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2020年07月18日 イイね!

珍車PART872

珍車PART872珍車872弾、今回のもなかなか出会える代物ではないと思いますゼ(-_-;)

これが出た時は少なからず驚きましたねぇ、まぁ、時代的に初代レガシィが火をつけた空前の?ステーションワゴンブームですから出ても不思議はないながらまさか日産、実質GT-Rのワゴンを出すとは思いませんでしたし我が国を代表するハイパフォーマンスワゴンのTOPではないかと思います…。

⇒『平成11年(1999)初代C34改型ステージア260RSオーテックバージョン』!!

これも探そうと思ってもなかなか出ません、何せある意味特殊車!?的存在でしたからね、ワタシも実物触ったのは2回程度、転がしたのはたったの一度でした…。

当時仕事で日産にも出入りしており茅ケ崎のオーテック本社で新車を造ったばかりの時に内覧的がお初、その後出回ってから中古を一度扱った程度ですがインパクトはハンパなく今でもその時の驚きはよーく憶えております(かつてのえんま帳という元Gureメモを見返してはいますがw)

カタチと名前は違えど実質スカイラインGT-Rのワゴン版、ステージアは96年、スカイラインR31のワゴンの後継としてラインナップ、強敵レガシィの車格を上回る高級Lクラスワゴンは長年そこに君臨したY31セドグロワゴンの後継も兼ねていたのでその豪華さはベースとしたスカイラインR33やC34ローレルを超える豪華さと紳士的な造りがウけ、ステーションワゴン全盛期の力もあり人気モデルとなりました。

ライバルはトヨタのクラウンエステート(S170系)と定めただけありその豪華さはある部分では車格を超えていた印象、しかしより想像を超えたのが突然の如く現れた260RS、97年に当時のR33 GT-Rのエンジンやパワートレイン、足回り(Rr)をステージアに移植、気品あるLクラスワゴンに突然獰猛な日本最速ワゴンが現れいくらワゴンブームでも日産、こんなの出すか!?と誰しも驚いたと思います!

もちろん乗ってみてもとても大人しい?外見からは想像つかない足の速さは当然、ワゴンな分ボディ剛性はGT-Rと較べるとやはり貧弱さは感ずるもそれも街乗りだけなら充分の補強が施されエボワゴンとこの260RSだけはワゴンを忘れる乗り味でした。

R32でGT-R復帰後のまだまだ興奮冷めやらない中、次期R33 GT-Rがベース!
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まぁ、オーテックというところはR32時代の4ドア GT-R?(但しNA)やR33の4枚GT-Rとか普段は救急車とか特装車の開発/製作拠点ながら油断してるとこうしたスゲェのを出して来ますからね、にしても当時アベニールサリューとか対レガシィ用ハイパワーワゴンはメーカーが出していたのでまさかとは思いました、別名”GT-Rワゴン”、前述のクラウンエステートのアスリート(1JZ-GTE 直6 2.5L DOHC+ツインターボ280ps搭載)やレグナムVR-4(6A13 V6 2.5LDOHC+ツインターボ280ps)等の他社Lクラス最速ワゴンを超える性能を誇示、GT-Rワゴンに相応しくアンチョコにステージアにRB26DETTを移植したってだけでなくスーパーハイキャスやワイドトレッド(ノーマルとはOFFセット別あつらえ)やブレンボブレーキなどGT-Rの性能をそのまま持ってきておりその迫力ある意匠もライバルを圧倒するものでした…。

ノーマルのステージアとは一目でその性質の違いが判る260RS
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後の三菱ランサーエボリューションワゴンやカルディナGT-FOURにも言えますが誰がこんなワゴンを求めるの?的な疑問はありましたがとにかくあり触れたGT-Rやエボとは異なるレア度と独特なオーラは凄かったですねー。

さて、現車ですが年式からすれば少走行?となる実働15万㎞、小規模事故落ちですが内外Cという高い評価を得ておりマニアにはタマらん状態、年式なりのヘタりはあるも機関的に致命傷はない様子!
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当時は不評だった33 GT-Rに代わりこちらを推す声もあの頃はよく聴きましたがワゴンブーム終焉と共に忘れ去られつつの感も否めない260RS、米国の25年ルールのおかげで天文学的値段になった人気のR32、R34に引っ張られるカタチでかつての不人気33 GT-Rも今や雲の上の金額、そこ行くとこの出品車もまだ常識的な金額(それでも素のステージアの取引金額の10倍してます!)なので名器RB26DETTを味わうには一番安い選択肢かもしれません。

GT-Rワゴンに相応しく5MTのみという潔良さが素敵な260RS現車の室内はまだまだ綺麗!
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しかし振り返るとこの頃の日産はやはり勢いと面白さ、情熱がありましたよね~、いや、90年代は日産に限らずどこもワクワクするような新車が目白押し、クルマ達の絶頂の時代でしたんで当たり前ですが後のゴーン体制期に移ってからどんどん没落、今やあの有様ですからねー、それでもZやGT-Rの火を燃やし続けたのは唯一ゴーンの功績だとは思いますがまた元気を取り戻して欲しいモンですね って三菱ヲタクが恐れ多い台詞ですが(大汗)

外装の状態も程度良く美しさと迫力はまだまだ失っていない出品車!
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出品は関東、落札は記載した通りGT-Rのようなお化け価格ではなかったながら素の初代ステージアは一桁万円流通の中、その10倍以上なのでこれのマニアの方々はお早目にお願いしまぁーす!って感じですナ(^^)/
Posted at 2020/07/18 21:24:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ

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