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2022年08月22日 イイね!

珍車PART943

珍車PART943長い盆休みも終了、特段ヤル事もなく てか暑すぎて何もできんわい(-_-;) って感じで…

何もしないからネタ枯れ→そんな時はAA珍車コーナーっすよね、コレ、最近多いけど一応目標1000が近いのもありペース上げてる、PART1000で終了するか続けるかはそん時の気力次第ってこんで…

今回もストックからの捻出、これも大量生産→大量消費→10年以内に淘汰という哀しい大衆車の性を感じさせる1台!

⇒『平成元年(1989)6代目B12型サニーセダン1500スーパーサルーン』!!

ねぇ、このB12も人気高く売れまくり80年代後半~90年代中頃はウヨウヨしていたけどどこ行った?的に今では全く見かけない、同時期のライバルカローラ90系なんかは貿易でまだ値段が付くのでAAの場ではまだ時折出てくるもサニーの場合それもなし、よほどの個体でスポーツモデルであれば昨今の旧車ブームでサルベージされる可能性もあるも現車のような普及型モデルはそれも難しくあれほど走っていたにも関わらずすっかり見かけなくなった代表的な車種かもしれない…

かつてはカローラの対義語でもあった”サニー”カローラは健在ながらもかつてこれに闘いを挑んだライバルの筆頭であるサニーの名前も消えて久しい、2006年に廃盤以降その役目はマーチやティーダ、ノート等に譲り純粋な大衆モデルとして知る世代も40代以降か…!?

しかしこれより旧い世代のサニー、初代B10~B310迄のFR時代のモノはそれこそ旧車プレミアム化、この事により若い世代でもクルマ好きならサニーの名前、それなりに通っている筈!

余談ながら日産の凋落ってサニーを始めセドリック、ローレル、ブルーバード等老舗ネーミングを一気に消し去ったのも要因があるように思える、日産好きはトヨタ以上に日産車への思い入れが大きい傾向があると思うんで愛着あるこれら車種名を大事にしなかったツケが今も影響しているような気がして…。

出品車は1985年デビューの6代目、先代B11型がFFに転換、丸っこいボディとFF方式となる、従来のFRサニーが大衆車の側面で非常に機敏でスポーティな部分も人気があり”安価で楽しいクルマ”というサニーの印象をB11は大きく変えてしまい人気は急落、B11はカローラに圧倒的に差をつけられたのでリベンジを賭け?直線的なスクエアなスタイリングとしスポーティ&高級さを打ち出しB11では未完成感もあったFFを煮詰めてデビューしたB12は大成功、この時期カローラもメインのセダン系はFFに転換しスタイリングもイマイチの評だった事もありB12はカローラに肉薄、CMコピーの”トラッド・サニー”もクルマのイメージ=トラディショナル というイメージがピッタリでかつてのサニー同様、カローラよりも若い世代のオーナー支持が高かった感じ。

B12サニー”トラッドサニー"CM


あっ、この型になってからサニーはB10~310迄ラインナップしていたクーペを86年に復活(先代B11ではHBクーペ→2BOXのHB化)、歴代クーペはスポーティさ満載で人気高かったながらこのB12では『RZ-1』と名付けるもセダンのクリーンなスタイリングをぶち壊す流麗でも何でもないスタイリングが酷評され販売はセダンとは比較にならない燦々たるもの、後続B13では『NXクーペ』と名乗りサニーから独立するもこれも不発、B12以降はサニー=セダンのイメージが強くなった感じですナ。

まず見かけななかったサニーRZ-1
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現車、走行14万㎞で3点評価、内外Bという内容で年式なり?ただ機関面やボディに重大な瑕疵はない感じでまだ現役続行は可能な様子!
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B12サニー、人気の要因はそのスッキリとしたスタイリングである点は先述の通りながら当時有名評論家からは「スタイリングが古すぎる、10年遅れてる」と揶揄されている、確かに全体のデザインや各部の細かい処理等は10年近く前に出た510ブルーバードの面影を感じさせてのは事実、しかしオーソドックスな見慣れたスタイリングが安心感を高めB12のHITに繋がった訳で昔、”評論家の褒める車は売れない”みたいなジンクスがあったけどB12ではその逆である”評論家がけなす車は売れる”てって感じでw

B評価の綺麗なインパネ、見切りがよく扱い易さは大衆車として秀逸なデザインだったと…!
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外装も致命的損傷はなし、現車は87年MC後の後期型となり前期に較べより高級感を増す!
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出品は北関東、落札額はこういうクルマなのでまだプレミア化には遠く部品取り?的な取引額、FR時代のサニーならば走り系マニアに人気があり既に高額化しているもFF以降のサニーにはその兆候もないかな?
クドいながらあれほど見ない日はなかった程走っていたのにスッカリいなくなってしまい今や希少な個体、サニーマニア、日産マニアの適切な保護下で生き残って欲しいモンですナ!
(^^)/
Posted at 2022/08/22 15:00:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ

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