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2022年03月18日 イイね!

珍車PART931

珍車PART931
お久しブリーフのAA珍車コーナー!

往時は当たり前にウヨウヨしていた大衆車・ファミリーカー程再販価値はせいぜい1度か2度、特に90年代まで11年超えると車検が1年になっていた関連もあり1年車検になってまで古い大衆車を維持しても仕方ない、ってーんで潰される(解体)が運命ってのが殆どの中、稀に現代でも60~80年代の大衆車が現れる、そんな健気な姿を見ると思わず拍手したくなるのはオレだけか!?


こういった個体は年式相応のヤレだらけのモノもあれば未再生ながら車庫保管?で大切に管理されたモノも出現する、後者のケースは大概のヒトが経年劣化に身を任せメンテもロクにしないこれら大衆車オーナーの中で稀有な存在、こうした個体を見ると「いいオーナーに巡り合えて幸せだね!」と心の中でクルマに声掛けたりとw

今回のお題は正にそんな奇跡の?大衆車っす(^-^;

⇒『昭和56年(1981)4代目AE70型カローラセダン1500SE』!!

コレ、ワタシが現役営業マン時代に新車や下取りなんかでさんざん触ったクルマ、入社してすぐに80系がデビューしたんで新車の販売経験は数える程ながらそんなモデル末期でも非常に好評で黙っていても売れた、確かに当時としてはこのクラスのモデルとしてはよく出来ており先代までのカローラ=安物のイメージを覆すに十分な出来栄えだったしファミリーモデル~DOHCのハードモデルまで老若男女全てに愛される無敵の存在、大衆車初の4ATモデルや経済性に優れるDeモデルも揃えFR時代のカローラの最高傑作と今も信じて疑わない、それ位コイツには稼がせてもらったなんていうカビ生えた想い出が蘇る…

ワタシも若かりし頃に71レビン乗っていたしこれでクルマの運転を学んだ部分も多く(自損事故なんかも含む)特別に思い入れあるモデル、そんな70カローラ!
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70カローラはボディやエンジンバリェーションも豊富、王道セダンは2/4ドア、HT、クーペ、LBにバン/ワゴン、エンジンも1.3Lから1.8Lまで揃えていたし特に70の完成度なら上のカリーナやコロナ、セリカは必要ない?というレベル、特に永らくK型エンジンを主力にしてきた歴代カローラに新開発のA型エンジン(3A-U型
SOHC 1.5L)が70から採用されメイン化、レスポンス、燃費、普通の1キャブエンジンとは思えない高回転までストレスなく廻る俊敏さはOHVのK型には無かった味でこのA型の秀逸さ=70カローラの高評価だとも言える、勿論従来からの4K-Uや2T-GEU、13T‐U等を搭載するモデルも変わらず好調ながら70の売り上げの半分は3A‐Uモデルだったんじゃないかなぁ と。

70カローラと言えばスポ車マニアとしては外せない前期丸4の1600GTが大人気だしプレミアム化!
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今回の出品車は正にそんな往時のTOP的存在かつ70カローラの最高峰であった1500SE(末期にはこれの上位にSEサルーンも設定される)、往時は廉価版の1300DXの次によく見たかな?セダンのバリェーションはSE(GT)>GL>DX>STDが基本、ここにお買い得モデルや特別仕様などが加わるがとにかく今も営業車などで需要が高いカローラアクシオ同様、この時代から1300DXのフリート購入が多くその数は凄いモンだった…

現車、角2となった後期型(81~83年)奇跡の3.5点評価、内外CD、距離は10万㎞チョイ出た位でコンディションも上々!出品票、グレードがSIになってるけど間違い、ホンダじゃねーしw
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OIL漏れやA/C不具合はあるようながら致命的な機関の不具合は見受けられず評価点の内容から推察してかなり丁寧に大切にされてきた個体の様子、当時モノ2桁ナンバーではないながら歴代オーナーが慈しんできたんでしょう、恐らく未再生ではないでしょう、このレベルで現存するAE70は殆どないと思うしで…。

C評価という高得点な綺麗な室内、プロのクリーニングで新車のようになるレベルがこの評価なので落札後の掃除が楽しみになる?
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レースのハーフシートカバーがいい味出してる、これぞ80年代のファミリーカー!!www
今更ながら当時の最高グレードでもRrシートのアームレストは無し、今は当たり前になっているけどそう言えばそうだよなぁとまたまたカビ生えた記憶が蘇るw

白いボディに致命傷はなくSEだけに与えられた各部メッキパーツもピカピカ!
純正テッチンは当然、希少なハーフホイールカバーやホイールリングもオリジナルのままで310サニー同様、昨今はカスタマイズされる個体ばかりの70でフルオリジナルな姿を残しているのもGood!!
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出品はナンバーの通り西日本、特に”京都”は長野や山梨同様にこうした旧車の宝庫の様子、古い文化を大切にする土地柄らしい奇跡の逸品!

落札額は2~30年前なら単なるゴミ価格だったのが信じられん高額、とは言えGTではないので3桁までは行かないもプライスボードは確実にそれを超えるレベル、しかし昭和の名大衆車がその金額なら買う価値はあるな!って感じ(^^)/

Posted at 2022/03/18 17:15:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ

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