• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

元Gureのブログ一覧

2018年02月25日 イイね!

珍車PART756

珍車PART756
珍シリーズ、日産が続きます(^_^)v

今回もまずもう見れるのはハチマル系のイベント位かな?デビュー時はある“現象”さえ起こした大人気高級車、その後の不況下で注目度は徐々に下がり今でも存在しながらあまりクルマ知らん人からは「えっ、まだ造ってんだー」と驚かれる?このクルマ、今や貴重な初代”現象”型ですw

⇒『昭和63年(1988)初代Y31型グロリアシーマタイプⅠ』!!

そう、ハイソカーブームの立役者、シーマ現象の張本人、初代31シーマが引っ掛かりました!

初代シーマ、ご存じY31型7代目セドリック/8代目グロリアをベースとした高級サルーン、この時代はかつてない好景気=バブル期でしたのでトヨタと日産は従来のオーナー向け最上級車を超える高級車を発売、トヨタがクラウンマジェスタとセルシオ、そして日産はこのシーマとインフィニティQ45というクルマでした。

セルシオ、Q45はそれでも営業需要を見込んだモノでフォーマルなセダン型モデルでしたがマジェ、シーマはクラウン、セドグロの営業用にはなり得ない遊び人好みの?4HTがベース、このY31は「きっと新しいビッグカーの時代が来る」なんつーCMの通り従来の日本の高級車の概念を書き換えるエポックなモデルで個人的には長いセドグロの歴史の中でもNo1に思える名車だと信じて疑わないクルマ…

そんなY31の更に上級のシーマ、当初は販売店政策で『セドリックシーマ』『グロリアシーマ』と名乗るもモデルライフ中盤から『シーマ』に統一し現在に至っていますね!

そんな初代で現象までこさえたシーマですが2代目以降は急速にその人気、注目度は低下、初代の頃の好景気は文字通り泡と消え去りBIGカーが敬遠される時代に移ったのが大きな要因、また、4HT文化の衰退もあり2代目Y32以降のシーマはプレジテント、インフニティと大差ないセダンスタイルになった点も特に若い世代からは嫌われたのもあるでしょう、このテの高級車は中古期、“VIPカー”として一定の支持があるもY32はそれも低くシーマの名声はこれにより失われたか?って気がしますが現行型で5代目を数え時のプレジ、フーガ等と限りなく統合されつつも日産高級車の代名詞として現役、セダン型高級車の立ち位置があのトヨタですら迷いが生じる現代ですので現行シーマ、滅多に見られない存在ながらも生きながらえていますネ。

↓高級サルーンの名を欲しいままにした初代Y31から一転、単なる”旦那仕様”になった2代目Y32


Y31シーマ、デビュー直後に仕事で乗る機会に恵まれたんですがあの衝撃は今でも鮮明、Y31グランツでも驚いた新時代のセドグロでしたがシーマ、乗ったのがVG30DET型V型6気筒DOHCターボ255ps搭載のタイプⅡだったこともあり1.7tにも迫る巨体を軽々と俊敏に尻をこすらんばかりに加速していく様はもう当時としては驚愕レベル、M型(トヨタ)L型で慣れた6発エンジン、静粛さだけが取り柄!と頭こびりついていたのであの走りには声が出ませんでしたね~、懐かしい(笑)

現車を見てみますがデビュー直後の88年型、出品票にターボ記載がないのでNAのVG30DE200psのタイプⅠと推測、現代ならば200psで驚く事はないながらもNAでもトルクフルなこのエンジン、寧ろターボ付きがオーバークオリティ?元々VG30DETはソアラに対抗するレパード用に開発されたものなのでシーマはNAのVG30DEでも何ら不足ない走りが実現できましたしバブル期の世の中をワンさと走っていたシーマの大半はNAのタイプⅠだったのが実情です。

出品車、それにしても距離が実走3万㎞台というのが凄い、30年間の殆どをガレージで過ごしたのか?と思える内容で総合3、内外C、Dという評価もほぼ経年劣化だけで付くレベルです。

↓細かい不具合のみで機関上の異常はない様子、奇跡的上物Y31シーマて気がします!


今でこそ大して大きく見えないY31シーマですが当時は正に巨体、ベースのセドグロがまだ5ナンバー基本の時代でしたので3ナンバー専用ボディ、慣れないと狭い所では取り扱いにも気を抜けない、しかし気品と風格は輸入車にも負けない威風堂々さは従来の日本車にはない特別なステータス感があってと思います、だからこそ時代の後押しもあり高額なこのY31シーマがモデルライフの4年で約13万台も売れた所以でもありますね。

↓C評価の内装、全く問題なく往時の高級感を充分保っています!



細かい傷や凹、飛び石はあるも画像の限りは気にならないレベルの様子、何せ距離短いのでエンジンの不安は少なくともないでしょうね、走らな過ぎも良くはないけど走り過ぎよりはまだその方がいいし(笑)

↓フルオリジナルで色褪せもない出品車、VIP好きには見逃せない逸品?



外観ではボンネットフード先端のモール(出品票ではカウル)欠品が惜しい、さすがに外板部品はシーマと言えどももう出ないと思われるのでここはクルマの印象を決定付ける大事な顔、中古品でも装着したいものですね。

↓フードモール以外は完璧?な出で立ち!



出品地は西、落札額は思っていた程ではないながらもいつも書いているようにお店に並ぶ時は3桁は間違いないレベル、今でもこのシーマは伝説的ですしファンも多いと思いますがそれにしては3桁前半なら安いかな?まぁ、維持費、重課税、部品供給考えるとおいそれとは手出しできるクルマではないですが一つの文化、そして現象まで巻き起こした名車、後世に伝えたいクルマですよね~(^^)/
Posted at 2018/02/25 17:42:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ

プロフィール

「続・究極の自己満💦 http://cvw.jp/b/2682511/48492836/
何シテル?   06/18 17:46
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2018/2 >>

    1 2 3
4 5 6789 10
1112 13 1415 16 17
1819 202122 23 24
252627 28   

リンク・クリップ

あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/16 22:31:38
《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:21
あのクルマの系譜・その2~三菱ランサー編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:05

愛車一覧

三菱 ランサーエボリューションIV 三菱 ランサーエボリューションIV
2015年導入、当時凝っていた菱旧車集めの1台で一時息子に乗らせながら共同所有、2022 ...
三菱 eKスポーツ 三菱 eKスポーツ
2023年11月より愛用、常に2~3周遅れで三菱軽を愉しむワタクシ、パジェロミニVR-Ⅱ ...
ヤマハ XJR1300 ヤマハ XJR1300
単車らしいオーソドックスな80年代風ネイキッドスタイルはやはりワタシの年代には刺さる!! ...
スズキ ジムニーシエラ スズキ ジムニーシエラ
次男坊が初購入の新車!我が家として平成9年のエボⅣ以来24年ぶりの新車迎い入れ! 次男 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation