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2021年07月19日 イイね!

珍車PART914

珍車PART914
今回も大物っすヨ!

我々世代(アラフィフ、アラカン)には幼き頃の身近な憧れのクルマ、街中に普通に居たのにTS仕様になってサーキットを駆け抜ける姿は惚れ惚れしたもんでしたぁ~。

そんな今回のお題はコレ

⇒『昭和46年(1971)2代目B110型サニークーペ1200GX』!!

70年代のツーリングカーレースでKP47/61スターレットと共に富士や筑波で暴れまわった110TSサニーの活躍は今も色褪せない、元々は普通の大衆車、ファミリーカーのスポーツクーペでしたが搭載するA型エンジンの素性の良さ、軽量ボディ、当時としては抜群だった空気抵抗低減スタイルが家族の主役からレースの主役に引っ張りだことなった110サニー、その潜在能力の高さから次期210サニーにFMC後も大型化したこれを嫌い競技ユーザーからの要望で80年代までホモロゲ延長を繰り返しライバルだったスターレットがKP47がKP61に変更後も長い事サーキットを駆け回っていました!

子供時代、普通にその辺にあったサニー、しかしこうなると別物のド迫力で魅入りました!
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210を飛び越えて310サニー(77年発売)が110の素性を継ぎ70年代後半から80年代にかけて110→310への置き換えがレース界で行われましたが110のファンは数多く今ではハコスカ/ケンメリ/S30Zと肩を並べる高額日産旧車となったのも当然の成り行き、110サニーには2/4ドアセダンとこのクーペに商用バン、そしてお馴染みのB120サニトラがラインナップ、セダン/クーペは新しくても1973年という既に半世紀近く昔のモデル、しかも走り屋層に愛され70~80年代にこれらのベース車輛となり様々なカスタマイズをされ走り込まれ廃車と言う運命を辿っており比較的近年の94年迄販売していたサニトラがその後~現在にかけても弄りベースになる程に未だ110系人気は衰えないのは凄いですよね~。

110はクーペでなくてもセダンでもバンでもトラックでもその軽快さはグレードに関わらず共通だった、なのでクーペが品薄になればトラックを弄る、そのトラックは90年代まで現役だったのも110人気を長く継続させたのは当然、しかし110にはライバルのカローラがいち早く1400ccをラインナップしたため対抗馬としてブルーバード510のL14型を移植した「エクセレント」を71年に追加しますがこれ位かな?人気なかったのはw
エクセレントは重いSOHCのL型エンジンで軽快さが薄れ走りもイマイチでしたからねぇ、これも実体験アリは言うまでもナイ!!

B110~B210で評価が低く駄作扱いのエクセレント1400、80年代には1200は残ってもエクセレントは問答無用の潰しでした…
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それでは残存がもう絶望的になってきた1番人気のクーペのお出まし!!

いやー、しかしよくぞ残っていましたよ、しかもほぼオリジナルの姿だし改造の魔の手?を逃れた110クーペ、感動です!(^^)!

一度フルレストアを受けた様子、R点の内外Cと言う内容ながらそんな事は気にしてらんない位実働オリジナルが現存するという事に意味がある!
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B110時代はかなりの高額スポーツでない限りまだ4速フロアが当たり前でしたが60年代後半から起こった第一次ハイパワーブームの影響からこのクラス、つまりカローラ/スプリンターのSLやSR、レビン/トレノ、三菱ランサーGSR/ギャランクーペFTO等が5速を採用、日産も110末期に5速モデルのGX-5を追加、しかしライバルと較べ日産独自の哲学からクロスミッションの直結5速とされよりスポーツマニアには唸らせるラインナップを施したのも最早伝説…
(出品車は4速の前期1200GX)

O/Dを持たず通常の2速の位置がロー、バック位置がTOPとなるクロスレシオが魅力のGX-5
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このGX-5、後に免許取り先輩がボロボロ(当時10年落ち、70年代車の10年落ちってあの頃はもうボロボロだったもんなぁ…)に乗っており何度か転がしましたがそりゃまぁオモロイ車!FRは勿論OHVとは思えないA12型エンジンの軽快な吹け上がりと軽量ボディ、そしてオイシイ所をうまく引き出す適切なギアレシオには驚愕です、もう40年前の想い出ですが今もあの感動は鮮明に憶えており仕事柄数えきれない程の沢山のクルマでのドライブ経験の中でも1、2を争う愉しさだったと断言できますネ!

レストア済だけあり非常に綺麗な室内は当時の日産の雰囲気が手に取るように感じられるフルオリジナル!
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距離は※なので実走とは言えませんがAAでは5桁は全て※(走行不明)扱いなのでね、しかしあながちオドも間違いない位の程度の良さだと思います!
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現役時代、イメージカラーだったサファリブラウンに次いでよく見かけたブルメタもレストア済だけありビカビカ!
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これは日産バカだけにとどまらずの涎モノですねー、名車数多き日産車の中でも非常に琴線に触れるB110、思い返せば60年代の日本GPでのフェアレディSR311の雄姿に触れてから始まりサファリラリーでの510ブルの活躍、それ以後のラリーシーンでのS30Z、710バイオレット、そしてB110~310サニー…

かつての日産はクルマ好きの子供にすらこうしたレースシーン、ラリーシーンでワクワクさせてくれるモデルだらけ!ゴーン以降~現在の日産とはまるで別物になってしまい哀しいですがみなぎる情熱多きエンジニアがいた日産はもう帰ってこないんだろうか!?!?

あっ、出品車はぶっ飛んだ落札がなされております、このご時世なんで店頭プライスは500?600?と言うレベルなのは相違ないでしょう。

(^^)/
Posted at 2021/07/19 21:10:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ

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