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2025年03月08日 イイね!

”変態と呼ばないで!”納得のマイナー・モデルを振り返る…第40弾!!

”変態と呼ばないで!”納得のマイナー・モデルを振り返る…第40弾!!

”納得のマイナー・モデルを振り返る”第40弾、現在のGR86&BRZ以前に”名車AE86の再来”とデビュー前、大いに期待されていたトヨタ『アルテッツア』のボディバリエーションだった『アルテッツァジータ』を取り上げてみたいと思います!


アルテッツア自体は成功とは決して言えないモデルかもしれませんが少なくとも”変態”ではない、往時はそれなりに見かけたし乗ってみても魅力のあるクルマだった…

ただアルテッツアは発売前の期待(触れこみ)が大きすぎて出てきた時は「どこがAE86だ?」的なアンチ意見が多くこの時期(1998年)にAE86同様のFRでデビューしてきた事は賞賛に値するものだとは思うもコスト削減から上級のプログレ等とシャシを共有、このためサイズが思いのほか大きく運動性能もイマイチの評価、2ドアのAE86とはコンセプトは全く異なりクルマ全体も当初売りにしていたスポーツセダンなのかプレミアムセダンなのか?中途半端な印象も要因で芳しい評判ではなかったと記憶しています、当時でも伝説化していたAE86の面影を追う層には期待が大きすぎた分、蓋を開けてみたら!?!?って感じだったのでしょう…。

1998年、久しぶりに新ミドルFRセダンとしてデビューしたアルテッツァ
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”中途半端なスポーツセダン”と揶揄されながらも当時としては貴重なFRセダン、当時のトヨタ4気筒スポーツエンジンである3S-G搭載のFRはアルテッツアの大きな魅力でもあり大人気までは得ずともそれなりの数は見かけたモノ、依って決して変態ではない!

そんなアルテッツアに3年後となる2001年に追加されたのがジータ、シューティングブレーク風の5HBモデル、当時は人気あった多用途のステーションワゴン需要取り込むを目論んだモデルでした。

2001年追加のアルテッツァ・ジータ
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しかし欧州では当たり前なこのボディ形態(5HB)、日本ではほぼ不人気を繰り返してきたモノでジータも例外なく不人気、ワタシも実物走っているのは4~5回程度しかないかも💦
(因みに海外では『レクサスISスポーツクロス』としてラインナップ)

ジータは仮にも”スポーツセダン”を名乗るアルテッツアのバリェーションなのでRrのオーバーハングを詰めHBながら運動性能も考慮した形態、スバルのインプレッサスポーツワゴンやマツダファミリアSワゴン等と同様の悪く言えば”寸詰まりワゴン”、従来の5ドアモデルに較べると個人的にはスポーツ性は感じるもスタイリングは好みではなくこれならレガシィい等の純粋なステーションワゴンを選ぶかな~ が素直な感想で市場でもそうした考えが多かったかな?ジータや上記例として挙げたモデルは総じて少数派だった気がします。

ラゲッジはワゴンに較べると狭いながら確実にセダンよりは多用途でした…
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アルテッツァジータの概要

全長4505㎜
全幅1720~1725㎜
全高1420㎜
ホイールベース2670㎜

エンジン
1G-FE型 2L 直列6気筒 挟角DOHC VVT-i 160ps
2JZ-GE型 3L 直列6気筒 DOHC VVT-i220ps 

タイプ
5ドアHB

駆動方式/ミッション
FR,フルタイム4WD/4速,5速AT、6速MT

サスペンション
前後:Wウイッシュボーン

車重 :1540 kg


搭載エンジンはセダンでは注目されたスポーツエンジンである4発の3S-GE型は載せられず6気筒モデルのみ、1GのAS200とセダンには無かった3L 6気筒のAS300のラインナップ!

VVT-iにより最終進化となった1Gエンジン
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ジータは乗車経験がないのですがセダンは1G、3S-G共経験がります、個人的にはアルテッツアには1Gの方が生理的にはピッタリで3Sではやや荷が重い感じ、トルクフルな6発の方が街乗りでは圧倒的に乗りやすくそれでも過去のDOHCであるR系に較べれば3Sでも充分現代(当時)のエンジンを感じるよくできたモノでしたが長い歴史を持つ最終進化版の名機、1Gの素晴らしさには適わない、クルマの性格的にセリカやカリーナの方が3Sは似合っていたかな!?ただFRで3S-Gを味わえるのは大きな魅力で実際アルテッツアデビュー当初は3SのRS200が売れ筋でした(後のメーカー販売戦略もあり1Gや2JZ推しに変化していきます…)

室内はミドルクラスとはいえFRの弊害で狭かったですね~、昔はFRが当たり前だったので感じないながらも2000年前後では既にFFの室内に慣れておりFRの室内、運転席足元のタイトさと特に後席は窮屈そのもの、まぁまだそれでもマークⅡ(X)やクラウン等高級車とスポーツモデルはFR!!の時代でしたからこれはアルテッツアの-ポイントにはならないでしょう、ジータは用途的に微妙ですが…

インパネや室内意匠は基本的にセダン/ジータ共通
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2005年、海外ブランドのレクサスを国内展開に伴いアルテッツアはレクサスISとしてFMC、これによりアルテッツア、同ジータのネーミングは1代限りで消滅しています。

アルテッツア廃盤から既に20年、それでもセダンモデルは希少なFRという部分もあり今でも比較的生息するもジータは元々売れてないのもあり今や見る事はまずなくなってしまいました、セダンモデルがそれにより再評価しだした中でジータは最早忘れかけらえている?これも”変態車”認定したいと思いますが如何なモノでしょうかね!?


変態度指数:★★☆☆☆
Posted at 2025/03/08 16:00:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 変態車 | クルマ

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