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2020年07月13日 イイね!

゛K”を愉しむ!

゛K”を愉しむ!雑誌風に言えば”Kカー”ってヤツ、最近極レアなH27Aミニカダンガンを手に入れすっかりと久々にそのKカーってヤツを愉しんでいます(^^;

ありがちなオッサンの若者に対する「昔は良かった」自慢になっちゃうんで若いヒトには申し訳ないですがネ、でも実際今の時代、気軽に買えて愉しいクルマって軽位しかないんじゃね?って気もするし…

勿論その「愉しい」の定義は昔の若者(つまりワタクシら)と今の若者では価値観も時代も違うんで何ともでしょ、今流行りのハスラーやタフトなんかに”愉しさ”を見出すのも理解できるし我々の時代のように”L/100ps超え”とかツインカムだターボだ!4バルブだ5バルブだ!スーチャーにインタークーラーも!っていうのが愉しい時代も確かにあった訳ですがいつの時代も共通するのは「安上り・気軽・気負いなく乗れる」って点かな!?

かく言うワタシん所はKカー3台のオーナーをやらさしてもらっています。

①雪遊び用
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贅沢な20バルブの4気筒、重いしパワーはないも走破性は軽の範疇を超える!

②ヒラヒラ走り!?用
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高速は不向きながら街中ではバイク感覚のヒラヒラが味わせる!

③お買い物&足&通勤用
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足としては優秀、これだけ中広いと普通車の出番ナシ!

3台が3台共それぞれ特色があって乗ってて飽きない、しかも維持費安い!勿論メインは普通車なのでそれを所持した上での真に贅沢な物言いですがそこはご勘弁m(__)m

思えば若き日、免許取得したその時、亡親父のセカンドカーにあった昭和43年式のホンダN360TSがワタシのKカー履歴としては最初、空冷だしヒーターはエンジン熱をダイレクトに入れるのでガソリン臭い、当然旧々規格なので運転姿勢は不自然(ペダルが大幅に左にオフセット=ホンダだけでなく当時のKはこれが当たり前)と不満言えばキリがないも燃料喰わないし気軽に乗れてその軽快感はこの上ない、バイクのヒラヒラ感に近く360ccという小排気量のため常に高回転を維持、パワーバンドを維持するためギアチェンジも頻繁でそれが疲れると取るか愉しみと取れるかですね、ワタシの場合絶対パワーやスピードは低くても小さい・軽いというのがどれ程愉しいかを教えてくれたクルマでした。

親父はその後ホンダZ-GSS(HTになった最終)を経てスズキフロンテクーペ→セルボと買い替えその恩恵に息子のワタシも預かった訳でセルボを除きサブロク時代のKカーを満喫、言っても当時80年代前半ですから60~70年代のこれらのK、一桁万円で味わえたのが親父の道楽がエスカレートしたんでしょうね~、最後はセルボを貰い20代前半の小僧のクセに普通車+セカンドカーという身分、貧乏人のクセして若い頃からクルマやバイクには金に糸目付けない困ったヤツでしたwww

若き日に強烈な印象を残したNコロTSとフロンテクーペ!
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Kも排ガス対策を迎えた70年代後半からスポーツモデルとかは消え失せ単なる”ガマン車”に一時成り下がりすっかり魅力は失せワタシも若気の至り?何か貧乏臭くて一時期軽ななんてプライドが許さん!!って感じで遠ざかりますが80年代後半、普通車に訪れたハイパワーブームの再燃がKの世界にも波及、我が三菱が82年に『ミニカami』に世界最小ターボで”ハイパワー”を誇示するとスズキがアルトワークス、ダイハツがミラTR-XXでアッという間にミニカのお株を奪いましたね、そりゃそうです、ミニカは単にそれまでの2気筒SOHCにターボ付けただけ、スズキダイハツはツインカムにI/Cターボ等本格的でしたし多気筒化していくし…。

Kハイパワーの代表格のアルトワークスとミラTR-XXは今や名車ですね!
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勿論三菱もスバル(富士重)も上記2社のガチンコを黙って観ている筈もなく三菱はミニカダンガン、スバルはヴィヴィオRX-Rとまるで上級のギャランVR-4→ランサーエボリューション、インプレッサWRXをそのまま小さくしたようなブっ飛びKをリリース、ワークスやTR-XXが速いのは速いも少し攻めると足やボディが悲鳴を上げる中でダンガン、RX-Rは後出しだけありその部分も煮詰められており90年代初頭のまだバブルの香りの残る好景気の時代、Kとは言え金掛かってましたよ、エェw

とても軽のクオリティではなかったスバルヴィヴィオ
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ワタシ的にはこの頃でもまだ20代後半、今こうして振り返ると魅力溢れるKがゴロゴロしていた中で普通車のハイパワーしか眼中なかったですが仕事で下取りした古いミニカバンを何のけなしに転がすとこれがオモロイ事!

360→500/550の新規格(当時の)に移行する過渡期のモデルで旧ミニカ70~73(69~73年)時代の商用バン、これを何と82年まで造ってた訳、もちろんこんなのは当時とすれば本来解体屋直行なのですがあまりに面白くて延命して半年程乗ってました、旧360時代のボディに550ccのエンジンを載せしかもこの頃はミニカ、FRでしたのでパワーはないながらバンという質素さからなる軽量なFRはどれ程愉しかったか!これで箱根や大垂水を夜な夜な走ってましたからね、当時から変質者(笑)
乗用ミニカより商用だったのも排ガス規制が甘く当時の2Gエンジンの本来に近いパワーがあったのも魅力、28ps位だったかな!?でも4MT+FRの軽量ミニカ550バンはとにかく面白かった!
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90年代、ついに行きつくとこまで行った感があるビート、そしてカプチーノも殿堂入りですナ!
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ビートは久々のホンダの魂を見せつけられたしカプチーノはわざわざFRレイアウト!どちらも転がした事ありますがそのタイトさで欲しいまで思えないもこれぞバイクの延長でしょ…

と思い出話は尽きないですが現在、普通車でワタシ的感覚の”愉しい”を味わおうとすればかなりの出費ですよね、GT-RしかりGRスープラしかりNSXなんて夢のまた夢…

今の若者にはワタシ的感覚の愉しさは絶対的に少数派は承知ですがそれでも確実に存在しています、現代だってその欲求を満たしてくれる、しかも安価で気軽にというKの原点を失わないモデルも存在しますよね?
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勿論普通車にだってスイスポだとか少しはあの頃を感じさせるクルマもありますが軽と比較すると維持費はそれなりにする、70~90年代のKに較べたら安全性などは隔世の感がありますし気軽にリーズナブルに走りが愉しめるのはクルマや中身は変わっても今のKも不変ではないかと思います、勿論定石であるワゴンRやタント、ジムニーなんかも否定しませんヨ、今も実用のek(オッティ)、過去には軽トラや軽ハコも愛用した身ですからそれぞれの用途で選べばいいと思います!

ただ走り好きには普通車に消えた”愉しみ”まだまだKには残っていると思うんでネ、ウチの息子らにも言うんですがそのうち所帯持てば嫌でも?ミニバンとかになる、走り愉しむならKという選択もあるから2台持ちできる位の稼ぎをしろよ!とw
今走り好きの若い衆にも同じ事云いたい、あっ、裕福な若い方はGT-Rでもポルシェでも乗って頂いて結構ですが(笑)
ワタシもダンガンが仮に何かの事情で手放さざるを得ない(震災とか水害とか…)場合、今後も”Kカー”に愉しみを見出して行こうと思っちょります(^^)v
Posted at 2020/07/13 22:04:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他 | クルマ

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