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2018年07月17日 イイね!

珍車PART776

珍車PART776
スポ車ファンには待ち遠しい?ロータリー(RE)の復活、そのシンボルであるRX-7(8?9?)の復活が言われて久しいですがそろそろ登場して欲しいと素直に思います、えぇ。

しかしマツダも好調SUVばかりに夢中?災害に遭った広島を元気付ける意味でも他にはないインパクトあるREエンジン搭載車でアッと言わせて欲しいモンですナ!

という訳で今回はそのシンボル、初代RX-7見っけてきましたゼ(^_^)v

⇒『昭和53年(1978)初代SA22C型サバンナRX-7 GT』!!

コスモに次いでマツダスポーツを印象付けた“サバンナ”としては2代目となる初代RX-7、後続FC3Sまでサバンナを名乗りましたがその後アンフィニRX-7→マツダRX-7及びRX-8となったのはご承知の通りですね。

このSA22C(1978~1985)は色んな意味でもエポック、先代の初代サバンナ=所謂RX-3が有名なS102/124型 がボディをファミリィモデルのグランドファミリアと共用した言うなればフツーの出で立ち、イメージモデルのクーペはスポーティな出で立ちながらセダン、ワゴンボディも持ち見た目でそれ程インパクト大という訳ではなく特に後半は極悪燃費で酷評されたREと派手な出で立ちが一部を除き敬遠されていました。
しかしメーカーはそんなサバンナを見つめ直しOILショックや排ガス規制でスポーツモデルに暗雲垂れ込める中、トヨタ2000GT以来のリトラクタブルライト、REならではの類を見ないワイド&ローのいかにもスポーツカーらしいスタイリング、小さなREエンジンを活かすFrミッドシップを採用しプアマンズポルシェと大きな話題を振りまき暗雲すらも吹き飛ばす勢いでデビュー、そのセンセーショナルさはスポ車好きには注目せずにはいられない、嫌でも情報に喰いつく、そんな凄まじさがありましたっけ…

SA、先代サバンナの獰猛さは影を潜め正にその出で立ちはスマートで気品漂う中でもしっかりと迫力も感じさせるスーパーカーそのもの!この時代一人“スポーツカー”を通していたフェアレディZの存在感すら薄めコスモスポーツ以来久々のRE=スポーツカーの提唱でOILショック以降、パワーはあるも燃費が悪すぎる と低評価だったREの存在価値を一気に高めるのに成功したモデルでもありSA22の成功がなければ後続FCやFDの存在はあり得なかったと思います。

初代サバンナはレース常勝のスカイラインGT-Rを栄光の座から引きづり降ろしたのも有名!


さて現車です、SA22のデビュー年であるS53年型のド初期、グレードはTOPグレードであったLTDの純正アルミやエンブレム装着ながら内装のデザインからLTDに次ぐGTと断定します。

総合3、内外E,D、実走9万㎞と程度上の初期SA22C!


ワタシもRE車はルーチェREで初体験以来、RE好きの友人に借りてRX-3やSA22Cもよく味わいました。
特にRX-3はその派手な出で立ち、獰猛なマスクからワイルド感満載でその個性が今では神話的人気となっていますが実際の走りはスムーズなREエンジンと相まって肩透かし喰らう程スマート、当時ですとセリカやカリーナのGT、ギャラン系ツインキャブ等の方がよほどワイルドでしたがRX-7になり走りと見た目がようやく合致したかな?という印象でした。

SAは見た通りでキャビンは狭小、そのタイト感がますますスポーツカーの雰囲気を高めますが個人的にはどこかインパネや内装デザインが安っぽい?オモチャっぽくて好みではなかったかも…

E評価ですが40年レベルの劣化は見られない室内、当時GT/LTDはカラフルな内装でスポーツカーとしての雰囲気はスポイルされていたような印象(私感)





特に上級LTDやGTはその傾向が強く低グレードのビニールレザーの黒シート&黒内装の方がスポーツ心は満たされたかもしれませんが一般受けはやはり上級グレードに集中、特に2+2のミニマムRrシートながら合法で4人乗れるスポーツカーという部分はRX-7人気に拍車かけましたよね、同じく2+2のフェアレディZ2by2(S130)よりは格段にスタイリッシュだったし…。

現車、OIL漏れや下回りの錆びは結構来ている様子ですが致命的レベルではなさそうで軽い修復でまだまだ乗れそうな感じ?RE12A型エンジンはOHが必要でしょうがあのモーターのようなスムーズさ、気づかないうちにとんでもない速度に達するRE特有の味、まだまだ味わえそうですネ!

多少の色褪せはあるもド初期カタログイメージカラーだったグリーンのボディは40年経過とは思えない美しさも保っています!


衝突安全規制、米国のリトラ規制等で今ではこの低く鋭いマスクは実現不可ですがRX-7と言えばこの印象ですよね~


出品は西日本、落札額はもう少しで3桁って感じでこれもプライスカードは物凄い金額になる事でしょう。
出る出る言ってなかなか現れないRE、そして往時の評判、人気から現代では高額化しているRX-7シリーズ(SA~FD)、さすがにSAはもうそそれ程残っておらずREの希少性とクルマそのものの希少性が相まって今後は天文学的金額になrかもしれません、これも底値、不人気時代(85年以降)を知る世代ではもう驚くしかないっすわ(^^;)
Posted at 2018/07/17 18:06:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | マツダ | クルマ

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