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2019年02月09日 イイね!

珍車PART811

珍車PART811
アハハ、怒涛の如く取り貯め珍車出しております(^^;)
第811弾はバイク、ダンプの後の単車というこの節操のなさがいいでしょ!?www

ってこんで今回はバイク編です、2輪興味ない方はスルーしちゃっておくなさいませ!


さぁ、今回のお題、4輪で言えんばブタケツとかLBって感じ?王道中の王道であるハコスカケンメリには及ばないながらその脇を固めるスター級の旧マシン!

⇒『平成23年←輸入新規、国内年式(製造)は推定で昭和54年(1979年)スズキGS400E』!

我々世代にはこれも若き日、青春の1ページに輝いたバイク、今も昔も夜な夜な元気なニィちゃんに大人気!カタチも音もそういった層を痺れさせるモノがあるんですよねー、コレ!

GS人気は今も衰えずスズキ車としては先代に位置するGT380と並ぶ名車、現代水準では勿論の事、当時でもそれほど驚くような性能も特徴がある訳でもないながら物凄い人気、このためわざわざ海外からボロボロになってしまった個体を逆輸入しても商売になる程の人気車で旧車市場でも比較的タマの多いモデルですね!

しかしGS、スズキにとっても歴史的価値のある1台、60~70年代、ホンダの4st推しに対しヤマハと共に2st推しだったスズキが海外の排ガスや騒音問題、そして二輪シュアNo1のホンダが4stで大成功しているのを見て2stの将来性に疑問を持ちだしたスズキ初の4stモデルがこのGS400(てか550/750もラインナップしていたのでGSシリーズ)、少ないながら既に4stを持っていたヤマハ、カワサキに遅れる最後発の4stミドルですのでスズキにとっては大冒険?今後の社運を預けたモデルだった訳です。

1976年、スズキ初の4サイクルマシーンとしてデビューしたGS400!


75年の免許改正により自動二輪の400cc以上免許取得が極難関となり事実上75年以降の新規自動二輪免取得層のメインとなった400ccクラス、これまでホンダCB750Fourのヒットにより各社利益率が大きく内外で売れる750cc(海外向けは750ベース、或いはそれを超えるモデルのスケールダウン)を主としてきましたが免許改革によりミドル級のガラパコス=400ccを主力にせざるを得ず各社このクラスに注力、ホンダはCB400Fourからより採算性のの高いホークⅡCB400Tに切り替えカワサキは2stのSS/KH400とは別に4stの400RS(Z400)、ヤマハも2stのRD350→400にした上で4stのGX400を取り揃え激戦区の様相、スズキは長い間ミドルの座を守る2st3気筒のGT380に加えこのGS400にてこの激戦に加わりました!

400クラスの当時のベストセラー、ホンダHAWKⅡと並ぶGS400


スズキ車と言えばそれまで大柄でどこか田舎臭いながらワイルドというイメージ、しかしGSはスマートでオシャレな都会的スタイルでデビュー、どことなくカワサキKHシリーズの後追いにも見えるティユアドロップ形状のタンク/テールカウルのスタイルにGT380の3気筒に較べツインとした事による細身のボディがスズキのイメージを一新、550/750は4気筒ながら旧GT550/GT750と較べるとやはり都会的スマートを醸し出し大きな話題となりました。

スズキが偉かった?のはGS400、せっかく後出しするからには他にないものを!!って感じで何と当時は高級メカだったDOHC機構を採用、他3社がこのクラス、全てSOHCだったところに唯一のDOHCは大きな注目を集めましたねー、いや、乗ってみればDOHCとは思えないマイルドさ、出力も他SOHCと変わらない36ps(後半は37ps)でしたしジェントルな佇まいを裏切らない誰でも扱える素直さがGT380の野性味溢れる味とは真逆でスズキの新境地を見た!って感じでした。

クラス初のDOHCツイン!


