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2010年10月31日 イイね!

保存版・ 癒しの素材???

保存版・ 癒しの素材??? 台風で出れず暇なモノで一気にクルマネタをUPしちゃい少々疲れました(汗

読んで下さった、コメント下さった方々もお疲れでしょう、我が家のアイドル(♂ですが…)のとっておきのポーズで癒されちゃって下さいナ(^^)v
Posted at 2019/04/15 18:43:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | | ペット
2010年10月14日 イイね!

保存版“華麗なる一発屋!!!”…マスターエースサーフ編

保存版“華麗なる一発屋!!!”…マスターエースサーフ編 “華麗なる一発屋!!!”今回は『トヨタ・マスターエース・サーフYR/CR20、30系』を取り上げま~す!

マスターエース・サーフはそれまでのトヨタミディアム1BOXのタウンエースの双子車として82/11、同車の初のフルチェンジで2代目20系発売時に双子車とし登場しました。



20系タウンエースの双子車として登場、タウンエースより高級感が与えられていました!
(写真は82/11~85/8の初期型)


↓ベースとなった2代目YR/CR20系タウンエース


20系(30系は後追加の4WD)タウンエース発売時はワタクシも売る側におりましてこのモデルチェンジは非常に評判が良かったです、かなり人気あり売れましたネ~。
それまでの1BOXが商用バンをベースにしていた為、荷室優先で運転席スペースが犠牲になるキャブオーバータイプですが輸出先、米国の衝突基準に合わせたスタイリングは衝突スペースを取る関係から結果的に運転席優先のスタイルとなりこれが功を奏しそれまでの自他共にバン丸出しの1BOXワゴン、というイメージを覆すお洒落なスタイリングを得、運転姿勢もボンネットタイプにかなり近く設計されていたのも評判が良く、特にこの頃から増え出した家庭の奥様ドライバーには好評でした!

↓従来型1BOXと違いドラポジに違和感を与えない運転席


さて、マスターエース・サーフですがこの頃、他人数が乗れ遊び道具も満載できキャンプや車中泊にも対応できるといった米国産のRVブームが既に日本にも訪れておりアウトドア派には一定の市場が築かれていました。

トヨタではオート店扱いのライトエースが1BOXラインナップのボトム、この上のミドルクラスにタウンエース(カローラ店扱い)、ラージクラスにハイエース(トヨペット店扱い)があったがトヨタ店向けがなかった事でこれ向けに用意されたのがマスターエース。
味付けをクラウン扱いのトヨタ店扱い車の為、ベースのタウンエースより高級なイメージに仕上げFrデサインをタウンエースの異形角2を角4に変更、またマスターエースのみ北米仕様の5マイル大型バンパーバンパーを装備、一部では『クチビルゲ』なんて悪口も言われましたがこれが精悍であり、また“北米”の外観からローダウンなどのカスタマイズを楽しむ層にも人気がありました。ただ、この北米安全基準は外観のみ、輸出モデルはバンパー内部にダンパーを備えた衝撃吸収タイプながら国内(マスターエース)はガワだけでした!
タウンエースがライバルを日産のバネットに照準を合わせていましたがマスターエース・サーフは2カ月早く発売されたバネットの高級バージョンであったバネット・ラルゴとしていました。

マスターエースサーフはトヨタがこの頃のRVモデルにネーミングしていた『サーフ』(カリーナ・サーフやハイラックス・サーフ)が示すように5ナンバーのワゴンモデルのみの設定、タウンエースとバッジ別双子(三つ子)のダイハツ・デルタには4ナンバーバンも設定するがこの辺もクラウン扱い店のイメージを考慮していました。
レジャーワゴンとしての機能は既に自他共に採用されていた回転対座やフルフラット、サンルーフ等全て織り込み済み、エンジンは三つ子同様に新世代キャブオーバー用エンジンである2Y-U1.8L OHV 1キャブ95psとカローラのディーゼルに搭載されていた1C型1.8Lディーゼル(後83/5~は2C型 2Lディーゼル OHC75psに換装)の2種でデビューしています。(タウンエースとデルタのバン/トラックは他小排気量もあり)
尚ミッションも旧10系タウンエースまではワゴンと言えどもバンベースの悲しさで3ATでしたが20系三つ子からは4ATとなりライバルの日産バネットや同ラルゴは相変わらずの3ATでしたので大きな差を付けていました。
ただでさえ重量のある1BOXですし長距離を走る事も多い事からこの差は決定的だったように思います!
足廻りはFr:Wウィッシュボーン、Rr:4リンクリジットでボディタイプは標準ルーフ/ミドルルーフ/ハイルーフにそれぞれトヨタの呼び名ではツインムーンルーフというサンルーフが組み合わされます。

マスター/タウンエースは仕事でもマイカーとしてもさんざん乗りましたが新世代エンジンといえども1.8Lではかなりアンダーパワー。もちろん 1人2人なら普通に走りますがフル乗車ではきつく夏場では登坂時はエアコンを切らないと満足に進まない感じでした、もちろん旧型10系時代のT系やR系エンジンよりは静かでスムーズではありましたが…

尚乗り心地ですがドラポジはボンネットタイプに近いながらやはりFrはタイヤの真上に座るキャブオーバーなので現代レベル(ミニバン)から較べると決していいものではないです、しかしこれも旧10時代、他社に較べると格段に良くなっており驚きました、当時の1BOXとしては革新的!

旧型ではいかにもトラックに乗ってる的イメージが限りなくボンネットタイプに近づいたものになっており違和感は悪路以外では感じさせないものでした。
このレイアウト(キャブオーバー)は現代レベルでは衝突時や乗り心地といった見地では不利ですがこのサイズ(5ナンバーサイズ)でここまでの室内スペースを実現できる術はなく今ではエルグラやアルファード等上級車種でないと得られないスペースは不利な点を考えても未だ捨てがたいモノがありますねー、その証拠に現在でも最終モデル(95yタウン/ライトエース)はまだまだ愛用者が多いですし。

バリエーションは最上級にグランドサルーン、以下ツーリングサルーン、スーパーツーリング、ツーリング、DXを設定、グランドサルーンでは多人数乗車が売りのこのタイプをあえて乗車人数を1名減らしセカンドシートを独立させたキャプテンシート(2名分)とする豪華仕様、生地も例のキャバクラ風味のモケットフカフカで個人的には1BOXの楽しさや使い勝手をスポイルする感じが好きではなく8人(セカンド3人)タイプに魅力を感じましたが結構これはこれで需要も多かったですね、デリカ等ではこれが大人気だった気が???

84/2、上級モデルにようやくパワー不足を補える2L EFI 115ps(グロス)の3Y-EU型が追加設定されます、3Y搭載、20psのアップは劇的に走りを改善しフル乗車の登坂でもストレスを感じさせない力を手に入れています。
85/8、初のマイチェンが行われます。
エクステリアはFrの角4ライトにフォグを追加、テールにガーニッシュを設けより乗用ワゴンらしくドレスUP!尚同時にタウンエースとデルタもマイチェンを行いこれらと同時に4WDモデル(YR/CR30系)とターボディーゼル(以下ターボD)モデルが追加されます!
またそれまでのツインムーンルーフに加えルーフの殆どをグラスエリアとするスカイライトルーフも追加されます。

マイチェンで4WDやターボDを追加しワイドバリエーション化(85/8~88/8中期型)


4WDはパートタイム方式、三菱デリカが築いた1BOX4駆市場に名乗りを上げましたたがデリカのようにクロカンレベルではなくあくまで日常の雪国、スキー場レベルの走破性を考えたモノ、デリカのような武骨さはなく4駆と言えどもお洒落なイメージに変更はありませんでした。
ターボDは2C型にターボを装着した2C-T型を搭載、この時期からpsのグロス→ネット表示切り替え期であり新追加の4WDのみネット表示がなされています。このため従来の2駆FRモデルに追加された2C-T搭載車はグロス88ps、4駆モデルはネット82ps(ちなみにガソリン3Y-EUは2駆グロス115ps、4駆ネット97ps表示、1.8L 2Y-Uと2C Dエンジンは4駆設定なし)となります。
尚この時、これまでバンを設定しなかったマスターエース・サーフに5ナンバーながらバン的要素の強いSW(スイッチワゴン)を設定、これはタウンエースには既設定でしたが1年車検を嫌うユーザーの為便せん上5ナンバーワゴンとしながら装備などはバンに準じるもの、税金と車検の引き換えながらそれなりの需要がありました。

88/8、再度のマイナーチェンジが行われ後期型となります。
お約束の顔とお尻の変更ですがイメージの変更は大幅なモノ、この頃トヨタのデザインは角→丸に移行する時期だあったため角カクだったこのモデルもデザイン的に丸みを強調するモノとなりました。
Frドアのベルトライン先端部まで下げ丸味を強調してましたがベースデザインを壊してしまう感じが個人的には?な感じ、オリジナルの軽快さはかなり薄まり重々しいイメージになりました。
インパネも90年代に準じる新デザインに変更されちょっとしたフルチェン的な変更でした(型式に変更なし)

大幅なFr/Rr変更がなされ丸味を与えられた後期型(88/8~92/1)




↓インパネは新設計され90年代を目指すモノとなる。


このマイチェンでは8人乗りタイプがこれまで2名+補助席だった形態が完全3名シートに変更され使い勝手が上がっています!

このようにマスターエース・サーフはバンを除き常にタウンエースと歩んできましたが92/1にマスターエースのみ生廃となりました…
タウンエースはこの時再度大幅なマイチェンが行われまた、ボトムであったライトエースもタウンエースと同一ボディとなり継続されています。

↓マスターエース生廃後も継続されたタウンエース(ライトエース)は外見はフル
チェンに近い変更が施されてています。(最終型タウンエース92/1~96/10)


マスターエース・サーフの生廃はトヨタ店にてエスティマ・エミーナが92/1に発売された事によるモノ、90年に発売され大人気を得た初代エスティマをサイズダウンしラルゴの対抗馬とした事からマスターエース→エミーナへの代替わりとなり立位置的にはエミーナが後続ですがクルマ的脈略はなくこの意味で“マスターエース・サーフ”は1代限りの絶版車であり立派な『一発屋』です!!

↓マスターエース・サーフの立位置後続はエスティマ・エミーナ


兄弟だったタウンエースはライトエースを兄弟化しタウンエース/ライトエースNOA→NOA/VOXYと発展し現在に至る訳で既にマスターエース・サーフは忘れ去られた存在になってしまい決して“華麗”ではないかもしれませんが庶民的1BOXのタウンエースとは違った少数派の元祖高級1BOX!として当時少し憧れの眼差しで『オッ』と眺めてたのを憶えておきたい、そんな風に思えるモデルです。。。
Posted at 2017/11/14 17:48:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 一発屋 | クルマ

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