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2017年08月20日 イイね!

珍車PART716

珍車PART716ここのところ過去ブログのサルベージに凝っていて!?新規ブログがおざなりになっちょりますが珍車シリーズ、忘れずに盆休みもチェックしとりましたんでご安心をwww

過去の特にナシヤマベース時代に行った数々のクルマ弄りの記録、備忘録としてワタシには大変貴重、これまでカーくるに再UPしてきたんですがあそこ、やたら重くて夜とか開けない事も多く順次こっち切り替え作業中なんですわ。

さて、今回取り上げるモデル、マイナー車ですし製廃から既に27年になりますから若い世代は知らんかもしれませんね~…

いや、マイナーとは言っても現役時はそれなりに生息してたんですが2000年代になるとその姿はすっかり消えてしまいーの。。。
まぁ、大衆モデルの宿命ですナ、10年超え、10万㎞超えで存在するタマ、少ないですし('_')

⇒『昭和63年(1988)3代目N13型ラングレーセダン1.5GT』!!

ラングレー、80年に初代N0型がデビュー、当時のパルサーHBの着せ替え版で顔はスカイライン・ジャパン、テールはC230ローレルから拝借してきた出で立ち。

Frはそのまんまジャパン、対向で来ると見間違う程で笑えたモデルでしたねw

土台は古くはFF大衆車チェリーを継承するパルサー!この大衆車をいくら飾り立てても何だかオーバーデコレート感だけが強くてこの時期日産はこういうのが得意、330セドリックの顔を持つバイオレット→『スタンザ』、ローレル風味のサニー→『ローレルスピリット』とかやってましたからねぇ、ラングレー含めこれら“内製パクリカー”隣に本家が来たらどうすんの?と見てる方が恥ずかしかったりして(*_*;

↓ズバリ“スカイライン・ミニ”を謳った初代ラングレー


そんなラングレーですがスカイラインから内装や特徴ある水平0指針メーターとかも受け継ぎ正に“スカイライン・スピリット”でしたが若い世代に人気のスカイラインを謳えば何とかなる?と思った日産の魂胆は見事に外れ本家パルサー以下の販売台数、狙いに行ったこの時期神だったBD型マツダファミリアの足元にも及ばない燦々たる結果でした。

パルサーのFMCに合わされてラングレー、僅か2年でFMCされ82年に2代目がデビュー、これも先代同様に当時のR30型スカイライン風味、またこの代からかつてのスカイラインで有名なコピー“ケンとメリー”から“ポールとポーラ”のラングレー なるキャッチコピーが再び笑かしてくれましたw

2代目N12からはパルサーに加えブルーバード風味(販売店もブル扱い店、因みにラングレーはスカイラインの弟ですから当然プリンス系列)リベルタヴィラなる兄弟も登場、3兄弟はトヨタのカローラⅡ/コルサ/ターセルと良きライバルになりました!

現車はそのラングレーの3代目で86年~90年の在任で最終モデル、日産レッド/ブルーステージ創設を睨み90年以降はパルサー統一となりリストラされました。

3代目N13型ラングレーCM


初代、2代目がHBのみだったラングレーに3代目にしてセダンが追加、これも従来の兄弟がセダンを持っていたのでそのまま三つ子ボディとなった訳ですね。

出品車は上級の1.5GT、この上にGTツインカムがありこれはCA16DEのDOHC120psを誇る最強バージョンでしたが現車はE15E若しくはGA15EのSOHC-EGIエンジンです。(エンジン換装期のためどちらかはエンジン見ないとワタシには判断つきかねます)

状態は年式並みですかね、しかし総合3付いてますから29年落ちの大衆車としては残っているだけでも凄いですから割にイイ状態かも!?!?

↓内外D、走行17万㎞ですから最早現役続行は厳しいか?


スカイラインの弟ですから他の兄弟車種が普及グレードが多かった中、ラングレーはGTやタイプX等の高級グレードが多かった印象、それでもツインカムは滅多になく同時期のサニーツインカムの方が割安でやや喰われていた感じ、スカイラインの雰囲気は初代、2代目よりも濃かったですがラインナップ的にこのクルマ、必要だったか?と言えば厳しいものがあったと思います。

個人的にはN13は嫌いじゃなかったですがね、意匠も小ジャレていたし高級感も一番ある、スカイラインから継承する若々しさも感じられましたしね、正し乗るとスカイラインではなく当たり前にパルサーそのもの、特別速い訳じゃなし感動する脚や運動性も皆無、普通の大衆車ですw

↓インパネにクタビレ感はあるもソコソコ綺麗で清掃次第ではまだまだ生活空間として及第点でしょう!


ラングレーと言えばどうしても稀代の幼児誘拐事件を思い出す世代、丁度あの事件の頃に被害者と同世代の子育てしていましたからラングレーに罪はないながら忌まわしい記憶が蘇りますナ、あれから30年、一部ではあの事件の影響から日産はこの名前を消したとかも言われました嘘か真か都市伝説なのか…?

↓3代目N13はR31スカイライン・ミニ!


外装も評価程悪い感じは画像ではしませんね、ボンネットにクリア剥げは見受けられるも大きな傷や凹もなく約30年経過ではむしろ綺麗な部類かも。

↓プラ部品には相応の劣化を感じるもボディはまだイケる!?


出品地は西、落札は解体価格にも満たずって感じでこの個体、行く末が心配ですorz…
部品取りの需要もあるとは考えにくいし解体になるのが予想に容易いですが今やこれも貴重な生き残り、救いの神が現れるといいなぁ と。。。
Posted at 2017/08/21 01:12:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ

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「大化けした往年のNICE MODEL VOL.15~3代目A30型日産プリンスグロリア http://cvw.jp/b/2682511/48509525/
何シテル?   06/26 19:01
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

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