• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

元Gureのブログ一覧

2019年08月21日 イイね!

珍車PART837

珍車PART837
オッ、久々の出品(*^^)v

これももう死に絶えたか!?と思うとコソッと?出てるw さすがスーパースターに~お前の時代だ!!~と云われひと時代を築いただけの事はある!何せ80年代の街角はこれが溢れかえっていましたからねぇ…


⇒『昭和58年(1983)6代目910型ブルーバードセダン1600GL』!!

名車910の出品!しかも人気の高いSSSではなく標準一般訴求の低グレードっていうのが超希少、こういったかつてのファミリーモデル、バリェーションTOPにはスポーティグレード、豪華グレードが大概飾られますがそのモデルを支えるのはあくまで一般訴求グレード、目立つこれら上級グレードよりも販売数は上回っている事が多く応じはあまり見向きもされず少し古くなれば問答無用の潰し?的存在ながらもシリーズの核になっていたと言っていいでしょう、特にこのブルーバードやライバルのコロナ、1クラス下のカリーナ/カロスプ、バイオレットやギャラン、ルーチェ等もそう、つまりは地味な一般訴求モデルあってこその豪華版、スポーツ版だったという訳ですナ。

ブルーバードの場合は2代目410型からラインナップされたSSSシリーズが人気で伝統的、スカイラインGTに次ぐ羊狼的SSS、何の変哲もないファミリーセダンに強心臓というこのテのモデルの草分けに近いメジャーグレードのSSS、あまりにこれが人気を博したため一般グレードは代々SSSの陰に隠れる感じでしたが当時日産の屋台骨をサニーと共に支えたには非SSSであったと言ってもいいでしょう…

さて910、ご同輩ならば当時、歌手としてピークであった↓この方のイメージが未だにこびりついてるのでは?そがな昔の事だーれが知るかい!とヤングには言われちゃいますわな、下手すりゃ「これ誰!?」なんて聞かれそうだし(悩)


まっ、ジュリー効果もあり79年~83年、4年のモデルライフを過ごした910は大人気を獲得、同時期の”赤いファミリア”こと4(5)代目BD型ファミリアと共に80年代の街角を賑わせました。

910、名車の誉れ高い510型以降610~810とヒットに恵まれませんでしたがジュリー効果、そして中身も久々にスポーティなブルが帰って来た!時代的にFR最後というのも走り好きにも注目を集め中でも910の時代に追加設定されたブル初のターボモデルは兄貴分、スカイラインジャパン(GC210)ターボと並ぶ大注目、大人気を獲得、菱ヲタ元Gureもこれは欲しかったっす!!

Z18ET SOHCのI/Cナシ、グロス135psという今見れば「エッ」ってスペックでも当時は眩しかった910ターボ!


このターボデビューにより日産ファンが留飲を下げたのは長年高性能なDOHCエンジンをTOPに据えていたコロナにようやく対抗できるブルが産まれた点、コロナにはない直6を設定して610、810では頑張っていましたが当時、”DOHC"はもう神的存在で名機と言われたストレート6 L20エンジンをもってしてもトヨタの18R-G系DOHCにはイメージ訴求では勝てなかった、走りではそう大差ないながらもそもそもDOHCの4発とSOHCの6発を較べるのがナンセンスでしたからね~…

おっとまた前置きナゲーし(^^;

現車ですね、現車!

スゲェですよ、奇跡の実走行1万㎞台!限りなく2万㎞ですがこれが3万だろうが4万だろうが驚きです、36年経過で2万㎞ってどんだけ走らないの!?って感じ。


評価は事故落ちR点、内外DCですがこの距離です、あまり走らな過ぎも良くはないながらさすがに機関的な不具合は出品票の限りはない様子!

年式的に普通でもDレベルでしょう、ダッシュ割れやシート破れもなさそうなインパネ&室内!


現車の1600GL、910では1600(Z16→CA16)、1800(Z18→CA18)、2000(
Z20)ガラインナップ(他にDeモデルもアリ)、1800/2000にはEGIやターボが組み合わされるも1600はキャブのSOHCのみでベース廉価版エンジン、その中では高グレードになるGLでしたが最早この時代でもブルクラスではテンロクキツく売れ線は同じGLでも1800でしたねー、コロナもテンロクがベースでしたが排ガス規制で車重が増した80年代では廉価版の走りと存在意義でしかなかった…

ボディは勿論、傷みやすいPP部の色褪せもそう醜い状態ではなく屋根付き保管を感じさせますネ!



そんな奇跡の910 1600GL、世が世なら絶対値段なんて付かない悲しい低グレードにも関わらずプレミアの付き始めってレベルで落札、ワタシでも買える程度の金額ながらかつての相場を知る身では驚きの額と言っていいでしょう、SSSだとこれの比じゃない高額落札でしょうが910ファンにはまだ気軽に手出しできるお値段、910マニアは非SSS、狙うなら今のうちでしょうね、後2~3年後は往時クソ扱いだったハコスカやケンメリのショートノーズが今やビックラプライスになっているのが何よりの証拠かもしれません(^^)/
Posted at 2019/08/21 21:30:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ

プロフィール

「”変態と呼ばないで!”納得のマイナー・モデルを振り返る…第44弾!! http://cvw.jp/b/2682511/48498943/
何シテル?   06/22 00:11
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2019/8 >>

    123
45 678910
11121314 1516 17
18 19 20 21222324
25262728293031

リンク・クリップ

あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/16 22:31:38
《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:21
あのクルマの系譜・その2~三菱ランサー編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:05

愛車一覧

三菱 ランサーエボリューションIV 三菱 ランサーエボリューションIV
2015年導入、当時凝っていた菱旧車集めの1台で一時息子に乗らせながら共同所有、2022 ...
三菱 eKスポーツ 三菱 eKスポーツ
2023年11月より愛用、常に2~3周遅れで三菱軽を愉しむワタクシ、パジェロミニVR-Ⅱ ...
ヤマハ XJR1300 ヤマハ XJR1300
単車らしいオーソドックスな80年代風ネイキッドスタイルはやはりワタシの年代には刺さる!! ...
スズキ ジムニーシエラ スズキ ジムニーシエラ
次男坊が初購入の新車!我が家として平成9年のエボⅣ以来24年ぶりの新車迎い入れ! 次男 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation