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2017年08月26日 イイね!

珍車PART717

珍車PART717今回取り上げるのは現役時は「冗談かよ!?(笑)」的にバブルの最中にマツダが調子こいて出した!程度にどちらかと言えば冷ややかに見られていたモデル、当時、話題にはなりながらもライバル車と比較しても著しく実用性が皆無、でバブル崩壊と共に消え去りましたがその後その存在のレアさが注目を集め今ではライバルは勿論、この時代に多く存在した軽スポーツの中でも一際プレミアムの付いている人気ミニです!


⇒『平成5年(1993)PG6SA AZ-1マツダスピードバージョン』!!

言わずと知れた平成のスーパー・ミニ、ホンダビート、スズキカプチーノと共にバブル軽スポーツ3羽ガラスですよね(^_^)v

※AZ-1は兄弟バージョンでスズキブランドの『キャラ』も存在

このクルマ、現在かなりの人気で欲しい方も多いでしょう、今では絶対現れないバブル期の夢のミニ、アルトワークスのF6A 3気筒DOHCターボエンジンをMRに搭載するFRP多用の軽量ボディという言わば“大人のおもちゃ”的存在はこんな時代になると注目を集めて当然!

しかし現役時はさすがのバブルと言えども極端にタイトな車室空間、荷物の置き場もなく乗り降り困難なガルウィングの出で立ちは話題にはなるも手にするマニアは少なくこれに較べるといくらか実用度の高いビート、カプチーノの販売には敵わず92年~95年の3年で僅か4000台強という生産数、ワタシなどもスーパーカーばりのスタイリング、大袈裟な?ガルウィングはさすがに軽としてありがちなチョイ乗りでコンビニやスーパー行って乗り降りするだけでもこっぱずかしい…そんな見栄ばかりが頭をよぎりオモロそうだとは思いながらも遊びクルマとしても選択肢に入れる事はなかった、ビート、カプチーノはその限りではなかったですが当時の生活環境と異なる現在、懐に余裕があれば是非欲しい1台ですナ(^^;)

これも昔テストで乗った事ありますがとにかくご想像に容易いでしょうがテールヘビー、てか前が軽すぎて運転、慣れるまでは結構神経遣いましたね~、MR-2になるとある程度の重量あるので意識的に軽いFrにトラクション掛けるのも比較的容易ながらAZ-1は、そのコツを掴むのが難しい…

街乗りだけでしたら誰でも乗れるとは思いますが少し気合を入れるとどこ飛んで行くか解らない、そんな怖さがありました。

軽いのは勿論いい事ですがパワーがあり過ぎてコントロールがシビア、当時のワタシの腕では勿論無理でしたがこれを速く走らせる技術を持てれば恐らくジムカーナ等で敵はいなかったのでは?と今更ながら感じます、ノンターボ=NAでちょうどパワーとシャシ、運動性が釣り合う、そんな印象でした、ターボまでいらんだろ!?って感じでw

この辺で現車を見てみますがAZ-1の中でも希少なマツダスピードバージョン!
マツダスピードのエアロを纏う特別使用車でしたがコレ、何台も出てないんじゃないかな!?元のAZ-1自体が少なかったですしね、標準グレードに後付けも結構いましたし素のスピードバージョン、ワタシの生息地域では殆ど見た記憶ないです…

↓内外B、総合4.5、走行6万未満という素晴らしい状態!


23年落ちでこの評価はなかなかない、新車並みまでは行かずともかなり神経質な維持をしないとこの年式でこの評価はないですからね、屋根保管は勿論の事、内外の減点度合いは極少ない感じ、走行も動態保存前提でなるべく乗らないようにしていた?とのかく美車ですよね~…

↓室内、経年劣化の出やすいウインカーレバーに年月は感じますがそれでもかなりの綺麗さ!



シートヘタリもあるようですが軽の、しかもこのテのクルマのシート肉厚なんてあってないようなモノ、少し体重のある人間でしたら1~2万㎞でヘタるのもザラですし修正はナンボでもできる部分、気にしない気にしないって感じでしょうかw

外装も下回りのサビ程度、これも恐らく悪くても23年という月日に見合う程度でしょう、傷、凹は画像、出品票では見当たらず褪せやすい原色カラーながらまだまだ美しさを保っている様子。

↓見事なカッコ良さですねー、今出せば子育て終了世代のクルマ好きが飛びつくんでは?



今見ても“オモチャ”感は拭えませんが実はかなりのコスト高だったこのクルマ、ガルウイィングは勿論AZ-1/キャラだけの専用だったスケルトンモノコックという特殊フレームで剛性を高めながらも720㎏という軽量に抑える努力などマツダらしい手抜きのない造りが好感持てます!

↓小さいながらもMRらしいRrスタイルは迫力健在!



バブル崩壊と共に僅か3年で散った悲運のAZ-1、出る時代が早過ぎた?いや、あの時代だからこそデビューできたと思いますがあまりに寿命が短くそんな大昔のクルマではないにも係わらず街で見る事はまずはないながら旧車専門店やスポーツ専門店には時々置いてあったりして仕事などで訪問時に見つけるとつい見入ってしまいます、今更ながらよくこんなの商品化したなぁと感心しますがこれ、マツダの隠れた名作だと思いますネ!

↓ビート、カプチーノが“軽”の枠の中、どこか無理なデザインを感じます(私感)がAZ-1は完璧だと今も思います!


出品は西、落札額は物凄い事になってます、店頭価格は200万超えもおかしくない、そんなレベルで同じくマニア人気の高いライバル2車でもここまでは行かないですからね、10年後20年後は4桁にってるかもしれんですね~(*_*;
Posted at 2017/08/26 21:38:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | マツダ | クルマ

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