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2020年07月07日 イイね!

珍車PART871

珍車PART871かなりの大物キターーーーって感じです、これはワタシのダンガンも敬礼しますって(笑)

しかし良く残ってましたよねぇ、コレの残存、もしかして最後の1台?じゃないとしてもそれに近いんじゃないかと思います、実車は軽く30年は見てないと思いますヨ。



⇒『昭和48年(1973)初代TA12型カリーナ2ドアセダン1600GT』!!

兄弟分のダルマセリカ、派生のカリーナHT GT、同じ名器2T-Gを積むTE27レビン/トレノは旧車ショップに出向けば見る事もできるし流通の場でも根気よく探せば出会える事もまだあると思いますがカリーナセダンGTなんて絶対と言っていい程見つからんと思います、ハイ。

80年代半ば位まではこれも見れましたが70年代未対策スポーツが持て囃された頃でも数も少なくまた特徴的なテールがスポ車好きには嫌われスポーツモデルとしては不人気だったセダンGT、カリーナはセリカと同時に1970年に発売、クーペ/HTのセリカ(若者向け)に対しファミリーユース前提のカリーナは当初2/4セダンのみのラインナップ、頂点は当時のトヨタ戦略の定石を行くDOHCエンジンを搭載する「GT」でありセダンながらカリーナにもラインアップ(当初GTは2ドアセダンのみ、後に4ドアも設定)されますが2T-G搭載のGT人気は圧倒的にセリカが持って行き見かけが大人しくいかにもファミリーモデルのカリーナGTの需要、ほぼありませんでした‥。

そしてセリカセダンだったカリーナに73年、流行の2HTが追加、セリカの派手さを嫌うスポーティモデルを求めていたユーザーにこれがどハマリしセリカに肉薄する人気を獲得、この事によりセダンGTはより売れない結果となり80年代で見かけるのもほぼHTでしたよね、ご同輩w

1973年に追加設定されたHTはセリカを上回る人気モデルに!


しかし解るヒトには解る!?セダンGTはいぶし銀のシブさがあり同じ類のコロナセダン2000GTや後年のセリカカムリ2000GTと共に”羊狼”的魅力があるのも間違いない、ハコのDOHCモデルはHTやクーペのそれよりも貴重でもあり熱狂的マニアもいるのも事実、この出品車もそうした歴代マニアに慈しまれ今日まで50年近くを生きてきたのでしょう…

R点、内外DBという年式からしたら破格の評価ですがこのクルマは残っている事自体が既に高評価!


現車、最初のMCが入り4ドアにもGTが追加された以降ってのも希少、最初からラインナップしていた2ドアGTは上述の通りHT、そして4ドアGTがラインナップされた以降より影の薄い存在になっており当時コレ買ったヒト、イイ意味で物凄い変質者ですよねーwww

この年式になるとダッシュの歪みや割れは致し方ないですがそれでも画像の限りそこそこのイイ状態を保っていると思います!


出品票記載ありませんがクーラー装着車、この時代他社は吊り下げ式クーラーが当たり前の中でトヨタは一部(カリーナ以上)組み込みユニットを採用しており何気に進んでいました!


シートは張替え?って位綺麗、5桁メーターの為横行不明扱い(改竄扱い)ながらこのシートが未再生ならば実走行の可能性も高い!


あれだけゴロゴロしていた2T-GエンジンもさすがにもうないでしょうからOIL漏れ等不具合は気になりますが70年代の頑強ブロックのT型エンジン、ワタシも過去セリカGTのレストアに関わる機会がありましたがエンジンそのものはマジに耐久性凄く問題はこれを弄れるイイ職人さんに出会えるか否か!?に今後の維持に重要な事柄ですね。

かつてのトヨタテンロクGTの主役だった名器、2T-G型1600cc 4気筒2バルブDOHCソレックスツイン115ps!!


後続機の4A-Gには勿論適わないもこの2T-G、ソレックスだった事もありエンジンサウンドは4A-Gよりはブロックが頑丈な分、音質は低めで重低音?の魅力、しかし回すとツインカムらしい耳障りのいい高音を発生、これこそ回してナンボで回転上げた2T-Gは上位機種の2L DOHC 18R-Gよりも楽しかったんですわ、18Rはトルクで走る、2Tは馬力で走るって感じでした。

外装は1度や2度のALLペンやレストアはしているのでしょう!?およそ半世紀を経過した車輛には見えませんよね!



カローラよりは豪華、コロナよりは確実に小さいという”隙間産業”で成功したカリーナ、地味にある意味一世を風靡した隠れた名車ですが後続アリオンも風前の灯、セダンも壊滅しましたよね、合掌。。。

A/W以外はオリジナル、品を悪くしない程度のローダウンも個人的には好印象!艶も充分あり綺麗な10カリーナ!



当時はこの個性的なテールランプ、Rrスタイルが評判芳しくなくカリーナセダンは若者には少し損していた感じでした。
しかしオリジナルエンブレムだけでも相当な価値ですよ、えぇ…。



出品地は東海地区、お膝元ですネ!落札価格は意外に低い感じですがそれでも店頭プライスは軽く3桁は超える、ダルマやカリーナHTは200,300となる現在ですからこれでもリーズナブルな絶版旧車でしょう、今ならHTよりも目立つセダンGT、アリですネ、金さえあればwww
(^^)/
Posted at 2020/07/07 20:20:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ

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