディ剛性が弱い点が敬遠されたりそれ以外でもスタイリッシュなクーペボディのトレノの評判が高かったのもあり復活時はトレノの前後意匠がリデザインされたクーペになって蘇っています。

↓TE51/55はスプリンタークーペの双子兄弟となって復活!


さて、出品車を見てみましょー。

よくぞ残ってましたよねー、これも四半世紀は見てないんじゃないかな?次期型TE71ですら皆無ですからね、残存は数える程だと推測します。

最近ではイベントで実車見てますが街角では絶対にと言っていい程出会えないモデルと断言できますネ。

↓RA(事故落ち)ですが内外C、実走行86000㎞台というのはこのモデルでは奇跡的!


赤いボディカラーですので色の性質上、褪せはありますがそれにしても38年前のクルマです、この程度の劣化はキッチリと車庫保管だったのではないかと感じます。

室内もこの年式でC評価というのは物凄い神経質な維持でないと付かない評価、86ならマニアも多いですが51~71は上記のように時代が移れば単なる旧式のクルマ扱いでバンバン潰されたのでここまで愛情かけられたTE55は稀有な存在に相違ないでしょう。

↓ドラーバーズシートは外品の様子ですが助手席やインパネの綺麗さは年式が信じられません!


出品票によれば機関的にも無問題の様子、勿論極低年式ですから入念なチェックはしたいところですがあまり大金を注ぎ込まずに旧車ライフが送れそうな気がします。

外観もA/W以外はオリジナル、サイドシルの純正「DOHC-EFI」のデカールも残るのが凄い!!

↓色褪せはやはりALLペイントで綺麗にお化粧直ししたいところ!


出品地は東、気になる落札額はやはり86等に較べると安くリーズナブルな額、と言っても加修かけて整備して7街乗りともなればこれも3桁近くにはなる筈、多すぎる86に較べると間違いなくこっちの方が目立つしスターでしょうね、今となっては2T-Gも4A-Gも関係ないしwww

↓Rrワイパーとナンバー上ガーニッシュがTE55の証!


往時は不遇な51~71レビンでしたが最近は数がないのが逆に注目され始めていますしね、これもそんなに時間が経たないうちにビックリ価格に化けてしまうんでしょうね~…

Posted at 2017/12/02 20:14:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ

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