ただ、乗り味どうの、性能どうのの前にGS400、そのDOHC2気筒の音が素晴らしくツインらしい♪ドコドコ~というサウンドはノーマルでも迫力あるしマフラーを変えたり輩になると直管にしたりするとその音は下品な程の大迫力、爆音好きにはタマらない魅力的?エキゾーストを奏でる事から暴走族の必須バイク化し大人気になるもこの層に持て囃されると悲運ながら今も昔もGSでのノーマルなんてまずおらず現存の8割位?9割か?は所謂”族仕様”ばかり、まぁ、これもGS400の文化と言えばそうなのでしょうがノーマルの美しいボディラインが好きなワタクシとしては族単(暴走族の単車)として名を馳せたGS400、気の毒な思いは拭えません、クルマで言えばサバンナRX-3やS13シルビアみたいなモンかな(*_*;

とまたまた前置きが長ぇしw 思い入れあるモデルはこの傾向が顕著、このGS400は16の頃友達が中古で買ったのはいいがすぐに事情により?免取り喰らい再取得する1年位、ワタシが調子維持で頻繁に乗っていたので愛車に限りなく近い想い出があるんでね~…

さて現車、逆輸入車で新規扱い、実際は意匠から推測するに星形キャストを履いたGS400EⅡモデルと思います。GS400は76~のⅠ型、78~のⅡ型、78~のキャスト付EのⅠ型、79年~の同Ⅱ、80年~の同Ⅲ型が存在、出品車はメーターの形態、タンクグラフィックの意匠からしてこれがオリジナルなら間違いないでしょう!

出た当初はグラフィックすらない単色、スポークホイールで地味目だったGS400も改良の度豪華に変貌、タンク&テールカウルにピンストライプ入れたり星形キャスト、段付きシート、グラフバー採用と進化しました。

メーターは減算歴アリ、E/Gもイマイチの様子ですが車体、足、外装は高評価!


実はこの出品車、実物確認済ですw

ウチの近所にカスタム系バイク専門店がありあまり趣味じゃないんで滅多に入らないですが先日店先にGSが並んでいるのを発見!何とこの個体でした、すさまじい値段で並べているのは言うまでもないですが。

旧車會の不良オヤジで慣れてるせいか?「ちょっとエンジン回させて」と言ったら難なくOKできっちり整備されステン集合の♪ドコドコ~ではなく♪バゴバゴ~ とけたたましいながらイイ音出してましたっけ、サイレンサーで車検通るらしいですがそれにしても久々のGSサウンド、こりゃヤンチャなお方にはタマらんだろうなぁ。

お約束ながら軽めの!?族仕様


タックロールの段シート、絞ったUPハン、BEETのサイドカバー、ステン爆音集合とやる事はやってるGS400E、オリジナルに魅力を感じる元Gureとしては何であの美しいラインを崩すかぁと泣きたいですがGSやカワサキZ系は弄ってナンボというマニアが多いのも確か、オリジナルのGS400を見つけるなんて川底で砂金見つけるようなものですしねorz…





一番人気の出たⅡ型E、このグラフィックが特徴的でした!


キャストホイール創世記時代、スズキはこの特徴的な星形キャストが売りでした!


ミラーからエンジンに渡りハブ掛けならぬメッキ掛け?相当気合と金掛けてます!


GSの人気でもあったペンタゴンテールもしっかりクリア化


国産唯一だったギアポジインジケーターを備える高級メーター、子供騙しながらこれもスズキの大きな特徴でGT380から継承


GS400の人気ピークは現車の79年のGS400EⅡ型、段シートやグラフバー、サイドカバーまで入る派手なストライプを纏う高級感溢れるモデル、これを最後に80年、次期GSX400E(通称ザリ)に道を譲り一旦廃盤となるもそのGSXがスタイル面で不評だった事もあり再デビュー、ストライプを細いピンストライプに戻したⅢ型として復活するも時代は400もマルチ化、カワサキZ400FXのデビューもあり復活したものの人気はFXに取られ数か月で販売終了となってしまいました…。

79年型GS400EⅡ型


しかしその後の衰えないGS人気は現在も続行中なのは冒頭申し上げた通り!バイク旧車を代表する立ち位置を得るとは当時考えもしなかったですがそれに相応しい何かがあるバイクだと納得です!

あっ、落札額は想像より安いんですが前述のカスタム屋ではその倍のプライスでしたわ、せいぜいキャブの分解掃除程度しかしてないと思いますが3桁近くのプライスにまたまたタイムマシーンで80年代に戻り10万位で中古で売ってたのを買い漁りたい心境になりましたわwww
(^^)/
Posted at 2019/02/09 18:37:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | スズキ | クルマ
2019年02月09日 イイね!

珍車PART810

珍車PART810
珍810!810に因みこんなのを引っ張ってみましたゼ(^^;)

⇒『昭和63年(1988)CXZ19JD型いすゞ810 10tダンプ』!!

