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2017年07月19日 イイね!

珍車PART707

珍車PART707「もういすゞはえぇよ…」とか言わんの(^^;

これ、プラザになかったんすよ、いすゞプラザ、全体的には好印象ながらやはりいすゞを語る上で欠かせないベレットと最後の名作?初代ピアッツアの展示が無かったのが悔やまれる感じで…

なので探してみましたがまともなのはコレのみ、後は不動部品取りのみで(*_*;

本日のお題はこれになります!

⇒『昭和63年(1988)初代JR120型ピアッツアネロ2000XE』!!

いすゞプラザ訪問ブログでも書きましたが地域柄神奈川では10年前位までは時々見かけたのですがここ最近はピアッツア、全く見なくなってしまいました…。

エゴカー減税が大きな要因でしょうが仕事でいすゞ藤沢工場に入ってもさすがに頑固ないすゞマンが数年前まで社員Pに2~3台停めていたんですがね、消え失せてしまいました。今では悲しいかなトヨタ車、マツダ車ばかりになってしまいーの(泣)

まっ、仕方ないですよね、いすゞの置かれた状況で社員さんのクルマも時の流れでホンダばかりになったりスバルになったりとこれまでも移り変りました。

さて、ピアッツアですがいすゞ、いや、国産名車に数えられるあの117クーペが元祖でこれのFMC版でした、発売は81年、117同様にJアローがデザインしたのはあまりにも有名な話!

当時は117からのあまりの変貌でそのスタイリングから“マヨネーズ”と揶揄されまくり、またデビューした頃は第二次ハイパワーブームでしたのでスポーツモデル&パーソナルクーペの注目は高くピアッツアもその流れに乗り大人気!!と行きたいところが先進的過ぎてそのスタイルが当時受け入れられなかった事、シャーシが117からの継続で古くエレガントな出で立ちとは真逆なガサツさ、そしてエンジンも旧態化していた117のG200系という点等が今一つピアッツァ、訴求力に欠け79年、海外にて「アッソ・デ・フィオーリ」として大きな話題を集めたのに対し意外に発売されても話題にはならなかったんですよねー、トヨタソアラ、スカイラインRS等の新車種も同時期にデビューしていましたし出た時期が悪かったとしか言いようがない感じで。。。

↓デビュー当時のピアッツア、ドアミラー解禁前のためJアローが激怒したというフェンダーミラーでデビューしさんざんブーイングされていましたっけ


現車は当時GMと提携していた関係でGMのディーラーであるヤナセ向けにあつらえた『ネロ』というモデル、ネロはオリジナルのピアッツアにはないブラックのボディカラーやインテリア、ゴールドのピンストライプが施されオリジナルが角型2灯ライトに対し角目4灯(84年~)が採用されネロにはヤナセ扱いという点から高級度合いを高めていました。

現車、19万km走っていますし排気漏れやチョコチョコと不具合がありますが一番痛いのがA/C不良かなぁ、高級パーソナルクーペでA/C NGはやはりキツい、まぁ夏乗らなきゃいい話ですが(笑)

↓29年経過で総評3点、内装D外装Cは年式からしたらいい高評価の部類だと思います。


いすゞらしく初代ピアッツアも10年という長寿、長い割に大幅MCは87年の1度で途中新開発エンジンである4ZC1型SOHCターボを搭載したりいすゞ他モデル同様にイルムシャ―、ハンドリングbyロータスを追加、商品寿命を更新し91年まで生き永らえました!

しかしいすゞのデザインっていうのは10年位先んじていてリアルには受け入れられずワタシも現役時代は苦手な部類、しかし後年~現在見ると非常にイイ!
フローリアンやベレルまで行くとそういレベルではないですがね、最終ジェミニ(これは今もNG)にしても往時よりは見られる気がするしw

↓D評価の室内、欠品(オーディオ他)が多過ぎますナ


ピアッツァも91年もFMCではジェミニの兄弟車に成り下がり引き続きネロもラインナップされますが最早ピアッツアとしての存在感は皆無、オマケに乗用撤退の時期にもかかり僅か2年で製廃となってしまいました。
不人気最終ジェミニと統合?された事によりピアッツァの名声を汚したように当時感じましたね、へたにFMCせず初代のまま終えていたらもたこのクルマの後年評価は違っていたかもしれません(私感)

↓ジェミニベースの2代目JT221型最終ピアッツア


初代ピアッツアも最終から四半世紀超え、見なくなって当然で部品供給も厳しくなってきている様子ですが117と並んでこのモデルもいすゞの名作だと思いますしベースとしては上等ですのでいすゞマニアさんが頑張って仕上げて欲しいモノです!

↓外装はCなのでまだこのままでも充分イケそうです!


↓角4の精悍なマスクのネロ、現車は最終モデルなので半目(可動式ライトカバー)が廃止されよりスポーティな顔付に!


出品はお膝元神奈川と言いたいところですが中京地区、落札額は安い、二桁乗るか乗らないかっ感じでプレミアにはまだ程遠いですね、ベレットや117(初期ハンドメイド除く)もそうでしたがいすゞというメーカーからか?どうしても値が上がるのはかなり経ってからでないと厳しいんですよね、トヨタ日産が20年超えるとじりじり上がり始めますがいすゞは30年かな!?その時には部品は皆無、とても普段乗りなんてできないレベルになってこそのプレミアなのですが投機目的じゃあるまいし上がろうが上がらなかろうがこのクルマのファンの手に渡り大事にされて欲しい、いすゞ車にはそんな思いを強く持ちます(^^)v
Posted at 2017/07/19 21:29:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | いすゞ | クルマ

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