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2019年07月31日 イイね!

珍車PART835

珍車PART835
出ましたブタ目!

かつての愛車なので思わずテンション上がりますw

ハイソブームの最大の功労車?だったマークⅡGX71(5代目)、アラフィフ世代なら誰しも憧れたこのクルマ人気の基礎を作ったのがコレでした…

⇒『昭和54年(1979)3代目MX41型マークⅡセダン2000グランデ』!!

超メジャーグレード名”グランデ”を初めて名乗ったのがこの3代目X30/40系(30=51年規制モデル/40=53年規制モデル)、従来型マークⅡ(世紀名称コロナマークⅡ 初代/2代目)から大きく羽ばたきクラウンに次ぐ高級車となったのもこの3代目から!

初代がコロナの高級(セダン)/スポーティ(HT)としてデビューしており当時(1968年)の市場はスポーティモデルが持て囃された時代であったためマークⅡはHTメイン展開のスポーティ色が濃かったモデル、2代目X10/20系にしても70年に発売され爆発的人気を得たセリカのイメージを与えられたアメリカン調の派手なスタイリング、初代も2代目も最上級には当時希少なDOHCエンジンを搭載しグランドツーリングカー的訴求も行われました(詳細は こちら をお暇ならご確認をw)しかし2代目の時代、ライバルのローレルと共にクラウンやセドリックに次ぐこのクラス(当時の言葉でハイオーナーカー=日産ローレルが初めて名乗る)、上級は最早6発を求められる時代に突入、これがマークⅡの場合、2代目デビューの72年からクラウンのM型6気筒エンジン搭載の最上級『L』を設定するもあくまでこれはイメージリーダー的存在、メインは4気筒でしたが73年頃から急激に高級化の波が訪れ特にライバルであるローレルが2代目C130デビュー、ローレルはセドリックに近いサイズとなりスタイリングも高級、セドリックに寄せたもモデルに変貌、対するマークⅡはどちらかと言えばコロナやセリカに近いサイズとイメージ、この事から人気はローレルに移り苦戦、しかしトヨタも黙っておらず73年、74年のマークⅡMC時に6気筒モデルのグレード充実→バリェーション化しローレルに対抗しました。

ただ、スタイリングがスポーティイメージ、内装は高級車というアンバランスさからローレルを打ち破る人気は獲得できないままローレル撃墜は76年にFMCした3代目に託されたって訳です!

現車となる3代目は従来のマークⅡのイメージを一新、落ち着いた欧州風スタイルのジャガーを彷彿させるスタイリングに変貌、先代6気筒のLシリーズ(LA、L、LG、LX)を更に上回る豪華装備の”グランデ”を設定、サイズ以外はクラウンと変わらぬ豪華絢爛さが大きな話題となり没人気だった2代目とは裏腹に高人気、高販売を達成しました。

当時は”フル装備”(エアコン、パワステ、パワーウィンドウ、カーステ)がまだまだ憧れの時代、誰しも料金所でクルクル手巻きで窓開閉が常識の中、ボタン一つでスマートにスーーッと窓開閉できるパワーウインドゥは高級車の証でしたしワタクシ元Gureも中古ながら初のP/WはこのMX41マークⅡでしたw

初の”フル装備”マイカーだったブタ目マークⅡグランデ!


ギャランGTO→TE71レビン等”豪華”には程遠い愛車遍歴、そして3台目の愛車のグランデ…目を見張る豪華な内装と当時はトヨタのみだった4AT、そしてウットリする?P/Wに納車時はかなりの興奮で何度も窓を開けたり閉めたりと(笑)

またまた前置きが長過ぎですナ(汗)それでは現車ですヨw

『鈴鹿532』のマニア3桁ナンバーのMX41、総評3点の内外DEという評価!


D評価が示すようにシルバーMの外装の色褪せが酷いかな!?しかし内装はかつて憧れの高級感は健在、40年経過車としてはかなりいいコンディションを保っていますネ!




ドアアームレストに集中させたP/Wスイッチ、今ではこれがレギュラーですが当時日産やトヨタでもマークⅡ下級ではドア内張やセンターコンソロールに配されていましたがセンチュリー、クラウンと同様に木目パネルに集中させたこのS/Wが妙に高級感を煽りこれだけでステイタスを感じていた若き日が懐かしい(^^;

出品票によればOIL漏れ等不具合はあるもそう大事なものではなさそう、走行も実走行8万㎞台という奇跡的状態、それでも40年車ですから隠れた瑕疵は必ずあるとは思いますがブタ目も希少になってきた現代、軽いケア(塗装除く)で乗り出せそうなのでマニには垂涎でしょう。。。

チンスポや軽いローダウン?ワイドタイヤ等カスタマイズはなされていますがオリジナルの雰囲気も色濃く残すMX41グランデ、新車時からあえてクラシックな雰囲気が売りでしたが今見ると重厚な厳粛さすら感じる出で立ちに思えます!





最後にまだクドクド想い出記せばハイソに憧れていた時代、この見かけと内装には充分以上の満足感がありましたが美人は3日で飽きる!?スポーティな走りとは無縁なこのクルマ、静かだし乗り心地も最高なんだけどTTCの53年規制でパワーを奪われたM-EU型125psエンジンの非力さには閉口、まだ20代前半でしたしATも退屈、それでも我慢して1年乗りましたが最後は捨てるように売却したと言う…

出品は西、落札額はやはり高額、整備して乗り出しには3桁間違いない感じでしょう、あの時捨てるように後輩に一桁で売り払ったMX41も今や立派なビンテージカーになったんだなぁと感無量です(^^)/
Posted at 2019/07/31 22:26:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ

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