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2017年02月23日 イイね!

珍車PART673/674

珍車PART673/674
久々業オク珍(^^)v

客注車輌探索中に手を止めたコイツ、4~5年前位までなら走り屋に弄り倒されたボロボロの個体なんかを見れましたがさすがに最終型から30年を経過した現在ではまず見かけなくなってしまいました。

今回はそんな珍しいコレ、一気に2台見つけたんでご紹介…

『昭和59年及び60年(1984,1985)AA63型3代目カリーナセダン1600GT-R』!!

63カリーナ、シブいっすよねー!

4AG搭載のFRライトウェイトスポーツとして今も昔も人気高いAE86レビトレの代役?いや、あまりに多過ぎて個性がないという点から一時期63カリーナも特に走り好きからは熱い眼差しで見られ値段も高騰した時期がありました。
私も個人的に”走るハコ”が好きな天邪鬼ですんでね、レビトレや63セリカよりはこれのファン、機会あれば所持したかった1台です。

60系カリーナはカリーナらしかった最後のモデル、この代までがFRというのもありますが次期型(4代目T150系)以降は完全にコロナと兄弟化、いや、60系でもかなり共通化を図りコストダウンされておりましたがあくまでシャーシはコロナとは別物、元々カリーナは1970年発売時、スペシャリティで2ドアクーペのみだったセリカのセダン版としてデビューしておりこれもありイメージはスポーティでお洒落なセダンという印象、それを60系まで継承していた点がファンには一番大きいでしょう…

完全大衆車のカローラ(E20系)とオッサン臭いコロナ(T80/90)の中間に位置した初代カリーナ(A10系)は若々しくスポーティでお洒落なセダンというイメージが受けセリカと肩を並べる人気車となりこれを背景にセリカ同様のDOHCモデル、HTモデル等次々に追加、ワイドバリェーションを誇りコロナ以上に小型車の重要戦略モデルに成長、そのイメージをうまくコロナと兄弟化以降も漂わせますが60を最後にカリーナ独特の感性は消え去りつまらんクルマに成り下がったとも言えなくもない?こんな事書くとまた150以降のカリーナユーザーから物云い付きますん止めておきますが少なくとも”走るハコ”好きなGureとしましてはFF以降のカリーナには用はなかったという訳でwww

↓初代A10系カリーナ(1970~1977 HTモデル)


↓2代目A40系カリーナ(1977~1981 セダン)


カリーナはCMキャラに当時アクションスターとして人気の千葉真一氏を起用、「足のいいヤツ」のコピーは未だ語られる程有名でこのコピーがカリーナのイメージUPに大きく貢献していた事は間違いない!
但し初代も2代目も言う程足はいいとは思えませんでした、所詮リジットでしたので日産の4独には敵いませんでしたが特に初代の頃はまだまだスポーティ車でもリーフリジットを使っているのがほぼ、それらに較べたら確実に「足のいいヤツ」ではありましたがそれなりに強化しないとトヨタ特有のフワフワ腰抜けでしたねー。

初代も2代目もさんざん味わったモデル、初代のHT1600SRやGTに義兄や友人が乗っておりましたし販社勤務時代、下取り他でその他のグレード含めかなりドライブ経験あり先記の足もそうですがハンドリングにも取り立てて千葉ちゃんのイメージ程スポーツって事はなかったですね、但しFR時代のトヨタのダイレクトのミッション、ギアチェンジの感覚は三菱に次いで秀逸、これだけで運転が愉しくなる、そんなクルマでこの点は日産は劣っていたと思います、あくまで個人的感覚ですが。

さて現車を見てみましょう!

まず1台目、珍車PART673としてご紹介するのが西日本地区で出ていた60年式、AA63として最終モデルとなります。
60系セダンは廉価版のみ88年までの長寿でしたがAA及びTA(TAは3T-GTEU1800DOHCターボモデル)は82~83年に追加されたモノなので3~4年の存在、60系カリーナデビュー時のスポーツモデルはまだ旧世代エンジンの2T-GEUと18R-GEU(1600GT/2000GT)でしたから82年にまず2000GT→1800GT-T/GT-TRの3T-GTEUに、そして83年に1600GTは4A-G換装となった訳です。

↓TA63(ツインカムターボ)セダン1800GT-TR


当時4A-Gは86でデビューして飛ぶ鳥の勢いでしたがカリーナ/セリカに換装されてもそれほど話題にはなりません、この頃は”鬼に金棒、ツインカムにターボ”のコピーで売り出した1800GT-T系をメーカーも推してましたし4A-Gと言えどもスポーツモデルの廉価版扱い、当時私もカローラ店セールスでしたがセリカのAA63なんてまず売れませんでしたねー、これが神扱いされだしたのはスポ根ブームが来る90年代中頃でした。

あっ、1600のGT-RとGT、1800GT-TRとGT-TはRが付くのが豪華仕様、つかないのが普及モデル(1800GT-Tの-Tはターボを示す)という違いですが当時日産がスカイラインに伝統の『GT-R』を付けるに相応しいモデルが出せなく苦慮する中、何のしがらみもないトヨタがいとも簡単にあっけなくこのグレードを付けた時は笑ったナ、日産涙目って感じでwww

↓クーペ1800GT-TR


いけねぇ、珍車PART673でした(^^;

典型的な走り好きが弄った感じのクルマ、内装C,外装Dは納得って感じ、R点(事故落ち)ですが程度は軽い様子、Rがないとしても総合3ってところでしょうか…

↓やる事はやった?24万㎞ですがAE101の20バルブに換装されている点が注目!


↓内装は年式並みですかねー、痛みもそれなりにあります。


↓手荒く扱われた感はありますがそれでも年式考えるとまともな方でしょう!


↓10~20年前はこのような個体、夜中の峠や大黒なんかにはよくいましたっけ!



お次は珍車PART674、これは東海地区で出ていた個体ですが673に較べると程度が良くしかもほぼオリジナル、距離は20万㎞入ってますが何より変に弄られていない点が好感度高し!

↓事故歴なく内装C,外装B、総合3.5は年式からしたら上出来!!


この年代のヨタ車としては珍しく腐食なしとの事、Tベルもしっかりやってますし愛情持って維持されてきた個体である事が伺えます。
一時の走り屋ブーム時に673のように弄り倒される運命をくぐり抜けた個体、年式は673より1年旧い59年式ですが私的には絶対こちらを選びますね、この時代までオリジナルティを保ってきたのは凄い事です。

↓割れがあるようで評価CとなっていますがそれがなければBでもおかしくない美しさが保たれた内装


↓オーディオまでノーマルというのが実働かどうかは別として驚きです!


↓艶、傷、凹など問題ない様子の極上63カリーナ!


↓Rrビューも美しさを保っていますね!



如何ですか?特に674は刺さる方多いんでないですか?

因みに2台とも高額落札、と言っても近頃のキチガイじみた値段ではなく673が40万円台半ば、674が60万手前ってところなんでまだ狙えますね、私は無理ですが(笑)

30年前の魅力溢れるカリーナ、その直系であるアリオンが現在も存命してますがこんな魅力は皆無、まっ、時代が違うと言ってしまえばそれまでですがね、こうした出品車発見する度思うのは…あの日に帰りたい(^^)/
Posted at 2017/02/23 21:04:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ

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