アハハ、実は“810”と言えば誰しも想像付くブルーバードの810を探してみましたが残念ながら出てません、まぁ、元?トラック屋のワタクシとしてはこっちの方がササリますがw


810、語呂合わせで「発展=8・10」の意味合いで名付けられた現行GIGAの3代前のいすゞ大型モデル、1983年に先代ニューパワーから引き継いだ新世代の大型車としてデビュー、大型初のATである現スムーサーの元祖となるNAVI6もopにて搭載したり直6ターボ、V8/V10/V12等多岐に渡るエンジンラインナップを誇る革新的なモデルでした!

95年(平成3年)まで造られたので今も地方等では活躍中、首都圏でこそ排ガスの関係でもう見れなくなりましたが特にダンプ、ミキサーの建設系やトラクターでは高いシュアを誇ったのもあり地方ではまだまだ現役かもです。。。

60年代設計のニューパワーに比較し飛躍的に新しくなった810(中期型)


ただ、地方で活躍中なのは最終型の92年以降が殆ど、810は大きく分けた3タイプが存在、前期丸目4灯(83~86)中期角目4灯(86~92)、そしてフォグ埋め込み横長ライトの最終となりますがさすがに丸目/角4は滅多にいないでいょう…

810は特にダンプが高い人気、カーゴ系は日野、ふそうの後塵を拝すもダンプはUDと並び高い支持、悪路に強くフレームが頑強という部分と海外でもいすゞのシュアが60年代から高くパーツが多い点、外人にも弄れる技術者が多くいた点で現在でも実働であれば古くてもいすゞのダンプ(UDも同様)立派な金額で貿易されます。

事故落ちR点、内装は働くクルマとしては高評価のC、外装は評価入っていませんがダンプの割には綺麗な部類!


ダンプ、職場が職場なので汚れ、傷、腐食がない方が不思議ですがこの個体はまだまだ!
搭載エンジンはかつては大パワーで人気を博したV10 15000ccの10PC1型エンジン、今では海外と言えど燃費の点でそれ程でもなくなりましたが実走44万㎞はまだまだ現役、100万200万㎞と手入れしながら走る大型ですので海外に渡ってからこの先10年20年は頑張れるレベルですねー。

勿論30年車ですし建設系ですから荒く扱われるのもあり不具合はそれなりに出ていますがコレも乗用車相場しか知らん方々には目ん玉飛び出る金額で落ちています。

今や4tは4気筒、大型も6気筒ターボしかない時代になってしまいましたがV10/V12は生エンジン(NAって事)らしい大トルクが魅力、ダンプやミキサーではV10、よりパワーが大事なヘッドでいすゞは最大級のV12を用意、他ディーゼル3社ではV10が最高峰の中これによりトラクター業界でシュアを伸ばしました。V12のヘッド、かつて乗りましたが引っ張ってないとホイルスピンする程のパワーは下手なスポーツカーより出足がいい、その代わりL/何百mって世界の極悪燃費でしたがイイ時代でした…。

建設系の割には荒れが少ない外装



現車、フレームやサスも距離が少ないだけありまだまだ綺麗、過積載当たり前の時代に生きた個体ですが無茶はやってなかった様子!


タイヤはここまで使うか!って事になってますが建設系でここまで綺麗なキャビンは滅多にナシ、法人のダンプ屋さん上がりでしょうかねぇ。


ダンプ荷台は分厚い鉄板ながら酷使で凸凹になってしまうのが殆どですがこの個体はそれも見受けられず画像の限り程度良し!


しかしダンプの命は荷台ではなくホイスト部、ここがダメだと致命的で信頼性から人気あるのは極東製か新明和製、後はコダイラかな…現車は新明和製ってのもあり落札額も跳ね上がってます!


出品はODトラックの聖地?である北関東、落札額は前述の通り驚きの3桁近い額、ワタシが現役でトラック屋営業やってた10~15年前と全然値段変わってませんから驚きますねー、日本のトラックは乗用車以上に世界各地で信頼性で人気、東南アジアではいすゞ神扱いですしこの810ダンプ、老兵はまだまだ死なずですナ(^^)/
Posted at 2019/02/09 02:24:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | いすゞ | クルマ

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「”変態と呼ばないで!”納得のマイナー・モデルを振り返る…第44弾!! http://cvw.jp/b/2682511/48498943/
何シテル?   06/22 00:11
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

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