• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

元Gureのブログ一覧

2020年08月13日 イイね!

男70、GTアゲイン!?

男70、GTアゲイン!?この記事↓

https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/b887acf43e973255b218e425f65208202186db95/

ねー、鮮烈な?カムリデビューから40年だって!!そりゃ歳喰う訳だなや(*_*;

そうそう、1980年、免許取得を翌年に控えたワタクシでしたがクルマ界は排ガス規制パニックをようやく抜け出し日本のクルマ界、スポーティモデル市場に再び光明が見え始めた頃…

日産が市販初のターボを79年、430セドグロで発売し俄かなターボカーブームでもありましたがトヨタは従来からの売りである1600/2000のDOHCエンジン(2T-GEU/18R-GEU)、やや時代遅れになり苦しいながらも当時としてはまだまだ特別感の凄い”DOHC”を売りにしていた頃です、81年にはトヨタもクラウンMS110やMX61マークⅡ兄弟でターボ化に乗り出しますが基本的には水戸黄門の印籠の如く”DOHC”が武器、そんなターボvsDOHCの時代に新型車として発売されたのが『セリカカムリ』でした。

セリカカムリ、79年にデビューし破竹の勢いだった910ブルーバードにライバル心むき出しにし80/1”スポーツセダン”としてデビュー!!
alt

しかし既存2代目40系カリーナのボディに随所にセリカの雰囲気を盛り込んだ急造スポーツセダン風味のセリカカムリ、言わば虎(セリカ)の威を借りるファミリーカー(カリーナ)って感じでセリカ/カリーナ、そして130系6代目コロナの廉価帯である1600/1800のOHVエンジン(12T-U/13T-U)搭載のみ、ベースのカリーナにも設定されていた1.6/2L DOHCの設定もない、グレードもカリーナ廉価をベースとしたLTとXT、XTスーパーエディションという当時ワイドバリエーションお得意のトヨタとしては珍しい小展開、カタチだけはオヤジ臭いカリーナにT字グリルやカムテール、Cピラーのエアアウトレットに輝く『CELICA』の文字が非常にソソられるも中身は安物カリーナでしたからねぇ、当時トヨタのスポーツ部門一人で担いクルマ好きには絶大な?人気と知名度の『セリカ』の名をもっても中身がこれだと新型モデルながら大した話題にはならなかった感じが…

伝説のトヨタ2000GTから拝借したT字グリルだろうが『CELICA』のエンブレムを付けようがカリーナでした、ハイ。
alt

どんなに新型と謳おうともセリカカムリ、何せ当時の910ブルの人気はすさまじくベースの40系カリーナ、セリカが既に発売3年を迎えており新鋭910には敵う筈もなくそれでもブルを喰いたいトヨタは遂に80/8、~ハリボテだけのセリカセダン~と嘲笑を止めるべくセリカカムリにも待望の?DOHCを搭載、エンジンはお馴染みの2L DOHC EFI 135psの18R-GEUで既にコロナやセリカカリーナの最上級『GT』の顔エンジンであり目新しさはないものの見かけ倒しだけだったセリカカムリがようやく本物になった!って気がしましたねぇ、使い古された名器でも名実共にホントのスポーツセダン到来って感じで。。。

80/8、スポ車ファンにはアツイ眼差しで迎えられたセリカカムリ2000GT!!
alt


18R-GEUと同時にライトスポーツ(SX)用に3T-EU(1.8L OHV EFI 105ps)と豪華モデル2000SE用21R-U(2L OHC 105ps)も同時設定、トヨタらしいワイドバリェーションとなる。
alt

現代目線ですとお笑いですが2バルブのDOHCや当時は”スポーティ”でも充分訴求できたインジェクション(EFI)、当時は「これでカムリも真のスポーツモデルになった!」と喜べたモノです、3TなんていくらEFIでもOHVですからね~、上は全く廻らなかったしで。

GTのセールコピーは『男30、GTアゲイン』、20代でスポーツモデルを引退し結婚して落ち着いた後、再び4枚の大人なGTに!を意図したキャッチ、カムリが40年経過した現在、当時の30歳ももう70歳、この年代の方なら子育ても終わりミニバンやSUVなんて必要ない筈、セダンのカムリに再び向かってもおかしくはないですからセダンモデルの衰退が激しい昨今、『男70、GTアゲイン』と、この位のコピーはシャレでいいんで40周年を機会にやってくれんですかね、トヨタさんwww

日産は60年代から採用していた4独を80年代で売りにしていたのも「技術の日産・販売のトヨタ」と言われた所以ですが逆にこの頃トヨタは日産のクルマ造りに追いつきそして追い抜いた時代とも言えるでしょう。
alt

当時のコロナを除く4気筒モデル(スターレット~カリーナ/セリカ)最上級に与えられた『SE』グレード、セリカカムリにも設定しワイドバリーェーションが完成!
alt

ワイドバリェーション完成後のセリカカムリはデビュー時の ? 的な眼差しからは解放されGTを筆頭に人気も上昇、さすがに神的存在だった910ブルには追い付けませんでしたが当時もうモデル末期だったベースの40カリーナ/セリカが人気衰える中3兄弟では随一の人気を誇ります、しかしデビューたった2年後の1982年、ベースがFMCを行いこの時、セリカ/カリーナからは独立して『トヨタカムリ』となりトヨタ初の横置きFFセダンとして新たにスタート、この後現在まで流行を追わない堅実なセダンとして地味ながら存続、カムリデビュー時を知る世代としてはよもやセリカやカリーナが消えた後、カムリが継続するなんてツユ程思わなかったですし感慨深い、特に米国ではプリウスと並んでトヨタの代表的人気モデルになろうとは!! 40年前には誰も、恐らくトヨタ自身でさえも想像できなかったのではないでしょうか?

今回取り上げた初代セリカカムリを除き2代目(実質的には1982年デビューのSV10型2代目カムリが『カムリ』としては初代だとワタクシ的には思います)以降はそれ程地味なクルマでしたがトヨタでもBigネームが次々消え去る中、よくぞここまで存続し頑張った!感動した!(by小泉w)って思いますナ、とにもかくにもカムリ40周年、おめでとうと言いたい(^^)/

alt
Posted at 2020/08/13 12:17:54 | コメント(2) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ

プロフィール

「大化けした往年のNICE MODEL VOL.15~3代目A30型日産プリンスグロリア http://cvw.jp/b/2682511/48509525/
何シテル?   06/26 19:01
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2020/8 >>

      1
234 5678
9101112 13 14 15
1617 18192021 22
23 242526272829
30 31     

リンク・クリップ

あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/16 22:31:38
《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:21
あのクルマの系譜・その2~三菱ランサー編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:05

愛車一覧

三菱 ランサーエボリューションIV 三菱 ランサーエボリューションIV
2015年導入、当時凝っていた菱旧車集めの1台で一時息子に乗らせながら共同所有、2022 ...
三菱 eKスポーツ 三菱 eKスポーツ
2023年11月より愛用、常に2~3周遅れで三菱軽を愉しむワタクシ、パジェロミニVR-Ⅱ ...
ヤマハ XJR1300 ヤマハ XJR1300
単車らしいオーソドックスな80年代風ネイキッドスタイルはやはりワタシの年代には刺さる!! ...
スズキ ジムニーシエラ スズキ ジムニーシエラ
次男坊が初購入の新車!我が家として平成9年のエボⅣ以来24年ぶりの新車迎い入れ! 次男 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation